2008年1〜6月配信機種
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2008−6−24

キヤノン

高い生産性を実現したB0ノビ対応の大判インクジェットプリンター
2機種を発売
CAD、GIS出力用途向けのフラッグシップモデル“imagePROGRAF iPF820”
ポスターや掲示物などの大量印刷にも幅広く対応する“imagePROGRAF iPF810”

imagePROGRAF iPF820
imagePROGRAF iPF820
 
imagePROGRAF iPF810
imagePROGRAF iPF810
オプションの「巻き取り装置 TU-06」装着時


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、B0ノビ(44インチ)用紙サイズに対応したCAD、GIS(地理情報システム)出力用途向けのフラッグシップモデル“iPF820”と、ポスターや掲示物などの大量印刷を行うプロダクション市場まで幅広くカバーする“iPF810”を8月下旬に発売し、ラインアップをさらに強化する。


キヤノン imagePROGRAF iPF820 ‥‥ 価格(税別) 169万8,000円(発売日:2008年8月下旬)
キヤノン imagePROGRAF iPF810 ‥‥ 価格(税別) 119万8,000円(発売日:2008年8月下旬)



 新製品“iPF820/iPF810”は、プリントヘッド駆動速度や用紙カットを高速化することでA1サイズ1枚約25秒※1の高速印刷を実現している。さらに、用紙の給排紙に要する時間を短縮することで連続印刷時のスループットの向上を図り、A1サイズを最大で毎分2枚※1印刷可能な高速出力を実現している。合わせて、印刷中でも交換が可能な700mlと330mlの2種類の大容量インクタンク※2や、80GB大容量ハードディスクドライブの搭載など、大量印刷に適した高い生産性を備えている。

 また、“iPF820”には、種類やサイズの異なる用紙を2本同時にセットして高速に切り替えたり、同じ種類やサイズの用紙を2段両方に装填して交換頻度を軽減させることが可能な2段ロール給紙や、長尺印刷や大量プリント時に威力を発揮する大容量バスケット※3を標準で装備している。一方“iPF810”は、巻き取り装置(オプション)を装着することで、長尺プリントを自動で巻き取り、大量出力時でも効率的な印刷が行える。

 両機種とも、さまざまなサイズの図面データを出力用紙上に効率的に配置し、少ない紙の量で印刷できるネスティング機能※4や、出力用紙の幅に合わせて図面データを自動的に回転し、余白を少なく印刷する自動回転機能※5を搭載しており、出力用紙の効率的な使用が可能。また、表示されるウィザードとガイドに従って操作するだけでMicrosoft Wordで作成した文書や図を簡単に大判サイズに印刷することができる「Print Plug-In for Word」を同梱するなど豊富なソフトウエアソリューションも用意しており、多様な印刷ニーズに的確に応える。



※1「普通紙」、「はやいモード」において。用紙のカット時間を含む。
※2製品同梱のインクタンクの容量は330ml。
※3“iPF810”は、オプションの「キャスター付バスケット BU-03」で対応可能。
※4HP-GL/2、HP RTLデータのみ。
※5HP-GL/2データのみ。











2008−6−13

キヤノンが電卓のラインアップを強化

業界初、電卓とテンキーを搭載したマウス“LS-100TKM”
ローンの計算など各種金融計算が可能な電卓“FN-600”

LS-100TKM(開き)
LS-100TKM
FN-600
FN-600


 キヤノンマーケティングジャパンは、業界で初めて電卓とテンキーを搭載したマウス“LS-100TKM”と、ローンの計算など各種の金融計算が可能な電卓“FN-600”を6月下旬より順次発売する。

キヤノン LS-100TKM ‥‥ オープン価格(発売日:7月上旬)
キヤノン FN-600 ‥‥ オープン価格(発売日:6月下旬)


 新製品“LS-100TKM”は、折りたたみ式のボディに、業界で初めて電卓とテンキー、マウスの3つの機能を搭載。本体を閉じた状態では、光学式のマウスとして使用することができ、画面のスクロールが簡単なスクロールホイール機能も搭載している。本体を開けば、テンキー電卓として使用することが可能で、一般的な電卓の計算をしたり、テンキーで数字を入力したり、電卓で計算した結果をパソコンに送信することができる。

 新製品“FN-600”は、ローンや繰り上げ返済・借り換え、定期預金・外貨預金といった複雑な金融計算を、画面に表示されるナビゲーションに答えるだけで簡単に計算することができる。ローンの計算は、一般的な元利均等方式に加え元金均等方式にも対応するなど、さまざまな借り入れ条件を設定して算出することが可能。豊富な金融計算機能を搭載しながら、視認性に優れた大型の液晶表示とスリムなボディデザインを実現している。

 ※2008年6月12日現在。日本国内において。

「全国の有力家電量販店販売実績を集計する」GFK Japan調べ。2007年1月〜12月のテンキー電卓(PCキーボードより電卓機能有りを抽出)において。











2008−6−11

キヤノン
小型・軽量ボディで誰にでも気軽に高画質撮影が楽しめる
エントリークラスのデジタル一眼レフカメラ“キヤノン EOS Kiss F”

EOS Kiss F
EOS Kiss F
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS装着時


 キヤノンは、EOS DIGITALシリーズの高画質・高機能をさらに手軽に楽しめるエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ“キヤノン EOS Kiss F”を6月下旬より発売する。

キヤノン EOS Kiss F ボディ ‥‥ オープン価格(発売日:2008年6月下旬)
キヤノン EOS Kiss F レンズキット ‥‥ オープン価格(発売日:2008年6月下旬)
キヤノン スピードライト 430EX II ‥‥ 価格(税別) 3万3,000円(発売日:2008年7月下旬)



 “EOS Kiss F”は、幅広い層のユーザーに気軽に一眼レフカメラを楽しんでもらうことを想定し、Family、Friendlyを表す「F」を製品名に採用。「快速・快適・高画質」「小型・軽量」という同シリーズの開発コンセプトのもと、より使いやすさを追求したモデルに仕上げている。

 新製品は、約1010万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)、高性能映像エンジン「DIGIC III」搭載などによる高画質、高レスポンス性能を備えながら、EOS DIGITALシリーズで最軽量※1となる約450gの本体質量を実現している。また、リアルタイムの映像を液晶モニターで確認しながら撮影できるライブビュー撮影機能や、画像の暗い部分を検知し、自動的に明るさやコントラストを補正するオートライティングオプティマイザ機能など、先進の機能を数多く搭載したほか、大きめのボタンや操作部表示を採用し、さらに使いやすさを向上させている。なお、“EOS Kiss F”では、キット販売用のレンズとして用意した手ブレ補正機構搭載の「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」を含む60種類以上のEFレンズすべてが使用できる。

