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2023-3-3


プロダクションカラープリンターRevoria Press™ PC1120の新オプション
「検査マネジメントシステム」を提供開始

富士フイルムビジネスイノベーション

 富士フイルムビジネスイノベーションは、ハイエンドプロ市場向けのプロダクションカラープリンターRevoria PressTM PC1120の新オプションとして、印刷物の検品を自動で行い印刷不良を検出する「検査マネジメントシステム」を、国内では 3月15日から、アジア・パシフィック地域など海外では4月以降、順次提供開始する。

 「検査マネジメントシステム」は、印刷しながら自動で印刷物を検査し、印刷不良をリアルタイムで検出するシステム。最小0.3mmまでの点・汚れ・欠けや、スジ、用紙の折れ、印刷位置のズレ、色濃度の変動を検出する。これにより、オペレーターが印刷物の品質を一枚ずつ目視で確認していた検品作業の負担がなくなることに加え、異なるオペレーターによる印刷物でも、バラツキのない一貫した検品品質が維持できる。

 本システムでは、プリンターに接続する「スマートモニタリングゲート D1」に搭載したスキャナーが、印刷物を300dpiの高い読み取り解像度でスキャン。検査用PCのソフトウェア「スマートプリントインスペクター」がスキャン画像と印刷ジョブの元データ(RIP画像データ)を比較し、リアルタイムで印刷不良を検出する。オペレーターは、印刷指示を実行するプリントサーバーRevoria Flow PC21のモニター画面から、検査項目の設定や検査結果の確認を簡単に行うことができる。


「検査マネジメントシステム」の構成

 本システムの提供により、Revoria PressTM PC1120のプリントスピードである120ページ/分(A4ヨコ)の高い印刷生産性を最大限に発揮しながら、印刷物の検品作業の生産性向上により納品までのリードタイムを短縮することができる。デジタル印刷ならではの小ロット・多品種の印刷、検品においても、生産性と品質維持を自動で両立することで、印刷会社の収益性向上と印刷会社のお客様に対する提供価値の拡大に貢献する。

 標準価格


 商品名  標準価格(税別)
 検査マネジメントシステム  5,900,000円




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2022-11-28


モノクロA3プロダクションプリンター「TASKalfa Pro 15000c/B」、
「TASKalfa Pro 15000c/B Type-L」を新発売

京セラドキュメントソリューションズジャパン

 京セラドキュメントソリューションズジャパンは、モノクロA3プロダクションプリンター「TASKalfa Pro 15000c/B」、「TASKalfa Pro 15000c/B Type-L」を2023年2月上旬に発売する。


 昨今、世の中では出版不況と言われているが、学習参考書、文集、会報などの印刷物は堅調に推移している。この度、月間50万枚以上印刷するユーザーをターゲットに、販売価格を抑えたモノクロモデルとして同製品を投入する。

 京セラ独自の水性顔料インクは、てかりを抑え、目にやさしい、落ち着いた風合いのモノクロ印刷を実現する。さらに用紙の搬送技術により、印刷後のカールを防ぎ、後工程に運搬する際の用紙揃えの作業負担を低減し、増え続ける少量多品種の需要に応える。

 「TASKalfa Pro 15000c/B」、「TASKalfa Pro 15000c/B Type-L」は、モノクロオンデマンド印刷のビジネスの可能性を拡げる新たな選択となる一台となる。

 「TASKalfa Pro 15000c/B」、「TASKalfa Pro 15000c/B Type-L」の特長

 [1] 高生産・ノンストップの安定稼働

 ライン型インクジェットヘッドを採用し、高速なシングルパス印刷を実現することで、1分間に150枚 (A4サイズ)の高速印刷を実現する。インクジェット方式による画像生成は、電子写真方式に見られるキャリブレーションによる中断や、厚紙印刷のための減速などをせず、1時間に9, 000枚 (A4サイズ)の連続印字をすることを可能としている。

 [2] 反りの少ない印刷物・製本にも最適

 高速で安定した搬送を支えるシステムの内部では、温風式と機械式のハイブリッドで用紙のカールを防ぎ、後工程に運搬する際の用紙揃えの作業負担を軽減している。高速温風ファンは、搬送経路上の最適な位置に複数配置され、機械式デカーラーでは、用紙の厚みや特性に応じて自動的にテンションを変え、用紙に最適な補正圧がかかるように動作することで反りの少ない印刷物・製本に対応している。

 [3] 目にやさしい水性顔料インク

 にじみや裏写りを低減する速乾性を持たせた独自開発のインクは、1分間に150枚の高速印刷でも流れの少ないドット再現を実現。テキストや細線はくっきりと、てかりを抑え、目にやさしい、落ち着いた風合いの印刷を行う。

 [4] コストシミュレーション

 使用するインクコストを事前にシミュレートするユーティリティーソフトを提供。インクカリキュレーターは、実際のデータ、部数、および使用する用紙の種類やサイズなどを指定することで、その印刷にどの程度のインクを消費するのかを事前にシミュレートすることができ、ビジネスのコスト試算の迅速化を図ることができる。
 ※Windows上で動作するPCソフトウェア。

 [5] プロユーザートレーニング

 ダウンタイムを最小限に抑えるためのプロユーザー用トレーニングプログラムを提供し、受講を勧めている。トレーニングを完了したユーザーは、トラブルを未然に防ぐメンテナンスの実行や、主要な消耗部品を交換することができる。


製品名
TASKalfa Pro 15000c/B
TASKalfa Pro 15000c/B Type-L 
連続プリント速度(A4ヨコ) 150枚 / 分 150枚 / 分 
希望小売価格(税別) 6,890,000円 8,650,000円 
発売予定  2023年2月上旬  2023年2月上旬 




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2022-10-20


商業印刷向けプロダクションプリンター“imagePRESS V900/V800”を発売
機器調整の省力化とリモート管理によるダウンタイムの削減で
業務効率化に貢献

~キヤノン~



imagePRESS V900
 
 キヤノンは、商業印刷向けカラープロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、“imagePRESS V900/V800”を2022年12月中旬に発売する。

 顧客ニーズの多様化に伴い、印刷物の種類が拡大する商業印刷の現場では、作業量が増加、複雑化し、少人数の印刷業者や個人印刷事業主においても対応できるような省力化が求められている。新製品は、高度なスキルがなくても印刷前の機器調整が簡単に実施でき、オペレーターの作業負荷を軽減する。さらに、コンパクトな本体サイズでありながら毎分90枚※1(A4ヨコ)の印刷速度と幅広い用紙対応力を備えており、リモート印刷管理アプリと組み合わせることで、印刷業などのお客様の業務効率化とビジネス拡大を支援する。

 主な特長

 
コンパクト設計でありながら、オプションユニットの拡張性と幅広い用紙対応力で多様な印刷が可能


 「imagePRESS Vシリーズ」最小となる本体は、最小構成時には従来機種※2より設置面積を約37%削減※3し、設置場所の自由度を高めた。長尺紙をはじめとするさまざまな用紙を格納できる給紙ユニットや、中綴じ製本が可能なフィニッシャーなど、オプションユニットを追加すれば機能を拡張することもできる。また、52g/㎡から350g/㎡の厚さの用紙に対応※4し、折込チラシなどの薄紙から、グリーティングカードなどの厚紙まで印刷可能。封筒印刷では、ダイレクトメールなどの送付に使用される長形4号サイズにも新たに対応し、本製品1台で多様な印刷ニーズに応える。

