介護福祉施設の統合見守りシステム「リコーけあマルシェ」を提供開始
各種センサーとシステムのワンストップ連携で介護福祉現場の課題を解決
|
|
|
リコージャパンは、介護福祉現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するソリューションとして、さまざまなエッジデバイスと連携し、ワークフローのデジタル化を実現する統合見守りシステム「リコーけあマルシェ」を4月22日から全国で提供開始した。
|
「リコーけあマルシェ」のシステム概要 |
日本国内では、2025年には75歳以上の後期高齢者人口が約2,200万人に達し、国民の4人に1人が75歳以上になる(2025年問題)など超高齢化社会が到来している。一方で、介護福祉の現場では採用難や離職率の高さによる人手不足が深刻化しており、デジタル技術の活用による介護従事者の負担軽減や業務の効率化、被介護者へのケアや安全確保が重要な社会課題となっている。
「リコーけあマルシェ」は、介護福祉施設のご利用者それぞれに最適なセンサーやカメラなどのデバイス、システムを選択し、これらの情報から、離床、排せつ、睡眠などの状況や生活リズムを把握することで、利用者の生活に合わせた介護サービスを提供する統合見守りシステム。本システムの利用により、介護スタッフは計画的かつ効率的な順番での訪室が可能となり、さらに、対応した記録をスマートフォンのアプリから簡単に登録できるため、施設職員に対してリアルタイムに情報共有ができるようになる。
従来は、各機器やアプリケーションを個別に導入しても、連携が困難なケースが多くあったが、「リコーけあマルシェ」では、同一のIPネットワーク上で個別に存在する情報ツール・センサー等のデータを連携・集約する。施設職員は1台のスマートフォンの統合アプリから一元的に利用できるため、複数の端末を持ち歩く煩わしさから解放される。介護スタッフ業務の生産性を改善するとともに、利用者の自立支援・重度化防止・QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上の実現を支援する。
リコーは介護用ベッド利用者のベッド上での体動・参考体重などのバイタル情報を、高精度にモニタリングできる「リコーみまもりベッドセンサーシステム」を2018年に発売した。多くの介護福祉事業者への提案を重ねる過程で、現場の実態・ニーズがより具体化したため、全体最適の提案が可能な統合的な見守りシステムを企画・開発することとなった。
今後、デバイスメーカーやシステムメーカーと連携し、本ソリューションに対応するエッジデバイスの拡充、介護記録システムとの連携機能の実装など、より便利に使えるための機能拡張を予定している。
|
▲TOPへ戻る
映像や音声のリアルタイム配信機能を提供する
「RICOH Live Streaming API」を提供開始
~APIを活用した機能提供によるビジネスモデルを構築~
|
|
リコー |
|
リコーは、安定した接続品質に加え、映像や音声のリアルタイム配信機能を提供するAPIを利用して簡単にアプリケーションやWebサービスに埋め込むことができる「RICOH Live Streaming API」を4月6日から提供開始する。
RICOH Live Streaming APIは、リコーのRICOH Smart Integrationプラットフォームのサービスの一つとして、安定した接続品質を実現した映像・音声のリアルタイム配信機能を提供する。API連携により、アプリケーションやWebサービスに短期間で埋め込むことができる。
RICOH Live Streaming APIは、リコーのテレビ会議・Web会議システムなどで培ってきた動画や音声などのメディア帯域制御の技術により、映像を高品質と低遅延を両立している。4Gなどのモバイルネットワーク環境においても安定した接続が可能。4K(3840×1920)画質まで対応し、リコーの360°カメラ「RICOH
THETA」などとの組み合わせで、臨場感あるライブストリーミングも実現する。
映像と音声の双方向配信を実現、さまざまな空間と空間をリアルタイムにつなぐことで、リモートワーク下における遠隔コミュニケーションを活性化する。映像/音声/アプリケーション共有によるオフィスと現場をつなげる遠隔業務支援、遠隔トレーニング、遠隔臨場サービス、お客様の業務をどこでも可能にする遠隔医療診断、遠隔接客サービスなどでの活用を想定している。さらに、今後拡大が見込まれる高速・低遅延な5Gインフラを活用することで、さまざまな現場や用途への展開が期待される。
