リコーは、デジタルモノクロ複合機の新製品として「RICOH MP 6054/5054/4054シリーズ」3機種11モデルを10月16日から発売する。販売台数は1,000台/月を目指す。
新製品は、2012年1月に発売した「imagio MP 5002/4002シリーズ」の後継機として、連続複写速度(A4ヨコ・毎分)
50枚、40枚の機種に加え、新たに60枚機をラインアップし、省スペースかつより高い生産性を求められるお客様に対し導入を進める。また、ウォームアップタイムやスリープモードからの復帰時間の高速化も実現しており、ビジネスの現場で有効な高い生産性を発揮する。さらに、リコー独自の「QSU技術(DH定着方式)」の搭載など徹底した省エネ設計により、業界トップクラス*1の標準消費電力量(TEC)*2を実現。こうした高い生産性と優れた環境性能を持ちながら、本体サイズは幅587mm×奥行662mmというスリムなボディで、限られたスペースへの設置が可能。
オフィスの主力となる中速・高速機クラスのデジタルモノクロ複合機として、官公庁、教育機関、金融機関のお客様をはじめ、さまざまな業種・業務において、その性能を発揮する。
製品シリーズ名 |
モデル数 |
連続複写速度
(A4ヨコ・毎分) |
標準価格
(消費税別) |
RICOH MP 6054シリーズ |
3モデル |
60枚 |
189万円~228万円 |
RICOH MP 5054シリーズ |
4モデル |
50枚 |
131万円~198万円 |
RICOH MP 4054シリーズ |
4モデル |
40枚 |
102万円~162万円 |
|
<新製品 RICOH MP 6054/5054/4054シリーズ の主な特徴>
1.ビジネスの現場で有効な高い生産性を実現
・ 前身機「imagio MP 5002/4002シリーズ」の連続複写速度は50枚と40枚だが、新たに60枚機をラインアップに追加。より高い生産性をお求めのお客様の選択の幅が広がった。
・ リコー独自のQSU技術(DH定着方式)の搭載により、ウォームアップタイムの高速化を実現。同じ60枚機との比較*3において、30秒から11秒*4へと約3分の1に短縮した。また、スリープモードからの復帰時間も10秒から5.2秒へと約半分になり、待ち時間のストレスを軽減する。
2.高速・高画質カラースキャナーを活用し文書の電子化を促進
・ 1度の通紙で両面同時読み取りが可能なドキュメントフィーダー*5の利用により、片面はフルカラー、モノクロともに110ページ/分*6、両面はフルカラー、モノクロともに180ページ/分*6の高速読み取りが可能。
・ ドキュメントボックスのフォルダー機能と合わせて活用することで、紙文書の電子化を促進する。
3.徹底した省エネ設計により、優れた環境性能を実現
・ 標準消費電力量(TEC)は業界トップクラスの値を実現し、前身機「imagio MP 4002 SPF」の2.85kWhから、新製品「RICOH
MP 4054 SPF」では1.47kWhと、約半分に低減している。
・ また、スリープモード時の消費電力は前身機「imagio MP 5002/4002シリーズ」と比較して約83%*7の低減を実現している。
4.高生産性と高機能を搭載しながら、スリムなボディを実現
・ 毎分60枚という高速出力を実現しながら(RICOH MP 6054シリーズ)、本体サイズは幅587mm×奥行662mmと省スペースを実現。スリムなボディで設置場所に困らない。
5.次世代ユーザーインターフェース「MultiLink-Panel」搭載モデルを用意
・ 従来の標準操作部モデルに加えて、フリックやドラッグなどの直感的な操作が可能なタッチパネル「MultiLink-Panel」搭載モデルを用意(RICOH
MP 5054Z SPF)。「かんたんコピー/かんたんスキャナー/かんたんファクス」を搭載し、よりシンプルに基本性能を使用できる。
・ MultiLink-Panelを通じて拡張機能と連携する各種アプリケーションの追加が可能。例えば、セレクト型クラウドサービス「JobMagic」や総合インターネットサービス「NetRICOH」と連携が可能。
6.用紙対応力強化により、高品質なドキュメント出力を実現
・ 対応紙厚は52~300 g/㎡までと、前身機(60~216 g/㎡)よりも大幅に対応力をアップ。
・ 両面時も256g/㎡まで対応でき、はがきの両面印刷が可能となった。 |
*1 国際エネルギースタープログラム使用製品(40~60枚/分クラスのコピー/ファクス/スキャナー機能付きのデジタルモノクロ複合機)との比較において。2014年10月2日現在。リコー調べ。
*2 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。
*3 新製品「RICOH MP6054」と従来機「imagio MP 6002」との比較。
*4 RICOH MP 6054の場合。
*5 ドキュメントフィーダー DF3080装着時。RICOH MP 6054シリーズに標準搭載。
*6 A4ヨコ200/300dpi文字モード。原稿サイズ混載時は除く。
*7 SPFモデルの場合。 |