20020年1~7月の新製品配信分

デジタルカメラ P-1
 
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2020-7-29

ソニー
映像クリエイター向けフルサイズミラーレス一眼カメラ『α7S III』 発売
最高ISO409600の高感度や高精細4K120p動画などの撮影性能と機動性を強化

 


 ソニーは、最高ISO409600※1の高感度性能と15+ストップ※2の広いダイナミックレンジ、高精細4K120p動画記録※3、精度と追従性を高めたAF性能など、撮影性能と機動性を追求した映像クリエイター向けフルサイズミラーレス一眼カメラ 『α7S III』を発売する。効率的な放熱設計やデュアルスロットを活用したリレー記録(2枚以上のメモリーカードへの連続書き込み)で、バッテリー容量を使い切るまで、1時間を超える高精細4K60p動画の記録※4が可能。



商品名 型名 発売日 価格
レンズ交換式デジタル一眼カメラ 『α7S III』 ILCE-7SM3(Eマウント) 10月9日 オープン価格
 
市場推定価格
『α7S III』  410,000円前後

 予約販売の受付は、8月4日(火)10時より開始する。

 『α7S III』は、新開発の35mmフルサイズ有効約1210万画素 裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R(エクスモアアール)や、従来比※5約8倍の処理性能をもつ新開発の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズエックスアール)を搭載している。α7Sシリーズの特長である感度性能がさらに進化し、特に中高感度域のノイズ低減による1段分※6の画質向上を実現するなど、大型照明設備がない暗いシーンなどにおける撮影の幅を大きく広げる。また15+ストップの広いダイナミックレンジにより、明暗差の大きい環境でも豊かな階調の質感表現が可能になり、撮影後の編集の自由度を一層高める。さらに、画素加算なしの全画素読み出しによる高精細な4K120p、4:2:2 10bit記録にα(Alpha)シリーズとして初めて対応し、高品位な画質で最大5倍の4Kスローモーション※7の映像表現も可能。

 同機は、α7Sシリーズで初めて、高いフォーカス精度と追随性をもつ像面位相差AFシステムを搭載している。AI※9を活用したリアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応し、57本※10の豊富なEマウントレンズ群との組み合わせで、静止画・動画撮影におけるフォーカス表現の幅を広げる。また、動画専用の光学式5軸ボディ内手ブレ補正アクティブモードをαシリーズとして初めて搭載し、歩きながらの手持ち撮影でも高い安定性を発揮する。小型ボディ設計と高速データ処理の両立に欠かせない次世代メモリーカード規格のCFexpress Type A(シーエフエクスプレスタイプエー)を世界で初めて※11採用したほか、デジタル対応の音声収録やバリアングル液晶モニター、新開発の高解像電子ビューファインダーなどにより、ワンパーソンオペレーションの機動性を高めている。

 新開発CMOSイメージセンサーとともにカメラシステムを刷新

 新開発の35mmフルサイズ有効約1210万画素 裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor Rは、大きい画素サイズによる高い集光効率に加えてα7Sシリーズで初となる裏面照射型構造により、静止画・動画ともに常用ISO80-102400(拡張感度は、静止画時ISO40-409600、動画時ISO80-409600)の幅広い感度域でノイズの発生を抑え、高い描写力を実現している。特に室内などの中高感度域においては、イメージセンサーの性能を最大限に引き出す画像処理アルゴリズムとの組み合わせで、静止画・動画ともにノイズ低減による1段分の画質向上を実現している。同時に、動画においては15+ストップ※3の広いダイナミックレンジが階調豊かな映像を生み出す。また伝送速度が速い銅配線の採用により、従来比約2倍のデータ読み出し速度を実現し、高速に動く被写体を撮影する際に起こりやすい動体歪み(ローリングシャッター現象)を静止画・動画撮影時において大幅に低減する。高密度かつ広範囲(撮像エリアの約92%をカバー)に配置した759点の像面位相差AFセンサーは、被写体を高速、高精度に追随し、フレーミングに集中しやすくしている。