 印刷前の機器調整作業の省力化により、オペレーターの負荷軽減と拘束時間短縮を実現

 自動原稿送り装置(ADF)に調整チャートをセットしスキャンするだけで、印刷前の印字位置合わせや色合わせ調整が可能。圧板の開閉など、従来の手作業による煩雑な調整が不要なため、作業ミスの低減と作業時間の短縮につながる。また、これまで上位機種※5でしか採用されていなかったオプションのインライン分光センサーを使用することで、高い色再現性が求められる商品カタログなどを印刷する際も、高精度な色調整がボタン操作一つで実施できる。

 リモート印刷管理アプリで印刷状況を可視化し、ダウンタイムを削減

 多種多様な印刷への対応で、用紙交換や印刷ジョブの切替え頻度が高い場合には、リモート印刷管理アプリ「PRISMAremote Manager」※6を活用することで、印刷機から離れた場所でも用紙の補充タイミングや稼働状況の把握が可能。印刷機が止まる前に必要な準備をすることでダウンタイムを削減できる。

製品名 imagePRESS V900 imagePRESS V800 
価格 935万円 785万円 
発売日 2022年12月中旬  2022年12月中旬
 ※本価格は、コントローラー、排紙オプションを含みません。

※1 “imagePRESS V900”のみ。”imagePRESS V800”は毎分80枚。
※2 「imagePRESS C910」(2019年5月発売)
※3 最小構成時は「純正PSモデル/imagePRESS Serverモデル」。「コピートレイ・R2」を開いた状態で幅1,327mm、奥行872mm。
※4 本体給紙カセットでセットできる用紙は300g/㎡まで。350g/㎡までセットするには、「手差し給紙ユニット・D1」か「多段デッキ・E1」(別売り)が必要。
※5 「imagePRESS V1000」(2022年6月発売)および「imagePRESS V1350」(2022年12月中旬発売予定)
※6 「PRISMAsyncモデル」搭載機能。




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2022-10-20


商業印刷向けカラープロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」
シリーズの新製品“imagePRESS V1350”を2022年12月中旬に発売

キヤノン
 imagePRESS V1350

 多様化する顧客ニーズを背景に、必要な時に必要なだけ生産するオンデマンド印刷の需要が高まり、デジタル印刷機には、短納期を実現するための高い生産性と堅牢性が求められている。新製品は、毎分135枚(A4ヨコ)の高速印刷により印刷物の短納期化に貢献するとともに、長時間の連続印刷への耐久性と印刷品位の安定性を備えている。さらに、リモート印刷管理アプリを活用して、複数台のプリンターの稼働状況をリアルタイムに把握することで稼働率を最大限に引き上げ、効率的に大量出力したい印刷業などのお客様のビジネスを力強く支援する。

 おもな特長

 印刷物の短納期化に寄与する高速印刷と、高耐久部材による高い堅牢性を両立

 熱効率を高めた定着システム「Print on Demand-Surface Rapid Fusing(POD-SURF)」を採用し、従来機種※1より出力速度が約35%向上した毎分135枚の高速印刷を実現している。シリーズ最高の印刷速度で、印刷物の短納期化に寄与する。また、用紙搬送路を直線にし、用紙への負担を抑えることで、最大500g/㎡の厚紙でも安定した連続印刷が可能。さらに、高速印刷による印刷量の増加に対応するため、主要な機能部品や摩耗しやすい駆動系部品に高耐久部材を用いるなど耐久性能を見直し、印刷耐久枚数は従来機種の2倍以上に向上しました。本体フレームにはシリーズ最高の強度を持つ高剛性フレームを採用することで、振動による本体内部品の形状変化を抑え、長時間の安定した印刷を可能にする。

 高精度な位置合わせと色味補正により、長時間の連続印刷でも高い印刷品位を維持

 印刷位置を調整するレジストレーション調整機構を改良し、二段階補正を行うことで、高速印刷でも表裏の差が0.5mm以内という精度の高い画像位置合わせを可能にする。また、印刷中にリアルタイムで濃度を補正する「Multi-Density Adjustment Technology(Multi-D.A.T.)」の採用により、製品カタログやリーフレットなど、高い品位が求められる成果物でも、1部目から最終部まで安定した色味を実現する。

 リモート印刷管理アプリによる印刷計画の最適化で、納期短縮を促進

 リモート印刷管理アプリ「PRISMAremote Manager」※2と組み合わせることで、印刷現場から離れた場所でも複数台の印刷機の稼働状況をPCやタブレット上で、リアルタイムに確認可能。特定のプリンターに印刷ジョブが集中した場合でも、稼働に余裕があるプリンターへ、簡単な操作でジョブを振り分け、設備全体の印刷計画の最適化と納期短縮を促進する。

製品名 imagePRESS V1350
価格 3,760万円(税別)
発売日 2022年12月中旬

※1 「imagePRESS C10010VP」(2020年10月発売)。
※2 2023年2月発売予定の「PRISMAsyncモデル」搭載機能。




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2022-7-1


カラープロダクションプリンター“imagePRESS C270/C265”を発売
企業内印刷を実現する高画質・高速印刷と幅広い用紙対応力

キヤノン
 
 キヤノンは、カラープロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、“imagePRESS C270/C265”を2022年7月中旬に発売する。
 
 企業では、カタログやポスター、名刺といった制作物の内製によるコストダウンへの需要が高まっている。新製品は、高い生産性と幅広い用紙対応力で制作物のオンデマンド印刷を実現し、企業内印刷の拡大を支援します。オフィス向け複合機としての利便性も高めており、社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。

 主な特長

 多彩な制作物の企業内印刷を実現する高画質・高速印刷と幅広い用紙対応力

 従来機種の高い表裏印刷位置精度や色味安定性に加え、モノクロ印刷を従来の毎分65枚から70枚(いずれもA4ヨコ)に高速化し、高画質・高速印刷が求められる企業内印刷に必要な基本性能を備えている。また、長尺紙(最長1,300mm)や厚紙(最大350g/m2)など幅広い用紙に対応し、店舗装飾用の長尺POPやポスター、名刺やグリーティングカードといった多彩な制作物を作成できる。初心者でも簡単にデザイン性の高いポスターやチラシなどを作成できるウェブアプリケーション「PosterArtist」にも対応している。

 給紙容量を増やした多段デッキにより給紙能力が向上

 5,500枚まで給紙可能な多段デッキ(別売り)に新たに対応し、最大9,660枚の給紙を実現する。チラシなどの大量印刷時に用紙補給の頻度を削減します。封筒の積載や長尺用トレイ(別売り)と併用でき、幅広い用紙の給紙が可能。

 オフィス向け複合機と同等の高度なセキュリティ性能などオフィス用途利便性を向上

 オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズと同等の高度なセキュリティ性能に加え、ファクス機能の標準搭載や操作部のデザイン共通化など、オフィス用途での利便性も向上しています。標準搭載のADF(自動原稿送り装置)を一新し、低騒音化を実現しながら、読み取り速度を毎分270ページに高速化(従来機種は毎分220ページ)している。クラウド型MFP機能拡張プラットフォーム「uniFLOW Online」にも対応し、紙文書の電子化によるDXを促進する。

製品名
imagePRESS C27
imagePRESS C265
価格
475万円
375万円
発売日
2022年7月中旬
2022年7月中旬




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2022-5-10


商業印刷向けプロダクションプリンター“imagePRESS V1000”を発売 
多様な用紙の高速出力とリモート管理アプリで印刷物の生産効率を向上
~キヤノン


imagePRESS V1000


 キヤノンは、商業印刷向けカラープロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」の新シリーズ「imagePRESS Vシリーズ」の新製品として、“imagePRESS V1000”を2022年6月中旬に発売する。

