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新製品 デジタル複写機


2009−6−17


 <2009年4〜6月配信機種>

■京セラミタ、コンパクトボディに高い拡張性を備えたモノクロ複合機など「TASKalfa 180 / TASKalfa 181 / TASKalfa 221」新発売 6−17
■生産性と使いやすさを追求した高速モノクロ複合機「TASKalfa(タスクアルファ) 820/620」の2機種を新発売 4−21
■消費電力の大幅な削減による優れた環境性能と充実機能を搭載したモノクロデジタル複合機6モデル 4−21
■ビジネスコミュニケーションの課題に多彩なソリューションを提供する高速デジタルカラー複合機「bizhub C652/C552」新発売 4−20



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2009−6−17

京セラミタ
コンパクトボディに高い拡張性を備えたモノクロ複合機など
「TASKalfa 180 / TASKalfa 181 / TASKalfa 221」を新発売

TASKalfa 180 / TASKalfa 181 / TASKalfa 221
左:TASKalfa 180(本体のみ)
右:ASKalfa 181/221
  (オプション装着時)


 京セラミタは新ブランド「TASKalfa」シリーズとして、小規模事務所やワークグループでの使用に最適なモノクロ複合機などの新製品「TASKalfa 180 / TASKalfa 181 / TASKalfa 221」を新発売する。

 「TASKalfa 181 / TASKalfa 221」は基本性能であるコピー機能に加え、オフィスで使用頻度が高いネットワークプリント機能を標準搭載し、業務に合わせてスキャナ機能とファクス機能、両面印刷機能を追加することができる拡張性の高いモノクロ複合機。なお「TASKalfa 180」は、拡張機能を持たないシンプルな複写機モデル。

 出力速度は「TASKalfa 180 / TASKalfa 181」は毎分18枚、「TASKalfa 221」は毎分22枚(いずれもA4ヨコ)。またファーストコピータイムは5.7秒というクイックな出力を実現している。

 このクラスの複合機は比較的小さなオフィスで利用されることが多いため、設置面積は「TASKalfa 181 / TASKalfa 221」で幅568mm×奥行き594mmの省スペース性を実現し、限られたスペースにも設置することができる。

製品名 標準価格(税別) 発売日 月間販売予定(国内)
TASKalfa 221 548,000円 6月下旬 合計1,000台
TASKalfa 181 398,000円
TASKalfa 180 348,000円




TASKalfa 180 / TASKalfa 181 / TASKalfa 221の主な基本性能

【1】 ファーストコピータイムは5.7秒のクイックな出力を実現

ファーストコピータイムは5.7秒というクイックな出力を実現しました。出力速度は「TASKalfa 180/TASKalfa 181」は毎分18枚、「TASKalfa 221」は毎分22枚(いずれもA4ヨコ)で、生産性の高い出力が可能になる。
電源を入れてから使用可能な状態になるまでのウォームアップタイムは17秒以下で、急な出力が必要な場合にも素早く対応することができる。
独自のエコシスコンセプトによる長寿命化技術によって高い信頼性を実現しており、長期間に渡って安定利用することができる。

【2】 省スペース設計により、オフィスの限られたスペースを有効活用

このクラスの複合機は比較的小さなオフィスで利用されることが多いため、設置面積は「TASKalfa 181 / TASKalfa 221」で幅568mm×奥行き594mmの省スペースを実現し、限られたスペースにも設置することができる。

【3】 ネットワークプリンタ機能を標準装備(TASKalfa 181/TASKalfa 221が対応)

PCからプリント指示をする際のプリンタドライバの操作性を大幅に向上させている。特に「簡単設定」は、頻繁に使用する機能である集約印刷や両面印刷、エコプリントモードを一つの画面にまとめ、簡単に設定できるようになった。
「TASKalfa 181 / TASKalfa 221」に標準装備されているネットワークプリンタ機能においては、128MBのメモリを標準搭載。さらに複雑なデータを取り扱うお客様のために1152MBまでメモリを拡張することができ、データ処理にかかる時間を短縮することができる。
従来機ではオプション対応であったKPDL3(日本語ポストスクリプト レベル3互換)のエミュレーションに標準対応しているので、画像や図面などの繊細なデータを取り扱うユーザのポストスクリプトプリンタとして使用することも可能。

