RICOH
 
2019年1月~6月配信製品

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 ライン


2019-5-28

プロダクションプリンターの最上位機種「RICOH Pro VC70000」、日本市場で発売
新開発インク、新乾燥技術によりオフセット印刷に迫る高画質・高生産性を実現


RICOH Pro VC70000


 リコーは、商用印刷市場向けに、連続帳票用高速フルカラーインクジェット・プリンティング・システムの最上位機種「RICOH Pro VC70000」を2019年5月30日より、日本市場向けに発売する。

 新製品「RICOH Pro VC70000」は、「RICOH Pro VC60000」の上位モデルとして新たにラインアップするもの。新製品では、新たに開発したインク、「タイプDインク」を採用することで、アンダーコートやプロテクトコートといった処理なしに、オフセットコート紙へダイレクトに印刷することが可能となった。これにより、幅広い種類のコート紙への印刷が可能になったことに加え、これまで別途必要となっていた、アンダーコート塗布用の装置やサプライも不要となり、イニシャルコスト、ランニングコストの削減に貢献する。

 また、新乾燥技術の搭載により、オフセットコート紙への印刷速度が大幅に向上した。毎分150mの印刷スピードを実現し、A4サイズの印刷物を毎時120,000ページ生産することが可能。さらに新開発インク、新乾燥技術の組み合わせにより、再現できる色域、印刷濃度も大幅に拡大し、オフセット印刷に迫る高画質を実現している。

 これらに加え、インク、エンジン、乾燥機の基本性能を高めたことで、マシン全体の構成がシンプルになり、前身機と比べ約6メートル、ダウンサイジングすることで省スペースも実現している。



製品名 RICOH Pro VC70000
印刷方式 ドロップオンデマンド インクジェット方式
解像度
1,200dpi×1,200dpi、1,200dpi×600dpi、600dpi×600dpi
対応用紙  印刷用紙(オフセットコート紙、上質紙ほか)、インクジェット紙 
標準価格  オープン価格 
発売日  2019年5月30日 


 リコーは「RICOH Pro VC70000」の発売により、商用印刷市場においてインクジェットプリンターに求められる高画質、生産性、コストの削減を同時に実現し、これまでオフセット印刷が大半を占めていた、カタログや雑誌をはじめとした多岐に渡る高品位印刷の領域にも積極的に参入し、印刷業のお客様の要望に応えている。


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 RICOH Pro VC70000



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2019-5-27

 リコー
360°の映像による多拠点双方向コミュニケーションシステム
「RICOH Unified Communication System 360 VR Live」を提供開始

 リコーは、テレビ会議・Web会議システム「RICOH Unified Communication System(以下、RICOH UCS)」と、360°の静止画・動画を撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」を組み合わせることで、さまざまな現場の空間を遠隔地間で丸ごと共有できる多拠点双方向コミュニケーションシステム「RICOH Unified Communication System 360 VR Live」を、2019年5月23日に提供開始した。


 「RICOH Unified Communication System 360 VR Live」の構成イメージ


 「RICOH UCS 360 VR Live」は、クラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」上にシステムを構築しており、RICOH THETAをRICOH UCSの専用機器やスマートフォン、パソコンと接続してリアルタイムに360°映像を配信※1できる。専用回線やMCU(多拠点接続装置)の設置が不要なため、RICOH THETAを現場の作業者が装着し、「RICOH UCS 360 VR Live」に接続するだけで、現場の状況を丸ごと共有できる。それぞれの視聴者は、手元のデバイスで自由に視点を操作し、拡大縮小して視聴できるため、現場の作業者にカメラ操作の負担をかけることなく、受信する側が関心のある部分に集中してリアルタイムに状況を把握できる。オフィスに限らず、店舗、工場、教室、病院、建設現場、事故・災害現場などの状況を迅速かつ正確に共有し、円滑に意思疎通ができるため、さまざまな業務を遠隔地から支援できる。
 また、VRゴーグルなどと組み合わせることで、実際にその場にいるかのような臨場感を体験できるため、さまざまな業務のトレーニングや接客、点検作業などの業務効率化にも貢献する。

 リコーは、「RICOH UCS 360 VR Live」の提供に向けて、2017年2月から社内外のモニターと連携して製品化に向けた実証実験や検討を進めてきた。これまでRICOH UCSで培ってきた動画や音声などのメディア帯域制御の技術により、通常のカメラ映像よりもデータ量の大きい360°映像を高品質に伝送することと、会話などの双方向コミュニケーションが円滑に行える低遅延を両立している。4Gなどのモバイルネットワーク環境においても安定した接続※2を実現する。また、録画にも対応※3しているため、360°の情報すべてを記録しておき、後から検証することもできる。また、将来的には、5Gの普及に合わせ、高解像度化や、より詳細な付加情報を加えるAR(拡張現実)などの機能強化も検討していく考え。

 「RICOH UCS 360 VR Live」は、さまざまなエッジデバイスやアプリケーションをクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」で繋ぎ、お客様の業種業務の課題を改善する「RICOH Intelligent WorkCore」のラインアップとして提供するもの。新世代複合機RICOH IM CシリーズやRICOH Interactive Whiteboardに加え、新たにRICOH UCSやRICOH THETAを対応エッジデバイスに追加することで、さまざまな業種業務のお客様のワークフロー変革をより強力にサポートしていく。

 リコーは本製品を、5月28日(水)~30日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第6回 働き方改革 EXPO」のリコー・リコージャパンブースに出展する。


※1  サービス開始時点では、360度の映像配信はAndroid™とWindows®のみ対応
※2  最低2Mbps以上の通信環境が必要。
※3  Windows®版のみ対応