 パンフレットなどの冊子やチラシ、名刺などの印刷物を取り扱う商業印刷の現場では、多様化する顧客のニーズやインターネット経由での受注増を背景に、印刷物の少量多品種化や短納期化が求められている。新たに「imagePRESS Vシリーズ」としてデザインを一新した本体に新開発の定着システムを搭載し、小型化と高い生産性を両立している。幅広い用紙対応力やリモート印刷管理アプリとの組み合わせにより、印刷業界の少量多品種印刷ビジネスを支援する。

 主な特長

 新開発の定着システムで小型化と高い生産性を両立


 新開発の定着システム「Print on Demand-Surface Rapid Fusing(POD-SURF)」を搭載し、従来比1約42%減のコンパクトな設置面積と、厚紙(400g/m2 ・A4ヨコ)でも毎分100枚の高速出力を実現2している。また、1冊の冊子で厚紙と普通紙が混在するような印刷でも用紙ごとに効率よく定着温度を調整し、温度調整によるダウンタイムを削減3する。厚紙と普通紙で機器を分けずに、1台で高い生産性を維持した連続印刷が可能。

 幅広い用紙対応力で多種多様な印刷物の作成が1台で可能

 imagePRESSでは初の長尺用紙1,300mmの自動両面印刷を実現4しており、これまで手作業で片面ずつ印刷していたPOPなどの両面の印刷物も簡単に作成できる。また、52g/m2から400g/m2までの用紙の厚さに対応し、チラシや封筒から高級名刺、グリーティングカードなど重厚感のある印刷物まで幅広く作成可能。

 リモート印刷管理アプリとの組み合わせでプリンターの稼働率向上に寄与

 リモート印刷管理アプリ「PRISMAsync Remote Manager」で、印刷現場から離れた場所でも稼働状況や消耗品・用紙の残量をPC上でリアルタイムに確認できる。また、スマホアプリPRISMAsync Remote Control」(2022年9月対応開始予定)で、稼働状況を社外からでも簡単に把握できる。リアルタイムに稼働状況を確認できることで、用紙切れなどによる印刷停止の未然防止やプリンターの稼働率向上に寄与し、印刷業者の業務効率化を支援する。


商品名 imagePRESS V1000
価格(税別) 1,516万円
発売日 2022年6月中旬

※1 「imagePRESS C10010VP」(2020年10月発売)は、設置面積5.04m2。新製品は、設置面積2.95m2
※2 「多段デッキE1」(別売り)装着時。
※3 用紙の組み合わせによっては削減できない場合があります。
※4 「imagePRESS C10010VP」では762mmまで自動両面印刷が可能。片面印刷は1,300mmまで対応。




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2022-2-4


印刷プロセスの効率性向上により高い生産性を実現する
フルカラーインクジェット輪転プリンター“ColorStream 8160/8133”を発売

キヤノンマーケティングジャパン 

“ColorStream 8160/8133”
 
 キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(キヤノンPPS)は、キヤノンプロダクションプリンティングホールディングB.V.(Canon Production Printing Holding B.V.、本社:オランダフェンロ―市、CEO:浅田稔、以下CPP)製のフルカラーインクジェット輪転プリンター“ColorStream(カラーストリーム) 8160/8133”を2022年6月上旬より発売する。

 国内の印刷市場では、契約明細書や請求書などのドキュメント出力業務において、短期間に集中した大量出力や、顧客ごとに必要な情報を印刷するバリアブル印刷のニーズが高まっている。そのため多品種少量印刷や短納期要求など、多様な顧客ニーズに対応するために印刷機のデジタル化が進んでいる。
 このほどキヤノンMJグループは、印刷速度の向上だけでなく印刷工程全体の効率化を実現したフルカラーインクジェット輪転プリンター“ColorStream 8160/8133”を発売する。

商品名 ColorStream 8160 ColorStream 8133
価格 オープン価格 オープン価格
発売日 2022年6月 2022年6月

 ■主な特長

 印刷工程だけでなく前後の作業を効率化

 上位モデルのColorStream 8160は、従来機※1と比べて印刷速度が約1.6倍に向上し、最大160m/分の高速印刷を実現している。また、プリントヘッドのクリーニング能力がさらに向上し、清掃作業の実施頻度を大幅に削減している。さらに、印刷幅560mm(22”)に対応となり効率的な面取りが可能となったことで、特殊判型や後加工機で必要なマークの印刷にも対応しやすくなるなど、印刷の前後の作業効率の向上も実現している。

 新開発のプリントヘッドとインクにより高精細な印刷を実現

 新開発のプリントヘッドとインクによって、色域の拡大を実現している。さらに、新しいプリントヘッドの設計により、インクジェットプリンター特有のコーデュロイ※2や筋感を軽減し、より高精細な印刷を可能にしている。

 キヤノンMJグループは、“ColorStream 8160/8133”の特長となる優れた生産性と操作性により、データプリントサービス市場における各種通知物のカラー印刷に加え、追刷り業務のフルカラー化など幅広く対応し、お客さまの印刷ビジネス拡大に貢献する。今後3年間で10システムの販売をめざす。

※1.ColorStream 6700/6700 Chroma
※2.印刷流れ方向に見られることがある、規則的な細かい濃度ムラ





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2022-2-3


1200dpiによる高画質とA4毎分320ページの高速出力を実現した
商業印刷向け枚葉インクジェット印刷機“varioPRINT iX 3200/2100”を発売
~キヤノンマーケティングジャパン~

 
“varioPRINT iX3200/2100”

 キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(キヤノンPPS)は、キヤノンプロダクションプリンティングホールディングB.V.(Canon Production Printing Holding B.V.、本社:オランダフェンロ―市、CEO:浅田稔、以下CPP)製のインクジェット方式の商業印刷向け枚葉印刷機“varioPRINT iX 3200/2100”を2022年4月1日より発売する。

 近年商業印刷業では、マニュアルやパンフレット、書籍などの印刷において、多様化する顧客の要望に迅速に対応するニーズの高まりにより、多品種少量化の流れが加速している。それにより少部数や短納期印刷に適したデジタル印刷機の導入がより一層進んでいる。その中で商業印刷機は、より高画質な印刷はもちろんのこと、印刷工程における生産性の高さも求められている。

 このほど発売する“varioPRINT iX3200/2100”は、新開発の「ポリマーナノインク」と高性能1200dpiヘッドで、多彩な用紙においても高画質な印刷を実現する枚葉インクジェット印刷機。さらに、A4で最大毎分320ページの出力速度とダウンタイムを抑える機構により、高い生産性を実現している。


 ■主な特長

 安定した高画質を実現するキヤノン独自の新技術を搭載
 “varioPRINT iX3200/2100”に最適化された高精細な1200dpiヘッドを採用し、高画質と高再現性を実現している。また、新たに開発された「ポリマーナノインク」と、用紙の印刷面にあらかじめ塗布する「カラーグリップ」により、インクジェット印刷機で難しいとされるオフセットコート紙に加え、上質紙やリサイクル用紙などさまざまな用紙への印刷に対応している。小冊子やカタログ、書籍などの多様な用紙の風合いを変えることなく、高画質な印刷を安定的に実現する。
 定着工程では、インクを乾燥した後の剥がれを抑制する「フュージョンユニット」を新たに搭載。瞬間的にスチーム加熱を行い、用紙のストレスを抑制しながらインクをしっかりと定着させることで、より鮮やかで美しい発色を実現する。