  従来機はKM-1650 / KM-2050

【4】 業務に合わせて複数の機能を搭載できるオプション拡張性

両面印刷、両面読込み機能(自動両面ユニットDU-420、両面原稿送り装置DP-420が必要。)
オプションで両面コピー、両面プリントが可能になる自動両面ユニットと、両面同時読み取りが可能になる原稿自動送り装置をご用意している。
FAX機能 (FAX System (R)が必要です。TASKalfa 181 / TASKalfa 221が対応)
33.6kbpsモデムによるスーパーG3FAX規格への対応とJBIG圧縮方式の採用により、3秒未満の高速送受信を実現。またオプションのジョブセパレータJS-420を装着することでコピー・プリント出力と受信したFAXを分けて排出できるため、出力紙の混在を防ぐ。
ネットワークスキャナ機能 (Scan System(F)Bが必要。TASKalfa 181 / TASKalfa 221が対応)
スキャンしたデータをネットワーク上のPCに送信することができ、紙文書を電子データとして活用することができる。ネットワーク上のPCフォルダへ直接スキャンデータを転送することができる「Scan to PC機能」や、送信先アドレスを設定し直接E-mailの添付ファイルとして送信できる「Scan to E-mail機能」も搭載。Scan to PC機能とScan to E-mail機能では一回の操作で複数の宛先に送信できる「同報機能」も備えている。
Network FAX機能
(FAX System(R)とScan System(F)Bの両方が必要。TASKalfa 181 / TASKalfa 221が対応) Network FAX機能では、 個人のPC上から宛先を指定するだけで送信原稿を紙に出力することなく、プリントアウト感覚で電子データをFAX送信することができる。またFAX受信データはクライアントPCへのメール添付で受け取り可能※
セキュアプリントシステム「TASKGUARD(タスクガード) ID Printing」(TASKalfa 181/TASKalfa 221が対応)
ICカードを使用した個人認証システム。複合機に取り付けられたカードリーダーによって個人を認証し、本人の書類だけを出力することで出力紙の放置や混在を防ぐ。これにより、重要書類を覗き見されるといった情報漏えいのリスクを低減できる。

【5】 EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合

EU(欧州連合)において、電気・電子機器製品に含まれる特定有害物質による環境破壊や健康に及ぼす危険を最小化することを目的として制定されたEU RoHS指令に適合している。
グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)で定める「特定調達物品等」の判断基準に適合。また省エネ性能の優れたオフィス機器であることを示す国際エネルギースタープログラム2009にも適合している。

  (the Restriction of the use of certain Hazardous Substances)特定有害物質使用制限。




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2009−4−21

京セラミタ
生産性と使いやすさを追求した高速モノクロ複合機
「TASKalfa(タスクアルファ) 820/620」の2機種を新発売
TASKalfa 820
TASKalfa 820


 京セラミタは高速モノクロ複合機の新製品として「TASKalfa 820/620」の2機種を新発売する。

 「TASKalfa 820/620」はオフィスのセンターマシンとして求められる生産性をさらに充実させるとともに、使いやすさを追求した高速モノクロ複合機。
 基本性能では、出力スピードはそれぞれTASKalfa 820で毎分82枚(A4ヨコ)、TASKalfa 620で毎分62枚(A4ヨコ)。またファーストコピータイムはTASKalfa 820で約2.9秒、TASKalfa 620で約3.6秒と、同等クラスの上位の性能を実現している。さらに大量の原稿読み込みを可能にするため、原稿自動送り装置の原稿積載枚数をクラス最高となる260枚にアップ。スキャンスピードもクラス最高の毎分100枚(A4:300dpi、片面読込み)を実現。また標準装備の両面印刷機能を用いることで、さらに生産性を高めることができる。

