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新製品 大判プリンター2020
 
 
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2020-9-23


設計事務所や建築現場など限られたスペースでも設置が可能に
CAD印刷に適したプリンター・スキャナーが一体となった小型複合機新発売

 エプソン販売

『SC-T3150M』


 エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンター SureColorシリーズの新商品として、プリンター・スキャナーが一体となった小型複合機『SC-T3150M』とA1プリントがより手軽に使える水性顔料4色機『SC-T2150』を、2020年9月24日より順次発売する。

 両機種ともに設計、測量、土木、建築業などのCAD印刷に適したA1プラス対応の大判インクジェットプリンターで、省スペース設計のため、狭い設計事務所や建築現場などの限られたスペースでの設置が可能。

 1)『SC-T3150M』の主な特長

 1-1 プリンター・スキャナー一体型の小型複合機

 『SC-T3150M』は、プリンタ―・スキャナーが一体となったクラス最小※1複合機。小規模企業・個人経営の設計事務所など狭い現場での利用に適した商品で、工事現場の事務所に機材の貸し出しを行うレンタル会社でのご利用も想定している。本体は、スタンドのないデスクトップタイプのため組立不要で、簡単に設置することができる。作業机やラックに載せて使用できるため、設置場所の移動も簡単です。オプションでスタンドを用意しているので、スタンド付きモデルとしても使用できる。

 1-2 誰でも簡単にスキャン・コピー機能搭載

 原稿をセットするだけで誰でも簡単にスキャンやコピーができるため、書き込んだ大判図面のスキャンのほか、拡大コピーでの現場掲示物の作成がスムーズに行える。スキャンデータは、あらかじめ設定したネットワーク上のフォルダーやメールアドレスに送れるほか、USBメモリーへの直接保存やセキュリティに配慮した暗号化PDFの作成もできる。原稿の種類に適した読み取りモード搭載で、さまざまな原稿の読み取りが可能となることに加え、オプションのキャリアシートで原稿を保護すれば、手書きのオリジナル原稿などの大切な原稿も傷めることなくスキャンが可能となり、幅広い業務シーンで活用いただける。

 1-3 CAD用途に適したスキャン・コピー品質

 さらに、標準設定の「文字・線画」モードを使えば、小さな文字や細線をはっきりスキャンしてコピーすることができる。特別な設定なしにCAD用途に適した品質での利用が可能。出力も、ラウンド線や斜め線のガタツキや文字つぶれのない、はっきりとした線画を高速で実現できる。

 2)『SC-T2150』の主な特長

 2-1 A1プリントを身近にするシンプルモデル

 『SC-T2150』は、好評の「SC-T3150/3150N」の機能をシンプルにすることにより、さらにA1プリントが手軽に使えるエントリーモデル。

 2-2 小型・省スペースで設置場所を選ばない

 設置面積0.49m²の省スペース設計のため、狭い事務所や建築現場などにも設置可能で、スタンドなしで作業机やラックに載せて使用できる。また、Wi-Fi®搭載で簡単に無線接続できるので、設置場所も選ばない。オートシートフィーダーを標準搭載しているためA4やA3サイズの単票紙をセットでき、ロール紙との切り替えなしで印刷可能。1台で単票紙の図面やPOP、ポスターの他、書類印刷などビジネスプリンター用途としても使用できる。

 2-3 高い耐水性とCADに適した線画画質

 全色顔料の「UltraChrome XD2 インク」により、高い耐水性を実現。水濡れや色あせに強く、雨濡れが心配な現場での閲覧用途にも適している。ラウンド線や斜め線のガタツキや文字のつぶれのない、はっきりとした線画を高速印刷できる。

 3)「Epson Cloud Solution PORT」に対応

 『SC-T3150M』、『SC-T2150』ともに、業務効率化を支援する「Epson Cloud Solution PORT」に対応※2している。
 「Epson Cloud Solution PORT」は、エプソンの大判インクジェットプリンターを活用するためのクラウドサービスのプラットフォーム。お客様のスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を含めたマルチデバイスに対応し、さまざまなシーンで利用できる。