同サービスは、これまでにアライアンスを結んだパートナー企業との検証を重ね、すでにユニリタ社のStore+やInfoScoopなど複数のクラウドサービスで利用されているが、このほど、接続時間やデータ量に応じた従量課金という形態で正式にサービスの提供を開始することになった。
リコーは今後、API経由でパートナーにさまざまな機能を提供するビジネスモデルを構築し、今後の自社プラットフォーム展開の強化を図るとともに、デジタルサービスの会社へと進化していきたい考え。
|
▲TOPへ戻る
ワンショットで360°の全天球イメージを撮影できるカメラ
「RICOH THETA Z1 51GB」を新発売
~大容量ストレージで快適に高品質な360°のイメージを保存~
|
|
リコー |
リコー、リコーイメージングは、ワンショットで360°の静止画や動画を撮影できる360°カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」の最上位機種として前身機種から内蔵ストレージを拡張した「RICOH THETA Z1 51GB」を4月下旬に発売する。
「RICOH THETA」は、2013年に世界初注1の全天球カメラとして発売以来、これまでの映像表現の常識を超える新たな可能性を秘めたツールとして、さまざまな映像分野で利用されてきた。直近では、感染症の感染拡大防止と経済活動の両立が求められる中、特に不動産物件の閲覧や、建設現場における進捗管理などビジネス市場を中心に360°のコンテンツの普及が加速するなど、ニューノーマル(新常態)においてもさらなる利用拡大が見込まれている。
新製品の「RICOH THETA Z1 51GB」は、2019年5月に発売した最上位機種「RICOH THETA Z1」の内蔵ストレージを拡張したモデル。高画質・高品質な360°の静止画・動画を撮影できるRICOH
THETA Z1の基本性能はそのままに、ストレージ容量を気にせずに利用したいという市場のニーズに応え、保存可能な容量を従来機種の19GBから51GBへと大幅に増強した。RAW+で約900枚、JPEGで約6350枚の撮影データを本体ストレージに保存できる。
前身機同様の特長は引継ぎ、コンパクトなボディに1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、約2300万画素相当(6720×3360ピクセル)の360°の高品質な静止画を撮影することができる。絞り優先など多彩な撮影モードにも対応し、屋外や暗所など撮影シーンを選ばずに高品質な映像を得ることができる。また、動画撮影時には回転3軸補正による強力な手ぶれ補正機能により、4K(3840×1920ピクセル)、30fps(フレーム/秒)相当の滑らかで臨場感あふれる360°の動画撮影を実現する。
本体に0.93型有機EL情報パネルとFn(ファンクション)ボタンを搭載しており、撮影残り枚数や露出設定などの各種情報が一目で確認でき、カメラ単体で高い操作性を実現している。JPEGに加えて、RAW(Adobe®
DNG形式)での保存に対応し、一般的なデジタル一眼レフカメラなどと同様に、本格的な画像編集をお楽しみできる。また、Android™ベースのシステムを採用し、アップデートによる基本性能の向上だけではなく、プラグインの追加インストールによる多様な機能拡張を実現する。
製品名 |
RICOH THETA Z1 51GB |
本体色 |
ブラック |
価格 |
オープン価格 |
発売日 |
2021年4月下旬 |
|
付属品: USBケーブル、専用ケース |
注1: コンシューマー製品において、水平方向や半天球だけでなく、撮影者を取り巻く空間全てをワンショットでキャプチャーできる点において(2013年10月時点。同社調べ)
|
|
▲TOPへ戻る
リコー、ラテックスインク搭載の大判インクジェットプリンター
「RICOH Pro L5160e/L5130e」を発売 |
|
~サインディスプレイ・インテリア市場で求められる高い生産性と幅広いメディア対応力を強化~ |
リコーは、サインディスプレイ市場に向けて、ロールメディアに印刷して壁紙や懸垂幕、タペストリーなどを制作する大判インクジェットプリンター「RICOH
Pro L5160e/L5130e」を2021年3月15日に発売する。
|
RICOH Pro L5160e/L5130e
(オプションのオペレータコールライト装着時) |