 使いやすさにおいては、ユニバーサルデザインを採用することで、低い姿勢からでも見やすいように角度調整が可能な操作パネルや、座った状態でも使用できる原稿自動送り装置、用紙補給の際も、引き出しがスムーズにできる補助機構を備えた給紙カセットを採用している。このように「TASKalfa 820/620」は高い生産性と誰にでも使いやすい操作環境を提供する。

  同クラスは出力速度が毎分50枚〜82枚(A4判)のモノクロ複合機。2009年4月20日現在。

製品名 標準価格(税別) 発売日 販売予定
TASKalfa 820 2,780,000円 5月20日 計300台/年
TASKalfa 620 2,200,000円


「TASKalfa 820/620」 の主な特長

【1】 スキャン性能を大幅に向上させ、紙文書の電子化の効率アップ

片面読込みで毎分100枚(300dpi)とクラス最高の原稿読取り速度を有している。
原稿積載枚数はクラス最高となる260枚(A4、80g/m2)が可能で、大量の資料も一度に電子化することができる。

【2】 大量部数の印刷にも素早く応える高速出力

「TASKalfa 820/620」はそれぞれ、毎分82枚(A4ヨコ)、毎分62枚(A4ヨコ)の高速出力処理により、オフィスのドキュメント処理を効率化する。また両面印刷機能を標準装備し、紙資源の削減に貢献する。
京セラミタ独自の長寿命化技術によって、オフィスのドキュメントに関わる業務のセンターマシンとして、高い信頼性を実現している。

【3】 ハードディスク上のデータを強固なセキュリティ機能で保護

スキャナの色分離性能の向上により色文字もはっきりと再現(読取)する事ができる。さらに、文字領域と画像領域を分割しデータを形成することにより、容量が大きくなりがちなカラー文書を最適なデータ量に圧縮しPDFデータに生成する事ができる。
原稿の表面と裏面を同時に読み込み可能な両面原稿送り装置をオプション設定、ワンアクションでスキャンしPDFデータの生成が可能。
ネットワーク上にあるFTPサーバへスキャン文書を保存できる。さらにネットワーク上のWindows、Macintosh、LinuxなどのマルチOSクライアントからスキャン文書の閲覧が可能。

【4】 40GBの大容量ハードディスクを利用した文書管理が可能

本体には、40GBの大容量ハードディスクを搭載しており、文書管理機能としてコピー出力やプリント出力のデータをハードディスクに保存することにより、操作パネル上でデータを呼び出し素早く出力することができる。
ジョブ結合ボックスで「Word」や「Excel」などのフォーマットが異なるプリントデータや、スキャンデータを結合させひとつのジョブとして出力。または、フォーム集として登録することにより、重ね合わせて出力することができます。

【5】 ユニバーサルデザインを更に充実させ、より使いやすくなった。

給紙カセットに握りやすいグリップ式のハンドルを採用することで、用紙補給時の操作性を向上させている。
角度を2段階に切り替えることができるチルト式操作パネルの採用により、低い姿勢からでも見やすく、また操作性が向上するように配慮。
低い姿勢からのコピー操作で原稿をコンタクトガラスにセットする際、原稿自動送り装置の開きすぎにより手が届かないことを防止するために、原稿自動送り装置の開口角度調整機能を設けた。通常の開口角度は60°ですが、開口角度調整機能を使用した場合、開口角度が30°に設定できる。これにより座った状態での操作が可能となる。

【6】 EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合

U(欧州連合)において、電気・電子機器製品に含まれる特定有害物質による環境破壊や健康に及ぼす危険を最小化することを目的として制定されたEU RoHS※指令に適合している。
グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)で定める「特定調達物品等」の判断基準に適合。また省エネ性能の優れたオフィス機器であることを示す国際エネルギースタープログラムにも適合している。

