アロス社は、ドイツとスイスに本拠地を置くドキュメントデータ管理を専門とするシステムプロバイダー。今回の買収により自動ワークフローを用いたデータ収集ソリューションの提供というアロス社の強みを最大限に生かし、より幅広いお客様へのサービスの提供に取り組んでいく考え。
京セラドキュメントソリューションズヨーロッパ統括本社の丸林卓哉社長は「私達は市場におけるお客様のビジネスニーズに応えられるドキュメントソリューションを提供し、安全で効率的かつ高品質なドキュメント管理の実現に重点を置いている。アロス社は当社の信頼性が高い製品とサービスを補完することで親和性のあるドキュメントソリューションを提供し、当社の取り組みの一端を担う。」と述べている。
また、アロス社のフリートヘルム・シュニットカー副社長は「この合併は私達の顧客、取引先、従業員のためになると確信している。京セラの幅広い製品はアロス社のスキャニングソリューションと組み合わせることで、大きな可能性をもたらす。私達は全てのステークホルダーの利益のため、これをチャンスと捉え共に協力して取り組んでいく。」と述べている。
アロス社は可用性が高く安全なドキュメント出力サービスを提供することにより、データ収集、ドキュメント管理、ビジネスプロセス管理といった分野を強化していく。
京セラドキュメントソリューションズは、トータルドキュメントソリューションプロバイダーへ事業変革を実現するとともに、事業拡大とお客様のビジネスの発展に貢献できる、付加価値の高い提案を行える企業を目指す。
※ECMとは、エンタープライズ・コンテンツ・マネジメントの略で、企業で扱うデータの統合、効率的管理、ワークフローの自動化を実現するソリューションの総称。 |
アロス社の概要
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