近年、商業施設ではブランド構築や、商品のプロモーション、店舗のコンセプトにあわせた空間を演出するために、壁紙の貼り換えや屋外・屋内の広告を季節ごとに短納期で行うニーズが拡大している。こうしたニーズに対応するために、印刷会社では多品種小ロットの生産が可能なデジタルプリントの役割が増している。一方、従来からサインディスプレイ市場で広く活用されているソルベントインク(溶剤系インク)は、印刷後の乾燥時間が長く、制作に時間と手間がかかるほか、環境や人体に影響のある成分が含まれ強い刺激臭が発生するため、屋内の壁紙用途としては制限がある。
新製品「RICOH Pro L5160e/L5130e」は、2014年1月に発売したラテックスインクを搭載した「RICOH Pro L4160/L4130」の後継機種で、従来機に比べ、生産性と操作性を向上させている。3つのインクジェットヘッドをスタガ配列*1することで一度に広い面積の印刷を実現し、さらには速乾性のあるラテックスインクを採用することで従来のソルベントインクで必要だった乾燥時間を削減し、標準モードで印刷速度25m²/h*2と前身機と比べ、約2倍の印刷速度を実現している。水性ベースでVOC*3が極めて少なく特別な換気を必要としないラテックスインクを採用することで、屋外・屋内の広告や壁紙を高速で印刷できる。紙・布などのノンコートメディアや、塩化ビニールやターポリンといった幅広いメディアへの出力が可能となった。
また、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック(CMYK)のインクに加え、オレンジとグリーンのインクを搭載し、CMYK4色では再現しにくい華やかなオレンジや明るいグリーンの表現を実現し、POPなどの表現力を高めている。さらに、ホワイトインクを下地*4として使用することで、PET(PolyEthylene Terephthalate)などの透明素材でも本来の色鮮やかさを再現できるため、ウィンドウグラフィックスなどのアプリケーションへも高画質な印刷が可能。また、操作画面は新たに4.3インチのフルカラー液晶タッチパネルを搭載し操作性を向上させ、テスト印刷やヘッドの高さ調整などのさまざまな設定も画面にタッチするだけで簡単にできるようになった。
また、このほど、リコーの国内販売会社であるリコージャパンは、壁紙ビジネスに必要な設備やノウハウを有するリンテックサインシステム(代表取締役:小島
一仁)とパートナーシップを締結した。デジタルプリントのニーズが増加するなか、壁紙の生産・販売に必要な建築基準法に定められた防火認定やF☆☆☆☆(読み:エフ
フォースター)といった証明書発行に際して、その製造基準認証を製造業者が取得する必要がある。
リンテックサインシステムは、こうした課題解決を支援するために、申請書の記入ノウハウの支援から認証までを一気通貫で行うことができる。さらには、同社が提供する壁紙とリコーのラテックスインクとの組み合わせで印刷した壁紙の評価がすでに済んでいるため、認証取得に必要な評価プロセスの短縮が可能。新製品を活用した国内の壁紙ビジネスの展開は、お客様の認証支援を含めて支援する。
リコーは、屋内外のサインディスプレイや壁紙市場において、多品種少量や短納期へのニーズに柔軟に対応する製品・サービスを提供することで、印刷会社のビジネス拡大を支援するとともに、衣・食・住に関わるさまざまなシーンでプリントの可能性を広げ、新しい価値、新しい体験を提供することで、新たなプリント文化の創造に寄与していく考え。
製品名 |
RICOH Pro L5160e |
RICOH Pro L5130e |
プリント方式 |
インクジェット方式 |
最大プリント範囲 |
1,625mm |
1,371mm |
標準価格(スタンド込み、消費税別) |
280万円 |
250万円 |
受注開始日 |
2021年3月4日 |
|
*1 インクヘッドの位置をずらす配列
*2 4色モードの場合
*3 Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物
*4 ホワイトインクを下地とした場合は、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色
|
|
▲TOPへ戻る
UVインクを搭載した大判フラットベッドプリンター「RICOH Pro TF6251」を発売
~大判フラットベッドプリンターとしてクラス最速の印刷速度を実現~
|
|
