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ニュース 業界情報 2019年2月
 


2019-2-22


リコーの「統合報告書2018」が、
第22回環境コミュニケーション大賞 優良賞を受賞

審査委員長 八木裕之氏(左)と 
リコーコーポレートコミュニケーションセンター・横山基樹所長(右)



 リコーの「統合報告書2018」が、「第22回環境コミュニケーション大賞」(環境省および一般財団法人地球・人間環境フォーラム共催)の環境報告書部門において、優良賞を受賞し、2月20日、東京都品川区内で表彰式が行われた。

 「環境コミュニケーション大賞」は、環境省および一般財団法人地球・人間環境フォーラムが、優れた環境報告書や環境経営レポート等を表彰することにより、事業者の環境経営及び環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、環境情報開示の質の向上を図ることを目的とする表彰制度。

 受賞の主な評価ポイントは以下の通り。
  • 組織統治では方針だけではなく評価・改善・実施に関する記述が詳細になされており、実効性を読み取ることができる。



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2019-2-22


「健康経営銘柄2019」および「健康経営優良法人2019」に選定
 
キヤノンマーケティングジャパン
 


 キヤノンマーケティングジャパンは、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「健康経営銘柄」に2年連続で選定された。また、経済産 業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人」にキヤノンMJは3年連続で、キヤノンITソリューションズは2年連続で、キヤノンシステムアンドサポートは初めて、それぞれ選定された。

 「健康経営銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組んでいる企業を評価し、選定するもの。キヤノンMJは、社員一人ひとりの自己健康管理力向上と健康風土の醸成に向けた継続的に取り組みが評価され、「健康経営銘柄」に2年連続で選定された。「経営理念」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」の全項目で高評価を得た。また、「労働時間の適正化」、「ワークライフバランスの確保」、「禁煙」など、健康を支える体制や取り組みについても評価された。
 「健康経営優良法人」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰するもの。

 キヤノンMJの健康管理に対する取り組み

 キヤノンMJは、社員が快適に働ける職場環境の整備を行うために、キヤノングループの行動指針である「健康第一主義」に基づき、「健康で安全に働ける職場環境づくりの推進」を宣言し、健康課題である「がん」「生活習慣病」「メンタルヘルス」に対して戦略的・継続的に取り組んでいる。
 2010年からは「健康管理3ヵ年計画」に基づき、生活習慣改善の啓発活動や、健康増進のための情報配信ツールにより、個人および職場単位で健康意識向上と生活習慣改善を推進している。生活習慣改善に取り組む社員の割合は倍増したほか、職場ごとにテーマを決めて生活習慣改善に取り組む「ヘルシーアクション」も定着するなど、着実に成果を上げている。


 また、定期健康診断後の個別のフォロー体制も確立しており、受診が必要な社員の受診率は2014年以降毎年100%を達成しているほか、全社的にがん検診の受診促進に取り組むなど、健康を重視する企業風土が定着している。

 キヤノンMJグループは2018年よりこれらの取り組みをグループで統一し、各社の安全配慮の徹底と自己健康管理力向上、健康風土の醸成を推進している。その結果、グループ各社において取り組みが定着し、健康経営銘柄(キヤノンMJ)と健康経営優良法人(キヤノンMJ、キヤノンITS、キヤノンS&S)の選定につながった。
 今後も、グループ全体で生き生きと健康な社員と会社を支える健康経営の実現をめざして、安全衛生・健康管理への取り組みを強化し、グループ一体となった活動を推進していく考え。




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2019-2-19


カシオ
の3製品がドイツのiFデザイン賞を受賞


     
DT-X400
 
LK-511
MTG-B1000
 

 カシオ計算機の光ナビゲーションキーボードとハンディターミナル、耐衝撃腕時計の3点が、世界的に権威のある工業製品デザイン賞である、ドイツのiFデザイン賞(iF product design award 2019)を受賞した。

 ドイツ・ハノーバーを本拠地とするiF International Forum Designは、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体の一つで、毎年優れたデザインを選出し、「iFデザインアワード」を授与している。今回は、52の国/地域から集まった約6400件の応募デザインを67名のデザイン専門家が厳正に審査した結果、今回の3商品の受賞に至った。

 受賞製品の概要

 光ナビゲーションキーボード 「LK-511」

 光ナビゲーションキーボード「LK-511」は、機能毎にボタンを分割したタイルデザインコンセプトによって、使いやすいデザインを実現している。また、新たにスマートフォンやタブレットと連携する機能を搭載することで、アプリを使って演奏曲の拡張や練習が可能となり、家族みんなで楽しむことができる。