 また、EOSシリーズ用の外部ストロボ“スピードライト 430EX II”を7月下旬に発売する。
 “430EX II”は、「430EX」(2005年10月発売)の後継機種として開発したもので、充電時間のさらなる短縮や充電音の静音化を実現している。また「580EX II」(2007年4月発売)同様、カメラの液晶モニターを利用してストロボ機能の設定が行える※2ほか、ワンタッチロック機構の採用や、接点の形状変更などにより操作性と信頼性の向上を図っている。



※1 2008年6月までに発売したEOS DIGITALの中で。
※2「EOS-1Ds Mark III」、「EOS-1D Mark III」、「EOS 40D」、「EOS Kiss X2」、“EOS Kiss F”使用時。
※3キヤノン試験基準2GB SDメモリーカード使用。JPEG撮影時。










2008−6−5

キヤノン
インクジェットプリンター「PIXUS」用に高品位な写真用紙を発売
美しいプリントを実現する“キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル”

キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル(PR-201)
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル(PR-201)


 キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS」用の写真用紙として、“キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル”(PR-201)を7月中旬より順次発売する。

キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル(PR-201) ‥‥ 発売日:2008年7月中旬


 新製品“キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル”(PR-201)は、従来製品の「プロフェッショナルフォトペーパー(PR-101)」(1999年10月発売)の優れた特長を受け継ぎ、高精細で光沢感のある写真がプリントできる最高級タイプのキヤノン純正写真用紙。

 用紙表面のインク吸収層には、銀塩写真のような風合いのプリントを実現するため、超微粒子「アルミナ」を使用したキヤノン独自開発のコーティング材に鏡面加工を施している。高い吸収性と耐水性を備えるとともに、インクの広がりやにじみの少ない光沢感あふれる高品位な写真のプリントが可能。用紙のベースとなる部分には、「ECF」で漂白したパルプを採用したほか、従来製品に比べ、用紙の厚みが0.26mmに増したことで、質感が向上。用紙サイズは、L判、2L判、六切、A4、A3、A3ノビサイズまで、豊富に用意している。

 さらに、基調のブラックにゴールドの帯を施したパッケージを採用しており、キヤノン写真用紙のフラッグシップにふさわしい高級感を演出している。


塩素ガスの代わりに二酸化塩素(ClO2)を使うパルプ漂白方法。一般的に、ECF法は塩素ガスを使用しないため、有機塩素化合物をほとんど排出しないといわれている。


【製品一覧】


製品名 型番 価格(税別) 入数
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル A3ノビ 20枚 PR-201A3N20 オープン 20枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル A3 20枚 PR-201A320 20枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル A4 50枚 PR-201A450 50枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル A4 20枚 PR-201A420 20枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル 2L判 30枚 PR-2012L30 30枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル L判 200枚 PR-201L200 200枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル L判 100枚 PR-201L100 100枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル L判 50枚 PR-201L50 50枚
キヤノン写真用紙・光沢 プロフェッショナル 六切 20枚 PR-201MG20 20枚









2008−5−16

キヤノンが「Satera」シリーズのラインアップを強化
高さ262mmのコンパクトなA4対応カラーレーザープリンター
“LBP5050”など4機種を発売

Satera LBP5050
Satera LBP5050
Satera LBP3980
Satera LBP3980


 キヤノンは、A4対応のカラーレーザープリンター2機種と、A3対応およびA4対応のモノクロレーザープリンター各1機種の合計4機種を5月22日より順次発売し、「Satera(サテラ)」シリーズのラインアップを強化する。




キヤノン Satera LBP5050 ‥‥価格(税別) 6万4,800円(発売日:2008年5月22日)
キヤノン Satera LBP5050N ‥‥価格(税別) 7万9,800円(発売日:2008年5月22日)
キヤノン Satera LBP3980 ‥‥価格(税別) 14万8,000円(発売日:2008年6月上旬)
キヤノン Satera LBP3100 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年8月)


 新製品はいずれも、素早い立ち上がりと低消費電力で定評のある「オンデマンド定着方式」や、待機時に消費電力を抑える制御機能を採用しており、「国際エネルギースタープログラム」で定められた標準消費電力量(TEC基準※1)を達成している。中でも“LBP5050/5050N”および“LBP3100”はそれぞれA4カラー機、A4モノクロ機の各カテゴリーでトップクラスの値を実現している。※2

 新製品“LBP5050/5050N”は、「LBP5000」(2005年10月発売)の後継機種で、さらなるコンパクト化を追求したA4対応のカラーレーザープリンター。新開発の小型エンジンを搭載することで、高さ262mmというコンパクトなボディと、カラー毎分8枚、モノクロ毎分12枚(いずれもA4タテ)の出力スピードを実現。また、本体前面でトレイを引き出してトナーカートリッジを装着する「スライドトレイ方式」の採用により、プリンターをラックなどに設置したままでも消耗品の交換を行うことができる。さらに、“LBP5050N”は、ネットワークボードを標準で装備しているため、共有プリンターとして利用することも可能。

 新製品“LBP3980”は、業務用途に適したA3対応のモノクロレーザープリンター「LBP3970」(2007年1月発売)の後継機種で、毎分35枚(A4ヨコ)の高速出力が行える。幅100mmから297mmまでの多様な用紙に対応するペーパーフィーダー(オプション)を利用すれば、帳票など幅の狭い不定形用紙に印刷することも可能。また、ペーパーフィーダー(オプション)は3段まで増設可能で、最大1,850枚の大量印刷をストレスなく行うことができる。

 新製品“LBP3100”は、小型化と高速化を追求したA4対応のモノクロレーザープリンター。新開発の小型エンジンの搭載により、毎分16枚(A4タテ)の出力スピードを達成しながらコンパクトなボディを実現している。


※1 概念的1週間(稼働とスリープ/オフが繰り返される5日間とスリープ/オフ状態の2日間)における消費電力量。新製品のTEC値はそれぞれ“LBP5050/5050N”が1.47kWh、“LBP3980”が3.09kWh、“LBP3100”が0.526kWh。
※2 財団法人 省エネルギーセンターがホームページにて公開している2007年度に登録された国際エネルギースタープログラム使用製品との比較において。2008年5月12日現在。