リコー |
RICOH Pro TF6251 |
リコーは、サインディスプレイ市場に向けて、さまざまなメディアにダイレクト印刷し看板やパネル、グッズ、加飾した建材などを制作する大判インクジェットプリンター「RICOH
Pro TF6251」を2021年3月4日に受注開始する。
近年、サイン業界や印刷業界では、イベント装飾用途のサインに加え、商業施設やオフィス、自宅などの空間の演出のため、建材への加飾といったさまざまなメディアへの印刷ニーズが拡大している。こうしたニーズの背景には、それぞれの空間にあったデザインへの関心の高まりがあり、多品種小ロットの対応が求められている。メディアに汎用品の加飾フィルムを貼り付ける従来の生産方法は小ロットの制作に時間やコストがかかる。そのため多品種小ロットを短納期で制作するために、メディアに直接印刷が可能で生産工程を短縮できるフラットベッドプリンターの活用が広がっており、さらなる生産性の向上がサイン業界や印刷業界で求められている。
新製品は、リコーとして国内初となるUVインクを採用したフラットベッドプリンターで、クラス最速の印刷速度と幅広いメディア汎用性により、スチレンボードのパネルや金属の標識、段ボールの包装材だけでなく、建材やインテリアなど多種多様なアプリケーションへの印刷が可能。印刷速度は、最速で時間あたり116m²*1 *2を実現。印刷領域は最大で2500mm×1300mmで、業界で最大となる厚さ110mmまでのメディアへの印刷を可能としている。またオプションでロールメディアへの印刷も可能で、2200mm(幅)×300m(長さ)までの印刷が可能。また、Greenguard認証*3に準拠した臭いの少ないUVインクを採用したことで屋内アプリケーションにも対応可能としたほか、光を照射すると瞬時に強固に硬化するUV硬化型インクを採用することで、速乾性が求められる印刷や、インク受容層のないメディアへの印刷を可能とし、多種多様なメディアへの対応を実現している。また、色域の広いインク「RICOH
Pro UV Ink GP120」と、高い密着性と広い色域を兼ね備えたインク「RICOH Pro UV Ink DG130」といった2種類のインクを採用したことで、活用用途やメディアの種類に応じてインクを選ぶことが可能。
こうした特徴により、サインディスプレイ市場において多品種小ロットや短納期へのニーズへの対応を可能としビジネスの拡大を支援する。また、オリジナルデザインニーズのある内装建材や家具をはじめとしたインテリアの分野へもインクジェットの可能性を広げていく。
リコーは今後も、さまざまな製品、サービスを通して衣・食・住に関わるさまざまなシーンでプリントの可能性を広げ、新しい価値、新しい体験を提供することで、新たなプリント文化の創造に寄与していく考え。
製品名 |
RICOH Pro TF6251 |
プリント方式 |
インクジェット方式 |
最大プリント範囲
|
リジッドメディア
2,500mm(幅)×1,300mm(長さ)、110mm(厚さ)
ロールメディアオプション装着時
最大で2,190mm(幅)、300m(長さ)
|
標準価格(消費税別) |
¥15,950,000 |
受注開始日 |
2021年3月4日 |
|
*1 4C(CMYK)Draft モード 635×300dpi/3pass
*2 4C(CMYK)Draft モード 635×300dpi/3passでロールメディアオプション時:67m²/h
*3 室内空気汚染や化学物質への曝露を抑え、健康的な室内空気環境を実現することを目的とした認証
|
|
▲TOPへ戻る
LED光源を採用した短焦点ハンディ・プロジェクター
「RICOH PJ WXC1210」を発売
~手軽に持ち運べる超小型・短焦点プロジェクター~
|
|
|
リコーは、LED光源を採用した超小型・短焦点プロジェクター「RICOH PJ WXC1210」、およびスタンダードタイプのベーシックモデルとして「RICOH
PJ HD5452/WX5462」を、2021年2月3日に発売する。
新製品「RICOH PJ WXC1210」は、2016年に発売した「RICOH PJ WXC1110」の後継機種となる。LED光源(約20,000時間の長寿命)を採用しており、前身機種の600lmから800lmに明るさが向上。投影距離が短いことも特徴で、約69cmの投射距離で約40型の投影を快適に実現している。手のひらに収まるサイズと、手軽に持ち運べる約500グラムの超軽量ボディにより、会議室だけでなく、食堂などの共有空間、工場や倉庫内の作業スペースでホワイトボードや卓上スクリーンに投影するなど、さまざまなビジネスシーンで快適なコミュニケーション環境をサポートする。
