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新製品 デジタル複写機


2009−8−31


 <2009年7〜8月配信機種>

■ユーザビリティを追求したオフィスに優しい高速デジタルカラー複合機「bizhub C452」 新発売 8−31
リコー、先進の技術によって再生処理を行った“リコンディショニング(RC)機”2シリーズ4モデル新発売 8−27
■京セラミタがオフィスのカラードキュメントのセンターマシン、高速カラー複合機「タスクアルファ 650c」を新発売 7−30
好評のMycrosトナーHGの採用により高画質出力を実現したデジタルフルカラー複合機<MX-2301FN>を発売 7−22

■富士ゼロックス、業界トップの省エネを実現したオフィス向けフルカラーデジタル複合機計8機種新発売

7−21
キヤノンが複合機の新ブランド“imageRUNNER ADVANCE”の第一弾、IT環境との連携を強化したカラー複合機 3シリーズ 7−13



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2009−8−31

コニカミノルタ
ユーザビリティを追求したオフィスに優しい
高速デジタルカラー複合機「bizhub C452」 新発売
bizhub C452
bizhub C452



 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、「bizhub(ビズハブ)」シリーズの新製品として、「bizhub C452」(カラー・モノクロともに 毎分45枚)を発売する。

 ※A4ヨコ


商品名 bizhub C452
本体標準価格(税別) 2,200,000円
搬入設置料金(税別) 50,000円
発売日 2009年9月14日


 今回発売する「bizhub C452」は、オフィスの中核をなすマシンとして好評を得ている「bizhub C652/C552」(2009年4月より発売)のシリーズ機として、さらに静音・コンパクトな新型フィニッシャーを準備し、システムとしてのコンパクト化を図った高速デジタルフルカラー複合機。

 色再現性と省エネ性能の高いコニカミノルタの重合法トナー“デジタルトナーHD”の採用に加え、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給するオートリファイニング現像方式の黒現像器を搭載。高画質な画像出力を長期間維持するとともに、カラー出力、モノクロ出力のどちらにおいても優れた画質を提供する。

 また、紙原稿の文字情報をOCRによってテキストデータ化しPDFファイルを生成する「サーチャブルPDF」や背景に薄い地紋パターンを付加し2次コピーを禁止する「地紋セキュリティー機能」の新機能に加え、統合管理アプリケーション・サーバー・ソフトウェア「PageScope Enterprise Suite」との連携など、本製品によって実現できるソリューションの数々がお客様のビジネスに大きく貢献する。

 さらに、チルトタイプの大型カラー液晶パネルを搭載し、アニメーションガイドや音声ガイド機能にも対応、使う人すべての使いやすさを考えたオフィスに優しい一台。
 環境にも配慮し、定着部には、消費電力の低減に大きく貢献するIH(Induction Heating)定着機構を採用し、低温で定着する“デジタルトナーHD”との相乗効果でウォームアップタイムも短縮している。

 ※オプション


主な特長

1.高画質&高生産性テクノロジー

定評あるコニカミノルタの高画質を進化させた重合法トナー“デジタルトナーHD”を採用。“デジタルトナーHD”では、ワックスや色材などの分子量、現像材を最適化するとともに、粒子表面の平滑性をアップし、こすれや剥がれに強く再現性の高い出力を実現した。さらに、黒現像器には、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給するオートリファイニング現像方式を採用したことにより、常に現像器内のキャリアを新鮮に保ち、高画質な画像出力を長期間維持する。
また、定着部にはIH(Induction Heating)定着機構を採用。定着ローラー全体ではなく、必要な時に必要な箇所を発熱させるので、消費電力の低減に大きく貢献する。低温で定着する“デジタルトナーHD”との相乗効果でウォームアップタイムも短縮でき、環境へ配慮しながらも高生産性を実現している。(TEC値: 5.28kWhを達成)
※国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値

2.静音・コンパクト新型フィニッシャー

bizhub C452ではコンパクトなフィニッシャーを新たに準備し、装着時の設置スペースを従来より削減した。紙詰まりが発生した場合でもフィニッシャーを動かすことなくそのまま処理が可能。また、ステープル動作や用紙搬送などの音を低減し静音化を実現、オフィスに優しい設計となっている。
※オプション