2008−5−14

キヤノン
インクジェットプリンター「PIXUS」の新製品2機種を発売
普通紙への高品位プリントでビジネスシーンにも適した
インクジェット複合機“PIXUS MX7600”

PIXUS MX7600
PIXUS MX7600
PIXUS iP100
PIXUS iP100


 キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品2機種を、5月下旬に発売し、ラインアップをさらに強化する。


キヤノン PIXUS MX7600 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年5月下旬)
キヤノン PIXUS iP100 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年5月下旬)


 新製品“PIXUS MX7600”は、普通紙※1に高品位なテキストと、美しい写真画質を実現する新開発の「PgR(Pigment Reaction)」技術を採用し、ビジネスシーンにも適したカラーインクジェット複合機。耐候性や耐水性に優れた顔料インクや、普通紙の表面全体に塗布することで高品位プリントを可能にするクリアインクを採用したほか、A4原稿を最大35枚まで積載可能な自動両面原稿送り装置※2(ADF:オートドキュメントフィーダー)、高速ファクス、有線LAN接続など、多彩な機能を搭載している。

 新製品“PIXUS iP100”は「iP90v」(2007年4月発売)の後継機種にあたるA4対応のコンパクトなフォトプリンター。新たにフォトブラックインクを追加した5色インクシステム(染料4色・顔料ブラック)を採用し、最高解像度9,600※3×2,400dpiと最小インク滴1plを実現することで、より豊かな階調表現とメリハリのある鮮明な高画質写真プリントを可能にした。
 赤外線通信やBluetooth(ブルートゥース)※4によるワイヤレスプリント機能の搭載や、バッテリー駆動※5への対応など、コンパクトなフォトプリンターとして幅広いシーンでの利用を可能にしている。

 また、両機種とも、撮影された写真画像に対して、顔検出とシーン解析を行い、その結果に応じて自動的に適切な補正を行う「自動写真補正」機能※6や、ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge(ピクトブリッジ)」に対応したカメラダイレクトなどの機能を搭載している。


※1 前面給紙カセットからの普通紙印刷において。
※2 A4/レター/リーガルサイズの普通紙に対応。
※3 最小1/9,600インチのドット(インク滴)間隔で印刷。
※4 オプションの「Bluetoothユニット BU-30」が必要。
※5 オプションの「ポータブルキット LK-62」が必要。
※6 パソコンからの出力では、“PIXUS MX7600”は同梱のソフトウエア「Easy-PhotoPrint EX」および「MP Navigator EX」、“PIXUS iP100”は同梱のソフトウエア「Easy-PhotoPrint EX」からのプリント時のみ。









2008−5−7

キヤノン

簡単操作で気軽にプリントできるコンパクトフォトプリンター
親子で楽しめる“SELPHY CP770”など2機種を発売


SELPHY CP770
SELPHY CP770
SELPHY CP760
SELPHY CP760


 キヤノンは、デジタルカメラや携帯電話などからパソコンを使わずに簡単にプリントが楽しめるコンパクトフォトプリンター「SELPHY(セルフィー)」の新製品“SELPHY CP770/CP760”を5月15日より順次発売する。

キヤノン コンパクトフォトプリンター SELPHY CP770 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年6月中旬)
キヤノン コンパクトフォトプリンター SELPHY CP760 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年5月15日)



 新製品“SELPHY CP770”は、「小さな子どものいるお母さん」をターゲットとした、新しいコンセプトの昇華型コンパクトフォトプリンターです。プリントに必要な付属品をすべて収納できるバスケット(収納ケース)を標準同梱したことで、プリントの準備や後片付けが簡単に行えるだけでなく、バスケットごとどこにでもプリンターを持ち運び、子どもと一緒に気軽にプリントを楽しむことができる。デザイン面では、丸みを帯びた形状と明るいオレンジのボディカラーを採用することにより、親しみやすい印象に仕上げている。

 新製品“SELPHY CP760”は、「SELPHY CP740」(07年6月発売)の後継機種。カラー液晶モニターを2.0型から2.5型へと大型化するとともに、ユーザーインターフェースの改善により使い勝手を向上させることで快適な操作性を実現している。

 両機種とも、「Lサイズ・フチなし」などの基本的な印刷が誰でも簡単に行えるように、使用頻度の高い操作ボタンの色やサイズを工夫することで視覚的に目立つようにした。また、メニュー画面は、日本語で分かりやすく表示や説明を行うことで、迷うことなく操作することが可能。画質面では、画像の中から人物の顔を検出し、顔を中心に最適な明るさとコントラストに補正する「自動写真補正」を搭載し、逆光で人物が暗く写った写真でも画像の補正を自動的に行い、きれいにプリントすることができる。









2008−4−18

キヤノン

大企業向けの帳票印刷用ソフトウエアを発売
大規模なシステム構築が可能な“imageWARE Form Manager Version 7”



 キヤノンは、大企業向けの帳票印刷用ソフトウエアとして、「imageWARE(イメージウエア) Form Manager Version 7」を6月20日から発売する。
キヤノン imageWARE Form Manager Version 7 ‥‥価格(税別) 140万円〜(発売日:2008年6月20日)
価格はシステム構成内容により異なる。


 多くの企業で、情報漏洩の抑制やシステム管理費用の削減を目的として、従来、個々のパソコンで行っていた情報の処理や保存を、ネットワーク上の専用サーバーで集約して行う、いわゆる「シンクライアント・アーキテクチャー」を採用するケースが増加している。
 また、デジタル複合機の機能・画質の向上やデジタル商業印刷の浸透などに伴い、帳票印刷システムを活用した顧客向けの提案書や企画書の作成が、さまざまな業種で行われるようになっている。

 今回の新製品“imageWARE Form Manager Version 7”は、こうした市場動向を捉えて開発されたもので、設計した帳票フォーマットに基幹業務システムのデータを合成して、さまざまな帳票を作成し、効率よく印刷するためのソフトウエア「imageWARE Form Manager Version 6」の後継製品。オラクル社のデータベースソフト「Oracle Database 10g」と連携し、複数のサーバーを用いてデータを高速に処理することで、1,000件の印刷指示を同時に取り扱う大規模な帳票印刷システムを構築できる。また、帳票データを作成・保存するサーバーをデータセンターに集約することが可能なため、情報漏洩の抑制やシステム管理費用の削減が図れる。


 さらに、作成した帳票データは広く普及しているPDFファイル形式で専用のサーバーに保存し、パスワードで管理することも可能で、電子データならではの利便性と高いセキュリティを両立している。