商品名 価格(税別) 参考価格(税別)
*エプソンダイレクトショップ販売価格
発売日
SC-T3150M 248,000円 - 2020年11月4日
SC-T2150 オープンプライス 118,000円 2020年9月24日


※1:国内A1プラスサイズインクジェット大判複合機において。設置面積は約0.49m²。(2020年9月17日現在、エプソン調べ)
※2:「Epson Cloud Solution PORT」対応時期は、2020年10月上旬を予定している。




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2020-9-23


SureColorシリーズ初、レジンインクとUVインクを搭載した
フラットベッドプリンター全2機種3モデル新発売

エプソン 

『SC-R5050』


 エプソンは、サインディスプレイ業界向けSureColorシリーズの新商品として、シリーズ初のレジンインクを搭載した『SC-R5050/R5050L』と、同じくシリーズ初となるUVインクを搭載した『SC-V7000』を2020年12月中旬より発売開始する。『SC-V7000』は受注生産品。 .

 エプソンの大判インクジェットプリンターは、2012年5月にエコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンターでサインディスプレイ市場へ本格参入して以来、屋内外装飾、壁紙、ウィンドウディスプレイ、屋外バナー、カーラッピングなど、さまざまな商業用途で使用されいる。今回新たに、サインディスプレイ市場向けにSureColorシリーズとして初となる、レジンインクとUVインクを搭載した新商品2機種3モデルを投入し、ラインアップを強化した。

 1)『SC-R5050/R5050L』の主な特長

 1-1 お客様の生産性を向上

 『SC-R5050/R5050L』は、新開発のレジンインク「UltraChrome RSインク」を6色搭載。溶剤インクでは、印刷後に十分な乾燥時間が必要となり、インクの乾燥時間が短納期業務での課題だった。これに対してレジンインクでは、印刷後の乾燥時間が不要で、印刷後すぐに後加工が可能になるなど業務の大幅な納期短縮に貢献する。また、レジンインクはVOC(揮発性有機化合物)の含有量が少なく環境に配慮した水性ベースのインク。溶剤インクが得意とする塩ビやターポリン、フィルムへの印刷だけでなく、普通紙や壁紙、テキスタイルなど幅広いメディアにも印刷でき、プリンター1台で幅広いプリント業務に使用できる。インクは、大容量(1,500ml)インクパック方式を採用。カートリッジモデルよりもインク交換の回数が少なくなると同時に、使用済みのカートリッジ保管スペースも約90%※1削減できる。

 『SC-R5050L』は、印刷中でもインク交換が可能なホットスワップに対応。インク交換によるダウンタイムを削減し、生産性の向上に貢献する。
 両機種ともに、エプソンの「ユーザーセルフリペア保守※2」に加入すると、お客様自身でプリントヘッドの交換ができる。万一ヘッドが故障しても、ダウンタイムを最小限に抑えることができる。

 1-2 エプソン独自の技術で高画質プリントを実現

 エプソンの大判インクジェットプリンターは、長年のインクジェット技術で培ってきた独自の「マイクロウィーブ」「ハーフトーンモジュール」「LUT※3」の3つの技術「Epson Precision Dot Technology(エプソン プレシジョン ドット テクノロジー)」により、粒状感やバンディングが少ない高画質プリントを実現する。

 新商品は、新たに画像を複数のレイヤーに分解、重ねてプリントする「マルチレイヤーハーフトーン」を採用。吐出インク滴の着弾ズレによる画質の低下を防ぎ、バンディングや色むらの発生を軽減する。
 また、高寿命・高精度のPrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッドを搭載。ヒーター部を4分割して温度制御する新しいヒーター機構との組み合わせにより、長時間の印刷や壁紙などを貼り合わせるタイリングを行う場合でも面内色差が少ない色安定性を実現。さらに、より高品質な印刷を可能にする高画質モードでは、ヘッドを2分割し、オプティマイザーとカラーを分けて印刷することにより、粒状感や色むら、インクにじみを軽減することができる。