※1  (the Restriction of the use of certain Hazardous Substances)特定有害物質使用制限。


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2009−4−21

シャープ
消費電力の大幅な削減による優れた環境性能と充実した機能を搭載
モノクロデジタル複合機6モデルを発売
モノクロデジタル複合機<MX―M503N>


 シャープは、トナー定着時の熱効率向上と原稿読み取り部にLED光源を採用したことなどにより、消費電力を最大で従来機比約46%低減※1した<MX-M503N><MX-M363N><MX-M283N>と、基本機能の充実化を図った<MX-M503F><MX-M423F><MX-M363F>のモノクロデジタル複合機6モデルを発売する。


 近年、デジタル複合機はモノクロからカラーへの置き換えが進展しているが、一方でコスト志向の強いオフィスなどではモノクロ機の需要も堅調に推移している。また、世界的に環境問題がクローズアップされるなか、デジタル複合機に対しても基本性能の充実化に加え、より一層の省エネが求められている。

 今回発売する<MX-M503N><MX-M363N><MX-M283N>の3モデルは、トナー定着時に用いる定着ローラーを改善し、熱効率を向上させた。加えて、原稿読み取り部の光源にLEDを採用※2することで、消費電力を最大で約46%低減した。また、プリントアウト時の印刷解像度は1,200dpiに対応し、小さな文字や微細な線などのつぶれを抑える。さらに、コピー時の解像度も1,200dpiなので、印刷写真、文字/印刷写真、印画紙写真などを、高画質でコピーすることができる。

    



 同社は、コピー、プリンタ、ファクスなど各種機能を組み合わせた製品をラインアップし、幅広いユーザーニーズに対応していく考え。



品名

モノクロデジタル複合機

形名

MX-M503N

MX-M363N

MX-M283N

MX-M503F

MX-M423F

MX-M363F

希望小売価格 
( )内は税抜価格

1,900,500円 
(1,810,000円)

1,533,000円 
(1,460,000円)

1,239,000円 
(1,180,000円)

1,617,000円 
(1,540,000円)

1,407,000円 
(1,340,000円)

1,249,500円 
(1,190,000円)

発売日

2009年5月11日

2009年7月6日

月産台数

400台 (シリーズ合計)

<製品構成>

複写速度

50枚/分

36枚/分

28枚/分

50枚/分

42枚/分

36枚/分

コピー

標準

標準

標準

標準

標準

標準

プリンタ

標準

標準

標準

オプション

オプション

オプション

ファクス

オプション

オプション

オプション

標準

標準

標準

スキャナ

標準(カラースキャナ)

標準(カラースキャナ)

標準(カラースキャナ)

オプション

オプション

オプション

ネットワーク

標準

標準

標準

オプション

オプション

オプション

ドキュメントファイリング

標準

標準

標準

標準

標準

標準



特 長

1.  熱効率に優れた定着ローラーや原稿読み取り部にLED光源を採用するなど、消費電力を削減

・定着ローラーの改善によりトナー定着時の熱効率の向上を図ったほか、原稿読み取り部の光源に白色LEDを採用し、従来機に比べて最大で約46%の消費電力の削減を図った。

・電源ON時に各部の電気的な制御を最適化し、ウォームアップタイム20秒を実現。短時間でオートパワーシャットオフから復帰ができる。

2.  カラースキャナ機能や1,200dpiの高印刷解像度など充実した基本性能

プリントアウト時の印刷解像度は1,200dpiに対応し、小さな文字や微細な線などのつぶれを抑える。また、コピー機能でも、印刷写真、文字/印刷写真、印画紙写真などの原稿モードで、1,200dpiの印刷解像度で高画質に原稿をコピーできる(<MX-M503N><MX-M363N><MX-M283N>のみ対応)。

・本体内にハードディスクを標準装備し、コピーやプリント、イメージ送信したデータを保存できます。必要な時にデータを呼び出して、印刷や送信することができ、作業の効率アップが図れる(全モデル対応)。