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2019-5-20

 リコー
モノクロプロダクションプリンターの新製品5機種7モデルを発売開始
~生産性、用紙対応力の向上と省スペースの実現で幅広いニーズに対応~

 
RICOH Pro 8320S


 リコー(社長執行役員:山下 良則)は、モノクロプロダクションプリンターの新製品として、コピー/スキャナー機能も搭載した「RICOH Pro 8320S/8310S/8300S」と、プリンター機能のみの「RICOH Pro 8320Y/8320HT/8310Y/8310HT」のあわせて5機種7モデルを2019年5月30日から発売する。

 新製品は、前身機同等となる連続プリント速度136ページ/分*1(A4ヨコ)の高速出力に加え、周辺機器の強化により、さらなる生産性の向上を実現している。新たにフィニッシャー機能に搭載した2段シフトトレイは、排紙トレイの紙の量を検知して自動的に排紙先を切り替えるため、大量部数でも印刷を止めることなく連続印刷することが可能。また、用紙対応力を向上し、ノーカーボン紙の自動両面印刷、長尺用紙のコート紙・厚紙対応、インサートフィーダーによるコート紙・厚紙対応などを実現したことで、お客様の多彩な印刷・製本ニーズに対応する。

 さらに、RICOH Pro 8300Sでは、小型フィニッシャーやスライドソートトレイなどをオプションとして用意し、設置面積の省スペース化を実現したほか、17インチの大型タッチパネルなどにより操作性も向上した。これにより、商用印刷用途に加え、設置スペースの制約や専用オペレーターがいないなどの理由でこれまで導入が難しかった学校やオフィスのお客様の大量印刷ニーズにも応えている。



コピー/プリンター/スキャナー機能搭載機 

製品名 RICOH Pro 8320S RICOH Pro 8310S RICOH Pro 8300S
連続プリント速度(A4ヨコ) 136ページ/分 111ページ/分 96ページ/分
保守形態 トナーを含んだカウンター式保守契約、またはスポット保守契約
標準価格(消費税別) 820万円 650万円 450万円

 プリンター機能のみ

製品名 RICOH Pro 8320Y/8320HT RICOH Pro 8310Y/8310HT
連続プリント速度(A4ヨコ) 136ページ/分 111ページ/分
保守形態
  • Yモデル:年間保守契約、またはスポット保守契約
  • HTモデル:トナーを含んだカウンター式保守契約
標準価格(消費税別) 740万円 570万円
*1 RICOH Pro 8320Sの場合。

 <新製品の主な特徴>

 1.プロフェッショナルニーズにお応えする高品質

 ・ 面発光型半導体レーザーVCEL*1 技術を搭載し、40本のレーザービーム書き込みにより、 2,400dpi ×4,800dpiの書き込み解像度を実現。これにより、高い画像品質を求めるお客様 のニーズに応える。
 ・ スキュー補正を行うメカニカルレジストレーション機構にカラー機で採用していたCI (Contact Image ensor)を採用することで、濃色紙や濃色デザインのプレプリント紙など、これまで読み取りづ らかった用紙でも端部を正確に検知し、正確な搬送が可能になった。
 ・ 濃度を定期的にチェックし機器の電子制御とトナー補給制御を行うプロセスコントロールにより、大 量出力時でも生産性を落とすことなく均一な濃度を保った高品質な印刷が可能。
 
 2.短納期が求められる印刷現場で発揮する高い生産性
 ・ 連続プリント度毎分136ページ*2 (A4ヨコ)という高い生産性を実現し、印刷業務が集中する現場で、その性能を発揮する。
 ・ 新たに搭載した「自動復帰機能」により、給紙部での紙詰まりや、重送による紙詰まりが発生しても 停止せず、給紙動作を繰り返して自動で復帰できるようになった。これにより、紙詰まりによるダ ウンタイムを大幅に短縮した。
 
 3.印刷業務の効率化をサポートするオプション群の機能強化
 ・ 新フィニッシャーで、2段のシフトトレイが排紙先を自動的に切り替えることで、リミットレス排紙*3が 可能になった。また、中綴じ製本機能も強化し、最大30枚の中綴じに対応する。
 ・ インサートフィーダーの用紙対応力が向上し、送風による用紙さばきで、これまで1枚セットでしか 挿入できなかったコート紙や厚紙の複数枚セットでの挿入を実現した。さらに、オプション追加 により、重送検知にも対応する。
 ・ 大容量の給紙ユニットやスタッカーをじめ、くるみ製本*4、紙折りユニットなど多彩なオプションが 揃っている。
 ・ RICOH Pro 8300 省スペースニーズにお応えするため、小型フィニッシャーやスライドソートトレ イを用意。

 4.さまざまなアウトプットの制作を可能にする幅広い用紙対応力
 ・ 紙厚、片面印刷時40g/m2~350g/m2、両面印刷時52.3g/m2~300g/m2、用紙サイズ、郵 便がきからA3フルトンボも出力可能な330.2×487.7mm(13×19.2インチ)まで幅広く対応している。 ・ さらに、オプションの装着により、最大330.2×700mmの長尺用紙の自動両面印刷に対応できるほ か、ノーカーボン紙の自動両面印刷にも対応し、さまざまなアウトプットの制作が可能。 ・ ベルト定着機構の採用により、コート紙、封筒、薄紙などさまざまな用紙種類に対応している。


*1 Vertical Cavity urface Emitting Laser(面発光型半導体レーザー)の略。
*2 RICOH Pro 8320の場合。
*3 リミットレス排紙: シフトトレイが満杯になった場合、また排紙中トレイから用紙を取り除くときに排紙中トレイの 停止スイッチを押した場合、排紙先を自動で切り替える機能。
*4 RICOH Pro 8320/8310のみ対応



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2019-5-13

RICOH Interactive Whiteboard Add-on Service for Office 365を提供開始
~新世代複合機に続く、RICOH Intelligent WorkCoreの第2弾~
リコー

 リコーは、クラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」のアプリケーションとして、RICOH Interactive Whiteboard(以下、RICOH IWB)とMicrosoft® Office 365®のシームレスな連携を実現する「RICOH Interactive Whiteboard Add-on Service for Office 365®」を5月17日に発売する。