 1-3 新機能で安定稼働に貢献

 メディアの浮きによるヘッド擦れは、ノズル抜けやプリントヘッドの故障の原因になる。新商品は、超音波センサーによりヘッド擦れを自動検知する「ヘッド擦れ検出機能」を搭載、ヘッド擦れのままプリントを行うことで発生するプリントミス量を軽減する。また、プリントヘッドのドット抜けを印刷ジョブごとに自動で検知し印字品質を調整する機能も搭載。高画質プリントを維持するだけでなくプリントミスによる大量印刷時のムダを抑える。
 さらに、プリンター背面のメディアクリーナーがドット抜けの要因となるゴミ・埃のプリンター内部への侵入を防ぎ、プリントミスの発生を未然に防ぐ。プリンター内に入り込んだゴミ・埃も、吸引ファンが排出を促すなど防塵設計が施されており、故障率の低減に貢献する。

 2)『SC-V7000』の主な特長

 2-1 繊細で鮮やかな高画質出力

 UVインクは、紫外線を照射させることにより、すぐに硬化・定着するインクで、インクの受理層が無いさまざまなものに印刷できる特長がある。『SC-V7000』は、新開発の「UltraChrome UVインク」を搭載。10色のインクセットによりさまざまなメディアに繊細で鮮やかな高画質出力が可能。

 透過性の高いメディアや色付きメディアに印刷する際、ホワイトインクを下地に敷くことで、下地の色に影響されず、カラーの発色が良くなり、鮮やかで際立った出力が可能になる。また、レッドインクが色域を広げ、サイン市場で要望の高い看板広告で必要とされる"鮮やかな赤"を実現する。ライトシアン、ライトマゼンタ、グレーインクの淡色インクにより、印刷物の低粒状性を実現。近接サイン、グッズ、ファインアートなどの用途でも高画質に出力することができる。また、バーニッシュ(透明インク)を全面に印刷することで光沢感を出したり、印刷表面を部分的に艶出しの風合いに仕上げるスポット印刷や、インクを厚く盛って印刷しインパクトを出す厚盛印刷などオリジナルで意匠性の高い出力も可能となる。

 2-2 ヘッドの最適配置により高速印刷を実現

 『SC-V7000』は、8個のプリントヘッドの最適配置により、高速印刷を実現している。UVインク用に最適化されたプリントヘッドが、精細な画像と滑らかなグラデーションを再現し、サイン用途で必要な高画質を実現する。

 2-3 高信頼性と安定稼働

 メディアの厚さを自動で測定する機能を搭載、厚みが違うメディアでもヘッドの高さを自動で調整する。ヘッド擦れによるヘッド破損のリスクを減らし、お客様のダウンタイムを低減する。
 また、メディア表面の静電気を除去し、印刷中の吐出安定性を向上するイオナイザーを搭載、安定したプリントを可能にする。さらに、ホワイトインクの詰まりを抑制するインク循環システムを搭載。定期的なインク循環時間が短くなるとともにノズル詰まりも予防。クリーニングの頻度を減らし、ランニングコストの低減に貢献する。

 2-4 幅広いメディアに印刷できる使い勝手の良さ

 新商品は、フラットベッド上に設置したメディアを下から空気で吸着させ姿勢を安定させる。今回、メディアの吸着エリアを4分割で管理。使用しないエリアの吸着力を他エリアへ分配させることで、エリアごとの吸着力を変えることができる。これにより、メディアのサイズに合わせてムダのない吸着ができ、多種多様なメディアに印刷できる。また、メディア厚80mmまで対応しているため、薄いメディアから厚いボードまで幅広いメディアへ印刷可能。

 3)「Epson Cloud Solution PORT」に対応

 新商品3モデルは、生産現場の課題を解決し、業務効率化を支援する「Epson Cloud Solution PORT」に対応している。「Epson Cloud Solution PORT」は、エプソンの大判インクジェットプリンターを活用するためのクラウドサービスのプラットフォーム。お客様のスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を含めたマルチデバイスに対応し、さまざまなシーンで利用できる。日々の生産状況を分析し、機種別の偏り改善やプリンターの待機時間の削減、生産の効率化に役立てる。


