富士通グループは、これまでの実績から得られたお客様の意見や要望を反映し、使いやすさをさらに追求した文教向けWindowsタブレット「FUJITSU
Tablet ARROWS Tab(フジツウ タブレット アローズタブ、以下、ARROWS Tab)Q508/SE」と、企業向け「ARROWS
Tab Q508/SB」の2機種を10月24日から国内で販売を開始する。
新製品では、従来からの高い堅牢性と安心の防水・防塵(注1)機能、コンパクトな形状などはそのままに、本体の軽量化や画面輝度の向上と表面フィルムの改善により、使いやすさを向上させた。文教向けモデル「ARROWS
Tab Q508/SE」では鉛筆と紙の書き心地を追求したペン機能の強化や、スムーズな授業運営をサポートする端末診断ツールの提供など教育現場での運用の強化を図っている。また、企業向け「ARROWS
Tab Q508/SB」ではカスタムメイドにおいてタッチ式の指紋センサーが搭載可能になった。
新製品の主な特長
- 細部部品の見直しによる軽量化の実現と液晶画面の見やすさを向上
「ARROWS Tab Q508シリーズ」
両モデルは、タッチパネルやLCDガラス、筐体カバーの薄型化、キーボードやクレードルへの接続部品の小型化など細部部品の見直しを行い、本体の重さを従来モデルに比べて約5%軽量化(注2)した。
また、液晶画面の輝度を従来モデルに比べて約35%アップ(注3)するとともに、表面フィルムを改善することで、屋外など明るい場所での見やすさも向上している。
- 学習での使いやすさを極めたペンの書き味
文教向けモデル「ARROWS Tab Q508/SE」は、学習時に使用するペンの機能をさらに強化し、紙に鉛筆で書く感触に近づけるため、ペン操作から画面に反映するまでの時間の短縮や、ペン先と実際に線が表示される視差の削減により、書き心地がさらに向上した。
- 安心安全な作業環境を提供
企業向けモデル「ARROWS Tab Q508/SB」は、基本機能の強化に加え、カスタムメイドでタッチ式の指紋センサーを搭載可能。これにより、様々なお客様の業務において安心安全な作業環境を提供する。
- より便利な機能を搭載
文教・企業向けの両モデルは、今後の普及が期待され、様々な機器が接続できるUSB Type-Cを新規搭載。コネクタの形状がリバーシブルとなっているため、上下の向きを気にせずに接続することが可能。映像出力にも対応しており、変換アダプタを使用して映像機器への出力も可能になった。また、オプションの専用アクセサリーとして、軽量・薄型でWakeup
On LAN(注4)対応の有線LANコネクタ搭載軽量スリムキーボードが選択可能。
製品名 |
希望小売価格(税別) |
提供開始時期 |
FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q508/SE |
85,300円~ |
2018年1月下旬~ |
FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q508/SB |
85,300円~
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2018年1月下旬~ |
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注1 防水・防塵: 外部接続端子キャップを閉じた状態で、IPX5、IPX7、IPX8の防水性能を有する。IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を照射しても、タブレットとしての機能を有することを意味する。IPX7とは、常温で水道水の水深1mのところに沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットとしての機能を有することを意味する。IPX8とは、常温で水道水の水深1.5mのところに沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットとしての機能を有することを意味する。また、外部接続端子キャップを閉じた状態で、IP5Xの防塵性能を有する。IP5Xとは、粉塵にタルクを使用し、器具の内圧を大気圧よりも2kPa減圧した状態で8時間試験を行い、取り出したときにタブレットとしての機能を有し、かつ安全性を維持することを意味する。ただし、キーボードなどのアクセサリーは非対応。
注2 本体の重さを従来モデルに比べて約5%軽量化: 「ARROWS Tab Q507/RE」約635g、「ARROWS Tab Q507/RB」約615gとの比較。
注3 液晶画面の輝度を従来モデルに比べて約35%アップ: 「ARROWS Tab Q507/RE」との比較。
注4 Wakeup On LAN: 通信ネットワークに接続されたコンピュータの電源を他のコンピュータから遠隔操作で起動する機能。 |