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ニュース ホットニュース 2017年5


2017-5-30

富士ゼロックスのお客様価値創造センターが
Japan Color認証の新制度「デジタル印刷認証」の第一号認証取得施設に
 

 富士ゼロックスは、コミュニケーション変革の体感・共感・実証の場である「お客様価値創造センター注1」において、一般社団法人日本印刷産業機械工業会主催の「デジタル印刷認証」を取得した。本認証は同工業会が実施する「Japan Color認証制度注2」のうち、デジタル印刷のさらなる普及を促すことを目的とし今年5月から始まったもので、取得は同社が初めて。

 デジタル印刷の需要が高まる中、印刷会社はクライアントに対し、デジタル印刷の工程能力を証明する認証制度がなかった。「デジタル印刷認証」を取得することにより、印刷会社は自社のデジタル印刷工程がJapan Color認証基準に適合したデジタル印刷工程・品質であることを社外にアピールでき、クライントからの信頼向上が期待できる。

 このような背景の中で、富士ゼロックスは率先して同認証を取得し、同センターにおいてデジタル印刷の安定的かつ効率的な運用を実践、お客様へ提案していくことで、デジタル印刷の標準化を推進し、さらなる市場活性化を目指す。

 「デジタル印刷認証」は、Japan Color2011注3を基本としたデジタル印刷の再現近似性(色再現)を実現する印刷ワークフローの運用能力について、工場単位で認証を行う。事前審査において入稿データのプリフライトチェック注4の運用能力を判定した上で、本審査では工場内のデジタル印刷機1台の出力結果について、Japan Colorの色再現性や安定性を測色器により定量的に評価する。これらの審査に合格した場合、申請したデジタル印刷機が設置されている工場全体が、高品質の印刷物を安定的に作成できる運用能力を有する「デジタル印刷認証取得工場」として認証される。今回はColor 1000i Pressの運用に対し、審査が行われた。

 同社のプロダクションプリンターをお使いのお客様が認証取得を目指す際には、SEによる「カラーワークフロー運用立ち上げ支援サービス」を提供、必要な機器調整や作業などを支援する。


注1横浜市西区みなとみらい3丁目6番1号みなとみらいセンタービル4F
注2SO国際標準に準拠し、日本のオフセット枚葉印刷における印刷色の標準である「枚葉印刷用ジャパンカラー」(以下、Japan Colorという)に基づいて行う認証。Japan Color認証制度には「標準印刷認証」「マッチング認証」「プルーフ運用認証」「プルーフ機器認証」に加え、2017年5月に「デジタル印刷認証」がある。
注3「ISO準拠 ジャパンカラー枚葉印刷用2011」の略称。http://www.jpma-net.or.jp/company/jc2011.html
注4フォントや画像などの印刷用データが問題なく出力されるか印刷前に行う確認作業





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2017-5-29

コニカミノルタの新たな映像ソリューション事業
集団体験型VRサービス「VirtuaLink(バーチャリンク)」を開始
~東京スカイツリータウン®とダイバーシティ東京 プラザ®に体験施設をオープン~
 

 コニカミノルタとコニカミノルタプラネタリウム(本社:東京都豊島区、社長:持田 啓介、以下 KMP)は、最大50人に360度映像のバーチャル空間を共有し、ライブ解説により一体感をもたらす集団体験型VRサービス「VirtuaLink(バーチャリンク)」を発表した。
 「VirtuaLink」は、この夏より「コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン®」と「コニカミノルタ VirtuaLink in ダイバーシティ東京 プラザ®」にてお楽しみできる。


 集団体験型VR「VirtuaLink」とは

 「VirtuaLink」は、コニカミノルタとKMPが提供する集団体験型VRサービス。このサービス開始にあたっては、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(所在地:東京都港区、社長:アンドリュー・ハウス、以下 SIE)の技術協力のもと、「プレイステーション 4 Pro」と「プレイステーション ヴィーアール」(以下 PS VR)を用い、最大50台を連携することで360度映像のバーチャル空間による集団での共有体験を実現している。

 「VirtuaLink」イメージ


 提供する価値

 従来、360度映像を集団で体験できる施設は、プラネタリウムやドームシアターといった大規模のドームスクリーンが設置された場所に限られていた。しかし「VirtuaLink」は、PS VRを活用することにより、大規模なドームスクリーンを必要とせず、まるで実際にその世界にいるかのような感覚をもたらす。
 また、参加者の動きで映像が変化するインタラクティブ性を実現し、それを複数人で共有するこれまでにないまったく新しい体験を提供する。

