コニカミノルタビジネステクノロジーズは、A2サイズ対応モノクロ複合機『1421W』(カラースキャナー搭載標準モデル)と『1421W SP』(カラースキャナー/ドキュメントフィーダー搭載モデル)の2モデルを3月19日より発売する。
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今回発売する『1421W/1421W SP』は、2007年5月から発売している『1420W』の後継機。最大A2サイズに対応したモノクロ複合機で、コピー、PC出力*1、FAX送受信*1に加えモノクロ出力機でありながらフルカラースキャナーを搭載したモデル。
『1421W/1421W SP』には、A2サイズまでスキャン可能な解像度600dpiの高画質フルカラースキャナーを新搭載。一般文書に加え、地図や写真、パース図や加筆した図面なども、A3サイズの2倍の大きさのA2サイズまでフルカラースキャンすることができる。またスキャンデータは、本体内のハードディスクにPDFファイルなどの汎用ファイルで保存したり、本体からメール添付で配信できるなど、高い利便性を実現している。
操作パネルにはカラー液晶を新採用。チルト機構により高い視認性と操作性を確保すると共に、使用頻度の高い機能を操作画面のトップページにアイコンとして登録することで、ワンタッチアクセスによるシンプルで快適な操作環境を提供する。
従来のCAD図面に加え、オフィス内で多く用いられる表計算やテキスト系のドキュメントデータに対しても、より訴求力の高い赤黒ツインカラー出力*2が可能になった。書類承認用のスタンプや、CAD出力時に指定したイメージデータ部分を赤色出力することができる。
さらに『1421W/1421W SP』は、オフィス機器の省エネルギー化を推進する「国際エネルギースタープログラム」の基準と、欧州RoHS指令に指定された6物質の使用規制に適合するとともに、グリーン購入法やエコマークの認定(認定番号:第06117078号)も受けている。
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主な特長1. 柔軟かつ多彩なドキュメントハンドリングを実現A2サイズ毎分14枚、最高解像度600dpiの高速・高画質フルカラースキャナーを新搭載。スキャンされたデータは高圧縮PDFやPDF/Aなど用途に応じた多様なファイル形式で保存できるので、汎用性の高い電子データとして運用できる。またスキャン後、直接USBメモリやSDカード (32GB以下) にデータ保存することも可能。 2. ポイント訴求力の高い赤黒ツインカラー出力が可能企業の開発・設計部門や建築・不動産分野などで用いられるCAD図面データに加え、一般オフィス内で使用頻度の高いドキュメントデータも赤黒ツインカラー出力に対応(1421Wはオプション装着時)。定型の『CONFIDENTIAL』や各自で設定した承認スタンプ、図面や文書内の追記コメント部分などを赤文字で出力することで、ポイントをおさえた訴求力の高いドキュメントとして活用することができる。 3. 出力作業を快適にするシンプルで明快な操作性操作パネルには、カラー液晶画面を新採用し視認性の高い配色を施すと共に、チルト機能により最大90度まで操作しやすい角度に調整することが可能。またよく使う機能をアイコン化して、操作画面のトップページに最大72件登録することができる。さらに給紙トレイは順手でも逆手でも握りやすい、フリーグリップタイプを採用。わずかな力で開くことができ、用紙補給の負担を低減する。 4. 様々な出力環境に柔軟に対応より使いやすくなったRPCSドライバーは、赤黒ツインカラー出力への対応を実現。またPC画面上で、事前に設定した用紙サイズや給紙方法などをすぐ呼び出せる「かんたん設定」と、多彩な機能を細かく設定できる「項目別設定」をタブによって切り替えることができ、原稿データの状況に適した出力指示を効率よく行うことができる。
5. よりセキュアな認証システムユーザーコード認証に加え、ユーザーIDとパスワードを使用した認証システムへも対応している。またネットワーク接続されたWindowsのドメインコントローラーやLDAPサーバーと連携して、既存の認証システムを利用することも可能。 |