3.  オープンシステムズアーキテクチャー「Sharp OSAR」の機能拡張とSharp Print SystemRによるソリューション対応力を強化

・新ソリューション商品であるSharp Print SystemRを利用することでPCからの出力指示により、任意の複合機から出力させることが可能。これにより、中/大規模オフィスに複数台ある複合機の集中管理や運用が容易にできるなど、利用効率の向上が図れる。また、PCからの出力指示後、複合機の前に行って液晶画面を操作してから出力することができるため、重要書類の紛失を防ぎ、無駄な出力を減らす。

 

 MX-M503/M423/M363/M283シリーズの仕 様




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2009−4−20

コニカミノルタ
ビジネスコミュニケーションの課題に多彩なソリューションを提供する
高速デジタルカラー複合機「bizhub C652/C552」 新発売

bizhub C652
bizhub C652



 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、「bizhub(ビスハブ)」シリーズの新製品として、「bizhub C652」(カラー毎分50枚・モノクロ毎分65枚)と「bizhub C552」(カラー毎分45枚・モノクロ毎分55枚)を発売する。
 ※複写速度はいずれもA4ヨコ

商品名 bizhub C652 bizhub C552
本体標準価格(税別) 2,950,000円 2,550,000円
搬入設置料金(税別) 50,000円
発売日 2009年4月22日 2009年5月下旬

 今回発売する「bizhub C652/C552」は、オフィスの中核をなすマシンとして好評を博し、平成19年度第18回「省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)資源エネルギー庁長官賞」も受賞した「bizhub C650/C550」(2007年発売)の後継機として、さらなる先進技術を投入しオフィス複合機の理想形を追求した高速デジタルフルカラー複合機。

 色再現性と省エネ性能の高いコニカミノルタの重合法トナー“デジタルトナーHD”の採用に加え、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給するオートリファイニング現像方式の黒現像器を搭載。高画質な画像を長期間維持するとともに、カラー出力、モノクロ出力のどちらにおいても優れた画質を提供する。

 また、紙原稿の文字情報をOCRによってテキストデータ化しPDFファイルを生成する「サーチャブルPDF」※1※2やユーザー認証との組み合わせで送信先を限定できる「Scan to Me」/「Scan to Home」認証機能を持つ新スキャナー機能、統合管理アプリケーション・サーバー・ソフトウェア「PageScope Enterprise Suite」※2との連携など、同製品によって実現できるソリューションの数々がお客のビジネスに大きく貢献する。

 さらに、チルトタイプの大型カラー液晶パネルを搭載し、アニメーションガイドや音声ガイド機能※2にも対応、使う人すべての使いやすさを考えた一台。

※1 2009年秋対応予定
※2 オプション

主な特長

1.高画質&高生産性テクノロジー

定評あるコニカミノルタの高画質を進化させた重合法トナー“デジタルトナーHD”を採用。ワックスや色材などの分子量、現像材を最適化するとともに、粒子表面の平滑性をアップ。こすれや剥がれに強く再現性の高い出力を実現。さらに、黒現像器には、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給するオートリファイニング現像方式を採用したことにより、常に現像器内のキャリアを新鮮に保ち、高画質な画像を長期間維持する。
また、定着部にはIH(Induction Heating)定着機構を採用。定着ローラー全体ではなく、必要な時に必要な箇所を発熱させるので、消費電力の低減に大きく貢献する。低温で定着する“デジタルトナーHD”との相乗効果でウォームアップタイムも短縮でき、環境へ配慮しながらも高生産性を実現している。(TEC値:C652は7.29kWh、C552は5.83kWhを達成)

※国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値

2.追求されたユーザビリティ

消耗品の交換手順や、万が一の紙詰まり処理方法等をアニメーションで分かりやすく案内するアニメーションガイド機能を標準で搭載。また、オプションで画面の表示が見にくい方の操作の補助や誤操作防止のための音声によるガイド機能も用意している。
この他、スタートボタンとデータランプには赤緑色弱の方にも識別しやすい青色LEDを採用するなど、機器の隅々にまでユニバーサルデザインの考え方を導入し、NPO法人CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)によるカラーユニバーサルデザイン認証を取得している。