 様々なエッジデバイスと、様々なアプリケーションをクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」で繋ぎ、お客様の業種業務の課題を改善する「RICOH Intelligent WorkCore」のラインアップとして、新世代複合機「RICOH IM Cシリーズ」に続き、新たにRICOH IWBを追加することで、さまざまな業種業務のお客様のワークフロー変革をより強力にサポートする。

 今回提供するアプリケーションは、RICOH IWBを利用する際に社員証などのIDカード*1で利用者を認証することで、認証された利用者に紐づくOffice 365®のパーソナルアカウントにSingle Sign Onすることを可能にした。これにより、会議室にパソコンを持ち込まなくても、IDカードをかざすだけでRICOH IWBからOneDrive®の自分のフォルダに保存されている文書を開いたり、Outlook®に登録されたスケジュールの確認や会議参加者の出欠確認ができるほか、Microsoft® Teams*2を活用した遠隔会議を行うことができる。 また、チームで共有しているSharePoint®*2のファイルを読み込むことも可能。さらに、RICOH IWBの画面に表示した資料に手書きで情報を書き込んだ議論の過程や結論をそのまま自分のOneDrive®に保存し外出先でも即時確認できるほか、その場から参加者にメールすることや、SharePointに保存する*2ことでチームメンバーと共有することも可能になる。このことにより会議の事前準備や結果の共有といった会議に関わる付帯業務を削減することが可能となり、会議運営をより一層効率化する。

 リコーは、お客様への価値提供を「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES」と定め、価値提供領域をオフィスから現場、社会へと拡大していく。近年、技術の進歩や働き方改革に伴い、働き方が多様化するなかで、お客様の働く場所も拡がり、社会のあらゆる場所で働くことが可能になりつつある。
 この物理的に離れて働く人が「互いにつながり、知的生産を支える場所」がデジタルワークプレイスであり、リコーは、ワークプレイスをデジタルの力で強化し、エンパワーすることで、お客様の“「はたらく」をよりスマートに”することに貢献していく考え。


*1 ユーザーID/パスワードの入力による認証も可能。また、個人認証に際しては、新たに認証システムを用意する必要はない。
*2 2019年夏のバージョンアップで提供予定。




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2019-4-16

個人情報や機密事項を含んだ書類のマスキング作業を複合機で
簡単・効率的に行える「RICOH カンタンマスキングアプリ」を新発売
リコー



 リコーは、金融機関や公共機関をはじめ、さまざまな民間企業において個人情報や機密事項を含んだ書類を取り扱う際に手作業で行っているマスキング作業を複合機で簡単、効率的に行える「RICOH カンタンマスキングアプリ」を新発売する。

商品名 RICOH カンタンマスキングアプリ
標準価格(消費税別) 10万円(デバイスライセンス
発売日
2019年4月19日
 ※ 複合機1台に付き1ライセンス(アプリ)が必要。


 例えば、金融機関や公共機関においては、各種申請の際などに本人確認のために運転免許証やマイナンバーカード、住民票などをコピーしたあとで、業務に関係ない機微な情報をマジックペンで黒塗りしたり、マスキングテープを貼るなどの手作業が発生している。また、公共機関が情報開示請求に基づいて情報を外部公開する際や、弁護士事務所や司法書士事務所などが裁判所などに必要種類を提出する際、さらに製造業で図面や作業指示書を業務委託先に提出する際などにも、必要のない個人情報や機密事項をマスキングする必要がある。こうした作業は書類一枚一枚に対して手作業で行うため業務負荷が大きいだけではなく、作業ミスがあった場合には個人情報漏洩などの重大事故につながるため、作業者の方にとって大きな負担になっているのが現状。

 「RICOH カンタンマスキングアプリ」は、運転免許証や各種申請書などの定型文書を取り扱う際に、マスキングが必要な部分をあらかじめ登録しておくことで、複合機でスキャンするだけで自動的に該当部分をマスキングして印刷したり、PDFファイルに出力※することが可能になる。事前登録しておくことで誰でも簡単、確実に作業できるうえ、文書ごとに一括処理することもできるため、業務の大幅な効率化が図れる。また非定型文書については、複合機の大型タッチパネル上で任意の個所を手動でマスキングすることも可能。

 ※2019年夏対応予定





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2019-4-5

リコー
どこでも印字できるハンディサイズのプリンター「RICOH Handy Printer」を発売
~製造業や小売業、物流業などの現場で活用できる新感覚プリンター~



 リコーは、紙の上をスライドさせテキストや、画像、QRコード*1、バーコードなどをどこでも印字できるハンディサイズのモノクロインクジェットプリンター「RICOH Handy Printer」を2019年4月17日に発売する。

 新製品は、ハンディサイズで本体重量約300gと小型化・軽量化を実現したほか、連続で2時間駆動できるバッテリーを採用している。インクジェットヘッドが搭載された本体底部のインク吐出面を印刷媒体に置き、本体上部の印字スタートボタンを押しながらプリンターを水平にスライドさせることで、いつでもどこでも印刷できる新感覚のプリンター。

 印刷データはスマートフォンやパソコンのアプリケーション*2から Bluetooth®、またはUSB*3接続により取り込む。テキストデータや画像、QRコードやバーコードを印刷することが可能なため、製造業や小売業、物流業をはじめ、さまざまな業務や生活の中で幅広く活用することができる。

 主な特徴:

 ・ハンディサイズで本体重量約300gと小型化・軽量化を実現し、連続で2時間駆動できるバッテリーを採用している。

 ・本体上部の印字スタートボタンを押しながらプリンターを水平にスライドさせることで、いつでもどこでも印刷できる新感覚のプリンター。

 ・テキストデータや画像、QRコードやバーコードを印刷することが可能なため、製造業や小売業、物流業をはじめ、さまざまな業務や生活の中で幅広く活用することができる。

*1 QRコードの段ボールへの印字は保証外
*2 Android™上で作動するアプリケーション、Windows®上で作動するアプリケーション(2019年5月末対応予定)
*3 OSはWindows®のみ対応している(2019年5月末対応)