3.追求されたユーザビリティ

液晶パネル上で、消耗品の交換手順や、万が一の紙詰まり処理方法等をアニメーションで分かりやすく案内するアニメーションガイド機能を標準で搭載している。さらに、パネル画面の表示が見にくい方の操作の補助や誤操作防止のための音声によるガイド機能も用意。また、各画面にLanguage Select(言語選択)ボタンをショートカットキーとして設定でき、表示を各言語(日・英・仏・独など)に瞬時に切替えられるため、多国籍の方が働く企業や大使館などでの利用時に大変便利。
この他、スタートボタンとデータランプには赤緑色弱の方にも識別しやすい青色LEDを採用するなど、機器の隅々にまでユニバーサルデザインの考え方を導入し、NPO法人CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)によるカラーユニバーサルデザイン認証を取得している。
※オプション

4.電子化後のワークフローを効率化するスキャナー機能

紙原稿の文字情報をOCRによってテキストデータ化しPDFファイルを生成する「サーチャブルPDF」機能や、原稿を写真領域と文字領域に分割し、文字領域に対しては文字データのアウトライン処理を行う「アウトラインPDF」機能に対応。電子化した文書の再利用を効率化する。
また、別売りソフトの「仕分け名人」を使用すれば、スキャンした画像ファイルの保存先指定・ルールに従ったリネーム処理・関係者への通知といった一連のジョブを自動化でき、煩わしいファイルの仕分け作業が簡単に行える。
※オプション

5.ネットワークを利用したカラーFAX機能

スーパーG3FAXを装備できると共に、サーバーなどを必要とせず既存のネットワークに接続するだけで送受信が可能なダイレクトSMTP対応の「IPアドレスFAX」、フルモードに対応した「インターネットFAX」へも拡張できる※1。いずれもネットワークを利用した通信のため、通信コストが大幅に削減できる上、カラーでの送受信も可能※2

※1
スーパーG3FAX/IPアドレスFAX機能の拡張は、オプション。インターネットFAX機能は、本体に標準搭載の機能。
※2
カラー原稿の対応は、相手機種により異なる。


6.きめ細やかなセキュリティーマネジメント

指静脈による認証が行える生体認証装置「AU-102※1」、またはFeliCa※2などの非接触ICカードに対応したICカード認証装置「AU-201※1」を装着することで、ユーザー認証時の煩わしいパスワード入力を行うことなく、機器利用制限と共に利用状況の管理が行える。プリントデータは本体に一時蓄積され、認証装置に指またはICカードをかざすだけでそのユーザーデータが出力開始されるため、出力管理を行いつつもユーザーに手間をかけることもない。また、他人に出力物を見られたり誤って持ち去られたりすることも防ぐことができる。
また、コピー・プリントのセキュリティーを強化する地紋セキュリティー機能(コピーガード機能、パスワードコピー機能)※3が利用できる。コピーガード機能を使用して原稿をコピーあるいはプリントすると、背景に薄い地紋セキュリティーパターンが付加されて出力される。この出力紙を2次コピーしようとしても、コピー禁止のメッセージが出てコピーすることができない※4。さらに、パスワードコピー機能では、2次コピー時に予め設定したパスワードを入力した場合のみコピーが許可される※4
なお、FAXの誤送信や不正利用による情報流出を抑止するため、情報通信ネットワーク産業協会が制定したFAXセキュリティーのガイドラインFASEC 1に適合した機能を搭載している。

※1
オプション 装着にはワーキングテーブルWT-506が別途必要。
※2
FeliCaはソニーの登録商標。
※3
オプション
※4
コニカミノルタの地紋セキュリティー機能を搭載した機種のみで有効になる機能。

7.統合管理アプリケーション・サーバー・ソフトウェア「PageScope Enterprise Suite」連携

オフィスで稼動するデバイスの管理・設定が行える以下の4つのアプリケーションで構成される「PageScope Enterprise Suite」との連携が可能。すべてのアプリケーションは1台のサーバー上で動作し、Webブラウザで操作できます。それぞれを組み合わせることでユーザーの環境に適応するシステムの構築を実現する。