 このほか、ステイプルや中とじ製本などの丁合い設定にも対応しており、キヤノン製の複合機と組み合わせることで、高品位な企画書や提案書を効率良く出力することも可能。









2008−4−10

キヤノン
さらなる生産性を追求したA0ノビ対応の大判インクジェットプリンター
“imagePROGRAF iPF720”を発売
imagePROGRAF iPF720
imagePROGRAF iPF720


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、CADやGIS(地理情報システム)、ポスター出力などの幅広い用途向けに最大A0ノビ用紙サイズ(36インチ幅)対応の“imagePROGRAF iPF720”を4月下旬より発売し、ラインアップを拡充する。


キヤノン imagePROGRAF iPF720 ‥‥価格(税別) 79万8,000円(発売日:2008年4月下旬)



 デジタルカメラの普及による高画質出力へのニーズと飛躍的な技術革新を背景に、A3ノビサイズを超える大判プリンターの市場はここ数年で堅調な拡大を見せている。なかでも、大判フォトやファインアート、グラフィックデザイン、CG、カラーカンプ、カラープルーフ、ポスター、CAD出力など、高画質な大判出力を必要とする分野においては、高速で高画質な出力が可能なインクジェットプリンターの役割は確実に広がりを見せている。
 また、大判プリンターは多くの情報を1枚にまとめて出力できることから、従来の大判プリント用途はもちろん、パネルディスカッションなどのプレゼンテーション用資料、一般オフィスや学校での掲示物など、従来の枠を越えた幅広い用途でも注目されている。特にポスター・掲示物用途では、高画質そしてオンデマンド性から今後も大きく市場が拡大していくことが見込まれている。


 キヤノンではこれまで、大判プリンター出力において必要とされる高速出力、高画質、高信頼性、優れた操作性を兼ね備えた「imagePROGRAF」シリーズを提供し、市場から高い評価を得てきた。

 新製品“iPF720”は、「iPF710」(2007年9月発売)の上位機種として、その優れた基本性能を備えつつ、80GBの大容量ハードディスクドライブ(HDD)を搭載したモデル。複数の印刷ジョブを効率的にハンドリングすることが可能なほか、複数枚をプリントする時などのトータルスループットの向上、セキュリティ機能※1の搭載など、生産性と信頼性を大幅に強化している。

 印刷面では、高耐候染料インク4色に顔料マットブラックを加えた5色の「染・顔料リアクティブインク」や、超高密度プリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」により、各色ごとに2列ずつ配した1,200dpiのノズル列を採用している。高速イメージプロセッサー「L-COA(エルコア)」の高速処理と合わせて、最小4pl(ピコリットル)の極小インク滴を多く吐出し、高精細と高濃度を実現しながらA0サイズで約55秒※2の高速印刷を達成している。



※1ファームウエアのバージョンアップ(7月上旬)にて対応予定。
※2「普通紙」、「はやいモード」において。










2008−3−14

キヤノンがコンパクトデジタルカメラのラインアップを強化
光学手ブレ補正機能と1,000万画素CCDを搭載した
IXY DIGITALシリーズ3機種を発売

IXY DIGITAL 820 IS
IXY DIGITAL 820 IS
IXY DIGITAL 25 IS
IXY DIGITAL 25 IS


 キヤノンは、コンパクトデジタルカメラの新製品として、IXY DIGITALシリーズ3機種を4月上旬に発売する。


キヤノン デジタルカメラ IXY DIGITAL 820 IS ‥‥ オープン価格(発売日:2008年4月上旬)
キヤノン デジタルカメラ IXY DIGITAL 25 IS ‥‥ オープン価格(発売日:2008年4月上旬)
キヤノン デジタルカメラ IXY DIGITAL 95 IS ‥‥ オープン価格(発売日:2008年4月上旬)


 新製品“IXY DIGITAL 820 IS”、“IXY DIGITAL 25 IS”、“IXY DIGITAL 95 IS”は、高性能映像エンジン「DIGIC V」に盛り込まれた「フェイスキャッチテクノロジー」と「ノイズリダクションテクノロジー」を従来機種から継承しつつ、キヤノン独自の「モーションキャッチテクノロジー」を搭載し、美しい写真をより簡単に撮影できるようになった。

 「モーションキャッチテクノロジー」は、被写体の動きの有無を検知して、ブレの制御と画質のバランスを判断し、最適なISO感度を自動的に設定する。一方、従来より定評のある「フェイスキャッチテクノロジー」は、被写体となる人物の顔を素早く検知し、ピント・露出・ホワイトバランス・ストロボ発光量を的確に合わせる。ストロボ発光時に発生しがちな赤目を撮影・再生時に補正する「赤目補正」も可能。また「ノイズリダクションテクノロジー」により、ISO 1600までの高感度撮影を実現している。


 “IXY DIGITAL 820 IS”は、高倍率ズームと光学手ブレ補正機能で好評を得た「810 IS」(2007年6月発売)の後継機種。光学ズームの倍率を高め、IXY DIGITALシリーズで初めて5倍ズームレンズを搭載するとともに、手ブレ補正機能を高精度化し、シャッタースピード換算で約4段分の補正効果を実現している。また、CCDも1,000万画素に高画素化し、より高精細な写真を楽しむことができる。さらに、視認性の高い2.5型「クリアライブ液晶U」モニターと、快適な操作が可能な「コントローラーホイール」を装備し、使い勝手の向上を図っている。デザイン面では、しなやかで流麗なラインを表現した「ローブデザイン(ローブ:長くてゆったりした外衣)」により、美しく操作性に優れたボディを実現している。

 “IXY DIGITAL 25 IS”は、2008年3月6日に発売を開始した「20 IS」の兄弟機種。「20 IS」と同様に、光学手ブレ補正機能付きの3倍ズームレンズを搭載しつつ、CCDを1,000万画素に高画素化。新設計のレンズと高密度実装技術により、奥行き約20mmのスリムでコンパクトなボディを実現している。また、「20 IS」と同様に、視認性の高い2.5型「クリアライブ液晶U」モニターを装備している。ボディカラーは落ち着いたシルバーを基調としつつ、レンズ周囲とボディ側面の配色が異なる、ブラックとシルバーの2つのバリエーションを用意している。