さらに、多彩なインターフェースを備えており、映像入力はHDMIのほかUSB-タイプC(Display Port ALTモード)、そしてメディアプレーヤー機能として、USBメモリーやmicroSD™カードに保存されたコンテンツを直接投影することができる。加えて、各種ミラーリングデバイスへの給電が可能なUSB端子を搭載し、近年要望の多い
パソコンやスマートデバイスからのワイヤレス投影にも対応している。
本体の無償保証期間を標準で3年間とし、長期にわたって安心して利用できるサポート体制で提供する。
また、「RICOH PJ HD5452/WX5462」は、スタンダードタイプのベーシックモデルとして発売するもので、リーズナブルでありながら、必要にして十分な機能を備え、高精細なフルHD解像度も選べる。主にデスクトップで、大画面の投影を求められるシーンにフィットするモデル。
ハンディタイプ
製品名 |
RICOH PJ WXC1210 |
光源 |
RGB LED |
出力光束(明るさ) |
800lm |
最大解像度 |
WXGA
(1,280×800ドット) |
質量 |
約500g
(本体のみ) |
本体無償保証期間 |
3年 |
価格 |
オープン価格 |
|
スタンダードタイプ
製品名 |
RICOH PJ HD5452 |
RICOH PJ HD5452
安心3年モデル |
RICOH PJ WX5462 |
RICOH PJ WX5462
安心3年モデル |
光源 |
水銀ランプ |
出力光束
(明るさ) |
3,800lm |
4,100lm |
最大解像度 |
フルHD
(1,920×1,080ドット) |
WXGA
(1,280×800ドット) |
質量 |
約3.0㎏ |
約3.0㎏ |
本体無償
保証期間 |
1年 |
3年 |
1年 |
3年 |
価格 |
オープン価格 |
|
<「RICOH PJ WXC1210」の主な特徴>
1. モバイル性に優れた軽量・小型ボディに、ビジネスや授業に必要なスペックを両立 ・本体は約500gと軽量で、手のひらサイズを実現。 (寸法:112.5(W)×43.9(H)×105(D)mm、突起部含まず)
・高輝度(800lm)と、現在 ビジネスや教育機関で不可欠な解像度(WXGA)により、明るく鮮明な画質 を実現
・短焦点レンズを採用し、約69cm の距離で40型の大画面投影が可能。限られたスペースを有効活用できる。
2.LED光源採用により長寿命・メンテナンスフリー
・起動および電源オフ後のシャットダウンが早く、準備や片付けの時間を短くする。
・LED光源は、突然の光源切れのリスクが非常に低く、授業や会議を中断される不安から解放される。
・約20,000*時間という長期にわたり明るい画質を保つので、消耗品を定期的に交換する必要がない。
* 出力光束(明るさ)が半減する、使用時間の目安。
3.便利な機能
・オートフォーカス機能を搭載しており、電源オンの直後にフォーカスを自動で調整する。映像の投 影と同時に、打合せやプレゼンテーションを開始できる。
・MiracastやChromecastなど、各OSに対応する汎用的なミラーリング投影デバイスへ給電可能な、USB端子を装備している。加えて、USBタイプC端子は「Displayport ALTモード」なので、この モードに対応したスマートデバイスからも投影が可能。
・アジャスタブルフットにより、レンズ側を最大約12゜まで上げることができる。台形補正機能(垂直/ 自動・手動)による補正とあわせて、映像を上方向に投写したい際に便利。
・映像演出に活用できる、マルチメディア(プレーヤー)機能を搭載。加えて360度設置にも対応する。
<「RICOH PJ HD5452/WX5462」の主な特徴>
1.持ち運びできるサイズで大画面投影を実現
・約3㎏の軽量ボディながら 4,100lm*の高輝度を実現。オフィスの環境で照明を消さなくても、80~100 型の投影に無理なく使用できる。
* RICOH PJ WX5462の場合。RICOH PJ HD5452は3,800lm ・長寿命のランプを採用し、ランニングコストを低減する。
- ランプの交換目安時間 標準モード…4,000時間 エコモード…10,000時間
2.高精細 フルHDモデルをラインアップ