1)PageScope Authentication Manager

複数のデバイスのユーザー認証をサーバーで一元管理する認証・権限管理アプリケーション

2)PageScope Account Manager

カウント情報の一元的な集計管理に特化したアプリケーション

3)PageScope My Panel Manager

ユーザーごとに操作パネルをカスタム設定できるMyパネルと、アドレス帳をカスタム設定できるMyアドレスの2つの機能を搭載

4)PageScope Net Care Device Manager

ネットワークに接続されているデバイスを一元管理し、効率的な運用管理と快適なネットワーク環境を実現する無償ソフト





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2009−8−27

リコー
先進のリサイクル技術による“リコンディショニング機”を新発売
デジタルモノクロ複合機「imagio Neo 453RC/353RCシリーズ」

imagio Neo 453RC モデル75
imagio Neo 453RC モデル75


 リコーは、デジタルモノクロ複合機の新製品として、(1)45枚*1機の「imagio(イマジオ) Neo 453RCシリーズ」、(2)35枚*1機の「imagio Neo 353RCシリーズ」の2シリーズ4モデルを新発売する。

 新製品は、お客から使用済みの「imagio Neo 453/353シリーズ」(2005年6月発売)を回収し、先進の技術によって再生処理を行った“リコンディショニング(RC)機”。リユース部品の使用率は質量比で平均80%を達成している。しかもリユース部品を使用しながら、新造機*2と同等の品質基準をクリアしている。


 新製品「imagio Neo 453RC/353RCシリーズ」は、グリーン購入を推進している官公庁・自治体・民間企業など、環境保全意識の高いお客を中心に提供していく。


製品名 imagio
Neo 453RC
imagio
Neo 453RC
モデル75
imagio
Neo 353RC
imagio
Neo 353RC
モデル75
コピースピード*1 45枚/分 35枚/分
プリンター・スキャナー機能
ファクス機能 オプション オプション オプション オプション
標準価格(消費税別) オープン価格
発売日 2009年9月3日


*1 A4横送り時の毎分のコピースピード
*2 新品部品、または一部再製造された部品で構成された製品


<新製品 imagio Neo 453RC/353RCシリーズの主な特徴>

1. 先進のリサイクル技術の導入により環境負荷を低減
  リユース部品の使用率は平均80%(質量比)で、製造時のCO2の排出量は、新造機であった前身機「imagio Neo 453/353」と新製品「imagio Neo 453RC/353RC」を比較した場合、約82%削減している。これにより、環境負荷を大幅に低減した。
  さらにライフサイクル全体におけるCO2の排出量は、前身機と比較してimagio Neo 453RCは約26%、imagio Neo 353RCは約34%削減*3しており、ここでも環境負荷を大幅に低減している。
    *3 前身機で5年、RC機で5年の合計10年を使用期間とし、1年あたりの環境負荷に換算して比較
2. リコー独自の技術「QSU」の搭載により、使いやすさと省エネを実現
  省エネ技術「QSU」の搭載により、主電源を入れてからのウォームアップタイムは12.5秒*4と高速で、さらに、省エネモード(オートオフ)時からの復帰時間は10秒を実現している。急ぎのコピーの場合でも、生産性を落とすことなく機器の使用が可能となる。
  同技術により、imagio Neo 453RCのエネルギー消費効率は46Wh/h、imagio Neo 353RCは31Wh/hを達成した。さらに省エネモード(オートオフ)時の消費電力は、わずか1Wと低電力を実現している。
    *4 imagio Neo 453RC/353RCの場合。imagio Neo 453RC モデル75/353RC モデル75は15秒
3. 集約コピー機能の搭載により、用紙節約を効率的に実現
  複数枚の原稿を1枚の用紙にまとめてコピーできる集約コピー機能を搭載している。この機能を使えば、1面に最大8枚の原稿を集約してコピーでき、用紙の削減に貢献する。さらに自動両面機能を組み合わせて使用すれば、用紙の使用量を最大で1/16に抑えることが可能となる。
4.   安心して使える各種セキュリティ機能を搭載
  不正コピー抑止地紋印刷機能*5を搭載。プリント出力時に用紙全体に特殊な地紋を埋め込んで印刷し、その印刷した原稿をコピーすると「コピー禁止」などの牽制文字を浮き上がらせることができ、不正なコピーや情報漏えいの抑止が可能。
  コピー、ファクス、プリンター、スキャナーといったそれぞれの機能について、登録されたユーザーごとの利用制限をかけることが可能で、管理者が利用状況を把握することで、セキュリティ効果に加え、ランニングコストの抑制にも効果を発揮する。
    *5 imagio Neo 453RC モデル75/353RC モデル75で利用可能
5. 充実したコピーの基本性能を搭載
  ファーストコピータイムは、imagio Neo 453RCで3.5秒*6、同353RCで4.1秒*6と高速を実現している。また、連続コピーは、imagio Neo 453RCで毎分45枚、同353RCで毎分35枚と、それぞれ快速を実現している。
  600dpiの高解像度と256階調の書き込みにより、文字も写真も鮮やかに再現できる高画質を実現。
    *6 A4横送り時、等倍、第1給紙トレイ、原稿ガラス使用時




