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新製品 デジタル複写機


2012-8-6


 <2012年7~8月配信機種>

■生産性・画質・セキュリティー機能を強化した中高速カラー複合機“imageRUNNER ADVANCE C5200シリーズ”4機種8モデルを発売
■大規模オフィスや集中コピー室などでの大量印刷にも対応した高速デジタル複合機<MX-M1204/MX-M1054/MX-M904>を発売   
■使いやすさと機能性を併せ持つ、カラースキャナー搭載A0モノクロデジタル複合機「DocuWide 3035 MF」新発売  31
■ソリューションプラットフォーム「ハイパス」を標準装備し価格を抑えたA3対応カラー複合機「TASKalfa 256ci / TASKalfa 206ci」新発売 13
■業界で初めて電炉鋼板を採用した環境フラッグシップモデルのモノクロ高速複合機「imagio MP 9002/7502/6002/6002GPシリーズ」新発売


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2012-8-6

キヤノン
生産性・画質・セキュリティー機能を強化した中高速カラー複合機
“imageRUNNER ADVANCE C5200シリーズ”4機種8モデルを発売
imageRUNNER ADVANCE C5255F
オプション装着時


 キヤノンは、複合機「imageRUNNER ADVANCE(イメージランナー・アドバンス)」シリーズの新製品として、大手から中規模企業向けの中高速カラー機“imageRUNNER ADVANCE C5200シリーズ”4機種8モデルを2012年8月6日より発売する。


  ●imageRUNNER ADVANCE C5200シリーズ
価格(税別)170万円~ (発売日:2012年8月6日)

 “C5200シリーズ”は、使いやすさに定評のある「imageRUNNER ADVANCE C5000シリーズ」(2009年9月発売)の後継機種で、モノクロ毎分35枚から同55枚、カラー毎分30枚から同51枚の出力速度(A4ヨコ)を備えた、オフィスの主力となる中高速クラスのカラー複合機。今回、生産性・画質・セキュリティー機能を強化しているほか、「高速起動モード」の搭載などにより操作性を大幅に向上している。



■生産性・画質を強化

新製品は、用紙搬送プロセスの最適化により、モノクロの出力速度を従来機種から毎分4~5枚高速化※1している。また、コピー時のスキャンしたデータに対する像域分離技術を強化することで、文字部分と写真部分をより高精度に判別することが可能になり、文字は鮮明で読みやすく、写真は滑らかで美しく、高品位なコピー画像を実現している。

■各種セキュリティー機能を標準搭載

近年、一層高まるセキュリティーへの要望に応え、各種セキュリティー機能を標準搭載させ、データの盗難、改ざん、なりすまし、機器の不正利用などの脅威からオフィスデータを保護する。

■操作性を大幅に向上させるさまざまな機能

主電源を入れてから画面操作およびスキャンが可能になるまでの時間を、従来機種の30秒から7秒以下※2に短縮させる「高速起動モード」を搭載し、待ち時間なく使用できるようになった。また、パソコンからの操作を快適にするソフトウエア「imageWARE Desktop」(別売)※3を機能拡張し、パソコン画面上のアイコンへファイルをドラッグ&ドロップするだけの直感的な操作で、複合機へのプリント・FAXジョブ送信や、PDF生成、ファイル結合が可能になった。



※1従来機種「C5000シリーズ」のモノクロ出力速度は、毎分30枚から51枚。
※2実際のコピー・プリント動作が開始されるまでの時間は主電源を入れてから約30秒後。使用状況により高速起動されない場合がある。
※32012年9月初旬発売予定。





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2012-8-3

シャープ
大規模オフィスや集中コピー室などでの大量印刷にも対応
高速デジタル複合機<MX-M1204/MX-M1054/MX-M904>を発売


 シャープは、大量の印刷や製本・仕上げ処理など、オフィスの多彩なニーズに対応した高速デジタル複合機<MX-M1204/MX-M1054/MX-M904>3モデルを発売する。

 同機は、同社モノクロ複合機ラインアップの最上位モデル。基本性能を強化し、同社製複合機として最速の毎分120枚の高速出力を実現(MX-M1204)、大容量2段給紙トレイ(オプション)により最大14,850枚※1まで用紙セットが可能で、用紙補給の手間なく大量印刷が可能。また、ステープルや中綴じ製本、三つ折りや四つ折りなど、印刷原稿を自動でセッティングする豊富なオプションにより、オフィスでの幅広いニーズに対応する。