・会議や打ち合わせで使用する際の標準的な解像度である、WXGA(1,280×800ドット)モデルに加え、 フルHD(1,920×1,080ドット)モデルも用意。近年増加している 高精細の表示を求められる用途や、高品位な映像コンテンツを投影するニーズに応えている。
* RICOH PJ HD5452 のみ
|
▲TOPへ戻る
トランザクション市場向け 高速インクジェット・プリンティング・システム
「RICOH Pro VC40000」を発売
~基幹業務印刷システムとして高い生産性を実現~
|
|
リコー |
|
リコーは、トランザクション市場向けの高速インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro VC40000」を2021年1月27日に発売する。
新製品は、2007年発売の「InfoPrint 5000」の後継機種で、基幹業務印刷において要求される生産性や用紙対応力、システム構成の柔軟性を強化している。
具体的には、最高印刷速度は150m/分を実現し、前身機の128m/分から生産性を飛躍的に向上。白スジなどの発生を強力に抑制するプリントヘッドを採用し、高い生産性における優れた印刷品質を安定的に提供する。対応用紙厚は40~250g/m²を実現し、薄紙や圧着紙など幅広い用紙への対応を強化した。また、片面機2台で同時に印刷するデュアルシンプレックス構成を新たに採用することで、お客様のニーズに合わせた幅広い業務への対応を可能にしている。
これらに加え、金融業、製造業、流通業、自治体などで広く利用されている基幹系の業務用印刷データフォーマット(IPDS)に標準対応している。IPDSフォーマットを利用のお客様においては、既存の上位システムに手を加えることなく出力することが可能。
トランザクション市場向けの印刷事業者や企業内のデータセンターへの導入を進めることで、リコーは更なる価値を提供し、お客様のビジネスをサポートしていく考え。
製品名 |
RICOH Pro VC40000 |
解像度 |
600dpi × 600dpi、600dpi × 450dpi |
印刷方式 |
ドロップオンデマンド インクジェット方式 |
対応用紙厚 |
坪量:40~250g/m²* |
最高印刷速度 |
150m/分 |
標準価格(消費税別) |
オープン |
発売日 |
2021年1月27日 |
|
* 157g/m²以上の最大印刷速度は100m/分 |
|
▲TOPへ戻る
AIによる360°パノラマ画像へのCG家具自動配置サービス
「AIステージング β版」を無償提供開始
|
|
~バーチャルなホームステージングを複数バリエーションで翌日納品~ |
リコーは、バーチャルツアー作成サービス「THETA 360.biz」の新サービスとして、AIが360°パノラマ画像にコンピューターグラフィックス(CG)家具を自動で配置する「AIステージング
β版」を1月20日から提供開始した。まずは、ベータ版として「THETA 360.biz」のユーザーに無償にて提供し、正式リリースに向けた改善を図る。
「THETA 360.biz」の360°パノラマ画像を活用したバーチャルツアーサービスでは、不動産物件のもつ本来の魅力を遠隔で伝えることができることに加え、CG家具を配置することで、物件の検討者に、より豊かな居住イメージを持っていただくことを可能にしている。
本サービスは、リコーが開発したAI技術を活用しており、複数の家具配置バリエーションの同時作成と翌日での納品を実現した。これまでのデザイナーによるバーチャルでのホームステージングに加え、本サービスをラインアップすることで、より早く、リーズナブルに利用したいというニーズに応え、不動産会社の物件訴求により一層貢献していく考え。
|
360°パノラマ画像へのCG家具の配置例
|
「AIステージング β版」開発の背景
リコーは2018年より、空室の物件画像にバーチャルな家具を配置するサービス「RICOH360 – VRステージング」を提供しており、物件の検討者は、入居後の暮らしを購入前に想像しやすくなり、不動産会社においても「顧客に具体的なイメージを持ってもらうことで、売却期間の短縮が可能になる」と好評を得ている。このサービスを、より早く、リーズナブルに利用したいというお客様の要望に応え、AIがCG家具を自動配置する技術とサービスを開発した。
「AIステージング β版」の技術
リコーは360°カメラのパイオニアとして、さまざまな画像処理技術を培ってきた。「THETA 360.biz」においても AIを活用した画像の切り出しや、超解像といった機能を提供してきた。「AIステージング