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2009−7−30

京セラミタ
オフィスのカラードキュメントのセンターマシン
高速カラー複合機「TASKalfa(タスクアルファ) 650c」を新発売
TASKalfa 650c


 京セラミタおよび、京セラミタジャパンは、高い生産性が求められるオフィスのカラードキュメントニーズに対応する、高速カラー複合機「TASKalfa 650c」を8月中旬より発売する。

 新製品の「TASKalfa 650c」は、カラー、モノクロ共に毎分65枚(A4ヨコ)の高速出力と、安定した画質、使いやすい操作性を持つA3対応の高速カラー複合機。ファーストコピータイムはカラー6.5秒、モノクロ5.3秒を実現しているため、連続コピーだけでなく1枚コピーの時も素早く対応することができる。またスキャン機能では、読み取り速度は毎分77枚(A4ヨコ、300dpi)を実現、さらに一度のスキャンジョブで最大1,000枚の読み取りが可能であるため、大量の紙文書を素早く電子化することができる。

 画質においては、滑らかで質感の豊かな高画質カラートナーを採用。また大量のカラー出力時にも、安定した高画質を提供する。

 操作部には10.4インチの大型カラータッチパネルを採用し、スキャン時に読み取った画像を確認する「プレビュー機能」や、良く使う機能を登録して簡単に呼び出すことができる「テンプレート機能」などを搭載することで、見やすさと使いやすさを実現している。またネットワークセキュリティについては、IPパケットを暗号化するIPsec、認証されない機器のネットワーク接続を禁止するIEEE802.1xなどの最新技術に対応しており、情報漏えいの防止に効果を発揮する。

 

 ※  オプション対応


製品名 標準価格(税別) 発売日 年間販売予定
TASKalfa 650c 5,340,000円 8月中旬 150台



「TASKalfa 650c」の主な基本性能

【1】 カラー・モノクロともに毎分65枚の高速出力
カラー、モノクロ共に毎分65枚(A4ヨコ)という高速出力に加え、ファーストコピータイムはカラー6.5秒、モノクロ5.3秒を実現。
標準装備の自動両面ユニットによって、紙資源を節約することができます。また仕分けに便利な電子ソート機能を使えば、縦横両方向の用紙を別々のカセットにセットすることで、1部ごとに用紙の向きを縦横交互にプリントできます。
マシンが稼働中であってもトナーを補給することが可能なため、トナー交換によるマシンの停止時間を削減することで業務効率の低下を防ぐことができます。

  A4、B5サイズでのコピー時のみ

【2】 毎分77枚の高速スキャン機能

カラー、モノクロともに最大毎分77枚(A4ヨコ、300dpi)の高速スキャン機能を搭載。1度のスキャンジョブで最大1,000枚の読み取りが可能なため、大量の紙文書を素早く電子化することが可能。
原稿に混ざっている白紙ページを自動的に判別することで、スキャンするデータに白紙ページが発生することを防ぐ。またスキャンした画像は操作パネル上で事前に確認できるため、読み取りミス、設定ミスをしたまま送信や保管することを防止できる。

【3】 滑らかで質感の豊かな高画質を実現

滑らかで質感の豊かな高画質カラートナーの採用とともに、大量のカラー出力時にも安定した高画質を提供。

【4】 10.4インチの大型カラー液晶タッチパネルによる優れた操作性

操作パネルには精細な10.4インチ大型カラー液晶タッチパネルを採用し、見やすく使いやすい操作性を実現。
複数の機能を事前に登録して簡単に呼び出すことができるテンプレート機能は、最大12,060ジョブまで登録、201グループまでグループ分けできるため、組織別や機能別に分類して使用できます。

