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ニュース 業界情報 2019年8月
 

2019-8-28

カラーマネジメント技術「Color Control Technology」を
活用した役務提供を開始
~エプソン販売~


 エプソン販売は、商業・産業印刷における色再現性を高めるカラーマネジメント技術「Color Control Technology」を活用した役務提供を2019年10月1日より開始する。


 サイネージやテキスタイルなどの商業・産業印刷において、印刷物を常に均一な色で出力すること、また顧客が指定する色を正確に再現することが求められているが、プリンターやメディアによって生じる色差を検証し、的確な色合わせを行うには多くの時間と手間を要する。

 「Color Control Technology」は、この課題に対するソリューションとしてエプソンが開発し、プリンター導入後のお客様の色合わせプロセスにおいて、4つの技術「色予測」「色解析」「色変換」「色最適化」を用い、短時間で高精度なカラーマネジメントを実現する。

 今回、この「Color Control Technology」を活用し、エプソンプリンター導入時に従来使用のプリンターの色味を再現する「プリンターカラーマッチング」、またメディアに応じた画質・発色の印刷環境を整える「メディアプロファイル作成」の2つの役務提供を開始する。

 <役務概要>

 ■プリンターカラーマッチング

 従来お客様が使用しているプリンターの色味を、新規導入もしくは他のエプソンプリンターで高精度に再現できるよう、同社スタッフがお客様のところへお伺いしプリンターの設定・調整を行う。これにより、プリンター置換え時や増設時の色変動リスクを低減し、均一な色出力を可能にする。

 ■メディアプロファイル作成

 屋外広告、ウィンドウディスプレイ、タペストリーなど、メディアに応じた画質・発色で印刷できるメディアプロファイルを当社スタッフがお客様のところへ伺って作成する。これにより、各種メディアで均一な画質・発色を再現できる。

 <対象機種>

 エコソルベントインク搭載大判プリンター:SC-S80650/SC-S60650/SC-S40650

 ※その他商品については、準備ができ次第、順次対応予定。


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2019-8-27

カシオの電子辞書「エクスワードXD-SRシリーズ」のウェブ取扱説明書が

「ジャパンマニュアルアワード2019」において優秀賞を受賞

XD-SRシリーズ 高校生モデル「XD-SR4800」


 カシオ計算機の電子辞書「EX-word(エクスワード)XD-SRシリーズ」のウェブ取扱説明書が、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会が主催する「ジャパンマニュアルアワード2019」において、「一般部門優秀賞」を受賞した。今回の受賞は、昨年に続き2年連続となる。

 「ジャパンマニュアルアワード」は、マニュアルの品質向上などを目的に、ユーザーにとって分かりやすい優れたマニュアルや使用説明書を表彰するもの。「XD-SRシリーズ」の取扱説明書では、いつでもどこでも操作方法を参照できる利便性やペーパーレスという環境配慮の理由から、ウェブ形式を採用している。今回、操作方法を動画で直感的に知りたいというお客さまのニーズに合わせて、基本的な操作説明に関しては4種類の動画を制作した。ウェブの特性を活かした検索性や、インターフェイス面の閲覧性に配慮している。


 
評価されたポイント


 ●インターネットにつながる電子機器を日常的に利用しているユーザーを想定し、スマートフォン上でも閲覧しやすいレイアウトやデザインになっている。
 ●ウェブの特性を活かし、操作性や検索性が考慮されている。
 ●操作方法の動画は、展開やスピードも適切に構成されており、音声自体の聞き取りやすさや、音声だけでなく文字情報も添えられているなど丁寧に制作されている。
 ●検索ボタンが取扱説明書の全ページにわたり配置されており、どのページからでもユーザーが必要な情報に瞬時にアクセスしやすい構成となっている。




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2019-8-26

リコーグループ、「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2019-2020」の
システム運用関連サービス(情報サービス会社)部門で第1位を獲得



 リコーグループは、日経BP(本社:東京都港区、代表取締役社長 吉田 直人)の日経コンピュータが2019年8月22日号で発表した「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2019-2020」のシステム運用関連サービス(情報サービス会社)部門において、第1位を獲得した。

 ※ リコー、リコージャパン、リコーITソリューションズなど

 今回の調査では、「サービスの品質」「コスト」「担当者のスキル」「安定運用」「対応力」の全5評価項目のうち、「サービスの品質」および「コスト」の2項目で高い評価を獲得している。調査結果の詳細は、「日経コンピュータ」2019年8月22日号、または日経BP社Webサイトを参照。

 日経BP社「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2019-2020」発表記事

 リコーグループは、お客様に対して商品やサービスを提供するだけではなく、継続的なサポートや改善提案により、お客様に選ばれる人と組織であり続けることを目指している。営業担当や保守サービス担当、システムエンジニア、コールセンターのオペレーターなど、お客様との接点を担うものだけでなく、スタッフに至るまで、全社員でお客様に向かい、その力を結集することで、お客様の課題解決に貢献して考え。

 日経コンピュータ 顧客満足度調査2019-2020について

 顧客満足度調査は、コンピュータの利用企業を対象に、システム開発・運用サービスや、PCサーバーやERPパッケージといったハードウエア/ソフトウエア製品などを提供するITベンダーに関する満足度を調査したもの。調査は日経BPのIT総合誌「日経コンピュータ」が企画・実施した。調査・集計は日経BPコンサルティングが行った。

 調査対象は全国1万1865の企業または団体・組織の情報システム部門。新興市場を含む全国の証券取引所に上場している企業と年間売上高200億円以上の未上場企業、および官公庁(中央官庁)と村を除く地方自治体(都道府県、市、区、町)に対し、情報システム部門担当者あてにアンケートを郵送した。調査期間は2019年4月8日から5月21日までで、1310件の有効回答を得ている。




