一般財団法人省エネルギーセンターが主催する(後援:経済産業省)平成30年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)において、セイコーエプソンの高速ラインインクジェット複合機/プリンター「LX-10000Fシリーズ・LX-7000Fシリーズ」が「資源エネルギー庁長官賞」を受賞した。受賞内容は下記の通り。
■受賞部門
平成30年度省エネ大賞(製品・ビジネスモデル部門)資源エネルギー庁長官賞
■受賞製品
高速ラインインクジェット複合機/プリンター「WorkForce Enterprise LX-10000Fシリーズ・LX-7000Fシリーズ」
■受賞理由
「本製品は、プリンターメーカーである同社がこれまで培ったインクジェット技術を進化させ、レーザー方式と比較して高速印刷性能や品質面で課題のあった点を克服し、省エネ性能の高い製品を完成させたオフィス向け高性能複合機である。本製品の開発に当たって同社は、高速/高品位印刷を可能とするラインヘッド及び高速ヘッドメンテナンス機構の開発、静電吸着ベルト紙搬送の開発等に取り組み、商品化を行った。これらの独自開発技術により、国際エネルギースタープログラムの適合基準の1/28となるTEC値1.2kWhを達成することで、100ppmにおいて既存のレーザー方式平均に対し約1/8の1枚当たりの電力量を実現、同時に消耗品や定期交換部品の交換頻度を約1/2に低減、低い印刷コストなどを実現した。
*数値は最上位機種LX-10000Fの場合」