リコーは、高速デジタルフルカラー複合機の新製品として「RICOH MP C8002 SP」と「RICOH MP C6502 SP」を発売する。
新製品は、2010年1月に発売した「imagio MP C7501/C6001シリーズ」の後継機種で、カラー/モノクロともに毎分80ページ*1の高速出力が可能。また、プリント出力時は1,200dpi多値処理による高画質を実現している。さらに、高機能をシンプルに使いこなすための優れた操作性を備えている。このほか、各種クラウドサービスとの連携、豊富なオプションの用意などにより、お客の業務効率の向上に貢献する。
これらの性能を発揮することで、さまざまな業種における一般オフィスのセンターマシンとして機器の集約ニーズに対応するほか、大手企業の集中コピー室のニーズにも対応する。
*1 RICOH MP C8002 SPの場合。RICOH MP C6502 SPは、毎分65ページ。ともにA4ヨコ。
製品名 |
RICOH MP C8002 SP |
RICOH MP C6502 SP |
連続出力速度 |
カラー |
80ページ/分(A4ヨコ) |
65ページ/分(A4ヨコ) |
モノクロ |
コピー・プリンター・スキャナー機能 |
標準 |
ファクス機能 |
オプション |
標準価格(消費税別) |
4,140,000円 |
3,120,000円 |
発売日 |
2013年5月9日 |
月販台数 |
500台 |
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<新製品 RICOH MP C8002 SP/C6502 SP の主な特徴>
1.毎分80ページの高速出力を実現し、高い生産性を維持する機能を搭載
・ RICOH MP C8002 SP/C6502 SPの出力速度はカラー/モノクロともにそれぞれ、80ページ/分、65ページ/分(A4ヨコ)と高速出力が可能で、ともに従来機から5ページの高速化を実現。
・ スキャナー読み取り速度は両面時220ページ、片面時120ページと、大量の紙文書電子化業務にもお応えする生産性を有している。
・ 低融点の「カラーPxP-EQトナー」の採用により、従来機に比べ低温での定着が可能になり、RICOH MP C8002 SPのウォームアップタイムは、従来機の70秒以下から50秒以下*2と高速化した。
・ 用紙トレイの1段目にオートタンデムトレイを搭載し、用紙を2セット収容でき(A4ヨコ)、大量コピー中でも、マシンを止めることなく用紙の補給が可能で、高い生産性を維持する。
・ 本体内部にサブトナータンクを装備することで、マシンが稼動中でもトナーボトルの交換が可能。これにより、トナー切れの際のダウンタイムを軽減する。
*2 RICOH MP C6502 SPは、90秒以下から60秒以下に短縮。
2.VCSEL技術と小粒径トナーの採用により、高精細画質を実現
・ プロダクション市場向けの「RICOH Pro Cシリーズ」に搭載している面発光型半導体レーザーVCSEL技術を採用。また、プリント出力時は1,200dpi多値処理による高画質を実現している。
・ リコー独自の重合法によるオイルレスの「カラーPxP-EQトナー」の採用により、色再現領域は従来機に比べ約8%アップし、画像をよりリアルに再現することが可能。
3.使いやすさを追求し、優れた操作性を実現
・ コピー、プリンター、スキャナーなどの基本機能をアイコン化して表示するホーム画面を採用。よく使う機能は登録/アイコン化することもでき、設定した内容をワンタッチで呼び出すことが可能。
・ 万一の紙詰まりの際は、用紙が詰まった箇所のLEDランプが発光し除去作業を誘導する。また、本体内の除去しにくい位置に詰まった紙を退避させる新機構「パージトレイ」も搭載している。
4.各種クラウドサービスとの連携により、業務効率を向上
・ クラウドプリンティングサービス「FlexRelease CX」に対応*3。クラウド上のサーバーにアップデートした印刷データを利用契約した複合機からいつでもどこでも印刷することができる。
・ 手間のかかる紙文書の電子化、分類、名前付け作業を簡単にするクラウドスキャンサービス「RICOH Scan CX」に対応*3。スキャンして電子化した文書は社内サーバーだけでなく、クラウド上のオンラインストレージにも保存が可能で、社外との文書共有やモバイル端末からのアクセスも実現する。
*3 2013年夏対応予定。サービスを利用するには別途契約(有料)が必要。
5.優れた環境性能により、オフィスの省エネ・低コストに貢献
・ 使用状況の見える化を実現するインフォメーション画面機能を搭載。利用者ごとや機器ごとの総印刷ページ数、両面利用率、集約利用率などを表示し、そこから用紙削減率などのeco指数を算出。これにより、環境負荷低減を促進する。
・ RICOH MP C6502 SPの標準消費電力量(TEC)*4は4.54kWhで、従来機(imagio MP C6001 SP)と比較して33%削減。また、RICOH
MP C8002 SPの場合も、5.87kWhと高生産性と省エネ性を両立している。
*4 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。
6.豊富なオプション群がプリント業務の自動化をサポート
・ 「2000枚中綴じフィニッシャー SR4100」には、新たにリコー独自のサドルシェイプ技術を搭載。製本する際、ローラーで上下から用紙を挟み込み、背の部分(サドル)に折り目を形成することで、膨らみが少なく高品位に仕上げることができる。
・ 100枚までステープル可能なフィニッシャーをはじめ、紙折りユニット、大量給紙トレイ、プリントポスト、インサートフィーダーなど多彩なオプションを用意。業務効率の向上に貢献する。 |