リコーは、2022年11月30日に「RICOH Portable Monitor 150BW」「RICOH Portable Monitor 150」を発売する。
「RICOH Portable Monitor 150BW」「RICOH Portable Monitor 150」は、持ち運びしやすいうえにタッチ操作も可能な15.6インチのポータブルディスプレイ。「RICOH Portable Monitor 150BW」は、バッテリー搭載のモデルで、ワイヤレス接続*1にも対応している。ワイヤレス接続には「SSE(Smart Streaming Engine)」技術を採用しており、映像遅延が少なく、快適な投映とタッチ操作を実現している。パソコンのディスプレイとしての利用はもちろん、商談や打合せの場で紙の資料を配布する代わりに本製品を配布したり、そこから参加者が資料への書き込みを行ったりと、対面の場を活かした少人数でのコラボレーションを促進するコミュニケーションデバイスとして活用できる。
リコーは、エッジデバイスやデジタルサービスの活用によるワークプレイスの変革を通じて、お客様のよりよい働き方の実現を支援していく考え。
背景
働き方やコミュニケーションの在り方は近年、急速に多様化している。リモートワーク環境ではさらなる生産性向上が、また対面での会議や商談においては、これまで以上に共創を促すコミュニケーションが求められるようになっている。人々の働き方にあわせ、オフィス機器にもまた、新たなニーズへの対応が期待されている。
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「RICOH Portable Monitor 150BW/150」の主な特長
1. はたらく人にやさしい親切設計
- 15.6インチの大画面でありながら、150BWはバッテリー搭載で約715g、150は約560gと軽量化を実現。様々な場所に持ち運び、ハンドアウト型コミュニケーションが可能。
- 本体一体型のスタンドは自在に角度調整できるため、横置き・縦置き・筆記など、利用シーンに合わせて最適な角度で利用可能。縦置きにすることで、行数の多いワークシートや縦型の画像をより見やすく表示。
- 映像表示が可能なUSB Type-C®ケーブルで、パソコンとスマートフォンなど2台の端末を同時接続してボタン操作で表示を切替えることが可能。ディスプレイ背面にインターフェースを搭載しており、ケーブルを気にしないで配置でき、ケーブルを接続したまま付属ケースに収納が可能。
2. はたらく人にやさしいディスプレイ
- 有機ELの採用により高精細・高コントラストで鮮やかな画質を実現。
- Eye Care認証取得済のパネルを使用しており、眼に悪影響があるブルーライトの割合を、従来型ディスプレイ*3より約62%低減。
- 10点マルチタッチ機能で、ピンチイン・ピンチアウトなどの、様々な直感的操作が可能。
3. ワイヤレス接続、バッテリー搭載で広がる利用シーン*4
- 無線LAN環境がない場所でも、PCなどと2台までワイヤレス接続が可能で、ディスプレイをさっと渡してスマートな情報共有を実現。
- ワイヤレス接続でもタッチ操作が可能なため、大画面表示装置に表示をしながら、会議オーナーは本機を利用して自席から指示を書き込むなど、スムーズな会議の進行を支援。
- 専用アプリケーション(無償提供)を利用すると、最大5台まで画面ミラーリングの同時接続*5が可能。ショールームなどでお客様に動画やカタログを手元で見せながらのプレゼンテーションが可能。
※1 パソコンやスマートフォンのMiracast®への対応によるが、OSの機能による接続形態と、Windows ®PCにより無償アプリケーションを利用する方法がある。
※2 同社測定方法による出荷状態の目安であり、使用条件により変わる。 ※3 従来型ディスプレイのブルーライトの割合の数値は公式認証数値ではなくSamsung社による自主測定数値。 ※4 「RICOH Portable Monitor 150BW」のみ対応。 ※5 同時接続には、同じ無線LAN環境内でWindows® 10/11 PCにより無償アプリを利用する必要がある。タッチ操作を許可できるのは1台だけ。許可するRICOH Portable Monitor 150BWは都度変更できる。 |