 主な特長
  1. 最大50台を連動させ、参加者全員がひとつのバーチャル空間、ストーリーを共有しながら、それぞれが見たい方向を自由に見たり、プレイに参加したりすることができる。
  2. ナビゲーターが、体験中の参加者にリアルタイムで呼びかけたり、解説をしたりすることが可能で、これにより参加者同士の一体感を向上させる。
  3. プラネタリウムの番組制作で長年培ったドーム映像技術により、迫力のある360度映像コンテンツを提供する。
  4. PS VRを活用することにより、大規模なドームスクリーンを必要とせず、まるで実際にその世界にいるかのような感覚をもたらす。

 コニカミノルタの映像ソリューション事業

 KMPは、1957年のプラネタリウム第1号機完成以来、世界でも有数のプラネタリウムメーカーとして、光学式プラネタリウムや全天周映像投映システムを開発し、教育からエンターテインメントまでさまざまな用途や施設規模に応じて、幅広く事業を展開している。また、「コニカミノルタプラネタリウム"満天"in Sunshine City」(2004年開業)、「コニカミノルタプラネタリウム"天空"in東京スカイツリータウン®」(2012年開業)の2つの直営館は、エンターテインメントを提供する新感覚プラネタリウムとして、両館合わせて年間約80万人を動員している。
 この過程において、KMPは、機器・システム開発のための光学技術や微細加工技術などのコア技術を磨くだけでなく、360度映像コンテンツの制作や上映館の運営などのノウハウといったこれまでの知見を生かし映像ソリューション事業を展開する基盤を蓄積してきた。「VirtuaLink」の開発では、SIEの技術協力を得て、新たにVRへのチャレンジを開始している。

 コニカミノルタの映像ソリューション事業は、中期事業戦略では、KMPの直営館事業の拡大に加え、この度の集団体験型VRサービスや、360度映像を活用した新たなソリューション等の提供による事業拡大を計画している。今後は、KMPを核として、映像ソリューションによる総合サービス事業へとトランスフォームを図っていく考え。


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2017-5-29

地域や産業の発展、人材育成を目指し
横浜国立大学と富士ゼロックスが包括連携協定を締結
 

 横浜国立大学と富士ゼロックスは、このほど地域や産業の発展、人材育成を目指す包括連携協定を締結した。

 本協定は、両者の包括的な連携のもと、地域の活性化とそれを担う人材の育成、及び大学の教育・研究機能の向上を図ることを目的とし、主に次の内容について連携・協力を行う。

 【包括連携協定の内容】
  1. 地域活性化プログラムづくりに関する事項
  2. 地域活性化プログラム実施と参画に関する事項
  3. 地域活性化、産業発展、社会起業等の研究に関する事項
  4. その他都市及び地域に関し、両者が共同で取り組む施策及び研究に関する事項

 ■地域の課題とこれまでの取り組み

 都市と地方の両面を持つ神奈川や横浜地域では、都市の更なる発展を目指すための社会起業等の推進や人材育成と、地方創生への取組みとの両面が課題となっている。
 横浜国立大学は、神奈川県をはじめ行政や他大学、民間企業と連携した地域活性の取り組みを通じて、地域の持続的発展に貢献できる人材、また、グローバル化が進行する社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいる。
 一方、富士ゼロックスは、東日本大震災の復興推進活動をきっかけとした地方創生支援の一環で、自社のコミュニケーション技術を生かした対話手法や、サービス・人材などを活用し、岩手県遠野市や神奈川県南足柄市などと連携、地域や社会の課題解決に取り組んでいる。
 これまでも、富士ゼロックスが遠野市と協働で同市に開校した「遠野みらい創りカレッジ」注1で実施している「みんなの未来共創プログラム」に、平成26年より横浜国立大学の教員や学生が参加するなど、地域活性化にむけ従来から同大学と連携した取り組みを行ってきた。
  • 注1地域や産業の発展/人材育成を目的とし、2014年に富士ゼロックスと遠野市が協働で開校

 ■主な活動について

 このほど協定を締結することで、横浜国立大学と富士ゼロックスは、同社が 5月28日に神奈川県南足柄市と地域の活性化をめざして開校する「南足柄みらい創りカレッジ」を活用し、同市をフィールドとした地域活性化、社会起業の取り組みを、協働して進める。具体的には、地域活性や産業発展を目指すプログラムの企画、実行で連携する。地域の課題解決に大学生や研究者、民間企業が参画することで、地域の活性化を加速し、次世代を担う人材育成に繋がる活動を進める。




