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ニュース 業界情報 2021年2月

2021-2-26


ウシオ電機製ウイルス抑制・除菌用紫外線照射装置
「Care222® iシリーズ」販売開始

オフィス向けワークスペース「ソロワークブースCocoDesk」への設置も可能に


富士ゼロックス
 

 富士ゼロックスは、2月から、ウシオ電機製ウイルス抑制・除菌用紫外線照射装置「Care222® iシリーズ」2機種の販売を開始した。

 「Care222® iシリーズ」は、波長222nm(ナノメートル:10億分の1メートル)の紫外線を照射することでウイルスの抑制や除菌をする機器注1。222nmの紫外線は、ウイルスの抑制能力を保持しつつ、人体に悪影響を与えないことが確認されている。また、有人環境での照射が可能。
 このユニットを新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、オフィスなどの天井や壁面、同社が販売しているオフィス向けワークスペース「ソロワークブースCocoDesk」に設置し使用することで、設置空間の机や椅子、ディスプレイなどの表面付着ウイルスを抑制・除菌するだけでなく、空間除菌も可能注2となっている。

注1参考文献からの推測値として、1時間でウイルスの99.9%抑制に相当する照射が可能。
注2オフィスやブース内などでのウイルス抑制効果を保証するものではなく、すべての環境で効果が認められるものでもない。

 また、有人環境下で照射するモードと、人感センサー(内蔵)を使用し無人環境下のみで照射するモードを選択できる。有人環境下で紫外線を照射できる時間や限度値は、アメリカ合衆国産業衛生専門官会議のガイドラインで定められている。「Care222® iシリーズ」はガイドラインに沿って点灯・消灯を繰り返すことで、照射時間や照射量をコントロールしている。また、設置時に照射物までの距離に応じて照射範囲や強度を設定でき、さらに、内蔵している近接センサーにより、自動的に消灯する安全機能も備えている(図参照)。


 同社は「Care222® iシリーズ」を販売することで、より安心・安全なオフィス環境を提供し、Withコロナ時代のニューノーマルな働き方をさらに積極的に支援していく考え。

「Care222® iシリーズ」価格
 
いずれもオープン価格

商品  
Care222® iシリーズ
ベーシックタイプ(i-BT)
取付治具との組み合わせにより、天井以外の壁などにも設置可能。
Care222® iシリーズ
ダウンライトタイプ(i-DU)
(ウシオライティング製)
天井埋め込み型で、天井面への収まりがよく、空間意匠を損なうことなく設置することが可能。




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2021-2-17


コンビニプリントを半額で提供する「在宅勤務応援プラン」期間を延長

京セラドキュメントソリューションズジャパン

 京セラドキュメントソリューションズジャパンは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務やテレワークの推進を支援するため1月12日(火)に開始した「在宅勤務応援プラン」の提供期間を、政府による緊急事態宣言が延長されたことをふまえ、3月31日(水)まで延長することを決定した。

 同プランはコンビニエンスストア「デイリーヤマザキ※1」「セイコーマート※2」での、ネットワークプリント利用料金を半額※3で提供するサービス。ネットワークプリントはクラウド型ファイル共有サービスを活用したサービスのため、機密書類を保存したパソコンやUSBメモリーを持ち出す必要がなく、盗難や紛失による情報漏えいリスクなく安心して利用できる。

 自宅やテレワーク先のパソコンやモバイル端末からファイルアップロードサイトの「Kyocera Anytime Print(https://jp.anytime-print.com/#/home)」にアクセスし、出力ファイルをアップロードのうえ対象店舗のマルチコピー機で出力サービスを利用できる。初めて利用する場合でも会員登録やアプリケーションのインストールは不要で、簡単に利用できるのが大きな特長。

※1山崎製パン株式会社(本社:東京都千代田区)が運営するコンビニエンスストア。ニューヤマザキデイリーストア・ヤマザキデイリーストアーを含む。
※2株式会社セイコーマート(本社:北海道札幌市)が運営するコンビニエンスストア。ハセガワストア・タイエーを含む。
※3白黒プリント全サイズが対象。