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2019-4-4

新世代A4モノクロ複合機「RICOH IM 430F」を発売
~RICOH Intelligent WorkCoreのラインアップを強化~

RICOH IM 430F


 リコー(社長執行役員:山下 良則)は、業務プロセスをデジタル化し、働き方改革を支援するA4モノクロ複合機として「RICOH IM 430F」を発売する。

 新製品は、2015年8月に発売した「RICOH MP 401SPF」の後継機種として発売するもので、2019年1月に提供開始したRICOH Intelligent WorkCoreの新世代複合機に新たにラインアップするA4モノクロ複合機。コンパクトな筐体はそのままに、10.1インチの大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を搭載することでクラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」に対応し、さまざまな業種業務に対応した最新のクラウドサービスとの連携によるワークフロー改善を実現する。
 例えば、請求書に記載された請求日、請求元会社名、請求金額などの情報を自動で認識・データ化し、会計システムと連携することができる「RICOH Cloud OCR for 請求書」といったサービスを利用することが可能となる。さらには書類のステープルを外してコピーやスキャンした後に、再度ステープルすることができるリコー初のオフラインステープラー(オプション)を装着することで作業の利便性を向上している。



製品名 RICOH IM 430F
最大複写サイズ A4
連続複写速度*1 43枚/分
操作パネル 10.1インチWSVGAフルカラータッチパネル
標準価格(消費税別) 398,000円
発売日 2019年4月10日
 *1 A4タテ送り時。


 <新製品 モノクロ複合機 RICOH IM 430F の主な特徴>

 1.コンパクトボディに多彩な機能を搭載
 ・ 本体サイズは幅476×奥行442×高さ510mmとデスクサイドにも設置が可能なコンパクトボディに、コ ピー、プリンター、ファクス、カラースキャナーの多彩な機能を1台に集約。設置スペースに限りがあ る病院の受付や店舗の窓口・バックヤードなど限られたスペースに設置が可能。
 ・ 「RICOH IM 430F」と様々なクラウドサービスを繋ぎ、紙からデジタルデータに変換・加工するアプリ ケーションサービスの提供を強化。RICOH Smart Integrationアプリケーションとして提供するクラウ ドストレージ連携サービスやWebアドレス帳との連携サービス、AI機能を搭載したOCRサービスによ りワークフロー改善に貢献する。

 2. 高生産性を実現
 ・ 連続コピー/プリント速度は片面43枚/分(A4タテ)、スキャナー読み取り速度は40ページ/分と高速 を実現。
 ・ RICOH IM 430Fは、両面原稿を反転させることなく1度の搬送で両面の同時読み取りが可能な1パ ス両面原稿送り装置を標準搭載。両面原稿のコピーやスキャン時に読み取り時間を大幅に短縮が 可能。
 ・ リコーとして初めてオフラインステープラー(オプション)に対応。書類のステープルを外してコピーや スキャンした後に、再度ステープルすることが可能。また、印刷後その場ですぐにステープルを して書類を完成することで業務効率が向上する。

 3.使いやすさを追求し、優れた操作性を実現
 ・ 10.1インチの大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を搭載し、タブレット端末やスマートフ ォンのように、指先でのフリックやピンチイン・ピンチアウト、ドラッグなどの直感的な操作を実現。さらに、消耗品の交換手順を操作画面上に動画で表示をすることで、お客様の作業時間低 減をサポートする。
 ・ フロントオペレーション設計により、パネルの操作はもちろん、用紙補給、トナー交換、万一の紙詰 まり処理などを前面から行うことが可能。

 4.お客様の業務をサポートする幅広い用紙対応力
 ・ オプションの増設トレイの装着により、最大2,310枚の大量給紙が可能。頻繁な用紙補給の手間を 省き、大量出力もスピーディに行うことができる。
 ・ 本体・増設トレイで52~220g/㎡*1の用紙厚に対応。また、手差しトレイからは幅60×長さ127mmの 小サイズから幅216×長さ900mmの長尺サイズまで対応し、お客様の業務を強力にサポートする。
 *1 手差しトレイは52~256g/m2までの用紙厚に対応。


 5.徹底した省エネ設計により、優れた環境性能を実現
 ・ 消費電力の効率利用を徹底的に追及したことで、標準消費電力量(TEC)*2を1.8kWhまで低減し ている。
 *2 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。




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2019-4-4

A4モノクロ複合機/プリンターのラインアップを一新
~省スペースながら、業務効率を大幅に向上~
 リコー

「RICOH IP 500SF」

 リコーは、A4モノクロ複合機/プリンターの新製品として「RICOH IP 500SF」「RICOH P 501/501M」「RICOH P 500/500M」の合計3機種5モデルを発売する。

 A4モノクロ複合機「RICOH IP 500SF」はコピー、プリンター、ファクス、カラースキャナー機能を搭載した1台4役の複合機。従来機*1と比べ、出力速度を片面43枚/分(A4タテ送り)、ファーストプリントを4.8秒に向上した。リコーのモノクロA4複合機として初めて10.1インチの大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を搭載することで、コンパクトな筐体はそのままにA3複合機と同等の操作性を実現。さらに書類のステープルを外してコピーやスキャンした後に、再度ステープルすることができるリコー初のオフラインステープラー(オプション)を装着することで作業の利便性を向上している。

 A4モノクロプリンター「RICOH P 501/501M*2」は、従来機*3と比べ、出力速度を片面43枚/分(A4タテ送り)、ファーストプリントを4.3秒に向上し、「RICOH P 500/500M*2」は従来機*4と比べ、出力速度を片面35枚/分(A4タテ送り)、ファーストプリントを4.9秒に向上した。リコーのA4モノクロプリンターとして初めてM-PaC保守を採用した2モデルを追加したことで、印刷枚数管理や部品交換、交換部品の購入といった機器管理者の付帯業務を低減する。