 “IXY DIGITAL 95 IS”は、大画面液晶モニターで好評を博した「90」(2007年3月発売)の後継機種。3倍ズームレンズに新たに光学手ブレ補正機能を加え、CCDを1,000万画素に高画素化。また、3.0型の大型液晶モニターは「クリアライブ液晶U」に進化し、さらに見やすくなっている。従来機種の「タッチホイール」を、より確実に快適な操作ができる「コントローラーホイール」に変更し、さらに使い勝手が向上している。デザイン面では、上下部を大きく削ぎ落としたフロントカバーと、背面の操作部に採用したシートキーにより、先進的な印象に仕上げている。

 ※効果は撮影環境により異なる。









2008−2−28

キヤノン
インクジェットプリンター「PIXUS」の新製品2機種を発売
自動両面原稿送り装置搭載のホームオフィス向けインクジェット複合機など

PIXUS MX850
PIXUS MX850
PIXUS iP2600
PIXUS iP2600


 キヤノンは、インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品2機種を、3月6日に発売する。

キヤノン PIXUS MX850 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年3月6日)
キヤノン PIXUS iP2600 ‥‥ オープン価格(発売日:2008年3月6日)


 新製品“PIXUS MX850”は、昨年10月の発売以来好評の「PIXUS MP610」のプリント基本機能をベースに、オフィスユースにも適した機能を搭載したインクジェット複合機。A4原稿が最大35枚まで積載可能※1な自動両面原稿送り装置(ADF:オートドキュメントフィーダー)や高速ファクス、有線LAN接続など、多彩な機能を搭載している。

 また、最高9,600※2×2,400dpiの高解像度や最小1pl(ピコリットル)の極小インク滴、5色インクシステム、紙送り精度を高いレベルでコントロールする「ダブルエンコーダーシステム」、さらには、3種類のインク滴を効果的に使い分ける「3サイズドロップレット技術」などを採用。これらにより、高精細な画質を保ちながら、L判フチなし写真を約18秒※3でプリントするなど、さらなる高速化を実現している。
 さらに今回、インクタンクのマルチパックシリーズに、「BCI-7e 4色(BK/C/M/Y)+BCI-9BKマルチパック」と「BCI-7e 3色(C/M/Y)マルチパック」の2種類をラインアップに新たに追加する。


 新製品“PIXUS iP2600”は、「SUPER PHOTO BOX(スーパーフォトボックス)」の愛称で親しまれているスタイリッシュなボックスデザインを採用し、エントリーモデルながら高級感溢れる外観に仕上げた。また、本体の高さを従来機種「PIXUS iP2500」(2007年4月発売)より10mm低くし、さらにプリンター上部には本体をより低く見せる効果を生み出すシルバーの水平ラインを施している。さらに、最高4,800※4×1,200dpiの高解像度と最小2pl(ピコリットル)の極小インク滴による高画質なプリントを実現している。

 撮影された写真画像に対して、顔検出とシーン解析を行い、その結果に応じて自動的に適切な補正を行う「自動写真補正」機能※5を搭載した。
 また、「PIXUS」が誇る高密度プリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」による高速・高画質プリントを実現しながら、機能性にすぐれた斬新なデザインや、長期間にわたり写真の美しさを保つ「ChromaLife(クロマライフ)100」などを継承している。




※1 A4/レター/リーガルの普通紙に対応。
※2 最小1/9,600インチのドット(インク滴)間隔で印刷。
※3 キヤノン写真用紙・光沢 ゴールドに「ISO/JIS SCID N2」をドライバーの初期設定モードで印刷した場合。プリントスピードはシステム環境、使用するインターフェース、使用するソフトウエア、プリンタードライバーの設定、原稿の内容、用紙の種類等により異なる。また、パソコンのデータ処理時間は含まない。
※4 最小1/4,800インチのドット(インク滴)間隔で印刷。
※5 “PIXUS iP2600”は同梱のソフトウエア「Easy-PhotoPrint EX」からのプリント時のみ。











2008−2−21

キヤノンがSOHO向けレーザー普通紙ファクシミリを発売
A4サイズ対応でコンパクト設計の“キヤノン キヤノフアクス L230”

キヤノフアクス L230
キヤノフアクス L230


 キヤノンは、スーパーG3に対応したコンパクト設計のレーザー普通紙ファクシミリ“キヤノン キヤノフアクス L230”を20日から発売する。


キヤノン キヤノフアクス L230 ‥‥ 19万8,000円(発売日:2008年2月20日)




 新製品“キヤノフアクス L230”は、「キヤノフアクス L200」(2002年2月発売)の後継機種で、主にSOHO市場を対象に開発された「キヤノフアクスLシリーズ」のエントリーモデル。33.6kbpsの高速モデムを採用することで、2秒台の高速電送を実現しており、電送時間の短縮による通信コストの削減が可能。

 エントリーモデルながら、誤送信を防ぐセキュリティ機能や、最大でA4原稿が346枚相当記録できるメモリーの搭載、最大150枚まで記録紙をセットできるソフトカセットの採用など、ユーザビリティの向上とオフィス業務の効率化を実現する便利な機能を備えている。
 また、給紙用のソフトカセットを本体内部に取り込むことで、前方からのアクセスで操作が行えるフルフロントオペレーションを実現。同時に、従来機種と比較して78mm(約20%)の薄型化を達成した高さ326m※1(本体のみは221mm)の省スペース設計を実現している。また、全体的に丸みを帯びたデザインを施し、オフィスや店舗などに溶け込むスタイリッシュなデザインに仕上げている。機能面では、毎分12枚※2のコピー機能を標準で装備するとともに、Hi-Speed USBの採用により、毎分14枚※2のプリンターとしても利用できる。


 さらに、素早い立ち上がりと省エネルギーで定評のあるオンデマンド定着方式の採用により、スリープモードで3Wの低消費電力と、スタンバイ時からウォームアップ0秒での出力を実現している。

※1給/排紙トレイ拡張時。
※2A4標準原稿において。










2008−2−12

キヤノンマーケティングジャパン
業界最多、15種類の中国語コンテンツを収録した電子辞書を発売
北京語のほか上海/広東/台湾語も収録した“キヤノン wordtank V903”

wordtank V903
wordtank V903


 キヤノンマーケティングジャパンは、業界最多の15種類の中国語コンテンツを収録した電子辞書“キヤノン wordtank(ワードタンク)V903”を3月下旬より発売する。

 2008年2月12日現在のIC型電子辞書において。

キヤノン wordtank V903 ‥‥ 価格(税別) 5万5,000円(発売日:3月下旬)


 新製品“wordtank V903”は、中国語・英語・国語の大辞典や、業界で初めて北京語・上海語・広東語・台湾語の会話集を収録するなど、初級者から上級者まで使える中国語学習モデル。