 在宅勤務応援プランの内容

提供期間
2021年1月12日(火)9:00 ~ 3月31日(水)17:00
※2月28日より延長
プリント対象ファイル形式
文書プリント(PDF)
※すべてのプリントファイルは、PDFに変換する必要がある。
文書プリント料金
10円 (通常20円 
※白黒全サイズ)
クーポンコード
 
222222 (2を6 桁)
※専用メニューでクーポンコードを入力すると半額で利用できる。
 



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2021-2-17


S&Pグローバル社の世界的サステナビリティ格付けで「シルバー」クラスに選定


リコー


 リコー(社長執行役員:山下 良則、 以下リコー)は、世界的な社会的責任投資(SRI)評価会社であるS&Pグローバル社(本社:アメリカ)のサステナビリティ格付けで、「シルバー」クラスに選定された。

 S&Pグローバル社は毎年、世界の大手企業約3,000社を対象に「経済」「環境」「社会」の3つの側面から企業の持続可能性について評価を行い、「Dow Jones Sustainability Indices」の採用企業を公表している。その採用企業の中から特に優秀なサステナビリティ先進企業を選定し、業界ごとに「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」のクラスに分けて表彰している。

 リコーがエントリーしている「コンピュータ・周辺・オフィス機器」のカテゴリーでは、「ゴールド」1社、「シルバー」4社が選定された。リコーは経済側面における「行動規範」「サプライチェーンマネジメント」「税務戦略」「情報セキュリティ」「イノベーション戦略」や、環境側面における「環境報告」「環境マネジメント」「気候変動戦略」、社会側面における「社会側面の報告」「人権」「人材開発」の11項目で最も高い評価を得た。この結果「シルバー」クラスに選定されたもの。

 リコーは、2020年度より、7つのマテリアリティ(重要社会課題)を特定し、各マテリアリティに紐づける形で14のESG目標を設定し、事業戦略に取り込んで活動している。今後も、経済・社会・地球環境の3つのバランスが保たれた目指すべき持続可能な社会の実現に向けて、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組んでいく考え。



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2021-2-16


SDGsを意識した複合機用原稿送装置の包装材で
世界包装機構が主催する「ワールドスター2021電子部門」を受賞


京セラドキュメントソリューションズ
 

 京セラドキュメントソリューションズは、同社の複合機に搭載されている両面自動原稿送装置の包装材が、世界包装機構(WPO : World Packaging Organization)が主催するワールドスターコンテストにおいて「ワールドスター2021電子部門」を受賞ししたことを発表した。

 このコンテストは、各国のパッケージングコンテストで入賞した製品包装のみがエントリーする事ができる、国際的に権威のあるコンテスト。コンテストでは、包装材の環境適合性、経済性、独創性などを審査し、特に優れた作品に「ワールドスター」が授与される。今回の受賞で10回目となる。

 今回受賞した段ボール緩衝材を用いた両面自動原稿送装置の包装は、SDGsの17目標の一つである「12.つくる責任 つかう責任」などを意識し、製品ライフサイクルを通じ、二酸化炭素の排出量の低減と、有害物質の排出を削減するため、緩衝材にプラスティックを使用せず、すべて段ボールで構成している。また、両面自動原稿送装置の複雑な形状にあわせて、衝撃を効率的に吸収する緩衝材を設計する必要があり、段ボールの折畳み形状を工夫したことにより、緩衝性が高い効率の良い包装を開発した。

 なお、同作品は昨年日本で開催された2020日本パッケージングコンテストにおいて「工業包装部門賞」を受賞している。日本パッケージングコンテストは、公益社団法人日本包装技術協会の主催により、優れたパッケージとその技術を開発普及させることを目的に、毎年開催されている日本の包装分野における最大のコンテスト。

 同社は、SDGsを意識した環境と梱包性能の向上を追求するために、製品包装材を自社で開発設計しており、その技術力は国内外で高い評価を受けている。今後も包装材を必要最低限にできるよう削減に取り組み、環境対応に配慮した包装設計を続けていく考え。