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2017-5-23

NEC、ディープラーニング技術を搭載したソフトウェア
「RAPID機械学習」の研修を開始
~1日間でAIを活用した画像解析スキルを修得可能~

 NECは、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の1つであり、ディープラーニング(深層学習)技術を搭載したソフトウェア「NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習(画像解析版)」を用いた画像解析スキルを、1日間で容易に修得できる研修を開始する。第1回目は5月31日に、第2回目は7月28日に行い、今後継続して開催していく予定。
 同研修は、主に「RAPID機械学習(画像解析版)」を導入済み、および導入を検討しているユーザを対象としている。AI技術の適用範囲が広がる中、自身で手軽に画像解析を行いたいユーザのニーズに応えるもの。

 RAPID機械学習は、高精度な画像認識やデータ関連性の分析を行う人工知能の一つであるディープラーニング技術を搭載している。画像解析版は、事前に手本となるデータを学習させることで自動的に傾向をモデル化し、工場での不良品検出や道路の舗装損傷診断など高精度な画像認識を実現する。
 同研修では、RAPID機械学習の概要や基本操作の説明に加え、データ観察・前処理・学習・結果確認・考察といった流れを演習形式で繰り返し、より高精度な画像解析を実現するための予測モデルのブラッシュアップ作業を体験できる。これにより、画像解析作業のポイントの理解、RAPID機械学習を使った画像解析スキルの修得が可能。

 なお、NECは同研修受講後において、より高度な画像解析スキルの修得などを支援するプロフェッショナルサービスも個別に提供する。


「RAPID機械学習」
研修の到達目標

  • RAPID機械学習(画像解析版)の概要を説明できる
  • RAPID機械学習(画像解析版)を用いた分析手順を説明できる
  • RAPID機械学習(画像解析版)の分析作業のポイントを説明できる
  • RAPID機械学習(画像解析版)で必要となる典型的な前処理の方法について、目的・意味を理解し、説明できる
  • RAPID機械学習(画像解析版)を用いた分析処理を、目的・意味を理解した上で実行できる

受講料

45,000円(税別)

開催スケジュール詳細

地区 会場名 実施日 講習時間 申込締切日
東京 芝浦研修センター
(第二吾妻ビル)
2017/5/31 9:30~17:00 2017/5/29
2017/7/28 2017/7/26




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2017-5-18

ミネベアミツミとリコー、ベッドセンサーシステムの共同事業開発契約を締結
体重、体動、および呼吸状態等の生体情報を高精度にモニタリング

 

 ミネベアミツミ(代表取締役 社長執行役員 貝沼 由久)とリコーは、生体情報をモニタリングするベッド センサーシステムを事業化するため、共同事業開発契約を締結した。 ミネベアミツミのセンサーモジュール技術と、リコーグループのシステム化技術、製造、販売、および保守サポート等のノウハウを連携させることで、付加価値の高いベッドセンサーシステムおよび情報サービスを提供する。介護市場向けに今年度製品化し、2020 年度に事業規模 30億円(日本国内介護施設のみ)を目指す。

 同事業の第 1 フェーズでは、介護市場で各種介護システムと連携し、高齢者を見守るためのプラット フォームを構築する。第 2フェーズでは介護・医療市場において心拍に関する情報の提供を可能にするとともに、AI(人工知能)等の活用も検討している。第 3 フェーズでは介護・医療・育児・その他の市場において、各種センサーや位置測位の情報等も活用する統合型情報サービスプラットフォームへの拡張を視野に入れている。

 第 1フェーズで提供するベッドセンサーシステムは、ベッド上の人の体重*1、体動、および呼吸状態と いった生体情報を、非接触、非侵襲*2で高精度にモニタリングするシステムで、センサーを既存のベッドに後付けで設置できる。「介護現場での見守り(転倒・転落の安全対策)」、「同現場での呼吸状態の異常検知」、「体重等の計測・記録業務の負荷低減」が可能。2018 年度の本格展開を目指している。
 *1 参考体重。 *2 痛みや苦痛を伴わないこと。