 またPCからUSB接続したプリンターも監視することができる機器管理ツール*5に対応したことで、USB接続プリンターとネットワークプリンターの一括監視が可能となりシステム管理者の負荷を軽減する。


*1 従来機の「SP 4510SF」(2015年8月発売)は、片面40枚/分(A4タテ送り)、ファーストプリント5.0秒
*2 RICOH P 501M/500MはM-PaC専用モデル
*3 従来機の「RICOH SP 4510」(2015年8月発売)は、片面40枚/分(A4タテ送り)、ファーストプリント5.0秒
*4 従来機の「RICOH SP 4500」(2015年8月発売)は片面30枚/分(A4タテ送り)、ファーストプリント6.5秒
*5 機器管理ツール「Ridoc IO Device Manager Accounting」(有償)が必要。


製品名 RICOH IP 500SF RICOH P 501/501M RICOH P 500/500M
機能 コピー/プリンター/ファクス/カラースキャナー プリンター
連続プリント速度*1 43枚/分 43枚/分 35枚/分
ファーストプリント速度 4.8秒以下 4.3秒以下 4.9秒以下
標準トレイ給紙枚数 550枚 550枚
操作パネル 10.1インチWSVGAフルカラータッチパネル 4行LCDパネル
保守形態 年間保守サービス P 501/500:年間保守サービス
P 501M/500M:M-PaC保守*2
標準価格(消費税別) オープン価格 75,800円 64,800円
発売日 2019年4月10日*3

*1 A4タテ送り時。
*2 M-PaC保守は、複合機のようにトナー・定期交換部品・保守サービスの料金を合算し、1カウントあたりの料金を申し受けるプリンターの保守サービス。
*3 RICOH P501M/500Mの発売日は、4月15日になる。  



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2019-4-2

焦点距離25mmの5メガピクセル対応FAレンズ
「RICOH FL-CC2518-5MX」を新発売
リコーインダストリアルソリューションズ


RICOH FL-CC2518-5MX 


 リコーインダストリアルソリューションズは、画面サイズ2/3型5メガピクセル対応の画像処理用手動絞りレンズの新規ラインアップとして、焦点距離25mmのレンズを4月1日に発売した。

 新機種は現行2機種(焦点距離12㎜、16㎜)同様、JIIA(日本インダストリアルイメージング協会)のレンズ規格で最高性能等級のSランク*1基準を満たす設計で、高解像・高コントラストでシャープな画像を画面全域において取得することを可能にしている。また、5メガピクセルという高解像度ながらも外径Φ33mmの小型設計を実現したことや、一般に多く設計される組込み装置の撮影距離に対応した焦点距離であることから、照明や部品の配置など、より多くの場面に対応することができ、幅広い用途へ展開することができる。周辺部まで高い解像力を実現し、かつ歪みが少ないレンズに仕上げているため、一度に多くの対象物を検査する場合や、より広い範囲の対象物を詳細に検査する用途に適している。

 高密度なプリント基板の実装状態チェック、金属板金のヘアラインなどの表面状態の確認、液晶モニターの画素抜けチェック、食品や薬品の形状・色・表面の異物検査など、さまざまな用途に対応が可能。さらに、高解像レンズを装置に組込むことで、装置の視覚センサーとしての働きもする。

 FAカメラ市場は、従来の2メガピクセルクラスから、高画素対応レンズへの切り替えが進んでいる。今回、高性能5メガピクセル対応レンズのラインアップ拡充により、多様化する市場ニーズにさらに対応できるようになった。現在リコーのエリアスキャンレンズは、画素数はVGAから12メガピクセル、センサーサイズは1/3型から1.1型までラインアップを取り揃えている。

 リコーインダストリアルソリューションズは、今後も新製品を開発し、FAレンズ市場分野におけるさらなる事業拡大を図る。なお、同製品は2019年4月10~12日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第8回IoT/M2M展」に出展する。

型名 FL-CC2518-5MX
対応画素数 500万画素以上
画面サイズ 2/3型
焦点距離 25mm
最大口径比 1:1.8
価格 オープン
発売日 2019年4月1日


*1 JIIA Technical Report LER-007:高精細カメラ用レンズの推奨仕様
  • 用途(Sランク):画面全域において、より高解像で使用するもの
  • 評価基準(Sランク):画面全域において、ナイキスト周波数に相当する空間周波数を解像すること




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2019-3-7

インダストリアルPC「RICOH AP-11A」を新発売
~リコーインダストリアルソリューションズ~


RICOH AP-11A


 リコーインダストリアルソリューションズは、インダストリアルPC「RICOH AP-10A」の新機種として、小型化とハイパフォーマンスを両立した「RICOH AP-11A」を発売する。

 「RICOH AP-11A」は、「RICOH AP-10A」と同様にIntel® Corei7プロセッサボードを搭載することにより、小型・ファンレスで高いパフォーマンスを発揮し、DINレールへの取付け、パネルマウントにも対応する。また、スペックを抑えた分、リーズナブルに提供できる。

 RICOH AP-11Aの主な特長

 1. 小型ハイパフォーマンス
  • Intel Corei7-7600U(2.8GHz)を搭載。
  • 大量のデータをエッジ処理し、クラウドへの一極集中を防ぐフォグコンピューティングに最適。

 2. ファンレス/省メンテナンス
  • CPU、ケースともにファンレス仕様。駆動部品がないため省メンテナンス性を実現。
 3. 多様な設置方法
  • DINレールへの取り付けアダプタ、パネルマウント用ブラケット、ゴム足による設置に対応可能。
 4. Edgecross/Microsoft Azure対応
  • Edgecross推奨産業用PCとして登録済。
  • Azure IoT Edge 認定PCとして登録予定。