 最大毎分320ページの高速印刷とダウンタイム抑制により高い生産性を実現
 新開発した印刷機構により、A4最大320ページ/分の高速出力を実現。また、安定した印刷を実現するために、印刷前に用紙の形状をセンサーで検査し、用紙による印刷エラーを事前に防ぐ「用紙検査ユニット」を搭載している。
 さらに、ノズルの目詰まりを抑止する「用紙・印刷機温湿度管理機構」や、オペレーターのメンテナンス負荷を軽減する「インクジェットヘッド自動清掃機構」などの新機構を搭載し、高速出力に加えダウンタイムを抑制することで、印刷工程全体の生産性向上に貢献する。

 キヤノンMJグループは、“varioPRINT iX3200/2100”の高い印刷品質と生産性により、お客さまの印刷ビジネス拡大に貢献し、今後3年間で10システムの販売をめざす。

商品名 varioPRINT iX3200 varioPRINT iX2100
価格 オープン価格 オープン価格
発売日 2022年4月 2022年4月

  ※“varioPRINT iX3200”において。A4サイズで両面印刷時。




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2021-10-13


商業印刷向け自動検品ユニットが新たにバリアブル印刷に対応
品質維持と工程の省力化の両立により印刷業の業務効率化を促進


キヤノン


 キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS」シリーズの旗艦モデル「imagePRESS C10010VP/C9010VP」(2020年10月発売)で検品工程を自動化する「インスペクションユニット・A1※1」(2021年5月発売)の機能を拡張し、新たにバリアブル印刷の自動検品への対応を開始する。


imagePRESS C10010VP

 商業印刷では、印刷後の検品など、専門的なスキルを必要とする手作業に多くの工数がかかっており、印刷工程の省力化による業務効率向上のニーズが高まっている。キヤノンは1枚ごとに記載情報が異なるDMや伝票などを印刷するバリアブル印刷の検品工程の自動化を実現し、特別なスキルに依存することなく印刷業務の手間を大幅に削減する。

 おもな特長

 バリアブル印刷の自動検品を実現し検査業務を効率化

 自動検品ユニット「インスペクションユニット・A1」にバリアブル印刷の自動検品機能を追加した。DMや伝票上に印刷されるバーコード・QRコードおよび英数字などの情報を読み取り、元データ(CSV形式)と自動で照合する。目視では不具合を確認できないバーコード・QRコードや、オペレーターに大きな負荷がかかる英数字の検品において、迅速な全数検品※2が可能となり、検査業務の大幅な効率化を実現する。

 全数検品の履歴と不良画像のログを自動で保存

 「インスペクションユニット・A1」は、従来は残すことが難しいとされてきた全数検品の履歴と不良画像のログを自動で保存する。印刷の依頼主に提示できるため、検品工程に対する依頼主からの信頼向上に寄与する。


製品名
メーカー希望小売価格
機能拡張開始日
インスペクションユニット・A1
280万円
2021年10月8日

※1. 同製品をお持ちの場合は、システムのバージョンアップでバリアブル印刷の自動検品機能が使用可能。なお、新規の使用時は、「クーリングユニット・A1」、「インスペクションコントローラー・A2」、電源ケーブル100V(すべて別売り)が必要。
※2.
英数字のサイズやフォント、バーコード・QRコードの種類により、自動で検品できない場合がある。



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2021-6-23


新ブランド「Revoria」を掲げ、
プロダクションプリンター2機種をワールドワイドで発売

Revoria Press PC1120/ Revoria Press E1シリーズ


 
富士フイルムビジネスイノベーション


 富士フイルムビジネスイノベーションは、プロダクション関連商品のブランドとして新たに「Revoria(レヴォリア)」を立ち上げ、ハイエンドプロ市場向けのプロダクションカラープリンター「 Revoria(レヴォリア)Press(プレス)PC1120(ピーシーいちいちにぃぜろ)」とプロフェッショナルからオフィスまで幅広くオンデマンド・プリント・ビジネスを支えるプロダクションモノクロプリンター「 Revoria(レヴォリア)Press(プレス)E1(イーワン)」シリーズの2機種・9商品を発売する。日本を含むアジア・パシフィック地域では7月20日から順次発売するとともに、10月以降はそれ以外の国や地域へも順次販路を拡大することで、ワールドワイドで発売していく。

 新ブランドである「Revoria」は、「革命・大きな変革」を意味する「Revolution」と国や地を意味する接尾辞「-ia」による造語。「プロダクションプリンティング領域のビジネスに変革を起こすことで、未知なる地を切り拓き、お客様と共にこれまでにない価値を創出していく」という想いを込めている。

 「Revoria」の「-ria」を「l」ではなく「r」で綴ることで、新たなステージへと生まれ変わる(Reborn、Renew)決意を示している。ブランドのロゴは肥沃な地に昇る太陽と、そこに向かって力強く飛ぶ鳥を表し、お客様のビジネスの成功に向かって共に飛び続けることを表現している。

 6月24日から7月9日には、富士フイルムグループが提供する印刷関連の商品やサービス、ソリューションを一堂に集めたオンラインイベント「FUJIFILM Virtual Exhibit 2021」注1を開催する。インターネット上に展開するバーチャル3D空間の会場で、「Revoria」ブランドの「Revoria Press PC1120」、「Revoria Press E1」シリーズをはじめ、幅広い商品ラインアップを、ワールドワイドのお客様に向けて紹介する。


 今後、「Revoria」ブランドを、プロダクションプリンター、関連するプリントサーバーから印刷ワークフローソフトウェアまでを包含した、プロダクションプリンティング・ソリューションとしてお客様に提供していく。

 「Revoria Press PC1120」の主な特徴

  • 新機能:エアーサクション給紙トレイ注2と静電気除去装置注2によって、紙粉の多い用紙や密着しやすいコート紙、フィルム用紙など、多様な用紙に対して高い走行安定性を実現
  • 新機能:画像データをCMYK+ピンクの5色に自動分版。画像を明るくするピンクトナーの蛍光特性を使用して、特に人物をより明るく、肌の質感も滑らかに美しい仕上がりの印刷が可能
  • 新機能:写真画像をAI(人工知能)が自動的に判断。暗すぎる/明るすぎる、逆光、人物/青空の色味が悪いなど、それぞれに適した画像補正を行い美しく印刷することが可能
  • 120ページ/分(A4ヨコ)の高速プリントと、2400dpiの出力解像度と業界最小クラスのトナー粒径を有するSuper EA-Ecoトナーにより高精細・高画質を実現
  • 1パス6色プリントエンジンを採用。CMYKトナーに加えて、ゴールド、シルバー、クリア、ホワイト、ピンク、カスタムレッドといった特殊トナーから最大2色を同時に搭載することで、メタリックカラーや肌の自然な質感表現など、高付加価値で高級感のある印刷アプリケーションを実現
  • 用紙の厚さは52g/m2の薄紙から400g/m2の厚紙まで、サイズは98×148mmから最大330×1200mmの長尺用紙注2まで対応(片面プリント。両面プリントは最大330×729mm)
  • 筋入れ、中とじ、三方断裁、角背仕上げによる中とじ製本などにも対応する、多彩なインライン後加工ラインアップ
  • 高性能プリントサーバー(Revoria Flow PC11)により、1200×1200dpi、各色10 bit(1024階調)でRIP処理を行い、高品質な画像データを生成
 「Revoria Press E1」シリーズ の主な特徴
  • 新機能:エアーサクション給紙トレイ注2により、紙粉の多い用紙やパウダーを使用したプレプリント紙、密着しやすいコート紙などを含め、高速で安定した連続出力が可能
  • 136ページ/分注3の高速プリントと、2400dpiの出力解像度と極小粒径のEA-Eco LGK注4トナーによる高精細・高画質を実現
  • 用紙の厚さは52g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙まで、サイズは100×148mmから最大330.2×660.4mmの長尺用紙注2にまで対応
  • 筋入れ、中とじ、三方断裁、角背仕上げによる中とじ製本などにも対応する、多彩なインライン後加工ラインアップ
  • 専用チャートをスキャンすることで画質を自動補正するSIQA(Simple Image Quality Adjustment)により、画質補正作業を効率化注5
  • オフィス業務に役立つコピー、スキャン機能を搭載注5