 さらに、非穀物系のバイオマス原料を使用した「MycrosトナーEP®」の採用や、ウォームアップ時間の短縮などにより消費電力量を約28%低減※2するなど、環境性能も充実している。
 直感的操作が可能な10.1インチのタッチパネル対応カラー液晶や、データや個人情報の漏洩を防止するセキュリティ機能も標準搭載している。



品名

デジタル複合機

形名

MX-M1204

MX-M1054

MX-M904

システム希望小売価格※3
( )内は税抜価格

8,240,400円
(7,848,000円)

6,444,900円
(6,138,000円)

5,552,400円
(5,288,000円)

発売日

2012年9月3日

月産台数

400台(国内・海外)



※1 オプションの大容量2段給紙トレイ(MX-LC13)(2連結)と手差しトレイ(MX-MF11)を装備した場合。
※2 「国際エネルギースタープログラム」の適合において基準となるTEC値(1週間の標準消費電力量)で、従来機(MX-M1100 2007年発売)との比較。
※3 システム希望小売価格には、MX-M1204の場合、本体、カール補正ユニット(MX-RB18)、フィニッシャー(MX-FN21)、接続キット(MX-RB16)、大容量2段給紙トレイ(MX-LC13)が含まれ、MX-M1054/M904の場合、本体、カール補正ユニット(MX-RB18)、フィニッシャー(MX-FN21)、手差しトレイ(MX-MFX1)、大容量給紙トレイ(MX-LC12)が含まれている。


主な特長

1. 毎分120枚(MX-M1204)のモノクロ高速対応で、安定した高画質出力を実現

高速大量出力が可能な堅牢設計の耐久フレームを採用、毎分120枚(MX-M1204)のモノクロ高速出力を実現しました。高速搬送性を高めるため、紙のそりを補正するカール補正機能※4に加え、原稿送り装置や本体側の給紙装置には、複数の紙が一度に給紙されるのを防止する「重送検知機能※5」を搭載、高い信頼性を実現している。
写真画像やイラスト、グラデーションなども忠実に再現する同社独自の「MycrosトナーEP®」を採用。1,200×1,200dpiの高解像度で、ルビや細かな文字、グラフなどの細い線も鮮明に出力することが可能。
※4 オプションのカール補正ユニット(MX-RB18)が必要。
※5 MX-M1204/M1054のみ。
2. 大容量給紙と多彩な排紙機能により、オフィスの幅広いニーズに対応

標準で3,300枚、最大14,850枚の大容量給紙が可能で、大量出力時の用紙補給にかかる手間を軽減できる。また、大量出力時でもマシンを稼働したままトナーカートリッジの交換が可能な、コンティニュアスラン機能を採用している。
最大100枚までステープル止めが可能な「フィニッシャー※6」や、中綴じ製本ができる「サドルフィニッシャー※7」、Z折りや三つ折り、四つ折りなど多彩な折りが可能な「紙折りユニット※8」、カバー紙挿入や合い紙挿入などを給紙できる「インサーター※9」など、オフィスで必要とされる多彩な後処理機能により、高い生産性を実現。また、排出用紙を5,000枚(2連結時は10,000枚)まで収容でき、ペーパーカートで排出用紙を移動可能な「大容量スタッカー※10」も揃え、効率的な作業環境をサポートする。
※6 オプションのフィニッシャー(MX-FN21)が必要。
※7 オプションのサドルフィニッシャー(MX-FN22)が必要。
※8 オプションの紙折りユニット(MX-FD10)が必要。
※9 オプションのインサーター(MX-CF11)が必要。
※10 オプションの大容量スタッカー(MX-ST10)が必要。
3. 非穀物系バイオマストナーの使用のほか、消費電力量を約28%低減した高い環境性能