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2019-3-1

産業用インクジェットヘッドを新発売
~高画質・高生産性に加え、インク対応力強化や長寿命化を実現~

 リコーは、プリンティングシステムの基幹部品として使われる産業用インクジェットヘッド「RICOH MH5320/5340/5320 Type A*1」を新たに開発した。3月5日~8日に中国の上海で開催される上海国際広告・サイン・ディスプレイ産業総合展に出展し、4月1日からグローバルで受注を開始する。


RICOH MH5320


 新製品は、「RICOH MH5420/5440」および「RICOH MH5421/5441」の上位機種として発売するもの。最小液滴量5pl(ピコリットル)に対応したことに加え、従来のヘッドに比べ着弾位置精度が向上したことで、粒状感の少ない高精細な印刷が可能になる。また、大滴吐出時においても最大50kHzの駆動周波数を実現したことにより印刷速度が向上し、高生産性を実現している。

 さらに、リコー独自のステンレス接合技術により、インク対応力を強化し、UV、水性、溶剤のすべてのインクの利用を可能にした。特に水性インクの対応力を大幅に向上し、水性インク専用ヘッドであるMH5421/5441に比べ2倍以上の長寿命化(当社比)を実現している。*2

 近年、サイングラフィックス、テキスタイルの製作に関わる産業印刷市場では、多品種小ロット生産や短納期など多様な顧客ニーズへの対応が求められている。このようなニーズに対応するために、版製作が不要でフレキシブルな生産が可能なインクジェット印刷によるデジタル化が進んでおり、高精細・高生産性を実現するインクジェットヘッドへの要望が高まっている。

 リコーは、このほどの新製品の導入により、このようなお客様の要望に応え、お客様のプリンター開発をサポートすることで、お客様と共にデジタル印刷の新しい価値を創造していく考え。


*1 RICOH MH 5320 Type A はインクポートなしモデル
*2 同社指定の水性インク・評価方法による結果




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2019-2-27

ワンショットで360°の全天球イメージを撮影できるカメラ
「RICOH THETA Z1」を新発売
~約2300万画素相当の高品質な360°の静止画撮影を実現~

RICOH THETA Z1


 リコー、リコーイメージングは、ワンショットで360°の静止画や動画を撮影できる360°カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」シリーズの最上位機種として、約2300万画素相当(6720×3360ピクセル)の高品質な360°の静止画を撮影できる新製品「RICOH THETA Z1」を3月下旬に発売する。


製品名 RICOH THETA Z1
本体色  ブラック 
価格 オープン価格
発売日
2019年3月下旬
付属品:USBケーブル、専用ケース 


 「RICOH THETA」は、2013年に世界初注1の全天球カメラとして発売以来、これまでの映像表現の常識を超える新たな可能性を秘めたツールとして、さまざまな映像分野で利用されてきた。VR(バーチャル・リアリティ)市場の急成長や360°の映像に対応したSNSの拡大、ビジネス市場における360°の映像に対するニーズの増加などを受け、RICOH THETAに代表される360°カメラや関連する技術に対する需要は、今後ますます拡大することが予想される。

 新製品の「RICOH THETA Z1」は、リコーが高機能カメラの開発で培ってきた光学技術や画像処理技術を駆使し、高画質・高品質を追求した同シリーズのフラッグシップモデル。コンパクトなボディに1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、360°の高品質な静止画を撮影することができる。新たに絞り優先など多彩な撮影モードに対応し、屋外や暗所など撮影シーンを選ばずに高品質な映像を得ることができる。また、動画撮影時には回転3軸補正による強力な手ぶれ補正機能により、4K(3840×1920ピクセル)、30fps(フレーム/秒)相当の滑らかで臨場感あふれる360°の動画撮影を実現している。


 本体に0.93型有機EL情報パネルとFn(ファンクション)ボタンを搭載したことで、撮影残り枚数や露出設定などの各種情報が一目で確認できるようになり、カメラ単体での操作性が大きく向上した。JPEGに加えて、新たにRAW(Adobe® DNG形式)での保存に対応し、一般的なデジタル一眼レフカメラなどと同様に、本格的な画像編集を楽しむことができる。また、Android™ベースのシステムを採用し、アップデートによる基本性能の向上だけではなく、プラグインの追加インストールによる多様な機能拡張を実現する。作品志向が強い写真愛好家やパノラマフォトグラファーなどの高い要求に応えるとともに、ビジネスシーンにおけるプロフェッショナル用途にも最適。

 なお、2019年2月28日よりパシフィコ横浜で開催されるカメラと映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)2019」のリコーイメージングブースにて、本製品の先行展示を行う。



注1:コンシューマー製品において、水平方向や半天球だけでなく、撮影者を取り巻く空間全てをワンショットでキャプチャーできる点において(2013年10月時点。リコー調べ)




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2019-2-25

水深20mで水中撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ
「RICOH WG-6」を新発売
オレンジ 

 リコー、リコーイメージングは、シリーズ最高となる高い防水性能を実現し、新たに近接撮影時に便利な可変リングライトや4K動画撮影にも対応した防水ハイエンドモデル「RICOH WG-6」を発売する。

 同製品は、水深20mの防水性能と高さ2.1mからの耐落下衝撃性能、マイナス10℃の耐寒性能を備えた防水ハイエンドコンパクトデジタルカメラ。最新の裏面照射型CMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジンを採用し、有効画素数2000万画素の超高精細な静止画と4K解像度の動画撮影機能を実現している。さらに、GPSユニットを内蔵し、撮影した画像への位置情報記録や移動時のログを記録できるほか、電子コンパス機能などアウトドア使用時の利便性を高めている。また、レンズの周囲に配置した大光量可変リングライトにより、近接撮影時に均一で明るい照明で撮影したり、任意のLEDのみを光らせることで、より立体的なライティングで被写体を撮影することが可能。