注1来場には、特設サイト「Believing in Print」からの事前登録が必要
注2エアーサクション給紙トレイ、静電気除去装置、長尺用紙対応はオプション
注3Revoria Press E1136/E1136P、A4ヨコ
注4LGK:Low Gloss Kuro
注5基幹業務出力向けプリンターモデル(Revoria Press E1136P/E1125P/E1110P)を除く

商品ラインアップ
 

商品名 概要
プロダクションカラープリンター
Revoria Press PC1120S 連続プリント速度120ページ/分(A4ヨコ)、6色モデル(CMYKトナー+2色の特殊トナー)
Revoria Press PC1120 連続プリント速度120ページ/分(A4ヨコ)、4色モデル(CMYKトナー)
プロダクションモノクロプリンター
Revoria Press E1136 / E1125 / E1110 / E1100 それぞれ連続プリント速度136ページ/分、125ページ/分、110ページ/分、100ページ/分(A4ヨコ)
Revoria Press E1136P / E1125P / E1110P 基幹業務出力向けプリンターモデル(販売地域:日本) それぞれ連続プリント速度136ページ/分、125ページ/分、110ページ/分(A4ヨコ)
 
標準価格(税別)
  • ・Revoria Press PC1120:49,000,000円~
  • ・Revoria Press E1シリーズ:5,200,000円~



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    2021-2-9


    検品工程と画像調整を自動化するimagePRESS向け新ユニットを発売
     印刷業務の省力化や安定した印刷品質の実現に貢献

    キヤノン


     キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの旗艦
    モデル「imagePRESS C10010VP/C9010VP」(2020年10月発売)の新ユニットとして、検品工程を自動化する“インスペクションユニット・A11”および画像調整を自動化する“センシングユニット・A12”を2021年5月下旬に発売する。


    imagePRESS C10010VP(インスペクションユニット・A1/センシングユニット・A1装着
     


     カタログやパンフレットなどの商業印刷物は、汚れや表裏の位置ずれ、色味の違いに対するお客様の要求が高く、より高精度な検品や画像調整が必要とされている。一方で、お客様に納品する前の検品工程において、印刷画像の目視確認や出力欠陥のあるページの再印刷など、検査作業と回復作業に多くの人手と時間がかかっている。また、安定して高品質な成果物を制作するためには、オペレーターの熟練したスキルと印刷前や印刷中の画像調整に多くの作業時間を要するという課題がある。

     新ユニット“インスペクションユニット・A1/センシングユニット・A1”は、高画質・高生産性・幅広い用紙対応力が特長の「imagePRESS C10010VP/C9010VP」との組み合わせにより、印刷業界の課題を解決し、作業の大幅な省力化や安定した印刷品質の実現に貢献する。

     検品工程の自動化により印刷物の検査と再印刷作業を大幅に省力化

     “インスペクションユニット・A1”は、色抜けや画像ずれ、角折れなどのさまざまな出力欠陥を検出し、専用のトレイに自動で排出する。直径0.2mmの微小サイズの画像欠陥を検出する高い検出精度に加え、ページ内で領域を指定してそれぞれの領域で要求される品質に対応した検査合格基準を設定することができ、お客様の多様なニーズに応じた基準による画像の検査が可能。出力欠陥により排出されたページの再印刷処理も自動で実行し、生産性を落とすことなく自動検品作業を行うことができ、印刷後の目視検査や再印刷作業の大幅な省力化を実現する。

     印刷物の表裏の画像位置と色味の調整作業を自動化し作業の手間や時間を削減

     “センシングユニット・A1”は、これまで人手に頼っていた表裏の画像位置や色味の調整作業を自動で行う。また、印刷中も常に最適な状態を維持するために、表裏の画像位置や色味を設定比較し、自動補正しながら印刷を行う。オペレーターの手間や作業時間を削減するとともに、印刷開始から終了まで、オペレーターのスキルに依存しない高品位な印刷を安定して実現する。  

    提供価格・発売予定日
     
    製品名
    インスペクションユニット・A1
    センシングユニット・A1
     
    希望小売価格(税別)
    280万円
    240万円
     
    発売日
    2021年5月下旬
    2021年5月下旬
     
    ※1  使用時は、クーリングユニット・A1、インスペクションコントローラー・A1、電源ケーブル100V(すべて別売り)が必要。また、出力欠陥のあるページの自動排出機能の使用には大容量スタッカー・H1(別売り)が必要。
    ※2 使用時は、クーリングユニット・A1、電源ケーブル100V(ともに別売り)が必要。




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    2020-10-9


    幅広い用紙対応力で、印刷ビジネスの拡大に貢献するプロダクションプリンター
    「Versant 3100i Press / Versant 180i Press」を新発売


    富士ゼロックス


     富士ゼロックスは、プロダクションカラー市場向けの新商品「Versant 3100i Press(バーサント3100アイプレス)」および「Versant 180i Press(バーサント180アイプレス)」を、日本では10月30日に2機種同時に、中国とアジアパシフィック地域では10月中旬より順次発売する。




     消費者ニーズの多様化を背景に、印刷業や企業内印刷において、カタログやマニュアル、販促物などの印刷物の多品種・小ロット化や短納期化が求められている。お客様の印刷ビジネスの拡大に貢献してきたVersantシリーズは2014年に初代モデル注1を発売。以降、印刷業などのプロ市場向けモデルと、企業内印刷などのライトユース向けモデルの2機種注2を揃え、写真や文字を高精細でスピーディーに出力するプロダクションプリンターとして進化を遂げてきた。

     今回発売する「Versant 3100i Press」と「Versant 180i Press」は、Versantシリーズの高生産性、高画質などの基本性能を継承した上で、同社独自技術により新たに開発した「エアーサクション給紙トレイ」をオプションとしてラインナップに追加した。これにより、厚紙や長尺用紙など、さまざまな用紙の安定した搬送が可能となり、生産性も向上。多種多様な印刷物の制作を可能にし、オンデマントプリントのさらなる進化を実現する。

     新開発「エアーサクション給紙トレイ」により用紙対応力を強化

     新開発の「エアーサクション給紙トレイ」は、3種類のエアーを組み合わせることにより安定した給紙を実現する。まずサイドブロワーでトレイ内部にエアーを吹き込み、用紙を捌く。次に同社独⾃のシャトルヘッド注3により、用紙を強力に吸着。さらにエアーナイフで不要な用紙を分離し、1枚ごとに用紙を搬送する。用紙厚さは、52 g/m2の薄紙から400 g/m2の厚紙注4まで対応。用紙サイズは、98x148mm(片面印刷)注5の小さな用紙から330x1200 mm(片面印刷)注6までの長尺用紙の印刷が可能。さらに、従来は給紙のストレスになっていた、紙粉の多い用紙、凹凸のある用紙、密着しやすいコート紙やパウダーを使用したオフセット印刷でのプレプリント紙などでも、安定した搬送が可能。