商品名 標準価格(税別) 発売時期
SC-R5050 240万円 2020年12月中旬発売予定
SC-R5050L 290万円 2020年12月中旬発売予定
SC-V7000 930万円 2020年12月中旬発売予定

※1:SC-S80650/SC-S60650/SC-S40650対応のSC10系インクカートリッジ(700ml)とSC-R5050/R5050L対応のSC22系インクパック(1,500ml)を同じインク容量として比較した場合。
※2:別途保守契約に加入いただき、ユーザーセルフリペアに関する導入教育を受けていただく必要がある。ユーザーセルフリペアを行うには『Epson Cloud Solution PORT』への加入が必要。
※3:LUT(Look Up Table)とは、データの色を忠実に再現するために、どの色のインクをどれだけの量で表現するかを決めるテーブル。




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2020-7-16

SureColorシリーズ 昇華転写プリンター『SC-F10050』『SC-F551』、
ガーメントプリンター『SC-F3050』の3機種を新発売
 エプソン

昇華転写プリンター『SC-F10050』


 エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンター SureColorシリーズの新商品として、シリーズ初となる76インチに対応した昇華転写プリンター『SC-F10050』と、2色の蛍光インクを搭載した昇華転写プリンター『SC-F551』、高速プリントと高耐久性を両立したガーメントプリンター『SC-F3050』の3機種を2020年7月29日より順次発売する。

 1)『SC-F10050』の主な特長

 『SC-F10050』は、SureColorシリーズ初の76インチに対応した昇華転写プリンター。4.7インチのPrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッドを4個搭載。最速の1.1passモード(300×600dpi*1)で約255m²/h、実用画質の3.1Passモード(600×600dpi*1)では約103m²/hという高速プリントを実現している。

 *1:マルチレイヤーハーフトーンでの出力時

 高効率のヒーターに加え、温風をプリント面にあてるドライヤーを標準装備。高い乾燥性により、高速プリント時でも、巻取り時のインク裏写りを軽減する。
 またプリンターを安定して連続稼働させるため、プリント時のノズル抜けを未然に防ぐクリーニング機構を採用。プリンター背面のメディアクリーナーが、ドット抜けの要因となるゴミや埃のプリンター内部への侵入を防ぎ、プリントミスの発生を未然に防ぐ。プリンター内部に入り込んだ埃も吸引ファンが排出を促す。さらにヘッドクリーニング時には、布ワイパーがノズル抜けの主要因となるゴミや埃をヘッドから除去、ノズル抜けに対するさまざまな対策をとっている。

 『SC-F10050』は、10L(リットル)、または3Lのカートリッジを1色あたり2本、各色最大20Lのインクが装着可能な大容量インク供給ユニットを標準装備。1本ずつインクを消費し、空になったカートリッジはプリント中でも交換可能。

 またメディアの直径や重量などさまざまな状況をリアルタイムで感知・制御し、紙の張力を常に一定に保つオートテンションコントロールを搭載。紙種を問わず安定かつ正確に紙を搬送するため、安心して連続プリントが可能となる。

 2)『SC-F551』の主な特長

 『SC-F551』は、現在発売中の昇華転写プリンターの24インチ対応デスクトップモデル「SC-F550」の基本機能はそのままに、A1サイズの昇華転写プリンターで初めて*2蛍光イエローと蛍光ピンクの蛍光色に対応。鮮やかでデザイン性の高いスポーツ用ユニフォームをはじめ、ネオンカラーのアクセントが効いたグッズの製作など、目を引くプリントが可能になった。

 *2:2020年7月現在

 一般的なオフィスデスクにも置けるコンパクトサイズのため、オフィスや店舗で場所をとらずに新しいビジネスを始めることができる。4.3インチの大型タッチパネルでプリントまでのガイドや消耗品の残量、エラー状況について直観的な操作で確認が可能。