 ミネベアミツミは、高精度荷重センサーの事業領域拡大を目指し、2015 年から千葉大学大学院医学 研究院と共同で、生体情報モニタリングシステムを開発してきた。同システムは利用者である高齢者 やそのご家族へ安心・安全を提供し、介護施設とその従事者の業務負担軽減に貢献すると判断し、中長 期的に国内で大きく需要拡大が見込まれる介護市場に参入する。今後、センサーおよびアルゴリズ ムの改良やミネベアミツミグループのリソースを活用し、同社が考える IoT(Internet of Things)市場の中核を担う製品へスケールアップさせる意向。

 リコーは、顧客に提供する価値を「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES」と定め、この 4 月に公 表した。従来の一般オフィスから”ワークプレイス(働く場所)”へ、さらには社会へと価値提供領域を拡大するとともに、仕事をデジタル化し、データをインテリジェンスに変換することで顧客の「知の創造」を支援する。同ベッドセンサーシステムを起点とした事業では、センサーから得たデータを分析し、インテ リジェンスに変換することで、顧客の課題解決を支援するという価値提供を展開していく。また、医療分野では、屋内(非GPS 環境下)位置情報ビジネスにも 2016年 6月に参入した。今後、医療従事 者や患者の動きをデータとして把握し、蓄積された位置情報と付帯情報をあわせて分析することにより、 新たな業務改善も提供していく。

 このように、高精度なセンシングデバイスや、そのシグナルの解析結果である生体情報を提供するミネ ベアミツミの技術と、その情報を効率的、かつ適切に処理し、ユーザーの手元に届けるリコーの技術には、 双方の強みが生きる補完関係が成立する。また、人の生命に関わる重要な情報サービス を提供するにあたり、高い信頼性が求められるカスタマーサポートは、リコーグループが長年培ったノウハ ウやリソースによって実現される。 共同事業開発を進めるベッドセンサーシステムを起点としたプラットフォームが提供する転倒・転落 防止アラートや生体情報提供サービスは、介護記録システムやナースコールと連携させること で、高次元の見守りサービスを実現する。ゆくゆくは、心拍に関する情報の提供や医療市場へ参入を見込んでいる。その際、AI等のテクノロジーを活用することで、生活活動パターンの分析により得 られる利用者に最適な医療・介護サービスの提供や、疾病等の予知・予後のサポートまで見据えた事業 開発に取り組む。 その後、ベッドセンサーに加え、血糖値計・血圧計等で計測した生体情報、監視カメラと位置測位の 情報、さらには医療系の他のサービスや機器の情報も統合的に活用し、統合型情報サービスプラット フォームに拡張する。「QOL(Quality of Life)の維持」、および「健康寿命の延伸」に貢献する。





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2017-5-17

キヤノンマーケティングジャパン
写真家の良質な作品を映像化
デジタルサイネージ用コンテンツ“Shuttle Photo Movie”の提供を開始
 

 キヤノンマーケティングジャパンは、このほど写真家の作品をデジタル映像として提供する“Shuttle Photo Movie(シャトルフォト ムービー)”の提供を開始した。

 
“Shuttle Photo Movie”のイメージ


 
品名 価格 販売開始日 
Prime Collectionシリーズ(買取タイプ)4シーズンズパッケージ 148,000円(動画映像約2分と5人の写真家作品計200点)オープン価格 2017年5月17日  
Prime Collectionシリーズ(買取タイプ)追加クライアントライセンス
36,000円/1クライアント
Prime Seasonシリーズ(年間契約タイプ)  1-3クライアント 36,000円/月
4-9クライアント 45,000円/月
10-99クライアント 54,000円/月 
 ※ 1クライアント=1表示装置。 


 おもな特長

 “Shuttle Photo Movie”は、モニターやプロジェクターなどのデジタルサイネージ機器に投影するための映像コンテンツ。2013年に開始した法人向け額装写真レンタルサービス“Shuttle Photo”の写真作品の中から厳選した作品を映像として提供する。
 第一線で活躍する写真家が撮影した美しい風景などの作品映像により、企業の受付やホテル、病院の待合室、マンションのエントランスなどで来訪者の心を潤す映像空間を演出する。
 契約タイプは利用期間を制限しない“Prime Collectionシリーズ(買取タイプ)”と、季節の移り変わりに合わせて毎年4回映像コンテンツを提供する“Prime Seasonシリーズ(年間契約タイプ)”がある。
 また、映像コンテンツは「リゾート」「ペット」など、演出したい空間イメージや使用する場所に合わせてオリジナルのものを制作することも可能。“Shuttle Photo”の豊富な写真作品をベースに制作することで、コストを抑えたコンテンツ作りができる。「ご当地写真」などをテーマとした新たな撮り下ろしや、4Kコンテンツにも対応できる。

