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ニュース 業界情報 2023年3月
 

2023-3-15


~コニカミノルタ~
S&P「The Sustainability Yearbook - 2023 Rankings」で
業界における「上位5%」に選定

 

 コニカミノルタは、世界的な信用格付会社である米国のS&P Global社による「The Sustainability Yearbook - 2023 Rankings」で業界における「上位5%」に選定されました。
コニカミノルタは「The Sustainability Yearbook」に13年連続で掲載された。

 「The Sustainability Yearbook」は、経済・環境・社会の3つの側面で企業のESG スコアを100点満点で評価した結果から、各業界内での上位企業を掲載しています。今回、世界の主要企業7,800社以上を対象とする評価において、「Computers & Peripherals and Office Electronics」分野では上位5%以上にコニカミノルタを含む7社が選定され、うち日本企業は2社だった。

 【 コニカミノルタのサステナビリティ戦略 】

 コニカミノルタでは、2030年にコニカミノルタが取り組むべき社会・環境課題を明確にし、次の5つのマテリアリティ(重要課題)を設定した。

 働きがい向上および企業活性化
 健康で高い生活の質の実現
 社会における安全・安心確保
 気候変動への対応
 有限な資源の有効利用

 この5つのマテリアリティは、コニカミノルタにおける事業成長の戦略とつながっており、各事業活動の推進における基軸となるもの。それぞれの事業における価値創造プロセスに沿って顧客価値と社会価値の創出を目指して、事業成長とサステナビリティを統合した取り組みを進めている。





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2023-3-10


富士通、7年連続で「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定

 

 富士通は、このほど、経済産業省および日本健康会議注1より「健康経営優良法人~ホワイト500~」に7年連続で認定された。

 同社は、事業活動の源泉である人に焦点を当てたWell-beingを経営の最重要課題のひとつに位置付けている。そして、Well-beingの重要な要素のひとつとして、Health Well-being(健康経営)の活動を推進し、従来から、生活習慣病、がん、メンタルヘルス対策など、様々な施策に継続的に取り組んでいる。

 今後も「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」という富士通グループのパーパス(存在意義)の実現に向けて、健康経営に積極的に取り組んでいく。



では、パーパスの実現に向けて、グローバルで社会的責任を果たしていくための7つの重要課題から成る「グローバルレスポンシブルビジネス(GRB)」という枠組みを設け、サステナビリティ活動に取り組んでいる。その重要課題のひとつである、人に焦点を当てたWell-beingでは、以下の2つのありたい姿に向けて様々な施策を推進している。

 すべての社員が心身共に健康でいきいきと働くことができる環境をつくりだす。
 社員が自己の成長を実現させて、その力を最大限に発揮できる機会を提供する。

 Health-Wellbeing(健康経営)は、同社の考えるWell-beingを構成する重要な要素のひとつであり、社員やその家族の心身の健康維持・増進のための施策に取り組んでいる。今後は特に、健康診断データやストレスチェックデータなどの健康情報と、エンゲージメントサーベイなどの分析から得られる知見を当社の健康経営施策に活かしていく。さらに、同社での取り組みから得られた知見を活かしたソリューションをお客様や社会に提供することにより、日本の健康寿命の延伸にも貢献していく考え。

注1日本健康会議:国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行う組織。




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2023-3-6


リコー~
EcoVadis社によるサプライヤー向け調査において「ゴールド」評価を獲得

 

 リコーは、このほどEcoVadis社(本社:フランス・パリ)によるサステナビリティ調査において、「ゴールド」評価を獲得した。リコーは2014年から継続して「ゴールド」評価を取得している。