 3)『SC-F3050』の主な特長

 『SC-F3050』は、大型プリントヘッドを2個搭載し、高速印刷を実現したガーメントプリンターのフラッグシップモデル。濃色生地へのプリントで1枚あたり約52秒*3と「SC-F2150」と比較して約3倍以上の高速印刷を実現している。

 *3:出力画像サイズ:約346×408mm。出力スピードはヘッドが動き始めてインク吐出を開始してからインク吐出が終了するまでの時間。プリントには別途、前処理、ガーメントのセット、データ処理、データ転送、後処理作業の時間がかかる。

 カラーインク、ホワイトインクそれぞれ専用の大型プリントヘッドを搭載。ノズル抜けを自動的に検知して画質を調整するノズル抜け自動検知機能も搭載し信頼性を高めている。

 なお、エプソン初の「ユーザーセルフリペア保守」にご加入すると、必要に応じてお客様自身でプリントヘッドの交換ができるようになり、ダウンタイム低減につながる。
 また、プラテンにセットしたガーメントとプリントヘッドの距離を自動で調整する機能を搭載。オペレーターのガーメントセットの手間を軽減しつつ、多彩なガーメントに安定した印刷品質を実現する。さらにカラーインク各色1,500ml、ホワイトインク1,500ml×2パックの大容量インクパックを収納できる大容量インクサーバーを採用。これにより大量プリントにも安心して使用できるとともに低ランニングコストとインク切れ時のインクの交換頻度低減を実現する。

商品名 標準価格(税別) 発売日/発売時期
SC-F10050 オープンプライス 2020年8月下旬
SC-F551 398,000円 2020年7月29日
SC-F3050 オープンプライス 2020年8月下旬




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2020-5-27

大判インクジェットプリンター SureColorシリーズ
『SC-T3455/SC-T3455N』『SC-T5455』新発売
- POP・ポスター出力や拡大コピー、CAD出力にもオールラウンドに対応 -
エプソン販売
 
『SC-T5455』


 エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンター SureColor シリーズの新商品として、水性顔料4色機のスタンダードモデル『SC-T3455/SC-T3455N』『SC-T5455』シリーズを2020年6月3日より発売する。

 大判インクジェットプリンターの用途は、販促用途のPOP・ポスター、学校における教材の拡大コピー、建設・土木業におけるCAD図面出力用途など多岐にわたっている。なかでも小売店の販促で用いられるPOP・ポスター印刷は、低ランニングコストと高速印刷が求められている。

 新商品『SC-T3455』『SC-T3455N』は、A1サイズ出力に対応、『SC-T5455』はA0サイズ出力に対応したスタンダードモデル。今回、これまで110mlと350mlだった2種類のインクカートリッジに加え、より大量に印刷されるお客様のニーズに応えるため、新たに700mlのインクカートリッジを追加した。さらに容量が異なるインクカートリッジを混在させて使用できるため、よく使う色を大容量カートリッジで使用するなどしてランニングコストを抑えられるだけでなく、消耗品交換の手間も軽減できる。『SC-T3455』ではA1のポスターが1枚約16円で、『SC-T5455』ではA0のポスターが1枚約29円で印刷でき、お客様のコスト削減に貢献する。
 ※金額は税別。普通紙<厚手・薄手>/300×600dpi/ドラフトモード時/双方向印刷オン。

 また従来のCADドラフトモードに加え、POPやポスターの高速印刷を可能にするPOPドラフトモードを搭載。これにより『SC-T3455』ではA1サイズのポスター印刷が約24秒、『SC-T5455』は、A0サイズのポスター印刷が約36秒の高速印刷が可能となり、より効率的に業務を進められる。
 ※普通紙<厚手・薄手>/300×600dpi/ドラフトモード時/双方向印刷オン。

 今回の新商品は、従来機と同様にスキャナーと接続することで、PCを使わずにパネルからの簡単操作で小サイズ原稿をフルカラーに拡大出力が可能なスキャナーとのセットモデルも用意。スキャナーはお客様の利用用途に合わせて3種類から選択できる。