 『α7S III』では、システムのハードウェア構成を刷新し、撮像から各種信号処理の実行に至るまで処理能力を大幅に向上している。AFや被写体認識などのリアルタイム処理を新開発の画像処理エンジンBIONZ XRに集約し、従来比約8倍の処理性能で、撮影しながらデータ転送するなどシステム負荷が高い状況でも快適な使い勝手を実現している。新開発イメージセンサーと画像処理エンジンの組み合わせにより、画素加算なしの全画素読み出しによる高精細4K120pおよび4:2:2 10bit記録を可能にしている。加えて、世界最高※12解像度の約944万ドット(Quad-XGA)・大型0.64型有機ELディスプレイを搭載した新開発の電子ビューファインダーや、カメラの小型ボディと高速データ処理を両立する次世代メモリーカード規格のCFexpress Type Aに対応したカードスロットを世界で初めて搭載している。これらシステムの大幅な刷新により、映像クリエイターの創造力を拡張する撮影性能と機動性を実現している。


※1:拡張時。
※2:S-Log3動画撮影時、ソニー測定条件。
※3:約10%画角がクロップされる。
※4:ソニー測定条件。XAVC S-I 4K 4:2:2 10bit記録、25°C(室温および録画開始時のカメラ温度)、自動電源OFF温度[高]設定、条件により撮影可能時間は変る。
※5:BIONZ X®比。
※6:従来機『α7S II』比。ソニー測定条件。
※7:ポストプロダクションによる編集、またはS&Qモードによる撮影が必要。
※8:高速性と動体への追従性に優れた位相差検出AFセンサーをイメージセンサーの撮像面に配置し、位相差を検出してAFを行う方式。
※9:機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用。
※10:発表済みレンズ及びコンバーターを含む。生産終了モデルは含まない。
※11:2020年7月広報発表時点。ソニー調べ。
※12:2020年7月広報発表時点、ミラーレス一眼カメラにおいて。ソニー調べ。



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2020-7-15


Vlog(ブイログ)など動画撮影も快適操作の小型・軽量ミラーレス一眼

デジタルカメラ LUMIX DC-G100 発売

~高音質・臨場感あふれる音声記録が可能な「OZO Audio by Nokia」採用


 
パナソニック


 パナソニックは、こだわりの高画質・高音質でVlog(※1)撮影を楽しめる小型・軽量サイズのミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-G100を8月20日より発売する。

 新製品は、日常や旅先での思い出を動画で楽しむVlogを簡単に高画質・高音質で記録できる充実の動画性能を備えている。4Kの高画質な動画撮影はもちろん、高音質にもこだわり、新たに「OZO Audio by Nokia」の採用により臨場感あふれる音声記録を実現している。更に、業界で初めて(※2)顔・瞳認識AFと連動し、自動で収音範囲を調整する内蔵マイクモードも搭載している。Vlog撮影のシーンとして多い歩き撮りや自分撮り時では、手ブレをしっかり抑える5軸ハイブリッド手ブレ補正機能や、ピントや露出を自動で調整する動画自撮りモードも搭載するなど、撮影アシスト機能を充実させた。小型・軽量サイズの本体には、トライポッドグリップ(DC-G100Vに同梱)を組み合わせることで、グリップスタイルや三脚として活用でき、撮影シーンの幅が拡がる。同社は、映像を趣味とされる方や映像クリエイターに向け、より手軽に動画撮影を楽しめる同製品を提案していく。

品名 デジタルカメラ
品番 DC-G100V DC-G100K
キット名称 Vキット
(標準ズームレンズ、トライポッドグリップ付属)
Kキット
(標準ズームレンズ付属)
-K(ブラック)
メーカー希望小売価格 オープン価格
発売日 8月20日
月産台数 1500台

 <特長>

 1. Vlog撮影の表現の幅を広げる充実の動画性能

 ・高音質・臨場感あふれる音声記録が可能「OZO Audio by Nokia」採用
 ・業界初顔・瞳認識AFに連動し、自動で収音範囲を調整する内蔵マイクモード
 ・歩き撮りなどでおこる大きなブレの補正力を強化した、新たな5軸ハイブリッド手ブレ補正
 ・自分撮り時のピントや露出を自動調整する動画自撮りモード

 2. 自分撮りなど日常の持ち歩きに便利な小型・軽量ボディ

 ・旅先でも軽快に持ち歩ける約412 g(※3)の小型・軽量ボディ
 ・自分撮り時に便利に操作できるトライポッドグリップ(DC-G100Vのみ同梱)