 従来機種に比べ音声機能をさらに充実させており、中国語と英語の主なコンテンツでネイティブの発音を聞いたり、自分の発音を録音してネイティブの発音と聞き比べたり、会話集を聞き流して長文のリスニング学習を行うなど、業界最多の7つの音声学習機能を備えている。また、4.9型の大画面液晶の全面にタッチパネルを採用しており、付属のスタイラスで読めない漢字などを画面に書いて調べたり、ボタンを操作せずに他のコンテンツにジャンプして調べたりするなど、直感的に操作することが可能。さらに、暗い場所でも見やすいようにバックライトを搭載し、外装にマグネシウム合金を採用して液晶部の強度を高めるなど、操作性と堅牢性を向上させている。



 今回の新製品の投入により、ワードタンクシリーズは18機種のラインアップとなる。新製品“wordtank V903”は、大学の第二外国語の履修科目として中国語を専攻する大学生や、ビジネスで中国語や英語が必要な社会人、中国語のプロなどをターゲットとしている。


 ※2008年2月12日現在のIC型電子辞書において。











2008−2−7


業務用携帯情報端末のラインアップを拡充
“キヤノン ハンディターミナル プレア GT-10/11”を発売

ハンディターミナル プレア GT-10
ハンディターミナル プレア GT-10
ハンディターミナル プレア GT-11
ハンディターミナル プレア GT-11


 キヤノンマーケティングジャパンは、堅牢性に優れたプリンターを搭載した、キヤノン電子製“キヤノン ハンディターミナル プレア GT-10/11”の2機種を2月13日より発売し、業務用携帯情報端末のラインアップを強化する。



キヤノン ハンディターミナル プレア GT-10 ‥‥ 価格(税別) 27万円〜(発売日:2月13日)
キヤノン ハンディターミナル プレア GT-11 ‥‥ 価格(税別) 26万8,000円〜(発売日:2月13日)



 これまで企業向けの携帯情報端末は、公共料金の検針業務や金融・流通・運輸業などを中心に導入されてきたが、近年は従来の基本機能に加え、バーコード読み取り機能やBluetooth、無線LANなどの通信機能を活用した新たな用途が注目されている。

 新製品“ハンディターミナル プレア GT-10/11”は、本体内部にマグネシウムフレームを採用し、高さ1.2メートルからの落下に耐えられる耐衝撃性能や、IP54準拠の防水性能を備え、業務用として求められる高い耐環境性能を備えている。また、いずれも高品位で印刷できるプリンターを標準装備し、“GT-10”は用紙のセットが簡単なロール紙対応のクラムシェル方式を、“GT-11”は単票用紙やファンフォールド用紙、綴り込み用紙などに対応した単票方式を採用している。さらに、横幅80ミリメートルのボディに3.7インチのVGA大型液晶ディスプレーを搭載し、画面の映り込みを防ぐノングレア処理を施し視認性を向上させるなど、快適な操作性を実現している。

 なお、標準モデルのほかに、バーコードの読み取りに対応したレーザースキャナー搭載モデルやBluetoothや無線LANの通信機能を内蔵したモデル、CFカードスロットとバイブレーション機能を搭載したモデルを用意しており、用途に応じ最適なモデルを選択できる。

 ※プリンター部を除く









2008−2−7

キヤノンがオフィス用カラー複合機のラインアップを強化
出力速度を向上させた中速・普及クラス6モデル
基本機能を備えたエントリーモデル“iR C2550F”

iR C4080F
iR C4080F
オプションの「サドルフィニッシャー・W2」など装着時。


 キヤノンは、オフィス用カラー複合機の新製品として、「Color imageRUNNER(カラー・イメージランナー)」シリーズの4機種7モデルを2月12日に発売する。

キヤノン Color imageRUNNER iR C4080 ‥‥ 価格(税別) 185万円(発売日:2008年2月12日)
キヤノン Color imageRUNNER iR C4080F ‥‥ 価格(税別) 225万円(発売日:2008年2月12日)
キヤノン Color imageRUNNER iR C3580 ‥‥ 価格(税別) 140万円(発売日:2008年2月12日)
キヤノン Color imageRUNNER iR C3580F ‥‥ 価格(税別) 180万円(発売日:2008年2月12日)
キヤノン Color imageRUNNER iR C3080 ‥‥ 価格(税別) 125万円(発売日:2008年2月12日)
キヤノン Color imageRUNNER iR C3080F ‥‥ 価格(税別) 165万円(発売日:2008年2月12日)
キヤノン Color imageRUNNER iR C2550F ‥‥ 価格(税別) 145万円(発売日:2008年2月12日)
原稿台カバーを標準搭載した圧板タイプと自動原稿送り装置を標準搭載したDADFタイプを用意し。価格は、圧板タイプを表記している。


 キヤノンのオフィス用カラー複合機「Color imageRUNNER」シリーズは、カラー・モノクロともほぼ同速で出力が行えるモデルと、モノクロの生産性に重きをおいたモデルの2つのタイプを擁している。今回発売する7モデルは、いずれもカラー・モノクロともほぼ同速で出力が行えるタイプの製品。

 新製品はいずれも、コピー、プリント、スキャン、ファクスなど各機能のデータを高速で処理する第3世代の「カラーiRコントローラ」を搭載している。また、本体のハードディスクに残る画像データの暗号化や完全消去をはじめとする、さまざまなセキュリティ機能にも対応している。

 新製品“iR C4080F”は、システムの拡張性に優れた「iR C3880F」(2006年7月発売)の後継機種で、従来機種同様、豊富なオプション群に対応しながら、モノクロの出力速度を毎分38枚から40枚(A4ヨコ)に向上させた中速モデル。
 新製品“iR C3580F/iR C3080F”は、「iR C3380F/iR C2880F」(2006年9月発売)の後継機種で、省エネルギー・省スペースの両立はそのままに、出力速度を向上させた普及モデル。従来機種に比べて、“iR C3580F”は、モノクロの出力速度を毎分33枚から35枚に、“iR C3080F”はカラーを同26枚から28枚に、モノクロを同28枚から30枚(いずれもA4ヨコ)にそれぞれ高めている。
 新製品“iR C2550F”は、上位機種“iR C3080F”の基本機能を装備しながら、カラー毎分23枚、モノクロ同25枚(いずれもA4ヨコ)の出力速度を備えたエントリーモデル。

 なお、新製品“iR C4080F/iR C3580F/iR C3080F”は、コピー機能に特化したモデルとして、“iR C4080/iR C3580/iR C3080”をそれぞれ用意しており、ユーザーが使用環境に合わせて好みのモデルを選択することが可能。