 学校で「授業教材を見やすく大判で出力したい」「行事で使う案内板や長尺の横断幕を用途に応じたサイズで出力したい」というお客様には、教材や校内掲示物に使える素材が満載のテンプレートと、横断幕などの長尺印刷が可能なソフトを標準添付した「学校向けフルカラー拡大コピーセットモデル」も用意するなど、より質の高い教育環境の実現に向けたラインアップを揃えている。

 さらに新商品では、これまで単体スキャナーとの接続のみで使用可能であった拡大コピー機能について、エプソン製複合機と接続することでも使用可能になった。拡大コピー機能に対応したエプソン製複合機を既に導入しているお客様は、新商品のプリンター本体を購入するだけで、拡大コピーに対応する大判プリンターとしても使用が可能となる。

 新商品の今後1年間の販売台数は1,700台を予定している。


商品名 型番 仕様 標準価格
(税別)
発売日
SC-T5455 SC-T5455 36インチ 318,000円 2020年
6月3日
SC-T3455 SC-T3455 24インチ 258,000円
SC-T3455N SC-T3455N 24インチ、デスクトップモデル
(スタンドなしモデル)
218,000円
学校向けフルカラー
拡大コピー
セットモデル
SC-T545SC1 36インチ
DS-60000(A3スキャナー)
+EPSWPNSC(長尺ソフト)
588,000円
SC-T545SC2 36インチ
DS-6500(A4スキャナー)
+EPSWPNSC(長尺ソフト)
468,000円
SC-T545SC3 36インチ
DS-530(シートフィードスキャナー)
+EPSWPNSC(長尺ソフト)
378,000円
SC-T345SC1 24インチ
DS-60000(A3スキャナー)
+EPSWPNSC(長尺ソフト)
528,000円
SC-T345SC2 24インチ
DS-6500(A4スキャナー)
+EPSWPNSC(長尺ソフト)
408,000円
SC-T345SC3 24インチ
DS-530(シートフィードスキャナー)
+EPSWPNSC(長尺ソフト)
318,000円
一般企業向け
フルカラー
拡大コピー
セットモデル
SC-T545MS1 36インチ
DS-60000(A3スキャナー)
558,800円
SC-T545MS2 36インチ
DS-6500(A4スキャナー)
438,000円
SC-T545MS3 36インチ
DS-530(シートフィードスキャナー)
348,000円
SC-T345MS1 24インチ
DS-60000(A3スキャナー)
498,800円
SC-T345MS2 24インチ
DS-6500(A4スキャナー)
378,000円
SC-T345MS3 24インチ
DS-530(シートフィードスキャナー)
288,000円



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2020-4-9

自動ロール紙セットなど出力ワークフローを効率化する新機能搭載
大判インクジェットプリンター「PRO」シリーズ新製品5機種を発売
キヤノン


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO(イメージプログラフ プロ)」シリーズの新製品として、8色インクモデル"PRO-6100S ⁄ 4100S"、12色インクモデル"PRO-6100 ⁄ 4100 ⁄ 2100"の計5機種を2020年4月13日より順次発売する。


imagePROGRAF PRO-4100S
*オプションのロールユニット「RU-41」装着時

imagePROGRAF PRO-6100


品名
価格
発売日
 
imagePROGRAF PRO-6100S
149万円(税別)
2020年7月上旬
 
imagePROGRAF PRO-4100S
59万8,000円(税別)
2020年4月13日
 
imagePROGRAF PRO-6100
154万円(税別)
 
2020年4月13日
imagePROGRAF PRO-4100
64万8,000円(税別)
 
2020年4月13日
imagePROGRAF PRO-2100
32万8,000円(税別)
 
2020年4月13日


 
おもな特長


 新製品は、写真やアート作品、商業広告などのグラフィックアート市場向けの大判インクジェットプリンター。60インチ(紙幅約1,524mm)対応の"PRO-6100S ⁄ 6100"からA1ノビ対応の"PRO-2100"まで、5機種を発売し、ユーザーの多様なプリントニーズに応える。いずれも、ロール紙交換時の給紙・搬送や用紙設定等の作業を自動化しており、幅広い種類の用紙にさまざまな制作物を大量に印刷する大判出力ワークフローにおいて、日々の作業を効率化し生産性向上に貢献する。