 ハンディターミナル「DT-X400」

 グリップ性を考慮した本体形状とテクスチュア、本体上部やキー部に採り入れたラウンド形状により、持ちやすさの向上と滑らかな操作を可能としたハンディターミナル。トリガーキーを背面にも配し、業務スタイルにあわせたスキャンができるなど、使い勝手を向上させた。

 G-SHOCK MT-G「MTG-B1000」

 メタルと樹脂の特長を融合させた“MT-G”の耐衝撃構造「コアガード構造」を進化させ、耐衝撃性を向上させるだけでなく、小型化と薄型化も実現したモバイルリンク機能搭載の腕時計。風防にはサファイアガラスを採用し、メタルパーツの各面はポリッシュとヘアライン加工を使い分けて仕上げるなど、先進性と上質感を合わせ持ったデザイン。




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2019-2-12

リコー 
ベンチャーキャピタル「UB Ventures」が運営するファンドへ出資
B2B/SaaS分野におけるスタートアップ企業との積極的な提携や協業を加速

 リコーは、ユーザベースグループのUB Ventures(代表取締役社長:岩澤 脩)が組成したベンチャーファンド「UBV Fund-I 投資事業有限責任組合」に対し、Limited Partner(LP)出資*1を実施した。

 UB Ventures社は、SPEEDAやNewsPicksを生み出してきたユーザベース(代表取締役社長(共同経営者):稲垣 裕介/梅田 優祐)がその経験と知見を活かして設立した会社で、デジタルメディアとB2B/SaaSに特化したベンチャーファンド「UBV Fund-I 投資事業有限責任組合」を組成し、次世代を担うスタートアップ企業を支援している。

 一方、リコーは2018年2月に発表した成長戦略の中で、オフィスと現場をつなぐデジタルビジネスを創出することでお客様に貢献すべく、積極的なオープンイノベーションや外部資本、知見を活用することで新規事業創出の加速を目指している。

 今回、リコーはLPとしてUB Ventures社が運営する「UBV Fund-I 投資事業有限責任組合」へ出資をすることで、スタートアップ企業に関する最新情報の取得やスタートアップ企業との協業推進のほか、B2B/SaaSビジネスのノウハウ獲得の実現を目指す。スタートアップ企業との積極的な提携や協業をさらに加速し、お客様にとって魅力的なB2B/SaaSソリューションのラインナップを強化し続けていく方針。

 *1 Limited Partner(LP)出資:自らの出資金に限定した有限責任を負う出資形態



 UBV Fund-I 投資事業有限責任組合の概要
 名称:UBV Fund-I 投資事業有限責任組合
 所在地:東京都港区六本木7-7-7 TRI-SEVEN ROPPONGI 13F
 無限責任組合員:UBV-I有限責任事業組合(組合員:株式会社UB Ventures、岩澤 脩)
 組成日:2018年6月25日
 組合出資総額:15.3億円
 運用期間:2027年12月31日まで(最長2年の延長あり)

 株式会社UB Venturesの概要
 社名:株式会社UB Ventures
 設立:2018年2月16日
 代表者:代表取締役社長 岩澤 脩
 所在地:東京都港区六本木7-7-7 TRI-SEVEN ROPPONGI 13F
 事業内容:ベンチャー企業への投資及び経営支援
 会社HP:http://ubv.vc/

 株式会社ユーザベースの概要
 社名:株式会社ユーザベース
 設立:2008年4月1日
 代表者:代表取締役社長(共同経営者)稲垣 裕介/梅田 優祐
 所在地:東京都港区六本木7-7-7 TRI-SEVEN ROPPONGI 13F
 事業内容:企業活動の意思決定を支える情報インフラの提供
 会社HP:https://www.uzabase.com/



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2019-2-12

A4モノクロデジタル複合機<MX-B455W/MX-B355W>が
「2019年 iFデザイン賞」を受賞

~シャープ~

 シャープのA4モノクロデジタル複合機2機種<MX-B455W/MX-B355W※1>が、国際的に権威のあるプロダクトデザイン賞「2019年 iFデザイン賞」を受賞した。

 「iFデザイン賞」は、商品を対象とする「プロダクト部門」の他、梱包を対象とする「パッケージ部門」、ウェブサイトなどを対象とする「コミュニケーション部門」など、7つの分野における優れたデザインに与えられる。2019年は全分野合計で世界52カ国、6,375点の応募があり、同社のA4デジタル複合機は「プロダクト部門」で受賞した。