 3. 一眼ならではの高画質撮影が可能な静止画性能

 ・ローパスフィルターレス20.3M Live MOSセンサー、ヴィーナスエンジン搭載


※1:ビデオブログの略称。
※2:レンズ交換式デジタルカメラとして。2020年8月20日発売予定。
※3:付属レンズH-FS12032装着時。本体、バッテリーパック、メモリーカード含む。




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2020-7-10


次世代の映像表現を追求したフルサイズミラーレスカメラ"EOS R5"を発売
約4500万画素・最高約20コマ⁄秒連写と世界初の8K動画撮影を実現


キヤノン
 
EOS R5
* RF24-105mm F4 L IS USM装着時


 キヤノンは、新開発の有効画素数約4500万画素※1フルサイズCMOSセンサーと新映像エンジン「DIGIC X」、高性能な「RFレンズ」により、カメラの基本機能を総合的に進化させた「EOS Rシステム」の次世代フルサイズミラーレスカメラ"EOS R5"を2020年7月下旬に発売する。


品名
EOS R5
ワイヤレスファイルトランス
ミッター"WFT-R10B"
 
バッテリーグリップ
"BG-R10"
 
バッテリーパック
"LP-E6NH"
 
価格 オープン価格
11万8,000円(税別)
 
3万3,000円(税別)
 
1万1,000円(税別)
 
発売日
2020年7月下旬
2020年7月下旬
 
2020年7月下旬
 
2020年7月下旬

 おもな特長

 "EOS R5"は、新開発のCMOSセンサーや新映像エンジン、「RFレンズ」により、EOSシリーズ史上最高の解像性能※2を実現するなど、新たな映像表現を追求したミラーレスカメラ。世界初※3の8K/30P動画撮影※4やレンズ側の光学式手ブレ補正と協調した世界最高※38.0段※5の手ブレ補正を実現し、静止画・動画ともに本格的な作品づくりを行うプロやハイアマチュアユーザーのニーズに応える。

 約4500万画素と最高約20コマ⁄秒の高速連写を両立

 
新開発のフルサイズCMOSセンサーと新映像エンジン「DIGIC X」により、EOSシリーズ史上最高の解像性能を実現している。さらに、電子シャッターによる撮影時は最高約20コマ⁄秒※6、メカシャッター/電子先幕による撮影時は最高約12コマ⁄秒※7の高速連写を実現している。

 「デュアルピクセル CMOS AF II」による快適なAF性能

 新CMOSセンサーの高速信号読み出しと新映像エンジンの高速処理により、「デュアルピクセル CMOS AF II」としてAF性能が向上している。測距エリアは、画面の最大約100%(縦)×約100%(横)の範囲※8に拡大している。また、静止画撮影時にAFフレームは、最大1053分割※9のエリアから自動選択される。さらに、人物の瞳・顔・頭部に加えて、動物(犬/猫/鳥)の瞳・顔・全身検出※10にも対応し、被写体の捕捉率を向上している。

 世界初の8K動画撮影と世界最高8.0段の手ブレ補正による快適な撮影

 世界に先駆けて8K/30P動画撮影機能を搭載している。8Kの豊富なデータ量を生かした高画質な4K動画を撮影することも可能。また、ボディー内5軸手ブレ補正機構をEOSシリーズで初めて搭載している。レンズ側の光学式手ブレ補正機構との協調制御による最大8.0段の手ブレ補正を実現し、望遠撮影や手持ち撮影といった手ブレの発生しやすい環境でも快適に撮影することができる。

※1 総画素数約4710万画素。
※1
ISO12233準拠のCIPA解像度チャートで確認。キヤノン調べ。
※3 2020年7月8日現在発売済みのレンズ交換式デジタルカメラにおいて。キヤノン調べ。手ブレ補正については、「EOS R6」も同じ。

