サン電子とNTTドコモは、法人のお客さま向けに提供しているスマートグラスを用いた遠隔作業支援ソリューション「AceReal® for docomo」の内容を拡充し、マルチデバイスに対応した新たな業務支援アプリケーション「AceReal Assist※1」を活用したパッケージソリューションの提供を2021年10月27日(水曜)から開始する。
新ソリューションではすでに提供している遠隔作業支援の基本機能はそのままに、これまで選択できなかったスマートグラスの機種※2、契約期間をお客さまの希望に合わせてカスタマイズできるようになる。また支援者側のデバイスもWindowsのパソコンに加えmacOSのパソコンおよびモバイル端末※2からの利用も可能となる。
こうしたマルチデバイスへの対応により、現場作業者は軽量なタイプから防爆対応のタイプに至るまでさまざまなスマートグラスの利用が可能となり、また支援者側もオフィスや外出先など環境に応じてパソコンやモバイル端末から遠隔支援ができるようになる。 また、ネットワーク側もMECの機能を有する「ドコモオープンイノベーションクラウド®※3 」を利用することで、秘匿性の高い映像・情報の送受信を、あんしん・安全な通信環境で利用できる。これまでも多く導入されている建設業や製造業に加え、医療、農林水産業、運輸などの産業分野での活用が期待される。
また、これまで業務支援アプリケーション「AceReal Apps※4」、ARスマートグラス「AceReal One」およびドコモの携帯電話回線をパッケージで提供をしてきたが、新リューションではお客さまにドコモの携帯電話回線を選択できるようになる。
なお、「AceReal for docomo」という呼称は、既存ソリューションに新ソリューションを含めたものとし、サン電子とドコモのアセットを組み合わせたXR関連ソリューションの総称とする。
サン電子とドコモは今後も、両社のもつ製品・技術・サービスを通じて新しい価値の創出や社会課題の解決に貢献し、お客さまの生活がより便利で、豊かなものになるよう努めるとしている。
「AceReal Assist」提供開始に伴う新たな「AceReal for docomo」の概要
1. 新たな「AceReal for docomo」の全体像
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(1)ソリューション提供内容
アプリケーション・スマートグラスなどをパッケージにしてワンストップで提供する。
- アプリケーション:
「AceReal Assist」 - 対応スマートグラス(選択):
「HMT-1、HMT-1Z1」(RealWear製)
「AceReal One」(サン電子製)
「Everysight Smartglasses」(Everysight製)
「Glass Enterprise Edition 2」(Google製。2021年12月以降に対応予定) - 備品(スマートグラスにより内容は異なる)
- 初期キッティング
- 専用サポートデスク
(2)特長
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複数のスマートグラスに対応しているため、業務の用途に合わせて選択可能。
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スマートグラスとスマートグラスの間でのビデオ通話に対応。
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現場の通信環境に合わせて、ビデオ通話の品質を自動で調整可能。
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支援者側はWebブラウザから利用可能。専用ソフトのインストールが不要に。
(3)主な機能
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- Windows
- macOS
- Android
- iPadOS
- iOS(2021年11月下旬以降対応予定)
(5)ネットワーク構成
- スマートグラスおよび支援者側デバイスがドコモの携帯電話回線を用いて接続している場合、インターネットを一切通らない通信経路で高セキュアな通信が可能となる。
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ドコモの5GおよびLTEエリアで利用できる。
(6)提供開始日
2021年10月27日(水曜)
(7)利用料金
- 初期費用:0円~
- 月額費用:25,800円(税別)~