 ※オプションが必要。











2008−2−5

キヤノン
省スペース化を実現したA1ノビ用紙対応大判インクジェットプリンター
“imagePROGRAF iPF605”を発売
imagePROGRAF iPF605
imagePROGRAF iPF605
オプションの「スタンド ST-25」装着時


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、CADやGIS(地理情報システム)、ポスター出力などの幅広い用途向けに、A1ノビ用紙サイズ(24インチ幅)まで対応の“imagePROGRAF iPF605”を3月上旬に発売し、ラインアップを更に拡充する。

キヤノン imagePROGRAF iPF605 ‥‥ 価格(税別) 26万8,000円 (発売日:2008年3月上旬)



 デジタルカメラの普及による高画質出力へのニーズと飛躍的な技術革新を背景に、A3ノビサイズを超える大判プリンターの市場はここ数年で堅調な拡大を見せている。なかでも、大判フォトやファインアート、グラフィックデザイン、CG、カラーカンプ、カラープルーフ、ポスター、CAD出力など、高画質な大判出力を必要とする分野においては、高速で高画質な出力が可能なインクジェットプリンターの役割は確実に広がりを見せている。

 また、大判プリンターは多くの情報を1枚にまとめて出力できることから、従来の大判プリント用途はもちろん、パネルディスカッションなどのプレゼンテーション用資料、一般オフィスや学校での掲示物など、従来の枠を越えた幅広い用途でも注目されている。特にポスター・掲示物用途では、高画質そしてオンデマンド性から今後も大きく市場が拡大していくことが見込まれている。


 キヤノンではこれまで、大判プリンター出力において必要とされる高速出力、高画質、高信頼性、優れた操作性などのすべてを兼ね備えた「imagePROGRAF」シリーズを提供し、市場から高い評価を得てきた。

 新製品“iPF605”は「iPF610」(2007年8月発売)と比較して大幅な省スペース化により、設置性のさらなる向上を実現したモデル。
 ドライバーソフトウエアやファームウエアの改良※1により、CAD図面の画質を向上したり、インクの消費量を抑える印刷モードなどの新たな機能を多く搭載した。また、Mac OS X v10.5用にデータ処理能力を高めたプリンタードライバー※2も新たに用意。さらに、プロ品位のポスターを簡単に作成できるソフトウエア「PosterArtist 2007」の基本機能を集めた機能限定版「PosterArtist 2007 Lite」を新たに開発し、同梱※3している。


 印刷面では、高耐候染料インク4色に顔料マットブラックを加えた5色の「染・顔料リアクティブインク」や、超高密度プリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」により、各色ごとに2列ずつ配した1,200dpiのノズル列を採用している。高速イメージプロセッサー「L-COA(エルコア)」の高速処理と合わせて、最小4pl(ピコリットル)の極小インク滴を多く吐出し、高精細と高濃度を実現しながらA1サイズで31秒※4の高速印刷を達成している。



※1 これらの新機能については、現行の「imagePROGRAF」シリーズの各製品に対しても、無償アップデートにより順次対応。
※2 キヤノンのウェブサイトよりダウンロードする必要がある。
※3 現行の「imagePROGRAF」シリーズの「iPF510/iPF610/iPF710/iPF5100/iPF6100」にも順次同梱。
※4 「普通紙」、「はやいモード」において。









2008−2−5

キヤノン
オートデザイン機能を強化したポスター簡単作成ソフトウエア
“PosterArtist 2007(V2.01)”を発売

PosterArtist 2007(V2.01)
PosterArtist 2007(V2.01)


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズ向けに、「オートデザイン」機能を強化したポスター簡単作成ソフトウエア“PosterArtist 2007(ポスター・アーティスト2007)(V2.01)”を3月中旬に発売する。


キヤノンPosterArtist 2007(V2.01) ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年3月中旬)



 新製品“PosterArtist 2007(V2.01)”は、高品位なポスターを誰でも簡単に作成できることで好評のソフトウエア「PosterArtist 2007」(2007年7月発売)をバージョンアップした製品。

 今回のバージョンでは、優れたレイアウト機能を支えるキヤノンの独自技術「DLE(ダイナミックレイアウトエンジン)」とプロデザイナーのノウハウを融合した「オートデザイン」機能を強化しており、さらに幅広い用途でデザインの自動生成が可能となった。これにより、クリップアートなどのイラストを用いたポスターや横断幕、のぼりなどの長尺ポスターにも対応し、学校や一般オフィス、官公庁などで使用されることの多い文字やイラストを中心としたシンプルな告知用ポスターも簡単に作成できるようになった。また従来バージョンと同様に、小売・流通・サービスなどの業種に適した写真入りで印象的なPOPやサイン系ポスターの自動生成にも対応している。

 さらに、豊富なテンプレートや画像素材を数多く備えるほか、「imagePROGRAF」専用のウェブサイトから最新のコンテンツをダウンロードして利用することも可能。このほか、Microsoft Officeなどのオフィス系ソフトウエアで作成したグラフや表などのオブジェクトはもちろん、Adobe Illustratorなどで作成したイラストなどをポスター用素材として簡単に利用することもできる。

 昨今、大判インクジェットプリンターの高機能化と低価格化により、小売業や流通業、サービス業や文教などの各種業種をはじめ、官公庁や一般オフィスなどの幅広い市場において、ポスターの内製化が進んでいる。特に多くの種類のポスターを少量印刷するニーズが飛躍的に増加していることに加え、A3・A4用紙サイズを貼り合わせたり、手書きで対応していた掲示物についても、見栄えよくかつ簡単に、低コストで作成したいという潜在ニーズが顕在化している。それに伴い、ポスターの内製化を推進する大判インクジェットプリンターの需要もますます大きくなりつつある。

 このような背景のもと、キヤノンはポスター制作の現場をサポートすべく、簡単に高品位なポスターが作成できるソフトウエア「PosterArtist 2007」を開発し、好評を博してきた。そして今回、最適な配色とレイアウトによるポスターデザイン案を自動的に生成する機能を強化したバージョンアップ製品“PosterArtist 2007(V2.01)”を市場投入したもの。











2008−2−4

キヤノンがデジタル商業印刷用プリンターのラインアップを拡充
毎分60枚で高品位印刷が行える“imagePRESS C6000”を発売

imagePRESS C6000
imagePRESS C6000
オプションのカラーイメージリーダー・H1など装着時


 キヤノンは、ビジネスコンビニや大企業の集中コピー室などを主な対象として、カラー・モノクロとも毎分60枚(A4ヨコ)で高品位な印刷が行えるデジタル商業印刷用プリンター“imagePRESS(イメージプレス)C6000”を3月6日から発売する。