トナーの大部分を占める樹脂の一部に、従来の石油などに代表される化石原料に加え非穀物系の原材料を採用したバイオマストナーを使用。有機資源による物質を一定基準以上含むバイオマスプラスチック製品として「BPマーク」認証を取得している。
ウォームアップ時間の短縮や、省エネコントローラーの搭載などにより、ファクス待機時やネットワーク待機時の消費電力を2W以下※11に抑えた。また、原稿読み取り部にLED光源を採用することにより高い環境性能を実現、消費電力量を約28%低減。
電源のシャットオフまでの時間を、自動で調整するエコ学習機能を備えている。頻繁に使用している時間帯はシャットオフせず、あまり使用していない時間帯はすぐにシャットオフに入るといった、使用状況に応じた最適な電源コントロールが可能。
※11 電源をOFFにした状態で、ファクス/ネットワーク待ち受けモード時。
4. 使いやすいタッチパネル対応10.1インチカラー液晶や、グリップタイプのハンドルを使用した給紙トレイなど、使いやすさを追求

操作パネルは、シンプルなハードキー(電源/節電/ホーム画面)と、分かりやすく編集されたタッチパネルで構成。直感的な操作で、必要な機能を簡単に呼び出せる。プレビュー画面では、ページをめくる感覚で読み込んだ原稿を確認できるほか、ページの入れ替え・削除なども簡単に行えるので、出力時のミスも軽減できる。
給紙トレイは上下どちらからでも引き出しやすいロック機構付きのグリップタイプのハンドルを採用。また、操作パネルの角度は、5段階に切り替えできるチルトタイプを採用している。
本体の操作パネルから直接インターネットにアクセスし、大型カラー液晶に表示したWebページなどをそのまま出力できる※12
※12 オプションのWebブラウジング拡張キット(MX-AM10)が必要。
5. 複合機内のデータや個人情報の漏洩を防止する、セキュリティ機能を標準で搭載

ジョブデータやメモリーボックス内の画像データ、本体に記憶されているユーザー情報を手動で簡単に消去できるセキュリティ機能を標準搭載。ジョブ実行時に、電子データの暗号化やデータの自動消去など、迅速にデータを消去できるので、情報漏洩防止に役立つ。
ICカード※13や外部サーバーを活用したユーザー認証など、高度なシステムに対応することで、セキュリティの強化を図ることが可能。
※13 オプションのICカードリーダーライター(MX-ECX2)が必要。

その他の特長

毎分200面の高速読み込み処理を実現、書類や文書の電子化を効率よく処理できる
。また、最大250枚までセットできる「両面同時読取原稿送り装置」を搭載し、多量の原稿もスムーズに処理できる。
複合機とアプリケーションソフトの連携した操作が可能な、「Sharp OSA®4.0※14」に対応。ファイアウォールを経由可能な通信方式をサポートすることで、クラウド型「Sharp OSA®」アプリケーションソフトとの通信も可能。
クラウドを利用した当社ソリューションサービスとの連携が可能。本機で紙文書をスキャンして保存し、文書データをクラウド上で一元管理できるほか、外出先などから文書を取り出し、必要な時に活用できる。
※14 オプションのアプリケーション通信キット(MX-AMX2)が必要です。


環境特長

節電キー/オートパワーシャットオフモードによる省エネ設計
国際エネルギースタープログラム※15に適合
グリーン購入法※16基準に適合
欧州RoHS規制※17に対応
塩ビ樹脂を含有していないACコードを使用
※15 豊かな地球環境を守るための国際的な省エネルギー制度。
※16 国などによる環境物品などの調達の推進などに関する法律。
※17 「電気電子機器に含まれる特定有害物質(鉛や水銀、六価クロム、カドミウム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE))の使用制限」に関する欧州連合(EU)指令。




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2012-7-31

 富士ゼロックス
使いやすさと機能性を併せ持つA0モノクロデジタル複合機
カラースキャナーを搭載した「DocuWide 3035 MF」新発売

DocuWide 3035 MF


 富士ゼロックスは、エンジニアリング市場向けに図面コピー/紙図面電子化/広幅出力業務を一台で効率的に運用できるA0サイズに対応したデジタル複合機「DocuWide 3035 MF(ドキュワイド 3035 エムエフ)」(コピー・プリントスピードA0サイズ3枚/分)を8月17日から発売する。また、中国・アジアパシフィック市場にも10月から順次投入する。

 製造業/建設土木業/官公庁施設部門などの図面管理の現場では、白黒図面、カラーペンで加筆した図面、カラー図面など、技術情報をいかに効率よく共有、活用するかが大きな課題になっている。「DocuWide 3035 MF」は、上位機種の多機能性を継承しつつ、コピー/スキャン/プリント業務を一台で効率的に運用できる環境を実現し、図面管理業務の生産性向上に貢献する。