     長尺印刷の生産性も向上

     長尺用紙は、従来からの手差しトレイに加えて、「エアーサクション給紙トレイ」からの連続プリントが可能になった。これにより、1200mm(片面印刷)では100枚注7、864mm(両面印刷) では900枚注7の用紙積載を可能とし、高い生産性を実現。またプリントスピードは、「Versant 3100i Press」で毎分23ページと従来機比約2.5倍注8に、「Versant 180i Press」で毎分19ページと従来機比約2倍注9に向上している。さらに、普通用紙から長尺用紙に印刷を切り替える際にかかっていた数分間のプリンター本体の調整時間がなくなり、数秒から数十秒で長尺印刷を開始できるようになった。

     従来機の高い基本性能は継承

     「Versant 3100i Press」「Versant 180i Press」は、従来機より好評な高生産性、高画質、画質補正などの基本性能を継承している。「Versant 3100i Press」は、毎分100ページ注10で2400dpiの高画質なプリントが可能。またインラインセンサーにより、カラーキャリブレーション、表裏レジ調整注11などのプリント前の画質補正作業を自動化。毎分80ページ注12で2400dpiの高画質なプリントが可能な「Versant 180i Press」は、専用チャートをスキャンすることで画質を自動補正する機能であるSIQA注13 により、画質補正作業を効率化。これらによりオペレーションの負荷を軽減する。


    商品名 標準価格(税別)
    Versant 3100i Press(GX Print Server モデル) 19,880,000円
    Versant 180i Press(GX Print Server モデル) 8,725,000円

    注記最小構成時のシステム価格。
    Versant 3100i Press(GX Print Server モデル)は、プリンター本体+GX Print Server+大容量給紙トレイC3-DS+オフセットキャッチトレイ+オフセットキャッチトレイイネーブリングキットを含む。
    Versant 180i Press(GX Print Server モデル)は、プリンター本体+GX Print Server+長尺用手差しトレイ+オフセットキャッチトレイ+オフセットキャッチトレイファンキットを含む。


    注1Versant 2100 Press(バーサント2100プレス)
    注2Versant 3100 Press(バーサント3100プレス)およびVersant 180 Press(バーサント180プレス)
    注3コルゲーション(波状の凹凸)形状のシャトルヘッドとそれを囲うスカート機構
    注4~330x488mm走行時。330x1200mmまでの用紙は256 g/m2までの用紙に対応
    注5Versant 180i Press(バーサント180アイプレス)は両面印刷も可能
    注6両面では330x864mmまで対応
    注782 g/m2、エアーサクション給紙トレイ C1-DSXLおよび重連用エアーサクション給紙トレイ C1-DSXLの長尺トレイ
    注8300 g/m2、~660mm走行時
    注9220 g/m2、~660mm走行時
    注1052~300 g/m2、A4非コート紙走行時
    注11プリント画像の表裏位置ズレの補正
    注1252~220 g/m2、A4非コート紙走行時
    注13Simple Image Quality Adjustment




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    2020-9-7


    用紙対応力を強化し成果物の多様化と作業の効率化を実現する旗艦モデル
     プロダクションプリンター“imagePRESS C10010VP”など2機種を発売

    キヤノン

    imagePRESS C10010VP
     


     キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、"imagePRESS C10010VP/C9010VP"を2020年10月中旬に発売する。


    品名
    imagePRESS C10010VP
    imagePRESS C9010VP
     
    価格
    2,500万円(税別)
    1,800万円(税別)
     
    発売日
    2020年10月中旬
    2020年10月中旬

     
    おもな特長


     商業印刷の現場では、依頼主からの幅広い要望に応えるため、多種多様なグラフィックアーツ成果物への対応力が求められている。新製品"imagePRESS C10010VP/C9010VP"(出力速度はそれぞれ毎分100枚、毎分90枚。ともにA4ヨコ)は、従来機種※1の高画質・高信頼性・高生産性を継承し、さらに長尺用紙や厚紙、合成紙などの用紙への対応力を強化した。重厚感のある厚紙の名刺、合成紙を用いた耐水・耐久性に優れた飲食店のメニューなど、さまざまなグラフィックアーツ成果物を作成できる。また、長尺用紙の自動両面印刷および1,000枚の大量給紙にも新たに対応している。三つ折りメニューのような両面の長尺成果物を大量に印刷する場合でも、給紙の手間をかけずに容易に作成できる。これらの機能拡充により、商業印刷を営むお客様のビジネス拡大を支援する。

     
    対応用紙の種類を拡張しグラフィックアーツ成果物の多様化を実現


    用紙の搬送力向上により、400g⁄m2までの厚紙に対応可能となり、重厚で高級感のある名刺やポストカードなども作成できる。また、合成紙への対応も強化し、耐水・耐久性が求められる飲食店のメニューなどの印刷も可能。


     
    対応長尺用紙の拡張と自動両面印刷・自動給紙により長尺成果物の多様化を実現


     最長1,300mm(片面)までの長尺用紙に対応※2し、長尺POPや中吊りポスターなどを作成することが可能。また、最長762mmまでの長尺用紙の自動両面印刷に対応することで、A4サイズ3面の見開き折りのメニューやパンフレットなどの両面印刷物も容易に作成できる。さらに、「POD デッキライト XL-A2」(2020年10月下旬発売)との接続で最長762mmの長尺用紙(300g⁄m2)を1,000枚まで給紙でき、大量の長尺用紙の連続印刷が可能。従来、手作業で行っていた長尺用紙の両面印刷と給紙の手間を削減し、長尺成果物の大量印刷を可能にしている。


    ※1「imagePRESS C10000VP/imagePRESS C8000VP」(2015年10月発売)。出力速度はそれぞれ毎分100枚、毎分80枚(ともにA4ヨコ)。
    ※2「長尺用トレイ・D1」(別売り)装着時。



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    2020-5-15


    カラープロダクションプリンター「RICOH Pro C5310S/C5300S」を新発売
    生産性と画像品質、用紙対応力を強化し、POD印刷の幅広いニーズに対応
    ~リコー~



    RICOH Pro C5310S
    (企業内印刷向けオプション装着時)



     リコーは、プロダクションプリンター「RICOH Proシリーズ」のカラー機の新製品として「RICOH Pro C5310S/C5300S」を発売する。

     新製品は、2017年1月に発売した「RICOH Pro C5210S/C5200S」の後継機種として発売するもので、従来機に比べ生産性や画像品質、用紙対応力を強化している。厚紙の生産性を強化し、最大256g/m²の厚紙をカラー/モノクロともに80ページ/分(A4ヨコ)で出力することができる*1。スキューやレジスト精度を向上する機構を新たに本体と中継ユニットに搭載し、従来機よりも高い表裏見当精度を実現している。
     用紙対応力を強化し、52.3~360g/m²の全紙厚の自動両面印刷に対応*2したほか、新たにノーカーボン紙の出力に対応(オプション)。また、最大5,000枚の給紙を可能とするエアピック式A3LCT RT5120を始めとした、プロダクションプリンター製品ラインアップの上位機種*3で提供している各種給排紙オプションへの対応を拡充。これらにより多彩且つ効率的な印刷物の制作が可能になり、印刷業におけるプリントオンデマンドビジネスの可能性を広げている。

     さらには、複合機や電子黒板、カメラなどのエッジデバイスを、クラウドプラットフォーム「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES プラットフォーム」を介して各種クラウドサービスと組み合わせ、オフィスワークの自動化・省力化を推進する「RICOH Intelligent WorkCore」への対応を拡充し、プロダクションプリンターの画像品質、用紙対応力と合わせて、オフィス内における働き方改革と販促物の内製化を同時に実現している。