【5】 高度な情報セキュリティ機能

AES(Advanced Encryption Standard)による高度な暗号化で機密情報の漏えいを防止する。
個人認証機能により、登録者以外の不正使用を防ぐだけでなく、個人ごとのプリント枚数管理も可能。
ネットワークセキュリティでは、IPパケットを暗号化するIPsec、認証されない機器のネットワーク接続を禁止するIEEE802.1xなど、最新の技術に対応している。

  オプション

【6】 EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合

EUにおいて、電気・電子機器製品に含まれる特定有害物質による環境破壊や健康に及ぼす危険を最小化することを目的として制定されたEU RoHS指令、および省エネ性能の優れたオフィス機器であることを示す、国際エネルギースタープログラムに適合。
グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)で定める「特定調達物品等」の判断基準に適合。また日本エコマーク(認定番号:第09117004号)を認証取得。

 ※  (the Restriction of the use of certain Hazardous Substances)特定有害物質使用制限。










2009−7−22

シャープ
好評のMycros(ミクロス)トナーHGの採用により高画質出力を実現
デジタルフルカラー複合機<MX-2301FN>を発売
デジタルフルカラー複合機 <MX―2301FN> ※プラズマクラスターイオン発生装置(オプション)を装着


 シャープは、好評のMycrosトナーHGを採用し、高画質出力を実現したデジタルフルカラー複合機<MX-2301FN>を発売する。

 同機は、MycrosトナーHGを採用し、粒状感(ざらつき)の少ない緻密な高画質出力が可能であり、人の肌のような中間色や微細な色を自然に再現できる。プリンタ、ファクス機能はもちろんのこと、オフィスの文書を電子化する際に便利なネットワークスキャナ機能も標準装備し、1台4役でオフィスの省スペース化に貢献する。

 さらにこのほど、同機に装着可能な「プラズマクラスターイオン発生装置」(オプション)を商品化した。放出される高濃度プラズマクラスターイオン(イオン濃度7,000個/cm3)が、浮遊するカビ菌・ウイルス・アレル物質(ダニのふんや死がい)はもちろん、カーテンなどについたタバコの付着臭も分解・除去する。また複合機の上部に取り付けることで省スペース化を図ったほか、複合機の電源と連動しており、トナー切れやFAXの受信状況などを、プラズマクラスターイオン発生装置のLEDランプでお知らせする。


品名

デジタルフルカラー複合機

形名

MX-2301FN

希望小売価格 
( )内は税抜価格

1,218,000円 
(1,160,000円)

発売日

2009年7月29日

月産台数

700台




主な特長

1.  好評のMycrosトナーHGの採用により高画質出力を実現

・同社製カラー複合機で好評のMycrosトナーHGを採用。高画質コピーが難しかった人の肌などの中間色の表現や、小さな文字や微細な線による図面、繊細な写真などのつぶれを抑え、粒状感(ざらつき)の少ない緻密な高画質出力を実現。

2.  1台4役で、オフィスの省スペース化に貢献

・文書管理の電子化に役立つネットワークスキャナのほか、カラーコピー、カラープリンタ、ファクス機能を標準搭載している。

3.  複合機用オプションとして新たに開発した「プラズマクラスターイオン発生装置」の搭載が可能

・プラズマクラスターイオン発生装置から放出される高濃度プラズマクラスターイオン(イオン濃度7,000個/cm3)が、浮遊するカビ菌・ウイルス・アレル物質(ダニのふんや死がい)はもちろん、カーテンなどについたタバコの付着臭も分解・除去する。

・複合機の電源と連動しているので、始業時の電源の入れ忘れや終業時の消し忘れも防止できる。

・トナー切れや紙詰まり、FAXの受信など複合機の各状況を知らせるLEDランプを設けているので、離れた場所から確認できる。

環境特長

・予熱モード/オートパワーシャットオフモードによる省エネ設計

・ファクス待機時消費電力1W以下

・国際エネルギースタープログラム※2に適合

・グリーン購入法※3基準に適合

・欧州RoHS規制※4に対応(鉛、水銀、六価クロム、カドミウム、PBB[ポリ臭化ビフェニール]、PBDE[ポリ臭化ジフェニルエーテル]の含有量を規制値以下とする)