 充実した映像コンテンツ

 “Prime Collectionシリーズ(買取タイプ)”の第一弾は「四季」をテーマにした美しい写真を厳選した映像“4シーズンズパッケージ”。CGを駆使した動画映像(約2分)と5人の写真家の作品(各40点、計200作品・約20分)を落ち着いたBGMに乗せて収録し、おもてなし、癒し、和み、高級感などのイメージで空間を演出することができる。今後「四季」以外にも順次ラインアップを追加予定。“Prime Seasonシリーズ(年間契約タイプ)”は、常に新しいコンテンツを楽しむことができ、契約期間中であれば、納入された新旧すべてのコンテンツを利用することができる。
 データ形式はWMV / MP4 / MPEG / FLVから選択でき、映像は分割した形でも提供可能なので、各種インフォメーション情報などと合わせて利用することもできる。


  商品紹介ページ



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2017-5-8

コニカミノルタ
医療ITソリューション提供力を強化
パナソニック メディカルソリューションズを傘下に
~中小病院およびクリニック市場のトッププレイヤーへ~
 

 コニカミノルタは、パナソニック ヘルスケア(本社:東京都港区、代表取締役社長:小谷 秀仁)と、同社の子会社でPACS (Picture Archiving and Communication System:医用画像保管・管理システム)メーカーであるパナソニック メディカルソリューションズ(本社:大阪府門真市、PHCMS)の株式取得に関する株式譲渡契約を締結した。

 PHCMSは、パナソニック ヘルスケアの100%子会社で、CT、MRI、X線画像などの医療用画像データを、保管、管理するシステムであるPACSを中核とした、病院およびクリニック向けソリューション事業を国内で展開している。

 今回の買収を通じて、コニカミノルタは、医療IT事業成長に向け、以下の効果発揮を狙う。
  • PHCMSの販売チャネルおよび顧客ベースの獲得によりコニカミノルタグループの顧客基盤を拡大、中小病院およびクリニック市場でのトッププレイヤーとして、国内PACS市場でのシェアと売上のさらなる拡大を目指す。
  • PHCMSの人財および画像処理技術の獲得により、医療IT事業の展開力強化、開発力強化、商品力強化を図る。

 コニカミノルタは、DR*、超音波診断装置、医療ITを3本柱として、病院・クリニック向け医療用画像情報を中心にヘルスケア事業を展開し、医療のデジタル化・ネットワーク化への支援を行っている。医療IT分野では、2015年に米国のヘルスケアイメージングソリューションプロバイダー Viztek社を買収し、次世代医療ITソリューションのグローバル展開を進めている。
 コニカミノルタは、今回の買収により、次世代医療ITソリューションの国内展開拡大を加速し、国内医療IT市場でのプレゼンスを高めていくとともに、病院・クリニック市場における一層の診療の質向上と効率化を目的として、画像診断機器とITを組み合わせたソリューションを展開していく考え。

* Digital Radiography: 照射されたX線をセンサーパネルで受光し、ダイレクトにデジタル画像を得る撮影方式の総称。

買収会社の概要
社名 パナソニック メディカルソリューションズ株式会社
設立 2000年4月
所在地 [大阪]大阪府門真市元町22番6号
[東京]東京都港区浜松町1-17-14 浜松町ビル6階
事業内容 PACS(医用画像保管・管理システム)、遠隔読影システム、患者画像・情報管理システム、トータル医療システムソリューションなどの開発、販売



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2017-5-8

富士通と米Mirantis、
プライベートマネージドOpenStack提供に向けた戦略的協業契約を締結
エンタープライズと通信事業者向けOpenStackをグローバルに提供
 

 富士通とMirantis, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO: アレックス・フリードランド、以下、ミランティス)は、OpenStackと関連オープンソース技術をベースに、お客様のプライベートクラウド基盤の導入を支援するグローバルな戦略的協業契約を締結した。

 本協業のもと両社は、プライベートクラウドにおけるOpenStackのマネージドサービスの戦略パートナーとして、ミランティスのクラウド基盤「Mirantis Cloud Platform(注1)」およびその独自の基盤提供モデル(build-operate-transfer(注2))を、富士通のハードウェア、ソフトウェア、サポート力と組み合わせてお客様に提供する。