  A4モノクロデジタル複合機<MX-B455W/MX-B355W>の概要

 プロダクトデザインとして、デスクサイドでも使えるA4複合機の理想形として、凹凸を排除したシンプルな造形にこだわり、緩やかな曲面形状を完成させた。また、同社A3複合機の使いやすいユーザーインターフェースを踏襲。大規模オフィスでの複合機併用時の使い勝手に配慮した。
 機能・仕様面では、業界トップクラス※2の両面原稿110面(55枚)/分の高速カラースキャン(MX-B455W)や、「Google DriveTM」「OneDrive®」などの各種クラウドサービス連携により、オフィス業務の効率改善に貢献する。

 【iFデザイン賞】

 ドイツでデザイン振興を推進する国際的な組織「iF International Forum Design GmbH」が主催する世界で最も権威のあるデザイン賞の一つ。1953年に始まり、毎年実施。受賞製品はハンブルグ市のiFの施設に展示される他、「iF WORLD DESIGN GUIDE」やAndroid/iOSに対応したアプリ「iFデザインアプリ」に掲載される。

  <iFデザイン賞HP> http://ifworlddesignguide.com/

 ※1 <MX-B355W>は海外市場向けのみ展開。
 ※2 2019年2月6日現在。シャープ調べ。同速度帯のA4デジタル複合機において。



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2019-2-4


 リコー、「nano tech大賞」受賞
nano tech実行委員会 委員長の川合知二氏(左)と
リコー 研究開発本部 本部長の古島正(右)
 


 リコーは、「nano tech 2019 第18回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(会期:1月30日-2月1日)」の出展者から選出される「nano tech大賞2019」で、最高位の「nano tech大賞」を受賞した。これは、インクジェット技術を用いて、ロール・ツー・ロールでリチウムイオン電池を自由な形状で製造する技術を開発し、電池のデジタル印刷製造を大きく前進させたことが賞されたもの。

 リコーが「nano tech大賞」を受賞するのは2016年以来2回目となり、同一企業での複数回の受賞はリコーが初となる。

 今回のリコーブースでは、「想像しよう 未来の社会を ともに」をコンセプトに、これまで培ってきたインクジェット技術、光学・レーザー技術、材料・デバイス技術を応用し、インダストリー分野、ヘルスケア分野においてリコーが目指す業務革新や新しい価値提供に向けて、研究開発を進めている技術を紹介した。


 展示内容

 機能する印刷
  • リチウムイオン二次電池をデジタル印刷製造する「インクジェットプリンティング法による二次電池の印刷技術」
  • インクジェットで細胞数と細胞配置の精密制御を可能にする「バイオ3Dプリンター」
  • 高出力薄膜ピエゾを実現し、振動デバイス等を印刷で形成する「インクジェットプリンティング法によるピエゾ膜の形成技術」
 革新的材料・デバイス
  • 圧力・振動で発電する独自材料によりICを駆動する「発電ゴムを用いた環境発電電源」
  • MEMS応用により小型で低コストな分光器を実現する「小型近赤外分光技術」
  • レーザスペックルノイズを低減し、小型・軽量ながら高精度形状計測を実現する「小型レーザー3Dスキャナー」

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2019-2-4

セイコーエプソン、「Epson 25」事業基盤強化の一環として、
AIベンチャー企業クロスコンパスと資本業務提携

 セイコーエプソンは、クロスコンパス(社長:鈴木 克信)に出資し、人工知能(AI)技術分野で業務提携することで合意した。

 クロスコンパスは、次世代のコア技術であるAI技術として、ディープラーニングの手法を中心にデータ解析、AI技術コンサルティング、アルゴリズム・ニューラルネットワークの開発および提供を行うベンチャー企業として2015年4月に設立され、特に製造業のお客様に高い評価を得ている。さらに、人工知能(AI)の専門知識を必要とせずAIを簡単に生成・実装できる統合AI開発環境「Manufacturing-IX(M-IX)」を提供し、製造現場へのサービスを展開している。

 エプソンは、長期ビジョン「Epson 25」において、ものづくり企業としての事業基盤強化を進め、製造現場や生産管理を先進化・効率化し、製造プロセスを革新="ものづくりの未来を変える"ことを目指している。AI技術の開発・応用・実装は、それを実現する上で、重要な役割を担う技術のひとつであると考えている。今回、クロスコンパスと資本業務提携することで、両社の有する独創の技術を融合させ、今後製造プロセスの革新や商品のスマート化など、事業シナジーの発揮を目指す。

■クロスコンパスの概要 

商号 株式会社クロスコンパス
所在地 東京都中央区新川2-9-11 PMO八丁堀新川ビル9F
代表者 代表取締役社長 鈴木 克信
設立 2015年4月10日
資本金 6,300万円
事業内容 人工知能アルゴリズム・開発プラットフォームの開発、技術コンサルティングなど
従業員数 38名(2019年1月1日時点)




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