※48K(29.97fps/25.00fps)。クロップ「しない」のみ。8K動画(RAW/DCI/UHD)は、カメラ内部の温度上昇に伴う撮影時間の上限があり、撮影可能時間は最大約20分になる。(常温時)
※5
CIPA規格に準拠。「RF24-105mm F4 L IS USM」(2018年10月発売)、焦点距離105mm時。レンズは、購入時期によりファームウエアの更新が必要。
※6 EF-Sレンズ使用時を除く。絞り開放時。詳しくは商品紹介ページを参照。シャッタースピード、絞り、連続撮影中の絞りの状態、被写体条件、明るさ(暗所での撮影時など)、あるいはレンズの種類などによって連続撮影速度が変化する。
※7
「RFレンズ」及び一部のEFレンズ使用時。連続撮影速度は、バッテリーの種類/残量、バッテリーグリップ/WFTの使用有無・バッテリー数、DCカプラー/USB電源アダプターの使用有無、使用レンズ、温度、内蔵Wi-FiのON/OFFなどにより、最大3段階に変化する。最高連続撮影速度は、前記要因の他に、シャッタースピード、絞り、ストロボ使用、フリッカー低減処理、被写体条件、明るさ(暗所での撮影時など)などにより低下することがある。

※8
「顔+追尾優先AF」、かつ、「RFレンズ」(「RF600mm F11 IS STM」/「RF800mm F11 IS STM」および「エクステンダー RF1.4×」/「エクステンダー RF2×」を除く)、EFレンズ(一部を除く現行製品)、エクステンダー EF(III)使用時(マスターレンズのモードに準じる)に被写体枠が表示された場合。シーンや被写体の状況によって対応できない場合がある。

※9
「顔+追尾優先AF」かつ被写体非検出時。

※10
被写体によっては動物検出できないことがある。また、犬/猫/鳥以外の被写体に対して動物検出する場合もある。



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2020-6-15


ハイエンドコンパクトデジタルカメラ
「RICOH GR III Street Edition Special Limited Kit」を新発売

 ~メタリックグレーの特別塗装と専用アクセサリーをセットにした数量限定モデル~


 リコー、リコーイメージングは、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」の塗装を特別仕様に変更し、本体に合わせた専用のファインダー、ストラップをセットにした「RICOH GR III Street Edition Special Limited Kit」を全世界3,500台限定で発売する。なお、専用の本革ストラップおよび外部ミニファインダーを付属しない「RICOH GR III Street Edition」本体のみのモデルも、2020年秋に発売を予定している。


製品名 RICOH GR III Street Edition Special Limited Kit
セット内容 RICOH GR III Street Edition本体、専用本革ストラップ「GS-2 SE」、専用外部ミニファインダー「GV-2 SE」
価格 オープン価格
販売数量 全世界 限定3,500台
発売日 2020年7月17日
・付属品  充電式バッテリー、USB電源アダプター、USBケーブル、リングキャップGN-1 (ブラック) 


 RICOH GR III Street Edition Special Limited Kitの主な特長

 ・都会のアスファルトの上で輝くStreet Photographerの個性を象徴するカラーリングをイメージして、カメラ本体にはメタリックグレーの塗装を施し、リングキャップにアクセントカラーの山吹色を採用している。細かく塗料を散らして塗装する工程を何度も繰り返すことにより、表面の独特な風合いと、滑らかでありながらカメラをホールドしやすい機能性も兼ね備えた特別仕様。

 ・限定モデル専用アクセサリーとして、カメラ本体と同様の塗装を施した特別仕様の外部ミニファインダーと本革製の専用ハンドストラップを同梱している。ファインダー上面に印刷されたGRの画角を象徴する28の文字やストラップのストッパーパーツにカメラ本体と同様の山吹色を採用し、カメラとの一体感を高めている。

 ・シャッターボタンを一気に押し込んだ際に、あらかじめ指定した距離にピントを合わせて撮影できるフルプレス スナップ撮影が、背面の画像モニターのタッチ操作でも可能になった。一瞬のシャッターチャンスに対応するGRならではの速写機能。ストリートスナップに威力を発揮する。
 注1:本機能は機能拡張ファームウェア(本製品発売後にリリース予定)により、通常製品でも機能追加される予定。

 ・電源オフ時には、ストリートをイメージした背景と専用ロゴをあしらい、本製品の世界観に合わせた特別な終了画面が表示される。

 ※その他のカメラ本体の仕様は通常製品と同じ。

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2020-2-14

 
キヤノン
エントリークラスのデジタル一眼レフカメラ"EOS Kiss X10i"を発売
高精度AFにより快適な動体撮影を実現
 
EOS Kiss X10i
*EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM装着時


 キヤノンは、ミドルクラスの機種に迫る高精度なAF性能を備え、本格的な撮影を楽しめるエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ"EOS Kiss X10i"を4月下旬に発売する。