・塩ビ樹脂を含有していないACコードを使用



※1  同社製複合機のみに対応。装着時には取り付けキット(別売)が必要。対象機種はこちら。 
(http://www.sharp.co.jp/print/)

※2  国際的な省エネルギー制度

※3  国などによる環境物品などの調達の推進などに関する法律

※4  「電気電子機器に含まれる特定有害物質(鉛や水銀、六価クロム、カドミウム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE))の使用制限」に関する欧州連合(EU)指令





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2009−7−21

富士ゼロックス
業界トップの省エネ商品ラインナップで
統合的な環境負荷削減ソリューションを加速
カラーデジタル複合機「ApeosPort-IV シリーズ」等 販売開始
ApeosPort-IV C3370
ApeosPort-IV C3370 


 富士ゼロックスは、オフィス向けフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-IVシリーズ」4機種注1および、「DocuCentre-IVシリーズ」4機種注2の計8機種を、2009年8月28日から発売する。

 同社では、1999年制定の「エコロジー&セーフティビジョン」のもと、お客や社会の環境保全活動に貢献することにおいて世界トップクラスを目指し、活動を推進している。お客のオフィスや業務における環境負荷を見える化し、生産性向上などの価値・効用を提供しながら、省電力、省スペース、省資源など、環境負荷を統合的に削減するソリューション「オフィスのグリーン化プログラム」もあわせて提供しており、今回の省エネ効果の高い商品の開発により、環境への負荷を減らすオフィス環境の構築に、大きく貢献している。

 今回の新商品は、新環境技術などを採用し、「国際エネルギースタープログラム」の適合基準であるTEC値注3(2.44kWh注4)を、従来機に比べ約75%低減注5し、業界トップ注6の省エネを実現している。


具体的には、
  1. トナーを紙に定着する部分に、発熱層として世界最薄(厚さ数ミクロン)の非磁性金属を有するIHベルトを採用。これにより、定着装置の予熱が必要なくなるため、プリント時以外に定着装置で要する消費電力ゼロ、世界最速3秒注7で立ち上がる新開発のIH定着技術注8を採用。
  2. エンジンの露光装置に加え、画像読み取り部分の光源に、LED(発光ダイオード) を採用。従来、複合機へのLED採用は、明るさのムラや色のばらつきがあり、難しいとされていました。しかし、本商品では、光の拡散技術を応用して光源を均一化し、さらに、一台ずつ光の色を補正する技術により、安定した読み取り画質を維持しながら、LEDによる省エネを実現。
  3. 省エネ性能に優れた「EA-Ecoトナー」をオフィス向け商品に初めて採用。従来のEAトナーに比べて、定着温度を約20℃低下させることを可能にし、定着時における消費電力を約15%削減。


 さらに、これらの3つの技術に加え、複合機本体を制御するコントローラー部分を改良することで、スリープモード時の消費電力を従来機の約6分の1注9に低減している。

 また、「オフィスのグリーン化プログラム」は、富士ゼロックスが培った「ドキュメントマネジメント」のノウハウで、お客のオフィスにおける環境負荷軽減だけでなく、セキュリティリスク、トータルコストの低減に総合的に貢献する。今回のラインナップでの商品提供により、多くのお客において、更なる省エネ効果を発揮することが可能となり、「商品」と「使い方」の両面で、環境負荷の低減が期待できる。
 勿論、「省エネ」だけでなく、「利便性」もさらに向上している。IH定着技術の 採用により、スリープモードから10秒以下注10で利用可能な状態になるため(従来機に比べ約78%短縮注11)、節電設定がされた状態であってもコピーやファクス、プリントの待ち時間が短縮でき、業務効率アップに貢献する。

 今回のシリーズより外観を一新し、操作領域が集中する中央部にブルー色を配し、アクセス部への自然な誘導を行なうとともに、出力されたプリントの見やすさにも配慮している。操作パネルには、高精細表示が可能な8.5型のWVGAカラーTFTを使用し視認性を向上、また、パネルに傾斜を与え、車椅子からでも見やすいように配慮している。表示には、グラフィックを多用し、ボタンや文字を大きくすることで、押し間違いや迷いによる誤操作を抑止するなど操作性を向上している。