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2019-8-20


京セラのA3複合機6機種が、米国調査機関BLIの「Summer 2019 Pick」を受賞


 京セラドキュメントソリューションズは、ドキュメント機器に関する米国の独立調査機関であるキーポイントインテリジェンス社-Buyers Lab(以下、BLI)より、カラーA3複合機3機種とモノクロA3複合機3機種の計6機種が「Summer 2019 Pick」を受賞したことを発表した。

 この賞は、年2回夏と冬に発表されており、BLIの集中ラボで行われる評価で最も優れたパフォーマンスを発揮した製品に贈られる賞。今回の受賞にあたっては、信頼性に加え、印刷のパフォーマンスや安定した画質、さらにはコスト面においても高い評価を得ている。

 同社は、高い機能、信頼性、そして環境性を兼ね備えた複合機・プリンターの提供を通して、オフィスの様々なドキュメントワークをサポートしている。さらに、これまで培ってきたオフィス環境の洞察から、ドキュメントワークフローをデジタル化・自動化するソフトウェアから、デジタルセキュリティーを強化し、生産性と効率を向上するソリューションにいたる幅広い提案を行っており、トータルドキュメントソリューションによってお客様のビジネスの成長に貢献していきたい考え。


受賞製品
カラーA3複合機価格 TASKalfa 6053ci / 4053ci / 3253ci
モノクロA3複合機
TASKalfa 6003i / 5003i / 4003i
 
 
キーポイントインテリジェンス社ーBuyers Lab(BLI)について

キーポイントインテリジェンス社は、デジタルイメージング産業向けに総合的なサービスを提供している。業界に対して深い知識を有し、極めて偏りのない見識と応答性に優れた手段を提案している。BLIは、世界中で販売されているドキュメント機器を、様々な観点から評価を行う米国の独立調査機関として1961年に設立された。BLIの発行するレポートは、企業のIT部門の責任者から高い信頼を得ており、複合機やプリンターの購買決定を行う際や、ドキュメント業界のマーケティングに活用されている。またBLIは、製造メーカーに対してより効率的な製品開発が行えるように、調査結果を基にアドバイスも行っている。



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2019-8-20


欧州で権威のある「EISAアワード」を31年連続で受賞 
キヤノン


 キヤノンのデジタルカメラ1機種と交換レンズ4機種の合計5機種が、欧州で権威のある写真・映像関連の賞「EISAアワード2019-2020」の各賞を受賞した。これにより、キヤノンは31年連続で「EISAアワード」を受賞したことになる。

「EISA アワード2019-2020」受賞製品(5件) 


EOS RP

 
EF600mm f/4L IS III USM
(国内名称:EF600mm F4L IS III USM)
 

RF24-105mm F4 L IS USM

 
RF50mm F1.2 L USM
 

RF28-70mm F2 L USM
 
【「EISAアワード」とは】

「EISA(Expert Imaging and Sound Association)」は、29カ国・地域のカメラ、ビデオ、オーディオなどの専門誌約55誌が加盟している欧州を代表する権威ある団体。
「EISAアワード」は、同団体に加盟する各誌の編集者やテクニカルエディターにより決定される賞で、過去1年間に少なくとも欧州10カ国・地域で発売された写真・映像・音響関連製品の中から優れた製品に贈られる。1982 年にスタートして以来、今年で38 回目を迎えた。
なお、今回の受賞により、キヤノンの受賞は1989 年より31年連続となり、幅広い製品分野において累計34回(年)、合計81種類の製品・技術が受賞したことになる。



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2019-8-9


  津波避難訓練における音響通信ICTの活用に関する実証実験を実施
~リコー ~


実証実験の様子


 リコーは7月20日、神奈川県逗子市の逗子海岸において、逗子市の防災安全課の協力のもと、津波避難訓練における音響通信ICTの活用に関する実証実験を実施した。

 この実証実験は、逗子市の2019年津波避難訓練に合わせ、実施したもの。当日は、逗子市全域で震度7の地震が観測され、気象庁が相模湾に大津波警報を発表し、緊急避難を呼びかけているという想定の下、大津波警報発令の行政防災無線放送とともに、海水浴客は海から上がり、逃げ遅れておぼれている人の救助訓練等が実施された。

 この訓練に際して、リコーは、エヴィクサー(代表取締役社長:瀧川 淳)と共同で、行政防災無線放送に音響通信技術を用いた信号を埋め込み、それをスマートフォンのアプリで受信することで、放送の音声を日本語/英語でのテキスト、さらに詳細なハザードマップが表示できる仕組みを実験した。

 実証実験の結果、いくつかの改良が必要な点は見つかったものの、緊急地震速報、大津波警報、ハザードマップの提供など、テキスト、画像、地図による複合的な情報を多言語で伝達できる音響通信技術が防災無線においても活用できることがわかった。

 昨年実施した総務省の競技場ICT避難実証実験では、携帯電話や無線LANによる通信が使えない状態、または停電の状態においても、屋内の非常放送、ビーコンによる位置情報を用いて、観客、選手、スタッフ、障害者の方に適切な経路で避難を促す仕組みを検証した。今回は、屋外での同様の通信不能状況においても、音響通信技術を用いた情報提供が可能なことを検証できたという。

 リコーは今回の実証実験の結果を受け、今後も競技・イベント会場のみならず、公共施設やオフィスビル、商業施設など多様な施設、屋内・屋外の環境において平時・非常時に使用できる情報提供サービスの確立を目指していく方針。




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