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2021-2-12


「日経コンピュータ パートナー満足度調査 2021」セキュリティー・脅威対策製品/サービス部門で2年連続1位を獲得


キヤノンマーケティングジャパン


  キヤノンマーケティングジャパンは、日経BP社による「日経コンピュータ 2021年2月18日号 パートナー満足度調査 2021」において、セキュリティー・脅威対策製品/サービス部門で2年連続1位を獲得した。




 キヤノンMJグループは、お客さまとともに付加価値を創造していく ITソリューションのリーディング企業を目指し、長年にわたり蓄積してきた経験とノウハウをベースにパートナー企業と連携のうえ、SIおよびコンサルティング、各種ソフトウエアの開発・販売をしている。

 情報セキュリティにおいては、国内総販売代理店を務める総合セキュリティソフト「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」をはじめ、自社開発の総合情報漏えい対策ソリューション「GUARDIANWALLシリーズ」や、中小オフィス向けIT支援サービス「HOME」などに加え、お客さまのニーズに合わせたセキュリティ運用監視サービスやコンサルティングといった多彩なセキュリティ関連商品・サービスを展開している。情報セキュリティのリスクが高まる一方、お客さまがセキュリティ対策にかけられるコストには限りがある中、お客さまにとって何が価値のある資産なのかを起点として、コストとのバランスを考えながらお客さまの重要な資産を守るためのセキュリティソリューションの提案に注力している。

 また、パートナー企業が顧客への提案や受注、運用をしていく中でさまざまな要望に迅速かつ的確に対応できるよう、国内でのサポート体制を充実させている。学習会や技術トレーニングによる導入支援を行うほか、サイバーセキュリティに関する研究を担う「サイバーセキュリティラボ」を中核に、最新の脅威や動向、サイバー攻撃の手法などセキュリティ対策に有益な情報をセキュリティ情報サイト「マルウェア情報局」やオンラインセミナーなどで積極的に提供している。
 こうした取り組みや体制などの総合力が、今回の評価につながったもの。




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2021-2-12


独自の高精度位置測位技術を保有するSwift Navigationに出資

~KDDI Open Innovation Fund 3号~


 KDDIは、有望なベンチャー企業との5Gの普及や自動運転技術の発展を見据え、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン) を通じてモビリティへの活用が有効な独自の高精度位置測位技術を保有するSwift Navigation Inc. (本社: 米国カルフォルニア州サンフランシスコ、Co-Founder & CEO: Timothy Harris、以下 Swift) に出資した。

 近年のAI技術の発展や5Gの普及を見据えると、ドローンやロボットをはじめとする無人で自律稼働する機器の開発が進んでおり、機器が自動で自律稼働するためには、自己の正確な位置情報の取得が重要。また、高精度な位置情報に関する市場ニーズは拡大しており、将来の自動運転車両や産業用・一般用の多種多様な機器での利用が期待されている。

 Swiftは、独自の高精度位置測位技術を保有し、米国のGPSシステムや日本のQZSS (準天頂衛星システム) など複数の衛生信号を用いたリアルタイムな測位に加えて、自動運転車両をはじめとする高速で移動する機器に対してもセンチメートル単位の高精度な位置情報サービス「SKYLARK」を提供している。また、お客さまが安価に導入可能となるよう多種多様な機器に対応する測位支援ソフトウェアの開発を行い、自動運転技術の実現へ貢献している。さらに、Swiftは既に米国全土および欧州にてサービスを展開し、今後はアジアへ事業を拡大する予定。

 KDDIは、2020年8月から9月にかけて日本においてSwiftと共同で高精度位置測位技術を活用した実証実験を行った。本出資を通じて、Swiftの事業成長を支援し、5Gの普及や自動運転技術の発展を見据え、新たな測位技術の開発や事業共創を進めていく考え。

 KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、新しい体験価値を創造していく。

  Swift Navigationの概要

 (1)社名: Swift Navigation Inc.
 (2)本社: 米国カルフォルニア州サンフランシスコ
 (3)設立年月: 2012年
 (4)事業内容: 高精度衛星測位ソリューションの企画・開発・提供
 (5)CEO: Timothy Harris URL: 新規ウィンドウが開きますhttps://www.swiftnav.com/