製品名 本体色 価 格 発売日
RICOH WG-6 オレンジ、ブラック オープン価格 2019年3月下旬

・付属品  充電式バッテリー、USB電源アダプター、ハンドストラップ、USBケーブル、
マクロスタンド


 新製品 RICOH WG-6 の主な特長

 1.水深20mで連続2時間の撮影が可能なタフネス設計

 気密性の高いボディ構造を採用し、当社WGシリーズで最高となる水深20mで連続2時間の水中使用に耐える高い防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当に準拠)を実現している。また、過酷なアウトドア環境下での本格使用に耐える2.1mからの耐落下衝撃性能注1やホコリに強いIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10℃でも動作が可能な耐寒構造、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造注2なども備えたタフネスモデルに仕上がっている。

 2.高画質な画像

 高感度、低ノイズ特性に優れ、画像信号の高速な読み出しが可能な裏面照射型のCMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジンの採用により、最高ISO感度6400の高感度性能と有効約2000万画素の高精細画像を実現している。さらに、より解像感に優れたクリアな高画質画像を実現する、"超解像"技術を応用した画像処理機能や、一度に複数枚の画像を撮影、合成してぶれの少ない画像を作る"手持ち夜景"モードも備えている。

 3.高画質・長時間撮影が可能な4K動画撮影機能

 3840×2160ピクセルで30fps(フレーム/秒)、記録形式にはH.264を採用した、より高画質で長時間の撮影を可能にする4K動画撮影機能を備えている。従来の動画用手ぶれ補正モード"Movie SR"に加えて、ジンバルを使用しているようなぶれ抑制効果を実現した"Movie SR+" 注3を新搭載し、より動きの激しいアウトドアアクティビティでの高画質撮影を可能にしている。

 4.広角28mmからの光学5倍ズームレンズ

 焦点距離5~25mm(35ミリ判換算で約28~140mm相当)の光学5倍ズームで、被写体に最短1cmまで近づいての迫力ある近接撮影から、広大な風景まで、様々な撮影シーンを幅広くカバーしている。また、光学ズームと同等の画質を維持したままで画像をさらに拡大し、最大で約40.5倍相当の超高倍率撮影が楽しめる、"インテリジェントズーム"機能、定点観測に便利な"インターバル撮影"機能なども備えている。

 5.近接撮影に便利な6灯の大光量可変リングライト

 レンズの周りに近距離用のLED補助光を6灯配置している。接写撮影、近距離撮影時に、より高速なシャッタースピードで手ぶれや被写体ぶれを抑えて撮影できる。さらに、LEDの光量を従来比で最大10倍にアップするとともに、上下左右の各方向の照明のみをオンにすることで、被写体のわずかな凹凸などを強調した、立体的なライティングを可能にしている。

 6.広視野角の3.0型液晶モニター

 3.0型(3:2)、約104万ドットの大型で高精細な液晶モニターを搭載。外光の反射を抑えて映り込みを軽減するAR(Anti-Reflection)コートをカバー部に施すことで、日差しの強い屋外でも明るく見やすくなっている。また、使用環境に応じて最も見やすい明るさに簡単に調整できる"アウトドアモニター"機能を採用し、さらに快適な視認性を実現している。

 7.撮影記録に便利なGPS機能を強化

 撮影した画像への位置情報記録や移動中の測位ログデータの記録、自動時刻合わせなどが可能なGPSモジュールを内蔵している。ワンタッチでGPS機能を起動でき、米国のGPSに加えて日本の準天頂衛星「みちびき」、ロシアの衛星測位システム「GLONASS」の受信を可能にしている。さらに衛星航法補強システム「SBAS」信号を利用することで、さまざまな場所、時間で撮影位置をより高精度に記録することができる。また、任意のGPSデータを保持できるGPSロック機能により、建物内での撮影等でも、事前に取得した位置情報を添付して撮影することも可能。

 8.その他
  • ①リモコン受光部をボディ前面だけでなく背面にも搭載し、利用用途を拡大
  • ②カメラの前後左右の傾きを確認できる電子水準器機能
  • ③新機能の"被写界深度合成"など、被写体にあった設定で撮影できる18種類のシーンモード
  • ④全12種類の"デジタルフィルター"機能
  • ⑤任意の撮影設定を記録してモードダイヤルで簡単にセットできる"ユーザー設定"
  • ⑥広角端で約22mm相当(35ミリ判換算)の撮影が可能になるワイドコンバージョンレンズ「DW-5」(発売中)が装着可能
  • ⑦無線LAN機能付きSDメモリーカード"FlashAirTM"通信ON/OFF機能
  • ⑧縦吊りや2点吊りなど使い方に応じてストラップを装着できる3カ所のストラップ穴
  • ⑨「建設CALS/EC(公共事業支援統合情報システム)」における「国土交通省デジタル写真情報管理基準」の指標に準拠した"CALSモード"を搭載し、電子納品に対応可能

注1:MIL-Standard 810F Method 516.5-Shockの測定方法に準じた、同社独自の基準(電源ON時、高さ:2.1m、落下面:厚さ5cm合板)への落下テストをクリアしている。
注2:当社試験条件による。
注3:Movie SR、Movie SR+使用時は画角が狭くなる。Movie SR+は、フルHD(1920×1080)以下の記録サイズで使用できる



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2019-1-9

業務プロセスをデジタル化し、中小企業の生産性革新に貢献する
「RICOH Intelligent WorkCore」を提供開始
~パートナーとの協業を強化。さまざまな業種業務のワークフロー改善により働き方改革を支援~

RICOH IM C3000F(オプションを装着したもの)

 リコーは、業務プロセスをデジタル化し、中小企業の生産性革新に貢献する「RICOH Intelligent WorkCore」を、2019年1月23日から提供開始する。