     商用印刷を手がける印刷事業者様や企業内の販促物制作ニーズが高いお客様への導入を推進していく考え。

    製品名 RICOH Pro C5310S RICOH Pro C5300S
    連続プリントスピード(カラー/モノクロとも) 80ページ/分(A4ヨコ) 65ページ/分(A4ヨコ)
    コピー・プリンター・スキャナー機能 標準
    ファクス機能 オプション
    標準価格(消費税別) 6,300,000円 5,100,000円
    発売日 2020年6月1日

    *1 RICOH Pro C5310Sのみ。従来機は、最大150g/m²までの厚紙が80ページ/分(A4ヨコ)の連続プリントスピードに対応。
    *2 従来機は52.3~300g/m²の自動両面印刷に対応。
    *3 RICOH Pro C9210/C9200、RICOH Pro C7210S/C7200S、RICOH Pro 8320S/8310S/8300S。




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    2019-9-13

    多様な制作物の企業内印刷を促進する"imagePRESS C165"を発売
    カラープロダクションプリンターのラインアップを拡充
    キヤノン
     

    imagePRESS C165
    *オプション装着時


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    2019-5-28

    プロダクションプリンターの最上位機種「RICOH Pro VC70000」、日本市場で発売
    新開発インク、新乾燥技術によりオフセット印刷に迫る高画質・高生産性を実現


    RICOH Pro VC70000


     リコーは、商用印刷市場向けに、連続帳票用高速フルカラーインクジェット・プリンティング・システムの最上位機種「RICOH Pro VC70000」を2019年5月30日より、日本市場向けに発売する。

     新製品「RICOH Pro VC70000」は、「RICOH Pro VC60000」の上位モデルとして新たにラインアップするもの。新製品では、新たに開発したインク、「タイプDインク」を採用することで、アンダーコートやプロテクトコートといった処理なしに、オフセットコート紙へダイレクトに印刷することが可能となった。これにより、幅広い種類のコート紙への印刷が可能になったことに加え、これまで別途必要となっていた、アンダーコート塗布用の装置やサプライも不要となり、イニシャルコスト、ランニングコストの削減に貢献する。

     また、新乾燥技術の搭載により、オフセットコート紙への印刷速度が大幅に向上した。毎分150mの印刷スピードを実現し、A4サイズの印刷物を毎時120,000ページ生産することが可能。さらに新開発インク、新乾燥技術の組み合わせにより、再現できる色域、印刷濃度も大幅に拡大し、オフセット印刷に迫る高画質を実現している。

     これらに加え、インク、エンジン、乾燥機の基本性能を高めたことで、マシン全体の構成がシンプルになり、前身機と比べ約6メートル、ダウンサイジングすることで省スペースも実現している。



    製品名 RICOH Pro VC70000
    印刷方式 ドロップオンデマンド インクジェット方式
    解像度
    1,200dpi×1,200dpi、1,200dpi×600dpi、600dpi×600dpi
    対応用紙  印刷用紙(オフセットコート紙、上質紙ほか)、インクジェット紙 
    標準価格  オープン価格 
    発売日  2019年5月30日 


     リコーは「RICOH Pro VC70000」の発売により、商用印刷市場においてインクジェットプリンターに求められる高画質、生産性、コストの削減を同時に実現し、これまでオフセット印刷が大半を占めていた、カタログや雑誌をはじめとした多岐に渡る高品位印刷の領域にも積極的に参入し、印刷業のお客様の要望に応えている。


     関連コンテンツ
     RICOH Pro VC70000



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    2019-5-20

     リコー
    モノクロプロダクションプリンターの新製品5機種7モデルを発売開始
    ~生産性、用紙対応力の向上と省スペースの実現で幅広いニーズに対応~

     
    RICOH Pro 8320S


     リコー(社長執行役員:山下 良則)は、モノクロプロダクションプリンターの新製品として、コピー/スキャナー機能も搭載した「RICOH Pro 8320S/8310S/8300S」と、プリンター機能のみの「RICOH Pro 8320Y/8320HT/8310Y/8310HT」のあわせて5機種7モデルを2019年5月30日から発売する。

     新製品は、前身機同等となる連続プリント速度136ページ/分*1(A4ヨコ)の高速出力に加え、周辺機器の強化により、さらなる生産性の向上を実現している。新たにフィニッシャー機能に搭載した2段シフトトレイは、排紙トレイの紙の量を検知して自動的に排紙先を切り替えるため、大量部数でも印刷を止めることなく連続印刷することが可能。また、用紙対応力を向上し、ノーカーボン紙の自動両面印刷、長尺用紙のコート紙・厚紙対応、インサートフィーダーによるコート紙・厚紙対応などを実現したことで、お客様の多彩な印刷・製本ニーズに対応する。

     さらに、RICOH Pro 8300Sでは、小型フィニッシャーやスライドソートトレイなどをオプションとして用意し、設置面積の省スペース化を実現したほか、17インチの大型タッチパネルなどにより操作性も向上した。これにより、商用印刷用途に加え、設置スペースの制約や専用オペレーターがいないなどの理由でこれまで導入が難しかった学校やオフィスのお客様の大量印刷ニーズにも応えている。



    コピー/プリンター/スキャナー機能搭載機 

    製品名 RICOH Pro 8320S RICOH Pro 8310S RICOH Pro 8300S
    連続プリント速度(A4ヨコ) 136ページ/分 111ページ/分 96ページ/分
    保守形態 トナーを含んだカウンター式保守契約、またはスポット保守契約
    標準価格(消費税別) 820万円 650万円 450万円

     プリンター機能のみ

    製品名 RICOH Pro 8320Y/8320HT RICOH Pro 8310Y/8310HT
    連続プリント速度(A4ヨコ) 136ページ/分 111ページ/分
    保守形態
    • Yモデル:年間保守契約、またはスポット保守契約
    • HTモデル:トナーを含んだカウンター式保守契約
    標準価格(消費税別) 740万円 570万円
    *1 RICOH Pro 8320Sの場合。

     <新製品の主な特徴>

     1.プロフェッショナルニーズにお応えする高品質

     ・ 面発光型半導体レーザーVCEL*1 技術を搭載し、40本のレーザービーム書き込みにより、 2,400dpi ×4,800dpiの書き込み解像度を実現。これにより、高い画像品質を求めるお客様 のニーズに応える。
     ・ スキュー補正を行うメカニカルレジストレーション機構にカラー機で採用していたCI (Contact Image ensor)を採用することで、濃色紙や濃色デザインのプレプリント紙など、これまで読み取りづ らかった用紙でも端部を正確に検知し、正確な搬送が可能になった。
     ・ 濃度を定期的にチェックし機器の電子制御とトナー補給制御を行うプロセスコントロールにより、大 量出力時でも生産性を落とすことなく均一な濃度を保った高品質な印刷が可能。
     
     2.短納期が求められる印刷現場で発揮する高い生産性
     ・ 連続プリント度毎分136ページ*2 (A4ヨコ)という高い生産性を実現し、印刷業務が集中する現場で、その性能を発揮する。
     ・ 新たに搭載した「自動復帰機能」により、給紙部での紙詰まりや、重送による紙詰まりが発生しても 停止せず、給紙動作を繰り返して自動で復帰できるようになった。これにより、紙詰まりによるダ ウンタイムを大幅に短縮した。
     
