リコーは、デジタルフルカラー複合機の新製品「imagio(イマジオ) MP C5002/C4002/C3302/C2802シリーズ」4機種14モデルを発売する。オフィスの主力となる中・高速クラスのラインアップを一新することで、さまざまな規模・業種のお客に対して導入を促進し、販売台数は10,000台/月を目指す。
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新製品は、「imagio MP C5001/C4001/C3301/C2801シリーズ」(2010年11月発売)の後継機種として発売する。すばやい立ち上げを可能にする「カラーQSU技術(DH定着方式)」の採用、低温定着を可能にする低融点重合トナー「カラーPxP-EQトナー」の採用など、リコー独自の新開発技術の搭載により、トップクラス*1の省エネ性能を実現し、オフィスの節電と環境負荷の軽減に貢献する。新製品はこの他にも、操作性や用紙対応力の向上を追求しており、業務効率アップを実現する。
<新製品 imagio MP C5002/C4002/C3302/C2802シリーズの主な特徴> 1.イメージを一新するスタイリッシュなデザインを実現 ・ カラーやフォルムなど従来機からのデザインを一新。グレーを基調とするモノトーンカラーを採用し、操作パネル、排紙部、自動原稿送り装置などは、従来のブルーからダークグレーに変更。オフィス空間で存在感を示しつつも、さまざまな環境にフィットするデザインを実現している。 2.使いやすさを追求した新しい操作パネルを採用 ・ 角度調整が可能な操作パネルを採用。一人ひとりが自分の使いやすいように、操作パネルの角度を0~90度の間で調整可能。 ・ 新たにホーム画面を採用し、コピー、ファクス、プリンター、スキャナーなどの基本機能をアイコン化して、ホーム画面に表示することができる。また、よく使う機能を登録/アイコン化することもでき、設定した内容はワンタッチで呼び出すことができ、業務効率の向上に貢献する。さらに、ユーザー認証機能と組み合わせることで、利用者ごとにカスタマイズしたMyホーム画面の利用も可能。 3.優れた環境性能により、オフィスの省エネ・低コストに貢献 ・ リコー独自の「カラーQSU技術(DH定着方式)」を採用。定着ベルトにハロゲンヒーターを内蔵し、加熱パイプなしで直接定着ベルトを温めることで、オフ/スリープモードからの復帰時間は9.1秒*2とすばやく、省エネ性能と高生産性を同時実現する。 ・ 新開発の「カラーPxP-EQトナー」を採用。従来機に比べ、カラートナーは約20℃、ブラックトナーは約10℃の低温定着が可能で、消費電力の低減を実現する。 ・ 新たに、使用状況の見える化を実現するインフォメーション画面機能を搭載。利用者ごとや機器ごとの総印刷ページ数、両面利用率、集約利用率などを表示し、そこから用紙削減率などのeco指数を算出。これにより、環境負荷低減を促進する。 ・ 標準消費電力量(TEC)*3は、従来機と比較して約22%削減*4している。 4.幅広い用紙対応力により、さまざまな業種・業務での活用が可能 ・ 新たな定着方式の採用により用紙対応力を向上。封筒印刷などの際、定着時に用紙にかかるストレスを軽減し、よりきれいに印刷することが可能になった。また各種厚紙から省資源化に貢献する薄紙にも対応している。 5.業務改善に寄与する多彩な機能を搭載 ・ ファクスユニットを搭載していない複合機(子機)から、ネットワーク上のファクス回線ユニットを搭載している複合機(親機)を経由して、ファクスの送受信が可能*5。新たなファクス用回線の準備が不要で、低コストでの運用を実現。 ・ ユーザーインターフェースを一新したRPCSドライバーを採用。よく使う設定を保存してワンクリックで呼び出せる「かんたん設定」や、多機能をきめ細やかく設定できる「項目別設定」のユーザーインターフェースを搭載するなど、高速出力と使いやすさを追求している。 |
*1財団法人省エネルギーセンターがホームページに公開している2011年に登録された国際エネルギースタープログラム使用製品(28~50枚/分クラスのコピー/ファクス/プリンター/スキャナー機能付きのデジタルフルカラー複合機)との比較において。2012年2月7日現在。 *2 imagio MP C5002の場合。 *3 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。 *4 新製品imagio MP C5002 SPFと従来機imagio MP C5001 SPFを比較した場合。 *5 親機・子機ともに、imagio リモートFAXカードタイプ32が必要。2012年春発売予定 |