リコーは、デジタルフルカラー複合機用プリンターユニットの新製品として「カラーコントローラー E-22C」を発売する。
新製品は、印刷業界で標準的に使用されているElectronics For Imaging, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下:EFI社)製の高性能Fieryコントローラーを搭載したプリンターユニット。今年6月に発売したフルカラー複合機「RICOH MP C6003/C5503/C4503/C3503/C3003シリーズ」と連携して使用することで、先進のカラーマネージメント機能や多彩な編集機能を活用した高画質印刷を実現する。また、新たにA3ノビ用紙SRA3(12.6×17.7インチ)に対応し、A3原稿の仕上がり見本(カンプ)の出力時にトンボ印字が可能になった。
プロフェッショナル市場の要求に応える高品質なアウトプットを実現する製品として、デザイン業、広告業、印刷業などの専門オフィスをはじめ、社内でDTPを行う一般オフィスへの導入を促進する。
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<新製品 カラーコントローラー E-22C の主な特徴> 1.プロフェッショナル市場の要求に応える高品質 ・ Adobe社純正PostScript3®を搭載し、プロのニーズにお応えする高品質な出力が可能。 ・ 4,800dpi相当×1,200dpiの高解像度出力に対応。これにより、文字や細線の微細な表現から写真やグラフィックまで、さまざまな要素を含むドキュメントを高精彩に印刷することができる。 ・ リコー独自の重合法によるオイルレスの「カラーPxP-EQトナー」の均一な微粒子が、きめ細やかな高画質を実現する。 2.A3トンボ出力や多様な紙種に対応する幅広い用紙対応力 ・ 対応する複合機「RICOH MP C6003/C5503/C4503/C3503/C3003シリーズ」は新たにA3トンボ出力可能な用紙サイズSRA3(12.6×17.7インチ)に対応。仕上がり見本(カンプ)の出力業務などデザインワークのニーズに対応。 ・ 紙厚は52~300g/㎡(45~258㎏)と幅広く対応し、またコート紙などの光沢のある紙種にも対応*1。これにより、カタログやパンフレットなどさまざまなドキュメントの作成も可能になる。 *1 推奨紙は販売担当者に確認下さい。 3.安定した色味を維持する多彩な機能 ・ EFI社のユーティリティーソフト「Fiery Command WorkStation 5.4」を搭載。日常の色補正から高度なICCプロファイルの編集まで高精度なカラーマネージメントを実現。 ・ キャリブレーション機能により色味の経時変化を補正し、安定高画質を実現。 ・ Japan Color、DICなど複数のICCプロファイルを用意。これらの業界規格の適用により、最終印刷物に近い色味で印刷ができ、校正業務の負担を軽減する。 |