     3.印刷業務の効率化をサポートするオプション群の機能強化
     ・ 新フィニッシャーで、2段のシフトトレイが排紙先を自動的に切り替えることで、リミットレス排紙*3が 可能になった。また、中綴じ製本機能も強化し、最大30枚の中綴じに対応する。
     ・ インサートフィーダーの用紙対応力が向上し、送風による用紙さばきで、これまで1枚セットでしか 挿入できなかったコート紙や厚紙の複数枚セットでの挿入を実現した。さらに、オプション追加 により、重送検知にも対応する。
     ・ 大容量の給紙ユニットやスタッカーをじめ、くるみ製本*4、紙折りユニットなど多彩なオプションが 揃っている。
     ・ RICOH Pro 8300 省スペースニーズにお応えするため、小型フィニッシャーやスライドソートトレ イを用意。

     4.さまざまなアウトプットの制作を可能にする幅広い用紙対応力
     ・ 紙厚、片面印刷時40g/m2~350g/m2、両面印刷時52.3g/m2~300g/m2、用紙サイズ、郵 便がきからA3フルトンボも出力可能な330.2×487.7mm(13×19.2インチ)まで幅広く対応している。 ・ さらに、オプションの装着により、最大330.2×700mmの長尺用紙の自動両面印刷に対応できるほ か、ノーカーボン紙の自動両面印刷にも対応し、さまざまなアウトプットの制作が可能。 ・ ベルト定着機構の採用により、コート紙、封筒、薄紙などさまざまな用紙種類に対応している。


    *1 Vertical Cavity urface Emitting Laser(面発光型半導体レーザー)の略。
    *2 RICOH Pro 8320の場合。
    *3 リミットレス排紙: シフトトレイが満杯になった場合、また排紙中トレイから用紙を取り除くときに排紙中トレイの 停止スイッチを押した場合、排紙先を自動で切り替える機能。
    *4 RICOH Pro 8320/8310のみ対応



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    2019-5-15

    用紙対応力の強化により商業印刷のニーズに応える
    カラープロダクションプリンター"imagePRESS C910 "など
    4機種
    新発売
    ~キヤノン~

    imagePRESS C910
    *オプション装着時
     


     キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、"imagePRESS C910 ⁄ C810 ⁄ C660 ⁄ C660CA"の4機種を2019年5月20日より発売する。


    品名
    imagePRESS C910
    imagePRESS C810
     
    imagePRESS C660
    imagePRESS C660CA
     
    価格
    900万円(税別)
    750万円(税別)
     
    520万円(税別)
     
    500万円(税別)
     
    発売日
    2019年5月20日
    2019年5月20日
     
    2019年5月20日
     
    2019年5月20日
     


     おもな特長

     新製品は高速出力を実現するプロダクション市場向けカラープリンター。"imagePRESS C910"は毎分90枚、"C810"は毎分80枚、"C660 ⁄ C660CA※1"は毎分65枚(いずれもA4ヨコ)の生産性を持ち、小さな設置面積ながら、商業印刷市場のプロニーズに対応し、お客様のビジネス拡大を支援する。

     用紙対応力の強化と画質向上により高品位なグラフィックアーツ成果物の印刷が可能

     厚みのある名刺やグリーティングカードなどを出力するために、厚紙の対応坪量を従来の300g/m2から350g/m2まで向上する。店頭POPやポスターなどを出力するために、長尺紙の対応を、従来の762mmから1,300mmに拡大する※2。また、オフセット印刷に迫る高画質を実現するため、高精細なスクリーン線数を用意。これらにより、高画質が求められるグラフィックアーツ成果物の印刷が可能。

     高速出力と作業効率化による生産性向上

     "imagePRESS C910 ⁄ C810"は、従来機種に比べ出力速度が向上※3し、高い生産性を実現。また、フィニッシャー(別売り)に、出力した用紙をそろえるジョガー機能を搭載することで、排紙した用紙を手でそろえ直す必要がなく、断裁や製本、箱詰め時の手間を軽減する。さらに、ソフトウエア「PRISMAprepare」(別売り)により、原稿の面付け、色調整や折り設定などの煩雑な作業を直感的に操作でき、印刷原稿の作成および印刷設定の作業負荷を軽減する。このような高速出力と作業効率化により、短期間での納品を求める印刷業のニーズに応える。

     本体幅を18%削減したコンパクトなフィニッシャーにより設置面積を削減

     本体幅を約18%削減した"ステイプルフィニッシャー·AC1 ⁄ 中綴(と)じフィニッシャー·AC1 "(別売り)は、業界トップクラス※4のコンパクトな設置面積でありながら、最大積載枚数3,500枚(80g/m2基準)を実現している。

    ※1“imagePRESS C660CA”はデザイン市場向けの製品。CAはCreative Artsの略。※2「手差し給紙ユニット·C1」「手差し補助トレイ·D1」「長尺用トレイ·B1」(いずれも別売り)装着時。※3従来機種「imagePRESS C850/C750」(2016年10月発売)から毎分5枚(A4ヨコ)向上。
    ※4A3プロダクションプリンター(A4ヨコ、毎分65-80枚クラス)のフィニッシャーにおいて。2019年5月13日現在。キヤノン調べ。




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    2019-1-21

    富士ゼロックス
     
    ゴールド、シルバー、ホワイト 3色の特殊トナーとブラックトナーを搭載した
    特殊トナー専用プロダクションプリンターの
    エントリーモデル
    新発売


    DocuColor 7171 P (Model-ST)

     富士ゼロックスは、ゴールド、シルバー、ホワイト 計3色の特殊トナーとブラックトナーを搭載する国内初注1の特殊トナー専用プロダクションプリンター「DocuColor 7171 P (Model-ST)(ドキュカラー7171ピー(モデル-エスティー))」を、印刷業やデザイン業向けに1月23日より発売する。

     同商品は、印刷業のお客様がデジタル印刷機を導入する際のエントリーモデルとして発売した、100Vで稼働するライトプロダクションカラー市場向け「DocuColor 7171 P」に、通常のシアン、マゼンタ、イエロー(CMY)トナーに替えて、同社のハイエンドプロ市場向けプロダクションプリンター「
    Iridesse(イリデッセ)  Production(プロダクション)  Press(プレス)」で好評を得ているゴールド、シルバー、ホワイトの特殊トナー3色を搭載。これら特殊トナーとブラックトナーの4色で、高級感・季節感が演出できるアイキャッチ効果の高いデザインや、色紙へ白色による表現など、CMYトナーでは実現しない表情豊かな印刷物が出力可能となる。なお、ゴールド、シルバー、ホワイトを一度に出力できるデジタル印刷機は国内で同機のみ注1

     特殊トナーによる印刷がエントリーモデル商品で手軽にできるようになることで、印刷業やデザイン業はそのお客様に対し、印刷に関する提案領域が拡がるほか、付加価値の高い印刷物の小ロット・可変印刷が短納期にて実現し、ビジネスの拡大に貢献する。



     DocuColor 7171 P (Model-ST)の主な特長
    • ゴールド、シルバー、ホワイトの特殊トナー 計3色とブラックトナーを搭載
    • 設置環境を選ばない100V電源対応ながら、印刷速度毎分71ページ注2の高生産性
    • 色紙などの用紙の走行実績情報データベースを提供し、お客様の印刷商材の拡大を支援

    【標準価格】
     
    商品名 標準価格(税別)
    DocuColor 7171 P (Model-ST) 4,755,000円
    PX710 Print Server 2 1,512,000円
     
  • 注1日本国内で販売されるプロダクションプリンター機(乾式電子写真方式)において。2019年1月現在。
  • 注2A4ヨコ、64~105gsm走行時。




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