 「DocuWide 3035 MF」はモノクロスキャン203.2mm/秒注1、カラースキャン67.6mm/秒注2の高速スキャンを実現したほか、連続プリント出力中でもスキャンモードに切り替えてスキャンを開始することができるコンカレント動作など作業の効率化を促進する。

 さらに「マルチ送信」機能を標準装備しており、操作パネルからの指示で、スキャン文書をPCの共有フォルダーに保存したり、本体からプリントしたり、ネットワーク上の複合機やプリンターに出力することができる。また、一回の原稿読み取りで、ネットワーク上のPC2台、複合機・ネットワークプリンター5台まで同時に転送し、効率的にデータの保存やプリントを行うことができる。

 オフィス向けデジタル複合機「ApeosPortシリーズ」と同様の10.4インチカラー液晶ディスプレイをユーザーインターフェイスに採用することで、見やすく使いやすい操作環境を提供する。

 このほか、セキュリティー対策として、本体ID認証やICカード認証を行い利用者を制限したり、機密文書の出力に役立つセキュリティープリント注3、ハードディスク蓄積データの暗号化、上書きに対応することで、データが外部に漏れたり、第三者によって解析されることを防ぐ。



注1
読み取り解像度300dpi以下の場合。
注2
オプションのカラースキャンで読み取り解像度300dpi以下の場合。
注3
機密文書の出力の際、本体にいったん蓄積し、操作パネルでパスワードを入力することでプリントできる。


本体

商品名 標準価格(税別)
DocuWide 3035 MF 2,280,000円
注記:
本体標準価格には関連商品や消耗品の価格は含みません。

主なオプション

商品名 標準価格(税別)
用紙キャッチトレイ(オプション) 70,000円
カラースキャンメモリーキット 200,000円
原稿キャッチトレイ 50,000円
厚手原稿対応キット 80,000円
Add System Memory(512MB) 100,000円
ロールシャフト 15,000円
ドキュメントキャリア(コーティングタイプA0) 20,000円
ドキュメントキャリア(コーティングタイプA1) 12,000円





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2012-7-13

京セラドキュメントソリューションズ
ソリューションプラットフォーム「HyPAS(ハイパス)」を標準装備し
価格を抑えたA3対応カラー複合機
「TASKalfa 256ci / TASKalfa 206ci」を新発売


 京セラドキュメントソリューションズおよび、京セラドキュメントソリューションズジャパンは、A3対応カラー複合機「TASKalfa 256ci / TASKalfa 206ci」を7月20日に新発売する。

 新製品は、出力スピードがカラー/モノクロともに毎分25枚(A4ヨコ)のTASKalfa 256ciと、毎分20枚(A4ヨコ)のTASKalfa 206ciの2モデル。「基本機能を重視したシンプルな複合機」というコンセプトに加え、新たに業務効率の改善やクラウドサービスとの連携など、お客の幅広いニーズに応えるため独自のソリューションプラットフォームである「HyPAS」を搭載した。これにより操作部のカスタマイズ対応やビジネスアプリケーションの導入が可能となった。また、情報を管理する「Evernote(エバーノート)」との連携も可能になる。(今秋の予定)

 また、Apple社のiOSや、Androidに対応したモバイル端末用アプリケーション「KYOCERA Mobile Print」を活用することで、PCを使うことなくドライバーレスで複合機のスキャン機能やプリント機能を使用できる。モバイル端末やクラウドと連携することで、オフィスの離れた場所だけでなく、外出先でも快適なドキュメント環境を利用できる。

 さらに省エネ度をあらわすTEC値は、1.4kWh(TASKalfa 206ci)を実現し、従来機※1比で約15%削減している。


※1 カラー複合機TASKalfa 205c


製品名 希望小売価格(税別) 発売日 販売予定台数(国内)
TASKalfa 256ci 898,000円 2012年7月20日 合計24,000台/年
TASKalfa 206ci 798,000円