β版」では、これらの技術をさらに発展させ、部屋に応じたCG家具配置の自動化を実現している。
「AIステージング β版」サービス概要
- サービス開始日
- 2021年1月20日
- 対象者
- THETA 360.bizのユーザー(フリープラン含む)
※ 登録を受けるユーザー数に限りがある。
※ 旧従量課金プランで利用の方は対象外。
- 費用
- 無料
- 対応する部屋タイプ
- 空室の住宅の居室
- 制作画像
- 1つの部屋画像に対して複数パターンを同時に制作
※ 画像により配置パターン数が異なる。
- 制作期間
- 最短翌日納品
発注いただいた360°パノラマ画像に対し、AIがCGの家具を自動配置して納品する。空室画像にCG家具が配置されることで、物件の検討者が生活空間をイメージできるため、不動産会社にとっては他社との差別化を図りながら、お客様の満足度向上に貢献することができる。また、コロナ禍において注目が集まる非対面でのリモート商談にも活用できる。
サービスの詳細
|
|
▲TOPへ戻る
全銀TCP/IP手順クライアント通信ソフトウェア
「EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client」新バージョンを販売開始
~電子証明書の取得・更新を自動化し、インターネットEDI移行を促進~
|
|
キヤノンITソリューションズ |
キヤノンITソリューションズは、全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)対応のEDI製品「EDI-Master B2B for
BANK TCP/IP-Client」に電子証明書を自動取得・更新する機能を追加した新バージョンを、2021年1月18日より販売開始する。
2024年のINSネットデジタル通信モード提供終了に伴い、金融・製造業界を中心に使われている全銀手順は、インターネットプロトコルである「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」への移行が推奨されている。各業界のEDI標準は2018年から2019年にかけてようやく整備され、企業側の対応が本格化するのは2021年以降となるため、金融・製造業界でのインターネット化は急速に進むこととなる。
インターネットEDIが従来型EDIと大きく異なる点として、セキュリティ運用が挙げられる。従来型EDIでは電話回線を使用するため、一定のセキュリティは担保されていたが、インターネットでは盗聴・改ざん・なりすましといったセキュリティ脅威への対策が必須。
そこで、高いセキュリティを確保する方法として、通信経路を暗号化するとともに、電子証明書が広く使われている。電子証明書を運用するには、一般的に1年~3年サイクルで生じる更新の都度、電子証明書の購入や申請手続き、煩雑な設定作業をしなければならない。万一、更新忘れにより電子証明書の有効期限が切れると、通信ができなくなり、決済業務や受発注業務が滞る可能性がある。
このような課題を解決するために、キヤノンITSは「EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client」の新バージョンで、インテックの「EINS/PKI
for EDI」と連携し、電子証明書を自動で取得・更新できる機能を搭載している。これにより、電子証明書のインストール・更新時の煩雑な設定作業を自動化し、安全かつ確実なEDIシステム運用を可能にする。
「EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client」は金融業界の他、化学、電子機器、医薬品、鉄鋼などの業界で広く使われている。キヤノンITSはこれらの業界に製品を提供し、「EDI-Masterシリーズ」を中核とするEDIソリューション事業で、2025年までに年間売上高25億円を目指す。
製品名 |
標準価格(税別) |
発売日 |
EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client Ver9.1 |
78,000円 |
2021年1月18日 |
クライアント証明書(3年) |
15,000円 |
|
主な製品強化ポイント
電子証明書の自動登録・更新
電子証明書を自動で取得・更新できる機能を搭載し、電子証明書のインストール・更新時の煩雑な設定作業を自動化した。