 自動ロール紙セットなど大判出力ワークフローを効率化する機能を搭載

 ロール紙を給紙部に置くだけで、自動で用紙を給紙・搬送し印刷可能な状態に調整する「自動ロール紙セット」機能を搭載している。給紙時に用紙の印刷面に触れる必要がないため、指紋や汚れの付着を防止できる。また、内蔵マルチセンサーにより、用紙の種類※1や幅を自動で検知するほか、用紙残量も自動推計可能。これらの自動化や、サイズや種類の異なるロール紙を同時に2本セットできる2段ロール給紙機構※2を使用した切り替え印刷などにより、現場オペレーターの作業負荷を軽減し、大判出力ワークフローにおける作業の効率化や生産性向上に寄与する。

 プロの高い要求に応える高画質を実現

 顔料インク「LUCIA PRO(ルシアプロ)」を採用している。色材をカプセル化することで、用紙上に色材が高密度に配置され、発色性に優れた、色鮮やかなプリントを実現する。12色インクモデル"PRO-6100 ⁄ 4100 ⁄ 2100"では、光沢紙・半光沢紙への印刷時に透明インク「クロマオプティマイザー」を使用することで、光沢ムラを抑制し、黒や暗部で高い色再現性を実現する。



※1初めて使用する用紙の場合、手動での用紙種類選択が必要。
※2"PRO-6100S ⁄ 6100"は標準装備。"PRO-4100S ⁄ 4100 ⁄ 2100"はオプションのロールユニット(有償)が必要。



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2020-1-20


新開発「FLXfinish(フレックスフィニッシュ)」テクノロジーを搭載し
幅広いアプリケーション対応力と高生産性を実現
64インチ対応UV硬化型大判プリンター"Colorado 1650"を発売


キヤノンマーケティングジャパン
 
Colorado 1650


 キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズは、主にサイン&ディスプレイ市場を対象に、64インチ対応UV硬化型大判プリンター"Colorado(コロラド) 1650"を2020年1月より発売する。



品名
Colorado 1650
価格
980万円(税別)
発売日
2020年1月下旬


 おもな特長

 キヤノングループは2020年よりオセのすべての製品をキヤノンブランドに統合し、商業印刷事業すべての分野でブランドを統一した。キヤノングループ内における連携をさらに高め、商業印刷事業の成長に取り組んでいく。

 このほど、主にサイン&ディスプレイ市場を対象とした、64インチ(約1.6m幅)ロールtoロールプリンターの新製品として一台でグロス ⁄ マット仕上げを可能にする「FLXfinish」を搭載した"Colorado 1650"を発売することにより、プロダクションプリンティング事業の強化・拡大を進める。

 大判印刷においては早くからインクジェットの導入が進んでいるが、インクジェットテクノロジーにおいては生産性がデジタルシフトのボトルネックになっている。

 "Colorado 1650"は、新開発の「FLXfinish」テクノロジーにより、インクの硬化タイミングを制御することで、グロス調とマット調の2つのモードのプリントを一台で可能にした。また、「UVgel(ユーブイジェル)」テクノロジーはグロス調の最高速モードで毎時159m2、高品質モードで毎時40m2、マット調では最高速モードで毎時46m2、クオリティーモードで毎時27m2を実現している。低温でのLED硬化により熱に弱いとされるフィルムや糊付き塩化ビニル、壁紙などへの出力に加え、従来のインクより柔軟性を185%向上させたことにより、さらに多彩なメディアへの対応を
実現
した。エコソルベントやラテックスプリンターに比べ最大40%のインク使用量の削減を実現している。

 キヤノンMJグループは、サイン&ディスプレイの屋内外向け広告印刷や、壁紙や床装飾など産業印刷向けに販売していく考え。

キヤノンプロダクションプリンティング(以下、CPP)調べ。同等クラスの他種インクのプリンターと比較した場合。CPPのテスト環境下において。




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