「TASKalfa 256ci / TASKalfa 206ci」の主な特長

[1]HyPAS を搭載し、ビジネスアプリケーションとの連携を可能に

  • 「KYOCERA Mobile Print」
    モバイル端末用のアプリケーション「KYOCERA Mobile Print」と連携しWiFiネットワーク環境を通じてプリンターや複合機への出力、複合機からのスキャンが使用できる。
  • 「FAXお預かりサービス」
    受信FAXをクラウドサーバーやモバイル端末に自動転送することで、いつでもどこでも受信FAXの内容が確認できる「FAXお預かりサービス」に対応している。
  • 「Evernote連携アプリケーション」(今秋対応予定)
    Evernoteと連携したHyPASアプリケーションに対応している。タッチパネルからEvernoteにログインし、スキャンしたデータをPCを使わずに直接保存や取り出しができる。複数ユーザーでの使い分けやタグ付け、ノートの印刷に対応している。

[2]TEC値※1 1.4kWh(TASKalfa 206ci)を実現した省エネ設計

  • 消費電力の低減を追求した結果、従来機※2比約15%削減してさらに省エネ設計となっている。また、使用しないときのスリープ時の消費電力は業界トップクラス※3の0.9Wを実現。
※1 TEC値とは「Typical Electricity Consumption」の略。1週間の標準消費電力量のこと。財団法人省エネルギーセンターの「国際エネルギースタープログラム」に適合するための基準となる値。
※2 カラー複合機TASKalfa 205c
※3 2012年5月現在。A3複合機において。

[3]両面印刷、ジョブセパレーター、両面原稿自動送り装置を標準装備

  • 「基本機能を重視したシンプルな複合機」というコンセプトはそのままで、価格を抑えつつスキャナーや両面印刷、ジョブセパレーター、両面原稿自動送り装置などを標準装備。
  • 設置サイズは、幅590mm×奥行590mmという省スペース化を実現し、オフィスの限られたスペースやデスクサイドにも容易に設置することができる。

[4]EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合

  • EU(欧州連合)において、電気・電子機器製品に含まれる特定有害物質による環境破壊や健康に及ぼす影響を最小化することを目的として制定されたEU RoHS※1 指令に適合している。
  • グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)で定める「特定調達物品等」の判断基準に適合。また、省エネ性能の優れたオフィス機器であることを示す国際エネルギースター基準に適合している。また、ライフサイクル全体を通した環境負荷が少なく、環境保全に役立つ商品につけられるエコマーク※2を認定取得している。
※1 the Restriction of the use of certain Hazardous Substances=特定有害物質使用制限
※2 エコマーク認定番号 第12117008 号(TASKalfa 256ci / TASKalfa 206ci)




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2012-7-6

リコー
環境フラッグシップモデルのモノクロ高速複合機を新発売
~業界で初めて電炉鋼板を採用~


imagio MP 7502
(オプションを装着したもの)



 リコーは、デジタルモノクロ高速複合機の新製品として、「imagio(イマジオ) MP 9002/7502/6002/6002GPシリーズ」を発売する。

 新製品は、部品の一部に、100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板を採用しており、複合機に電炉鋼板を採用するのは、事務機業界ではリコーが初めて*1となる。これまで電炉鋼板は、強度特性を重視する建築用として利用されることが大半だったが、東京製鐵との共同開発により、複合機で求められる薄板化(厚さ2mm以下)や電気伝導性、加工性などの面で品質性能を確保し、複合機への採用を可能にしたもの。

 また、「imagio MP 6002GP」は、トナーにバイオマス由来の原材料を使用したバイオマストナー「for E トナー」の採用*2により、通常のトナーに比べトナー焼却時のCO2排出量を約26%削減*3する。

 リコーは、持続可能な社会の構築に向け、地球から新たに採取する資源を2050年までに2007年比で87.5%削減する目標を掲げており、電炉鋼板やバイオマストナーを採用する同取組も新規投入資源量削減に向けた重要な活動のひとつと位置づけている。



*1 2012年7月5日現在。
*2 for E トナーは、前身機「imagio MP 6001GP」(2009年11月発売)から採用。
*3 リコー調べ。


製品名 連続複写速度
(A4ヨコ・毎分)
標準価格
(消費税別)
プリンター
スキャナー
ファクス 標準
給紙量
バイオマス
トナー対応
imagio MP 9002 90枚 330万円 オプション オプション 2,950枚
imagio MP 9002T 340万円 オプション オプション 4,540枚
imagio MP 7502 75枚 278万円 オプション オプション 2,950枚
imagio MP 7502 SP 298万円 標準 オプション 2,950枚
imagio MP 6002 60枚 220万円 オプション オプション 2,950枚
imagio MP 6002 SP 240万円 標準 オプション 2,950枚
imagio MP 6002GP 220万円 オプション オプション 2,950枚