キヤノン imagePRESS C6000
Server A3100モデル※1
‥‥ 価格(税別) 2,700万円 (発売日:2008年3月6日)
キヤノン imagePRESS C6000
Server A1100モデル※1
‥‥ 価格(税別) 2,300万円 (発売日:2008年3月6日)
キヤノン imagePRESS C6000
LIPSプリンタモデル※2
‥‥ 価格(税別) 1,850万円 (発売日:2008年3月6日)
※1デジタル商業印刷用の専用サーバーを付属したモデル。
※2印刷物の内製などに最適なプリントボードを搭載したモデル。


 キヤノンは、デジタル商業印刷用のプリンターとして、カラー・モノクロとも毎分70枚(A4ヨコ)の出力スピードを備えた「imagePRESS C7000VP」を2007年4月に発売。今回、同機種の高品位な画質と堅牢性を踏襲しながら、業務用として普及している200V・30Aの電源を採用したモデルを新たに投入し、「imagePRESS」シリーズのラインアップを拡充した。

 新製品“imagePRESS C6000”は、平均5.5μmの微粒子トナーや、高い安定性を備える感光ドラム、超高速で画像を処理する「iPR(imagePRESS)コントローラ」などを搭載することで、広い色再現性と自然な光沢感のある、高品位で高精細な画質を実現している。また、多様な印刷メディアに対して、それぞれの質感を活かしながら最適な出力を行うためのさまざまな機構を備えているほか、色味を常に安定させるための各種センサー技術や補正技術を搭載している。また、高度な堅牢性と優れた生産性を兼ね備えており、安定した出力環境を提供する。

 このほか、背表紙付きで厚みのある冊子も効率良く作成することが可能な「パーフェクトバインダー・B1」など数多くのオプションを用意している。

 印刷業や複写業において、多品種少量印刷のツールとして、高速デジタル複合機を用いたPOD(プリント・オン・デマンド)が普及しつつある。これらの業界を中心に、デジタル印刷のワークフローが浸透し、その利便性と経済性が広く認知されるのに伴い、デジタル商業印刷という市場が形成されようとしている。

 キヤノンは、プリプレス業務に最適な複合機「imagePRESS C1」を2006年8月に、また高速・高耐久の専用プリンター「imagePRESS C7000VP」を2007年4月にそれぞれ発売し、デジタル商業印刷の市場に本格参入した。

 今回の新製品は、ビジネスコンビニや大企業の集中コピー室での設置を前提に、上位機種「imagePRESS C7000VP」の高レベルな画質や堅牢性を継承しながら、より広く普及している業務用電源を採用し、毎分60枚(A4ヨコ)の出力スピードを備えたモデル。









2008−1−18

キヤノン
「Satera」シリーズのモノクロレーザープリンターと複合機の合計5機種を発売

○○○

オールインワンタイプのA4対応複合機“Satera MF4270/MF4010”
用紙対応力を強化したA3対応プリンター“Satera LBP3930/LBP3910”
さらなる高速化を実現したA4対応小型プリンター“Satera LBP3310”



Satera MF4270
Satera MF4270
Satera LBP3930
Satera LBP3930

Satera LBP3310
Satera LBP3310


 キヤノンは、A4対応のモノクロレーザープリンター複合機2機種とA3対応のモノクロレーザープリンター2機種、A4対応のモノクロレーザープリンター1機種の合計5機種を、1月25日より順次発売し、「Satera(サテラ)」シリーズのラインアップを大幅に強化した。

キヤノン Satera MF4270 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年1月25日)
キヤノン Satera MF4010 ‥‥ オープン価格 (発売日:2008年1月25日)
キヤノン Satera LBP3930 ‥‥価格(税別) 12万8,000円 (発売日:2008年1月下旬)
キヤノン Satera LBP3910 ‥‥価格(税別) 10万8,000円 (発売日:2008年1月下旬)
キヤノン Satera LBP3310 ‥‥価格(税別) 3万9,800円 (発売日:2008年1月25日)


 新製品はいずれも、素早い立ち上がりと低消費電力で定評のある「オンデマンド定着方式」や、優れた独自技術を継承しつつ、レーザープリンターとしての生産性をさらに高めたモデル

 新製品“MF4270”はコピー、プリンター、カラースキャナー※1、ファクスの4つの機能と自動両面印刷機能を、“MF4010”は、コピー、プリンター、カラースキャナーの3つの機能をコンパクトなボディに一体化したオールインワンタイプのモノクロ複合機。毎分20枚(A4タテ)の高速印刷や約9秒のファーストコピータイム、素早い立ち上がりの実現により、高い生産性を実現している。また、2in1印刷機能や最大35枚までの原稿に対応したオートドキュメントフィーダー※2の搭載、ネットワークに標準で対応※2するなど、SOHOのメインマシンとしてはもちろん、一般オフィスのサブマシンとしても利用できる充実した性能を備えている。

 新製品“LBP3930/LBP3910”は、各種サイズの帳票に対応するなど、業務用途に適したA3対応のモノクロレーザープリンター。“LBP3930”は毎分30枚、“LBP3910”は同25枚の出力スピード(いずれもA4ヨコ)を備えており、大量印刷をストレスなく行える。また、幅100mmまでの多彩な用紙サイズに対応するオプションの500枚ペーパーフィーダーを最大3段まで装着することが可能で、最大1,850枚の給紙を実現している。

 新製品“LBP3310”は、自動両面印刷機能を標準装備した、ハイコストパフォーマンスのA4対応モノクロレーザープリンター。毎分26枚(A4タテ)での高速出力や、約6.5秒のファーストプリントタイムを達成しており、業務の効率化に貢献する。いずれの新製品も、特に待機時に消費電力を抑える制御を実現しており、中でも“MF4010”は、国際エネルギースタープログラムで定められた標準消費電力量(TEC基準※3)において最も少ない消費電力量※4を達成している。



※1 USB接続時のみ対応。
※2 “MF4270”のみ。
※3 概念的1週間(稼動とスリープ/オフが繰り返される5日間とスリープ/オフ状態の2日間)における消費電力量。
※4 財団法人 省エネルギーセンターがホームページにて公開している2007年度に登録された国際エネルギースターロゴ使用製品(国内モノクロ複合機)との比較において。2008年1月8日現在