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2021-2-8


カメラ用交換レンズとして世界最多を記録
RF/EFレンズシリーズ累計生産本数1億5,000万本を達成

~キヤノン



 キヤノンは、2021年1月にEOSシリーズ用の交換レンズであるRF/EFレンズシリーズ※1の累計生産本数において、世界最多記録※1の1億5,000万本を達成した。


累計生産本数1億5,000万本達成記念シンボルマーク
 
 
RF/EFレンズシリーズ群

 累計生産本数1億5,000万本を達成

 RF/EFレンズシリーズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラEOSシリーズ用の交換レンズとして、1987年に宇都宮工場でEFレンズの生産を開始して以来、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産を行い、幅広いユーザーの支持を受け、生産本数を伸ばしてきた。

 1995年に累計生産本数1,000万本、2009年に5,000万本、2014年4月には世界で初めてカメラ用交換レンズ累計生産本数1億本を達成した。このほど、2021年1月に累計生産本数1億5,000万本を達成し、カメラ用交換レンズの累計生産本数において世界最多記録を更新した。これまで生産してきた1億5,000万本を並べると、約12,450キロメートル※2となり、地球の直径約12,742キロメートルに迫る長さとなる。

 先進のイメージング技術と充実したラインアップ

 1987年に、EOSと同時に誕生したEFレンズは、さまざまな技術とともに進化を続けている。「USM(Ultrasonic Motor=超音波モーター)」や「IS(Image Stabilizer=手ブレ補正機構)」、「DO(Diffractive Optics=積層型回折光学素子)」など、世界初※3となるさまざまな技術を搭載し、業界をリードし続けている。

 2018年には「EOS Rシステム」が誕生し、大口径・ショートバックフォーカスにより、EOSシリーズの基本コンセプトである「快速・快適・高画質」を高い次元で実現する「RFレンズ」が加わり、レンズ全体で合計118種類※4の豊富なレンズラインアップを形成し、撮影領域を拡大してきた。また、これらのレンズ群に支えられ、レンズ交換式デジタルカメラは2003年から17年連続でシェア世界No.1※5、2019年9月にはレンズ交換式カメラEOSシリーズが累計生産台数1億台を達成している。

 キヤノンはこれらのRF/EFレンズシリーズを中心にさらにイメージング技術に磨きをかけ、ユーザーのさまざまなニーズに対応し、写真・映像文化の発展への貢献を目指す。

※1EFレンズ、EF-Sレンズ、RF レンズ、EF-M レンズ、EFシネマレンズ、エクステンダーを含む。2021年2月3日時点。
※2レンズの全長を元に計算。(キヤノン調べ)
※3一眼レフカメラ用交換レンズにおいて。(キヤノン調べ)
※4エクステンダー4種含む。2021年2月3日時点で発表済みのレンズにおいて。
※5台数シェアにおいて。(キヤノン調べ)




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2021-2-1


インクジェットプロダクションプリンター「TASKalfa Pro 15000c」が、
欧州の印刷専門誌団体より 「Best Colour SRA3 award」を受賞



 京セラドキュメントソリューションズは、同社のインクジェットプロダクションプリンター「TASKalfa Pro 15000c」が、欧州の印刷専門誌団体European Digital Press Association (以下:EDP) より「月間A4出力枚数500,000枚」カテゴリーで「Best Colour SRA3 award」を受賞したことを発表した。

 EDPは、欧州27か国で50万人以上の読者を擁する、21の印刷専門誌から構成される欧州の印刷専門誌団体。EDP Awardは、14年続く権威ある賞で、デジタル印刷業界に大きな影響を与えた革新的な技術に対して授与される。今回同社製品は、「月間A4出力枚数500,000枚」というプロダクションプリンターのカテゴリーで、「Best Colour SRA3 award」 を受賞した。専門家委員会による技術的な観点に基づく厳正な審査が行われた結果、技術の革新性、品質、性能、コストが評価されたもの。

 EDP Awardは様々な項目で評価され、デバイスやソフトウェア自体だけでなく、製品が市場やユーザーに与える影響も、評価基準の中に含まれており、技術革新が市場に与える影響は、2020年度の受賞の重要な要素となっている。




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