 新製品「imagio MP 9002/7502/6002/6002GPシリーズ」は、「imagio MP 9001/7501/6001/6001GPシリーズ」のそれぞれ後継機種として発売するもので、前身機と比較してファーストコピータイムを高速化し、用紙対応力、セキュリティ、操作性の向上などを実現している。
 月販台数は、7モデル全体で600台を予定しており、官公庁・自治体や中・大手企業を中心に拡販展開する。


<新製品 imagio MP 9002/7502/6002/6002GPシリーズの主な特徴>

1.地球から新たに採取する資源量の削減に貢献

・ 部品の一部に、100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板を採用。複合機で求められる薄板化(厚さ2mm以下)や電気伝導性、加工性などの面で品質性能を確保した。
・ また、本体電源スイッチのカバーには、バイオマス由来の原材料を使用したバイオマスプラスチックを採用している。
・ さらに、「imagio MP 6002GP」は、トナーにもバイオマス由来の原材料を使用したバイオマストナー「for E トナー」を採用している。

2.優れた環境性能により、オフィスの省エネ・低コストに貢献

・ 新たに、使用状況の見える化を実現するインフォメーション画面機能を搭載。利用者ごとや機器ごとの総印刷ページ数、両面利用率、集約利用率などを表示し、そこから用紙削減率などのeco指数を算出。これにより、環境負荷低減を促進する。
・ 省エネ技術「HYBRID QSU」を搭載*4。印刷待機時に電力の一部を蓄電デバイスのキャパシタに蓄え、有効活用することが可能。
・ 標準消費電力量(TEC)*5は、前身機と比較して最大約21%削減*6している。
 *4 imagio MP 7502/6002/6002GPシリーズのみ。
 *5 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。
 *6 新製品imagio MP 6002 SPと前身機imagio MP 6001 SPを比較した場合。

3.前身機を上回る高い生産性を実現

・ 全シリーズで、ファーストコピータイムを高速化し、最大で約12%の短縮*7を実現。
・ ワンパス両面同時読み取りが可能なカラースキャナーに対応。読み取り速度は、カラー/モノクロともに片面90ページ/分*8、両面178ページ/分*8と高速読み取りを実現。
・ 用紙対応力を強化。片面時は52~216g/㎡(45~186kg)*9、両面時は64~169g/㎡(55~145kg)の用紙に対応し、カードや台紙、カタログやパンフレットなど、さまざまな印刷物の制作が可能。
 *7 imagio MP 9002シリーズの場合(3.3秒から2.9秒に短縮)。
 *8 A4ヨコ、200dpi文字モード。原稿サイズ混載時は除く。
 *9 170~216g/㎡は最下段トレイからのみ給紙可能。

4.業務改善に寄与する多彩な機能を搭載

・ 新たにホーム画面を採用し、コピー、ファクス、プリンター、スキャナーなどの基本機能をアイコン化して、ホーム画面に表示することができる。また、よく使う機能を登録/アイコン化することもでき、設定した内容はワンタッチで呼び出すことができ、業務効率の向上に貢献する。
・ ファクスユニットを搭載していない複合機(子機)から、ネットワーク上のファクスユニットを搭載している複合機(親機)を経由して、ファクスの送受信が可能*10。新たなファクス用回線の準備が不要で、低コストでの運用を実現。
 *10 親機・子機ともに、imagio リモートFAXカード タイプ36が必要。

5.大切な情報資産を守る多彩なセキュリティ機能を搭載

・ 前身機ではオプションだった、本体ハードディスクの残存データを上書き消去(逐次消去/一括消去)する機能と、アドレス帳や蓄積文書のデータを暗号化する機能を、標準搭載。
・ 新たに、ファクスのセキュリティに関するガイドライン「FASEC 1」に適合。番号の押し間違いを抑止する「宛先繰り返し入力機能」など安心機能を搭載。





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