富士通の、幼稚園から高校卒業までの学校運営をデジタルで変革するSaaS型K-12児童生徒情報サービスが、このほどマイクロソフト社が表彰する「2022
Microsoft Education Partner of the Year award」を受賞した。本受賞は、同社がマイクロソフト社および米国イリノイ州に拠点を置くFollett
School SolutionsなどのISVコミュニティパートナーと協力して、北米地域の教育機関に提供している「Microsoft Azure」を活用したSaaS型K-12児童生徒情報サービスが優れたサービスとして認められ、グローバル分野で表彰されたもの。
「Microsoft Partner of the Year Awards」(注1)は、過去1年間に、マイクロソフト製品を基盤とした優れたアプリケーション、サービス、デバイスを開発および提供したマイクロソフト社のパートナーを表彰するもので、今年は世界100か国以上、3,900件以上の応募の中から、カテゴリーごとに受賞者が選ばれた。
昨今、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機として教育機関においてもDXの加速が求められている。そうした中、同社は、カナダのブリティッシュコロンビア州の60すべての学区にある2,000を超える公立学校と多くの私立学校において、SaaS型K-12児童生徒情報サービスを活用した「MyEducation
BC」を導入し、教師や学校関係者と、65万人以上の児童生徒や保護者が利用してい。また、サスカチュワン州でも同様に、SaaS型K-12児童生徒情報サービスを活用したる「MySchoolSask」を27の学区すべてで導入し、20万5,000人の児童生徒が利用している。コロナ禍で目まぐるしく変化する状況の中、教育プログラムの再編成を行い、数日でオンライン教材を配信するなど、SaaS型K-12児童生徒情報サービスの利用が急増した場合でも、各サービス環境は中断することなく機能し、また高いセキュリティ環境とプライバシー保護を実現している。
注1
Microsoft Partner of the Year Awards:
マイクロソフト社のグローバルパートナーカンファレンス「Microsoft Inspire」の前に毎年発表されるもので、「Microsoft Inspire」は、2022年7月19日から20日に開催予定
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