 「RICOH Intelligent WorkCore」は、新たに発売する新世代複合機「RICOH IM C6000」など7機種16モデルと、クラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」を介して提供する各種クラウドサービスを組み合わせたもの。「RICOH IM Cシリーズ」は、複合機本体の導入後も基本性能を最新の状態にアップデートできる「RICOH Always Current Technology」を初めて実装した。これにより、さまざまな業種業務に対応した最新のクラウドサービスとの連携によるワークフロー改善や最先端のセキュリティ機能への対応を実現し、お客様が取り組む働き方改革を支援する。

 近年、クラウドサービスの普及やAI(人工知能)、RPA(Robotic Process Automation)、IoT(Internet of Things)といった最新技術の登場により、オフィスの生産性を飛躍的に向上するための環境が整ってきた。一方、受発注業務や請求書の発行・受取業務などの企業間取引では、中小企業を中心にいまだに発注書や請求書といった紙ドキュメントのやり取りが多く発生しており、せっかくデジタルでつくったドキュメントをわざわざ紙に印刷して郵送したり、ファクスする業務が発生している。
 また、その紙ドキュメントを受け取った企業では、人が介在してその内容を確認し、必要な情報をシステムに入力して処理するなど、紙ドキュメントのやり取りがワークフローを分断し、業務プロセス効率化の障壁となっている。

 「RICOH Intelligent WorkCore」では、RICOH Smart Integrationアプリケーションとして提供するAIを活用したOCR機能により、複合機が紙ドキュメントの情報をデジタルデータ化するためのゲートウエイとなり、クラウドサービスとシームレスに連携した効率的なワークフローを実現することができる。これにより、中小企業を中心に残っている紙ドキュメントによる業務プロセスをデジタル化して変革することで、中小企業のみならず、大企業も含めたオフィス業務の生産性の向上に貢献する。

 リコーは、業種業務に精通したパートナーとの連携をより一層強化するために、「RICOH Smart Integrationパートナープログラム」を2019年春に公開する。「RICOH Intelligent WorkCore」とパートナーのアプリケーションが容易に連携できるよう、RICOH Smart IntegrationのAPI(Application Programming Interface)やSDK(Software Development Kit)を公開することでRICOH Smart Integrationと連携するアプリケーションの拡充を図り、パートナーと一体となってお客様のワークフロー改善提案に取り組む考え。

 リコーは、2018年2月に発表した成長戦略「挑戦」において、オフィスと現場の業務プロセスをデジタル化し、それらを繋ぐことで新たな価値を創造するデジタルビジネスの強化を掲げている。これまで培ってきた中小企業を中心とする顧客基盤と、それを支えるための全国に広がる販売・サービス網、さらにパートナーとともに培ってきた業種業務ごとの課題解決力や安心・安全なICT環境を支えるサポート力を組み合わせることで、お客様の“はたらく”をスマートにするデジタルワークプレイス(互いにつながり、働く人の知的生産を支える場)の拡大に貢献し、お客様のさらなる成長を支援していく、としている。

 <「RICOH Intelligent WorkCore」の構成要素とそれぞれの主な特徴>

 1.新世代複合機「RICOH IM Cシリーズ」7機種16モデル

 ・ 毎分20枚(A4ヨコ)機から毎分60枚(A4ヨコ)機までのカラー複合機のラインアップを一新。クラウドサ ービスとの親和性を高めた新世代複合機「RICOH IM Cシリーズ」7機種16モデルを発売する。
 ・ 「RICOH IM Cシリーズ」、複合機本体の基本機能を最新の状態にアップデートしたり、機能追加が 行える新機能「RICOH Always Current Technology」を初めて実装した。これにより、最新のクラウ ドサービスとの連携が可能なほか、導入時期が異なる機種間での機能統合、最新のセキュリティ機能 の実装などに対応できる。
 ・ 全モデルに10.1インチWVGA大型フルカラータッチパネル「新MultiLink-Panel」の採用により、ユー ザビリティを向上。タブレットを操作する感覚でさまざまな業務処理を行える。
 ・ 新たに、小切手や領収書などの小サイズ原稿のスキャンを可能にする「小サイズスキャンオプション」 や、本体の胴内でZ折りや二つ折り、外三つ折り、内三つ折りが可能な「インナー紙折りオプション」な ど、業務の自動化を促進し、生産性向上を支援する新規オプションも用意した。
 ・ 各種トラブルや操作方法が不明な場合にお客様の操作パネルを遠隔で確認・操作して問題を解決 する遠隔サポートをじめ、機器のダウンタイムを最小化するために最新のサポート機能を搭載。また、お客様の機器を常時監視するリモート管理サービスを通じて取得したビッグデータをAIで 分析し、トラブルの未然防止にも取り組んでいる。

 2.さまざまなアプリケーションを組み合わせて提供するクラウドプラットフォーム「RICOH mart Integration」

 ・ 「RICOH IM Cシリーズ」とさまざまなクラウドサービスを繋ぎ、紙からデジタルデータに変換・加工す るアプリケーションサービスの提供を強化する。RICOH mart Integrationアプリケーションとして提 供してきたクラウドストレージ連携サービスやWebアドレス帳との連携サービス、AI機能を搭載した OCRサービスに加え、今後QR/バーコードを活用したドキュメントサービスなども提供する。
 ・ これらのアプリケーションをさまざまな外部クラウドサービスと組み合わせて連携させることで、受発注 業務や請求書の発行・受取業務などの企業間取引をじめ、製造業や流通業などの業種業務に対 応したワークフロー改善に貢献する。
 ・ RICOH mart Integration上でアプリケーション連携しやすいように、RICOH mart IntegrationのAPI を公開する「RICOH mart Integrationパートナープログラム」を2019年春に開始する。複合機の APIを公開するパートナープログラム「RICOH Developer Program」とあわせ、さまざまな機能、サービ スを組み合わせたソリューション開発が可能になる。




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