3.電子化後のワークフローを効率化するスキャナー機能

紙原稿の文字情報をOCRによってテキストデータ化しPDFファイルを生成する「サーチャブルPDF」機能や、原稿を写真領域と文字領域に分割し、文字領域に対しては文字データのアウトライン処理を行う「アウトラインPDF」機能に対応。電子化した文書の再利用を効率化する。
また、別売りソフトの「仕分け名人」を使用すれば、スキャンした画像ファイルの保存先指定・ルールに従ったリネーム処理・関係者への通知といった一連のジョブを自動化でき、煩わしいファイルの仕分け作業が簡単に行える。

※サーチャブルPDFとアウトラインPDFは2009年秋対応予定。サーチャブルPDFはオプション。

4.ネットワークを利用したカラーFAX機能

スーパーG3FAXを装備できると共に、サーバーなどを必要とせず既存のネットワークに接続するだけで送受信が可能な「IPアドレスFAX」、フルモードに対応した「インターネットFAX」へも拡張できる。いずれもネットワークを利用した通信のため、通信コストが大幅に削減できる上、カラーでの送受信も可能。

※スーパーG3FAX/IPアドレスFAX機能の拡張は、オプション。インターネットFAX機能は、本体に標準搭載の機能。
※カラー原稿の対応は、相手機種により異なる。

5.きめ細やかなセキュリティーマネジメント

指静脈による認証が行える生体認証装置「AU-102※1」、またはFeliCa※2などの非接触ICカードに対応したICカード認証装置「AU-201※1」を装着することで、ユーザー認証時の煩わしいパスワード入力を行うことなく、機器利用制限と共に利用状況の管理が行える。プリントデータは本体に一時蓄積され、認証装置に指またはICカードをかざすだけでそのユーザーデータが出力開始されるため、出力管理を行いつつもユーザーに手間をかけることもない。また、他人に出力物を見られたり誤って持ち去られたりすることも防ぐことができる。
また、ユーザー認証を設定していれば、登録宛先欄の宛先に「Me」または「Home」のボタンが表示される「Scan to Me」/「Scan to Home」※3認証機能を搭載している。宛先の「Me」を選択した場合は、認証されている利用者のE-mailアドレスへ送信、宛先の「Home」を選択した場合は、あらかじめ登録されたフォルダーに送信されるので、簡単で確実なファイル送信が行える。管理者設定で送り先を「Me」と「Home」に限定することもでき、送信先を自分宛てのみに制限するなど細やかな設定が可能。
さらに、誤送信やFAXの不正利用による情報流出を抑止するため、情報通信ネットワーク産業協会が制定したFAXセキュリティーのガイドラインFASEC 1に適合した機能を搭載している。



※1 オプション 装着にはワーキングテーブルWT-506が別途必要。
※2 FeliCaはソニー株式会社の登録商標。
※3 「Scan to Home」認証はActive Directory認証している場合のみ利用可能。

6.統合管理アプリケーション・サーバー・ソフトウェア「PageScope Enterprise Suite」連携

オフィスで稼動するデバイスの管理・設定が行える以下の4つのアプリケーションで構成される「PageScope Enterprise Suite」との連携が可能。すべてのアプリケーションは1台のサーバー上で動作し、Webブラウザで操作できる。それぞれを組み合わせることで環境に見合ったシステムの構築を実現する。

(1)PageScope Authentication Manager

複数のデバイスのユーザー認証をサーバーで一元管理する認証・権限管理アプリケーション

(2)PageScope Account Manager

カウント情報の一元的な集計管理に特化したアプリケーション

(3)PageScope My Panel Manager

ユーザーごとに操作パネルをカスタム設定できるMyパネルと、アドレス帳をカスタム設定できるMyアドレスの2つの機能を搭載

(4)PageScope Net Care Device Manager

ネットワークに接続されているデバイスを一元管理し、効率的な運用管理と快適なネットワーク環境を実現する無償ソフト

※PageScope Authentication Manager/PageScope Account Manager/PageScope My Panel Managerは、別売りのアプリケーション。


 ●bizhub C652/C552の主な仕様




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