ガートナー社によると、「マジック・クアドラントは特定の市場におけるリサーチの集大成であり、その市場で競合している各社の相対的な位置付けを広い視野で捉えることができる※2。」各企業のビジョンの完全性と、実行能力を基に評価するもの。今回のコンテンツサービス・プラットフォーム(CSP)分野のマジック・クアドラント・レポートは11月16日に公開され、同社はニッチ・プレイヤーの1社に認識された。
レポートには、「コンテンツサービス・プラットフォーム (CSP) について、ガートナー社は、組織におけるコンテンツの管理と利用のための基盤コンポーネントとして定義している。CSPは、社員がデバイスや組織の枠を越えて、最新のシームレスな方法でコンテンツを取得し、操作するための手段を提供する※1。」と述べられている。
京セラドキュメントソリューションズグループでは、CSP分野において、ドキュメントの電子化、一元保管、ワークフローの自動化、コラボレーション、記録管理などの機能を有するECMソリューション※3を提供し、業種にかかわらず請求書、納品書、注文書、支払証明、銀行口座情報、電子メール、画像、音声ファイルなど、さまざまなコンテンツの活用を可能とすることで、お客さまの業務のデジタル化をサポートしてきた。お客さまのデジタルトランスフォメーションを実現するため、コンテンツサービスを強化してきており、この取り組みの一環として、2015年よりドイツ、フランス、アメリカなどのECMやCSPプロバイダーをグループ会社として新しく迎え入れ、多様なニーズに対応できる先端技術の結集を図っている。
同社のマーケティング本部長の小山圭介は、「お客さまのそれぞれの課題に対応するソリューションを提案することで、あらゆる企業規模・業種のお客さまが、コンテンツサービスを利用しやすくすることを私たちは目指しています。ガートナー社のCSPのマジック・クアドラントにおいて評価いただいたことは光栄です。今後も、お客さまが知識を仕事で活かすサポートが提供できるよう、コンテンツサービスの強化に努めていきます。」と述べている。
同社は、今回のCSPのマジック・クアドラントにおいてニッチ・プレイヤーの1社として位置づけられたことを機に、お客さまの業務のデジタル化と生産性向上に役立つソリューションの提供を行い業務改革に貢献していく考え。
※1出典:Gartner, Magic Quadrant for Content Services Platforms, Michael Woodbridge et al., 16 November 2020
※2出典:Gartner Research Methodologies, Magic Quadrant https://www.gartner.com/jp/research/methodologies/magic-quadrants-research ※3ECMとは、エンタープライズ・コンテンツ・マネジメントの略で、企業で扱うデータの統合、効率的管理、ワークフローの自動化を実現するソリューションの総称。 |