注1 ApeosPort-IV C2270(カラー25枚/分)、ApeosPort-IV C3370(カラー35枚/分)、ApeosPort-IV C4470(カラー45枚/分)、ApeosPort-IV C5570 (カラー50枚/分)
注2 DocuCentre-IV C2270(カラー25枚/分)、DocuCentre-IV C3370(カラー35枚/分)、DocuCentre-IV C4470(カラー45枚/分)、DocuCentre-IV C5570(カラー50枚/分)
注3 プリンターや複写機などのオフィス機器における「概念的1週間(稼働とスリープ/オフが繰り返される5日間+スリープ/オフ状態の2日間)」の消費電力量(TEC消費電力量)(kWh)
注4 ApeosPort-IV C4470の場合。C2270は1.15kWh 、C3370は1.68kWh、C5570は3.05kWh。
注5 ApeosPort-III C4405 PFST(TEC値 9.93kWh)との比較。
注6 カラー複合機 モノクロ分速25枚機、35枚機、45枚機、55枚機において。2009年7月現在。
注7 ApeosPort-IV C3370 / C2270の場合。
注8 IH定着技術紹介ホームページ http://www.fujixerox.co.jp/company/technical/ih_fuser/
注9 1.5W以下。従来機ApeosPort-III C4405 PFST(スリープ時消費電力10W)との比較による。
注10 ApeosPort-IV C3370 / C2270の場合。ApeosPort-IV C5570 / C4470は15秒。
注11 ApeosPort-III C4405 PFST(スリープモードからの復帰時間 45秒)との比較による。


【標準価格】

<本体>
商品名 標準価格(税別) 備考
DocuCentre-IV C2270 P 1,290,000 円 コピー・プリント機能搭載
DocuCentre-IV C2270 PFS 1,750,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
DocuCentre-IV C3370 P 1,540,000 円 コピー・プリント機能搭載
DocuCentre-IV C3370 PFS 2,000,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
DocuCentre-IV C4470 P 1,890,000 円 コピー・プリント機能搭載
DocuCentre-IV C4470 PFS 2,350,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
DocuCentre-IV C5570 PFS 2,700,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
ApeosPort-IV C2270 PFS 2,200,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
ApeosPort-IV C3370 PFS 2,450,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
ApeosPort-IV C4470 PFS 2,800,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載
ApeosPort-IV C5570 PFS 3,150,000 円 コピー・プリント・ファクス・スキャン機能搭載

<主なオプション>
商品名 標準価格(税別)
大型カラー操作パネル 200,000 円
フィニッシャーA1 120,000 円
フィニッシャーB1 260,000 円
フィニッシャーC1 450,000 円
中とじフィニッシャーC1 500,000 円
大容量給紙トレイ(1段) 180,000 円
Gigabitイーサネットボード 40,000 円
USBメモリー保存キット 20,000 円
イメージ圧縮キット 75,000 円
サーチャブルPDFキット 50,000 円
IPファクス(SIP)キット 20,000 円

<トータルサービス契約>
<ApeosPort-IV C5570 / C4470、DocuCentre-IV C5570 / C4470>
[黒モード] [カラーモード]
1,000枚まで
1,001枚〜5,000枚
5,001枚以上
8.5 円
7.0 円
6.5 円
1,000枚まで
1,001枚〜3,000枚
3,001枚以上
45 円
40 円
35 円
[最低プリント料金] 8,500 円

<ApeosPort-IV C3370、DocuCentre-IV C3370>
[黒モード] [カラーモード]
1,000枚まで
1,001枚〜3,000枚
3,001枚以上
8.5 円
7.5 円
7.0 円
1,000枚まで
1,001枚〜3,000枚
3,001枚以上
45 円
40 円
35 円
[最低プリント料金] 6,800 円

<ApeosPort-IV C2270、DocuCentre-IV C2270>
[黒モード] [カラーモード]
1,000枚まで
1,001枚〜3,000枚
3,001枚以上
8.5 円
7.5 円
7.0 円
1,000枚まで
1,001枚〜3,000枚
3,001枚以上
45 円
40 円
35 円
[最低プリント料金] 2,550 円











