パナソニックは、パナソニック ノースアメリカの社内分社として「パナソニック システムソリューションズノースアメリカ社」を2018年4月1日に米国ニュージャージー州ニューアークに設立する。
パナソニック システムソリューションズノースアメリカ社は、北米におけるシステムソリューション事業の強化を目的として、コネクティッドソリューションズカンパニー北米本部(CNSNA)、セキュリティカメラや堅牢パーソナルコンピューター、POSシステムなどを中心としたシステムを取り扱うパナソニック システムコミュニケーションズノースアメリカ社(PSCNA)、プロジェクターや放送用カメラなどを取り扱うエンターテインメント事業を担当するパナソニック メディアエンターテインメント社(PMEC)、電子基板への部品実装機、溶接ロボットなどを取り扱うパナソニック ファクトリーソリューションズアメリカ社(PFSA)を合併して設立される社内分社。
現場のニーズに合わせたハードウエアの提供に加え、業界別営業体制を構築し “ビジネスフロント(現場)”に根ざしたソリューションの提供でお客様の経営に貢献していく。具体的には従来の特徴のあるハードウエアに、ファクトリーオートメーション事業で培ったソフトウェア開発力を組み合わせ、システムエンジニアリングにより他社にない付加価値の高いソリューションを提供する。また、お客様の経営課題を解決する付加価値の高いサービスを提供する。これらソリューション事業の推進を通じて、製造拠点やシステムエンジニアリング、サービス基盤の稼動を最大化するなどして、さらなる収益拡大を目指す。
このため同社内に、業界向けのソリューション力の強化を目的とした “デジタルソリューションセンター(DSC)” を新設する。DSCは同社の強みであるコアテクノロジーを活用してクラウドベースの共通プラットフォーム上で開発したサービスを提供するためのSI機能を有する組織で、主に公共セキュリティ分野、製造分野、フード&リテイル分野、物流分野、テーマパークなどの北米のお客様に向け、それぞれの分野に特化したソリューションを提供していく予定。
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