ケイ君は2020年1月より、同社の特別社員として、月に1度(緊急事態宣言下を除く)本社ビルに出社し、オフィスフロア内を補助犬訓練士とウォーキングして社員に癒しを与えるほか、昼休みにデモンストレーションなどを行い心のバリアフリーの啓もう活動に取り組むとともに、補助犬に対する認知度を高めてきた。
今後は、新型コロナウイルス感染防止対策をしながらの活動となるが、本社ビルに加え、首都圏の事業所での活動も行う予定。また、社内向けの活動として各事業所に設置してあるデジタルサイネージで、心のバリアフリーや補助犬についての情報を発信するなど、さらにパワーアップした活動をしていく。大使の任期は2021年1月から12月までの1年間。
「心のバリアフリー」とは
さまざまな心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこと(「ユニバーサルデザイン2020行動計画(2017年2月ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議決定)」より)。そのためには、一人一人が具体的な行動を起こし継続することが必要とされている。
同社はミッションステートメントで「自然や社会とやさしく共存共栄する」ことを目標の1つに掲げ 、これまでにも補助犬によるデモンストレーションや社会貢献セミナーを実施している。
ケイ君について
ケイ君は9歳のラブラドールレトリバーの男の子。介助犬として6年間活躍したが、ユーザーの体調不良により引退。現在は、補助犬の普及・啓発活動を行っている。