|
※インテック「EINS/PKI for EDI~インターネットEDI対応電子証明書発行サービス~」(https://www.einspki.jp/services/services_foredi/) |
EDI-Master B2B for BANK TCP/IP-Client の特長
全銀TCP/IP手順(端末仕様)に対応
「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」(SSL/TLS方式)による暗号化通信が可能。
柔軟な外部インターフェース
伝送制御モジュールを呼び出すだけで通信の実行が可能なため、外部アプリケーションからの起動制御によるシステム連携も可能。
|
▲TOPへ戻る
ジェルジェットプリンター「RICOH SG 5200/5200 フロント手差しモデル」を発売
~優れた耐久性と用紙対応力で業務効率化に貢献~
|
|
リコー |
RICOH SG 5200 |
リコーは、ジェルジェットプリンターの新製品「RICOH SG 5200/5200 フロント手差しモデル」を2021年1月15日に発売する。
RICOH SG 5200は、コンパクトながら耐久枚数45万ページ*1の高耐久で、設置スペースが限られた環境で大量に印刷する必要があるお客様にも安心して使用できる。薄紙から厚紙まで幅広い用紙厚に対応し、調剤薬局で使われる頓服薬などの薬袋への印刷も可能。
また、前身機同様にフロント手差しモデルを用意。給紙トレイの開閉をすることなく、手前から用紙を挿入できるので、さまざまな用紙サイズを利用する調剤薬局などにおいて、用紙の入れ替えの手間を低減し、業務効率向上に貢献する。
調剤薬局をはじめ、店舗・バックヤードを持つさまざまな業種業務のお客様への導入を促進していく考え。
製品名 |
RICOH SG 5200 |
RICOH SG 5200 フロント手差しモデル |
連続印刷速度 |
カラー・モノクロとも 30枚/分*2 |
自動両面印刷 |
標準 |
無償保証期間 |
3年 |
本体価格 |
オープン |
発売日 |
2021年1月15日 |
|
*1気温18~28°C、湿度40~60%(非結露)の条件下
*2リコーオリジナルチャートの場合
|
<新製品 RICOH SG 5200/5200 フロント手差しモデル の主な特徴>
1.高速&高耐久で出力業務をサポート
・ 連続プリント速度(A4・カラー・モノクロ)30枚/分*1と、高い生産性を実現。
・ ファーストプリント速度も2.6秒*1と高速で、1枚ものの出力が多い場合も、お待たせしない。
・ 耐久枚数は45万ページ*2または5年のいずれか早い方で、印刷枚数が多いお客様でも安心して使用できる。
*1 リコーオリジナルチャートの場合。
*2 気温18~28℃、湿度40~60%(非結露)の条件下
2.薬袋や特殊用紙*3なども通紙可能な高い用紙対応力
・ 通紙可能な用紙厚は、本体標準トレイで60~163g/㎡、オプションのマルチ手差しトレイで60~ 256g/㎡と、薄紙から厚紙まで幅広く対応。
・ 用紙サイズは、A6縦送り、B6縦送りに標準で対応。調剤薬局で使われる頓服薬などの薬袋印刷も 可能。
*3 対応用紙の詳細については、販売担当者にご確認ください。
3.多段給紙により、さまざまな用紙のセットが可能
・ オプションとして増設トレイを用意。標準トレイと合わせ最大4段まで増設することができる。さらに、 オプションのマルチ手差しフィーダーを組み合わせることで、さまざまなサイズや種類の用紙を一度
にセットする多段給紙が可能となり、用紙の入れ替えの手間を大幅に低減する。
4.便利な機能で使いやすさを実現
・ 操作パネルには、机の下などの薄暗い場所でも見やすく、漢字表示が可能なバックライト付き 4 行 LCD を採用している。
・ 消耗品の交換を前面から行えるフロントオペレーション設計と本体上面に物を置けるフラット設計で、 設置した後の使いやすさにもこだわった。
・ 無線 LAN を標準で搭載しており、無線 LAN 環境でもオプションを必要とせず、すぐに使える。
・ Wi-Fi Directに標準対応。店舗などで、モバイル機器から印刷したい場合に便利。
・ Android搭載のモバイル機器からさまざまなメーカーやブランドのプリンターへの印刷を可能にする 規格「Mopria」に対応。幅広い印刷手段に対応することで、お客様の多様な働き方をサポートする。
|
▲TOPへ戻る
|