 ミランティスは、ライセンスおよびサポートのサブスクリプションをベースとする従来のソフトウェア中心のモデルから一歩進めた、運用中心のクラウド基盤提供モデルに関するパイオニア。本モデルでは、マネージドサービス、あるいはお客様自身の運用により基盤が継続的に提供・更新される。これにより、ソフトウェアの更新は、これまでの半年から1年のサイクルではなく、小規模な更新が週単位で運用に影響なく行われるようになる。


 富士通は、これまでも広範囲に渡り提供してきたプライベートクラウドのソリューションに加えて、「Mirantis Cloud Platform」をベースにした新しいプライベートマネージドOpenStackを6月末から順次、日本市場をはじめとしてグローバルに提供していく。これにより、オープンな技術を活用したクラウドプラットフォームを必要とされているお客様のニーズにグローバルに対応していく方針。


 ミランティスについて

 ミランティスは、OpenStack、Kubernetes、および関連オープンソース技術を使用して、オープンクラウド基盤をトップクラスの企業に提供している。数多くのオープンインフラ・プロジェクトの主要貢献企業であり、「Mirantis Cloud Platform」およびクラウド管理サービスをbuild-operate-transferモデルで提供し、お客様が、他ベンダーが提供する同様のサービスへの乗り換えが困難にならないようにオープンソース・イノベーションの活用を可能にしている。現在までに、200社を超えるエンタープライズ向けの世界最大規模のオープンクラウドの設立・運営を支援した実績がある。
 詳しくは www.mirantis.comを参照。


注1 Mirantis Cloud Platform:
OpenStackとコンテナ管理技術のKubernetesを統合したクラウド基盤ソフトウェア。
注2 build-operate-transfer:
システム導入(Build)と運用サービス(Operate)のシームレスな提供により、スムーズなクラウドサービスの利用を実現し、要望に応じて、お客様によるプラットフォーム運用への移行(Transfer)も支援する基盤提供モデル。




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2017-5-1

コミュニケーションスペース「キヤノンプラザ大阪」がオープン
~キヤノンMJ大阪支店移転に伴いリニューアル~


キヤノンプラザ大阪 イメージ
 

 キヤノンMJは、デジタルフォトの楽しさと可能性を広めるコミュニケーションスペース“キヤノンプラザ大阪”を、大阪市北区に5月29日にオープンする。

 キヤノンプラザ大阪は、パーソナル製品のショールームである「キヤノンデジタルハウス」、優れた写真家の作品を展示し上質な写真文化を発信する「キヤノンギャラリー」、キヤノン製品の基本的な点検清掃や持ち込み修理を受け付ける「キヤノンサービスセンター」、初心者からハイアマチュアの方まで楽しく学べる写真教室「キヤノン EOS学園」の4つの機能を集合した、双方向型のコミュニケーションスペース。

 現在梅田(大阪市)にあるキヤノンMJ大阪支店が中之島に移転することに伴い、コミュニケーションスペースも新しく「キヤノンプラザ大阪」として移転、リニューアルオープンする。大阪の経済・文化の一大拠点において、地域に根差した写真文化の発展に尽力するとともに、お客様の意見を今後の企業活動へフィードバックする重要な役割を担いたいとしている。


キヤノンプラザ大阪 概要
オープン
日時
2017年5月29日(月)10時
※ EOS学園のみ、2017年5月8日オープン
開館時間
10時~18時
※ キヤノンギャラリーは、各写真展の最終日は展示入れ替えのため15時に閉館します。
休館日
日曜・祝日・弊社休業日
※ EOS学園のみ、土曜も休館します。
住所
〒530-8260 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウェスト1階
※ EOS学園は23階
フロア構成
1階
  • キヤノンデジタルハウス大阪(電話:06-7739-2129)
  • キヤノンギャラリー大阪(電話:06-7739-2125)
  • キヤノンサービスセンター大阪(電話:06-7739-2300)
23階
  • キヤノン EOS学園大阪校(電話:06-7739-2302)
※ 上記の電話は、各施設のオープン日より開通します。
アクセス
地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」4番出口直結、京阪中之島線「渡辺橋駅」12番出口直結
JR「大阪駅」より徒歩11分、JR「北新地駅」より徒歩8分
地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」より徒歩5分
入館料
無料
周辺地図


  紹介ページ


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