 EcoVadis社は、サプライチェーンを通じた企業の環境・社会的慣行の改善を目指して2007年に設立された、企業のESG関連取り組みの評価機関。世界175カ国、200業種、100,000社以上の企業を対象に、「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」の4分野における企業の方針、施策、実績について評価を行っている。近年、多くの企業がバリューチェーン全体における持続可能性の向上を重要視しており、サプライヤーの選定においてもサステナビリティの取り組みは重要な評価基準となっている。多くのグローバル企業がEcoVadis社の評価結果をサプライヤー選定に活用しており、リコーグループが携わる多くのグローバル商談の中でも、EcoVadis社の評価結果の提示を求められるケースが増えている。

 リコーは、2019年に不平等問題や職場・サプライチェーンでのダイバーシティに取り組むイニシアチブ「Business for Inclusive Growth(B4IG)」に日本企業として初めて参加したほか、サプライチェーンにおける社会的責任を推進するグローバル企業同盟「Responsible Business Alliance(RBA)」に加盟するなど、自社拠点だけでなくサプライヤーも含めた労働環境の改善や環境保全活動の推進に積極的に取り組んでいる。今回の調査では「環境」・「持続可能な資材調達」分野で特に高い評価を受け、上位5%以内となる「ゴールド」評価を得ている。
 今後も、事業活動を通じてバリューチェーン全体での社会課題の解決と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していく考え。





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リコーとコペルニク、日本科学未来館で「360°映像で体験する
SDGs ~遠くの国の課題も同じ地球のできごと~」を開催

 

 リコーと一般社団法人コペルニク・ジャパン(本社:東京都港区、代表理事:天花寺 宏美)は、リコーがオフィシャルパートナーとして支援する日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)で、3月18日(土)~26日(日)の9日間、360度カメラ「RICOH THETA」で撮影したSDGsに関する360度動画などを活用したイベントを実施する。春休み期間中の子どもたちが、途上国のなかでも「最も支援が届きにくい」と言われている地域の生活状況そのものをVRで体感したり、さまざまな社会課題とその解決への取り組みを知ることで、SDGsについて知り、考えるきっかけを提供する。また、参加者は各展示コーナーを巡りながら、どうすればSDGsを達成できるか、自分ならどんなアクションをするか等の感想やアイデアを「RICOH Interactive Whiteboard」に記入する。記入された内容は75インチの大画面で表示され、参加者が意見交換を楽しみながら自分たちの未来に向き合ってもらうことを目指す。なお、来場が難しいお客様は特設サイトから、360度動画のバーチャルツアー作成サービス「THETA 360.biz」を活用したオンライン参加も可能。

 リコーとコペルニクは、社会課題の現場を撮影した360度動画を多くの人々に提供し、活用いただくことで、社会課題の理解醸成とその解決へのアイデアの創出に寄与していく考え。


 開催概要

名称 360°映像で体験するSDGs ~遠くの国の課題も同じ地球のできごと~
会期 2023年3月18日(土)~26日(日) 9日間
時間 10:00~17:00
会場 日本科学未来館 1階 コミュニケーションロビー 
主催 リコー 
共催  一般社団法人コペルニク・ジャパン  
入場料  無料 

 展示概要

1、ドーム型360°映像シアター/VRゴーグル360°映像視聴コーナー
2、ラストワンマイルでの課題パネル/課題解決ソリューション展示コーナー
3、デジタルメッセージボード

 背景

 リコーとコペルニクは、2021年1月にインドネシアにおける社会課題の現場を360度映像で捉える「VR for SDGsキャンペーン」を実施している。本キャンペーンでは、環境汚染や安全でクリーンなエネルギーへのアクセスなど、社会課題に直面する人々の現場をTHETAで撮影し、現場の状況を360度映像で理解できるコンテンツ制作に取り組んだ。また、第二弾となる2021年4月には、国連ボランティア計画(UNV)とも連携し、対象地域を限定せずグローバルで社会課題の現場を360度動画で撮影した。これらの360度映像コンテンツは、コペルニクが構築する「VR for SDGsプラットフォーム」に掲載し、コペルニクが連携する企業のリサーチ活動や、大学などの教育現場で活用されている。




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