品名
EOS Kiss X10i
価格 オープン価格
発売日
2020年4月下旬

 おもな特長

 "EOS Kiss X10i"は、小型・軽量な「EOS Kiss X10」(2019年4月発売)から、AF性能や連写性能を高め、素早く動く被写体でも快適に撮影が可能。日常のスナップから動体撮影まで、エントリーユーザーでも簡単に多様な撮影表現を楽しむことができる。

 高精度AFによる快適な動体撮影

 動く被写体に対しても優れた捕捉性能を実現する「オールクロス45点AF※1」や、約22万画素の新測光センサーにより被写体の顔を検出して追尾する「EOS iTR※2AF」を搭載し、光学ファインダー撮影時に高精度な動体撮影を実現する。また、ライブビュー撮影時は、被写体の瞳を検出してフォーカスを合わせる「瞳AF※3」が、サーボAF ⁄ 動画サーボAF時においても使用でき、快適な動体撮影を楽しむことができる。

 約2410万画素CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 8により高画質を実現

 有効画素数約2410万画素※4のAPS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、最高ISO25600の常用ISO感度(拡張時:ISO51200相当)を達成し、室内や夜景などの暗いシーンでもノイズを抑えた撮影が可能。また、4K※5動画の撮影を実現し、高精細な映像・写真表現を楽しむことができる。

 撮影後の楽しみを広げるネットワーク連携

 Wi-Fiに接続されているスマホに撮影と同時に画像を自動送信できる「撮影時画像自動送信」を搭載している。さらに、クラウドプラットフォーム"image.canon"(2020年4月上旬開始予定)へ、容量を気にせずに静止画・動画をオリジナル画質のまま30日間保管することができる。


※1 装着するレンズやアスペクト比の設定により、測距点数、クロス測距点数、デュアルクロス測距点数が変動。
※2 intelligent Tracking and Recognition。測距エリア選択モードが「ゾーンAF」、「ラージゾーンAF」、「自動選択AF」時に機能。
※3 「顔+追尾優先AF」、「瞳AF:する」時に機能。ワンショットAF、サーボAF、動画サーボAFで使用可能。初期設定では、カメラに近い方の瞳を自動選択します。同程度の距離の場合には、画像中央に近い方の瞳が自動選択されます。手動で任意の瞳を選択することも可能。
※4 総画素数約2580万画素。
※5 センサー中央部の画素をクロップした4K(23.98fps ⁄ 25.00fps)で撮影可能。4K動画撮影時のフォーカス方式はコントラストAF、フルHD ⁄ HDではデュアルピクセルCMOS AF。AF方式は[顔+追尾優先AF][1点AF]のみ使用可能。




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2020-2-7

水深14mでの水中撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ
「RICOH WG-70」を新発売
~デジタル顕微鏡モードなど使いやすさを向上させた防水スタンダードモデル~
 
オレンジ


 リコー、リコーイメージングは、小型軽量ボディに高い防水性能と優れた耐落下衝撃性能、さらに多彩な撮影機能を備えたコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-70」を発売する。

 同製品は、さまざまなアクティビティの楽しさや経験を、ユーザーが厳しい撮影環境下でも簡単に記録して楽しめるスタンダードクラスの防水コンパクトデジタルカメラ。アウトドアでの撮影に対応できる14m防水や高さ1.6mからの耐落下衝撃性能、マイナス10℃までの耐寒構造を備えており、高い信頼性を実現している。また、モニターの明るさを素早く調整できるアウトドアモニター機能を搭載しており、屋外での視認性をさらに高めている。さらに、被写体を大きく拡大できる"デジタル顕微鏡モード"を改良、新たに記録サイズ選択が可能になり、撮影の幅がさらに広がる。また画像仕上げに同社製品で人気の"クロスプロセス"をあらたに追加し、クリエイティブで多彩な画づくりが楽しめる。


製品名 価 格 発売日
RICOH WG-70(ブラック/オレンジ) オープン価格 2020年3月中旬
 ・付属品  充電式リチウムイオンバッテリー、充電用電源アダプター、USBケーブル、ストラップ、マクロスタンド