2009−7−13

キヤノン、複合機の新ブランド“imageRUNNER ADVANCE”を発表
IT環境との連携を強化したカラー複合機 3シリーズ、12モデルを発売
imageRUNNER ADVANCE C7065 imageRUNNER ADVANCE C5035F
imageRUNNER ADVANCE C7065
オプションの「中綴じフィニッシャー・
B1」など装着時。
imageRUNNER ADVANCE C5035F
オプションの「インナーフィニッシャー・
A1」など装着時。


 キヤノンは、複合機の新ブランド“imageRUNNER ADVANCE(イメージランナー・アドバンス)”を立ち上げ、カラー複合機の新製品“imageRUNNER ADVANCE C9000 PRO”、“C7000”、“C5000”の3シリーズ12モデルを9月上旬より順次発売する。

  • imageRUNNER ADVANCE C9000 PROシリーズ
    価格(税別) 380万円〜 (発売日:2009年9月下旬より順次※1)
  • imageRUNNER ADVANCE C7000シリーズ
    価格(税別) 300万円〜 (発売日:2009年9月下旬)
  • imageRUNNER ADVANCE C5000シリーズ
    価格(税別) 170万円〜 (発売日:2009年9月上旬より順次※2)
  • ※1 “C9075 PRO”は9月下旬、“C9065 PRO”は11月上旬。
  • ※2 “C5051F/C5045F/C5035F/C5030F”は9月上旬、“C5051/C5045/C5035/C5030”は11月上旬。

 ビジネスの多様化・複雑化にともない、オフィスでは、日常業務の効率化やセキュリティーの強化、運用コストの削減、環境への配慮など、多くの課題への対応が求められている。
 “imageRUNNER ADVANCE”は、ユーザーの多様なニーズに応えるために開発した新世代複合機を総称するブランド。“C9000 PRO”シリーズは大量出力を必要とするプロダクションニーズに対応したマシンとして、“C7000/C5000”シリーズはオフィスのセンターマシンとして、それぞれ威力を発揮する。

 “imageRUNNER ADVANCE”の特長は、「ITシステムとの強力な連携」、「管理業務の強化とTCOの削減」、「一人ひとりに最適な使用環境の実現」の3つ。
 「ITシステムとの強力な連携」では、ニーズに応じて複合機の機能を追加できる「MEAP(ミープ)」を進化させ、企業の基幹システムや文書管理システムなどの業務システムと強力に連携するほか、Webサービスにも対応し、さらに幅広いシステムの構築をサポートする。マイクロソフトなど有力なパートナーとも提携し、業務の効率化に大きく貢献する。

 「管理業務の強化とTCOの削減」では、紙文書からネットワーク上に生成する電子文書に至るまで、強化された包括的なセキュリティー管理を実現する。入退室用の社員証などを利用して、機器の利用者や個人ごとに使用可能な機能を制限できるほか、Adobe社の文書機密管理サーバーと連携してPDFのアクセス権限を管理できる。また、キヤノンが提供する管理ソフトウエアや管理サービスを利用すれば、社内ネットワーク上の複合機の設定・管理をはじめ、リモートでの監視機能や複合機のオンラインアップデートなどが可能になり、管理業務の強化とTCOの削減に貢献する。

 「一人ひとりに最適な使用環境の実現」では、操作画面に大型のTFT液晶カラータッチパネルを採用し、ユーザーが一人ひとりの用途や目的に応じた自分専用の画面を表示できる。また、紙文書をスキャンしてAdobeR PDFやOffice Open XMLなど、ニーズに応じたファイルを手軽に生成できる。さらに、本体のハードディスクドライブ(HDD)の領域を利用して、画像ファイルやオフィスで使われる一般的なファイルフォーマットを保管できるほか、複合機同士の連携機能により、他の複合機に保管されている文書を出力したりデータを共有することができる。「imageWARE Desktop」(別売)を使用すれば、スキャン、プリント、ファクスなど本体の基本機能を自分のパソコンから快適に操作できる。

 環境面においても、業界トップクラスの省エネ性能を実現したほか、世界最高水準の難燃性を持つバイオマスプラスチックを外装の一部に採用するなど、先進的な取り組みを数多く採用している。




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