NECプラットフォームズは、「TWINPOS(ツインポス) 9700シリーズ」の新たなラインナップとして、縦型ディスプレイと柔軟な機器の配置でスペース効率に優れ、セルフ運用にも適したスタンド型モデル「TWINPOS 9700Ti」を本日発表し、2020年9月より販売を開始する。
新商品は、スリムでスタイリッシュなPOS本体と、15.6型の縦型ディスプレイ、もしくは15型のスクエア型ディスプレイで構成される。縦型・大画面を生かした表示レイアウトで実現する優れた視認性や操作性に加え、商品写真や動画などを使った効果的なプロモーションにより来店顧客サービスの向上が図れる。
ディスプレイは、縦型/スクエア型および、一画面/二画面構成の選択が可能なほか、バーコードスキャナ、レシートプリンタ、決済端末などの周辺機器が自由に配置できるため、有人レジはもちろんセルフレジとしての活用、店舗運用やレジカウンタのスペースに合わせた設置など、店舗システムをフレキシブルに構築できる。
周辺機器をコンパクトに集約し縦型ディスプレイを用いた構成は、不慣れな人にも容易で直感的な操作が求められるセルフレジとして適しており、業務効率化による働き方改革や、レジ待ち時間削減による顧客満足度向上の観点で近年注目されているセルフサービスソリューションを実現する。
NECプラットフォームズは、生活インフラを支える流通業向けソリューション事業を通して、安全・安心で効率的な店舗環境の提供と、人が豊かに生活するための店舗作りをサポートし、サステナブルな社会の実現に貢献していく考え。
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特長
- 縦型ディスプレイにより来店顧客に見やすさと使いやすさを提供
スタイリッシュな15.6縦型ディスプレイの採用により、横幅を抑えつつ表示エリアを拡大して、従業員や来店顧客が見やすい大きな文字での商品・価格表示や、わかりやすい確認ボタンの配置など利用者に最適な画面レイアウトが可能となる。また、新商品の案内やセール、キャンペーンの告知を大きな写真や動画で表示することにより、効果的な情報発信が可能となり、来店顧客へのサービスの向上が図れる。
- 店舗運用やレジカウンタのスペースに合わせた構成が可能
ディスプレイは、スタイリッシュで視認性・操作性に優れた縦型と、既存のアプリケーションソフトを活用できるスクエア型から選べる。また、バーコードスキャナ、レシートプリンタ、決済端末などの周辺機器を自由に配置できる。周辺機器を集約した省スペースセルフレジ構成や、縦型カスタマディスプレイを搭載し設置幅を抑えた二画面構成など、店舗運用に合わせて柔軟に構成可能。有人レジはもちろんセルフレジとして活用でき、店舗システムをフレキシブルに構築できる。
- 充実のセキュリティ対策による店舗運用をサポート
登録したプログラム以外の実行を許可しないホワイトリスト方式により、定義ファイルの更新の必要がなく、一度導入すればメンテナンス不要のウィルス対策ソフト「SolidProtect(ソリッドプロテクト)」(注2)と、ウィルス駆除ソフト「TWINPOS Virus Cleaner」(注3)に対応しており、運用管理の負担軽減と運用コストの削減に貢献する。
また、マイクロソフトの最新Embedded OS「Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2019」(注4)を採用し、長期にわたるサポートを実現する。
(注2) SolidProtect:ウィルス感染やセキュリティホールを突くサイバーアタックに対し、許可したプログラムだけが実行される仕組み(ホワイトリスト方式)によりシステムを保護するソフト。別売。 (注3) TWINPOS Virus Cleaner:POSシステムのシステムスキャンと駆除に特化したブラックリスト方式のウィルス対策ソリューション。別売。 (注4) Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2019:エンタープライズの管理の容易性と高いセキュリティを併せ持つマイクロソフト社の組み込み機器専用OS。 |