 新製品 RICOH WG-70 の主な特長

 1.水深14mで連続2時間の撮影が可能なタフネス設計


 水深14mで連続2時間の水中撮影が可能な防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当に準拠)を実現している。さらに、1.6mからの耐落下衝撃性能注1やホコリに強いIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10℃でも動作が可能な耐寒構造、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造注2などを備え、過酷なアウトドア環境下での使用に耐えるタフネスモデルに仕上がっている。

 2.高画質な画像

 高感度、低ノイズ特性に優れ、画像信号の高速な読み出しが可能な裏面照射型CMOSイメージセンサーと、高性能画像処理エンジンを採用し、最高ISO感度6400の高感度性能と、有効約1600万画素の高精細画像を実現している。さらに、 "超解像"技術を応用した画像処理機能も備えており、より解像感に優れた精細な画質画像を実現している。また、一度に複数枚の画像を撮影、合成してぶれの少ない画像を作る"手持ち夜景"モードも採用している。

 3.使いやすさを向上させたデジタル顕微鏡モード

 被写体を大きく拡大できる"デジタル顕微鏡モード"で、あらたに記録サイズが選択可能になった。デジタルズームを併用し拡大率を優先した2M(1920×1080)から、高画素でプリントやトリミング時に効果を発揮する最大12M(16:9)(4608×2592)サイズまで任意に選択ができ、撮影の幅をさらに広げる。

 4.多彩な機能を備えた6灯のLED補助光

 レンズの周りに近距離用のLED補助光を6灯配置している。被写体を大きく拡大して、肉眼では気づかないようなミクロの世界を液晶モニターで観察、撮影できる"デジタル顕微鏡"モード使用時に、均一で明るい照明を可能にしている。"瞬間輝度アップ"機能により撮影の瞬間に各LEDの光量をアップして、より高速なシャッタースピードで手ぶれや被写体ぶれを抑えて撮影できる。また、検出した人物の顔がフレーム内に収まっているかを点滅するLEDの位置で確認しながら撮影できる"自分撮りアシスト"機能や、暗い場所で手元の照明として利用できる"LEDライト"モードなど、さまざまな応用機能も備えている。

 5.進化した水中撮影専用モード

 水中で撮影した実写画像データを基に"マーメード"、"マーメードムービー"モードでの色再現やコントラストなどの画像処理の最適化とホワイトバランスの見直しをおこない、水中で失われがちな赤系の色を美しく再現するとともに、水中での光の拡散によるコントラスト低下を効果的に補正し、クリアな画像を実現している。"マーメード"モード時は、フラッシュ撮影モード"発光禁止+強制発光"を選択でき、1度のシャッターでフラッシュ非発光と発光の2枚を連続して撮影することが可能。

 6.画像仕上げに"クロスプロセス"を追加

 撮影モード"P(プログラム)"設定時の画像仕上げに、個性的な写真表現が楽しめる同社製品で人気の"クロスプロセス"を追加しました。画づくりに関わるパラメーターを変更し、まるでクロスプロセス処理注3をおこなったフィルムのような、幻想的で独特な色合いに変化した仕上がりを楽しめる。

 7.広角28mmからの光学5倍ズームレンズ

 
焦点距離5~25mm(35ミリ判換算で約28~140mm相当)の光学5倍ズームで、被写体に最短1cmまで近づいての迫力ある近接撮影から、広大な風景まで、様々な撮影シーンを幅広くカバーしている。また、光学ズームと同等の画質を維持したままで画像をさらに拡大し、最大で約36倍(35ミリ判換算で1008mm)相当の超高倍率撮影が楽しめる、"インテリジェントズーム"機能、定点観測に便利な"インターバル撮影"機能なども備えている。

 8.高画質・長時間撮影が可能なフルHD動画撮影機能

 1920×1080(16:9)ピクセルで30fps(フレーム/秒)、記録形式にはH.264を採用した、より高画質で長時間の撮影を可能にするフルHD動画撮影機能を備えている。加えて、動画をスロー再生できる"ハイスピードカメラ"撮影注4や"インターバル動画"撮影などにも対応し、幅広い映像表現を手軽に楽しむことができる。また、カメラ本体には映像・音声出力用のHDMIマイクロ端子(Type D)を備えている。

 9.撮影状況に応じた3種類の手ぶれ軽減機能
  • ①電子式手ぶれ補正
    静止画撮影時に、手ぶれした画像を効果的に補正する電子式の手ぶれ補正機能を採用している。
  • ②高感度ぶれ軽減モード
    被写体の明るさに応じて自動的に最高ISO6400まで自動的に感度を変更することで、手ぶれや被写体ぶれが起きにくい速いシャッター速度で撮影することができる静止画撮影時のモード。
  • ③"Movie SR"機能
    動画撮影時専用の電子式手ぶれ軽減機能で、動画撮影時の手ぶれによる画像のズレをソフトウェアにより効果的に補正する。
 10."アウトドアモニター"機能を備えた見やすい液晶モニター

 2.7型、約23万ドット、16:9のワイドな液晶モニターを搭載している。外光の反射を抑えて映り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コートを施すことで、日差しの強い屋外でも明るく見やすくなっている。また、使用環境に応じて最も見やすい明るさに簡単に調整できる"アウトドアモニター"機能を採用し、さらに快適な視認性を実現している。


注1:MIL-Standard 810F Method 516.5-Shockの測定方法に準じた、同社独自の基準(高さ:1.6m、落下面:厚さ5cm合板)への落下テストをクリアしている。
注2:同社試験条件による。
注3:通常とは異なる現像液を使用し、仕上がりを独特な色に変化させるフィルム現像方法のひとつ
注4:記録サイズは、1280×720ピクセルに固定される。




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2020-2-6


ワンショットで360°の全天球イメージを撮影できるカメラ
「RICOH THETA SC2 for Business」を新発売

~不動産業など、ビジネスユースで使いやすいモードを搭載~
 


 リコー、リコーイメージングは、ワンショットで360°の静止画や動画を撮影できる360°カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」のエントリー機種「RICOH THETA SC2」のビジネス向けモデルとして、「RICOH THETA SC2 for Business」を3月中旬に発売する。

 「RICOH THETA」は、2013年に世界初注1の360°カメラとして発売以来、これまでの映像表現の常識を超える新たな可能性を秘めたツールとして、さまざまな映像分野で利用されてきた。VR(バーチャル・リアリティ)市場の急成長や360°の映像に対応したSNS の拡大、ビジネス市場における360°の映像に対するニーズの増加などを受け、RICOH THETAに代表される360°カメラや関連する技術に対する需要は、今後ますます拡大するものとみられている。

 新製品の「RICOH THETA SC2 for Business」は、ビジネス向けモデル専用のグレーの本体色に、室内・車内の撮影に適したHDR撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載。注2「Room」使用時にはフロントレンズとリアレンズで時間差(Time Shift)をつけて撮影するセルフタイマー機能が使える。これにより、室内を撮影されることが多い不動産業や、車内を撮影されることの多い自動車販売業などのビジネスユースのお客様にとって、使い勝手のよいモデルとなっている。

 「RICOH THETA SC2 for Business」は、「RICOH THETA SC2」と同様に、約1400万画素に相当する360°の全天球静止画と、4K(3840×1920ピクセル)相当、30fps(フレーム/秒)の滑らかで臨場感あふれる360°の全天球動画撮影に対応している。また、本体下部の状態表示OLED(有機ELディスプレイ)により、設定モードや電池残量などの各種情報が一目で確認できるほか、セルフタイマーモードへの切り替えボタンにより、カメラ単体での操作がしやすくなっている。



製品名 RICOH THETA SC2 for Business
本体色  グレー 
価格 オープン価格
発売日
2020年3月中旬
 付属品: USBケーブル、専用ケース

注1: コンシューマー製品において、水平方向や半天球だけでなく、撮影者を取り巻く空間全てをワンショットでキャプチャーできる点において(2013年10月時点。リコー調べ)
注2: 本モデルには、「RICOH THETA SC2」に搭載されている顔モード、夜景モード、車窓モードは搭載されていません。


  関連コンテンツ

  THETA LAB

  theta360.com



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2020-1-8

デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機"EOS-1D X Mark III"を発売
キーデバイス一新により最高約20コマ⁄秒の高速連写と高精度AFを実現
キヤノン

EOS-1D X Mark III
*EF24-70mm F2.8L II USM装着時



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