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POD  2009-2011


 <2010年配信機種>

■出力解像度を向上させ、高品位出力と連続稼働時の安定した色再現を実現したデジタル印刷システム「bizhub PRESS C6000」新発売 10−14
■リコーがカラープロダクションプリンター「RICOH Pro C901/C901S」を新発売 10−5
■富士ゼロックス、プリントコントローラーのモデル追加でカラートランスプロモへ対応強化 9−1
高画質、高生産性、安定稼働を実現する最上位機種デジタル印刷システム「bizhub PRESS C8000」発売 4−8

 
 <2009年配信機種>

アプリケーションの付加価値向上を実現しプロダクションカラープリンティング市場を牽引する「Color 1000 Press / Color 800 Press」新発売 12−16
■富士ゼロックス、モノクロプロダクションシステムの最上位モデル「Nuvera 288 EA Perfecting Production System」を発売 12−2
■安定した高速連続稼動と高画質出力を兼ね備えたプロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機新発売 7−2
■高信頼性・高画質・高生産性を兼ね備えたプロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO 1051」 7−2
■高生産性・高信頼性・高画質のプロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO 950」 1−16
■プロダクション市場のニーズに対応する多彩な周辺機器を用意したモノクロデジタル複合機新発売 1−9

PODニーズに対応するカラープロダクションプリンターのラインアップを強化した「RICOH Pro C900s」新発売

1−8

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2010−10−14

コニカミノルタ
出力解像度を向上させ、高品位出力と連続稼働時の安定した色再現を実現
デジタル印刷システム 「bizhub PRESS C6000」 新発売


 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、カラー/モノクロ共に毎分60枚(A4ヨコ)のデジタル印刷システム 「 bizhub PRESS(ビズハブ プレス) C6000 」を10月22日より発売する。

商品名 bizhub PRESS C6000
本体標準価格(税別) 5,500,000円
搬入設置料金(税別) 63,000円
発売日 2010年10月22日


 今回発売する「bizhub PRESS C6000」は、2008年に発売し好評を博している「bizhub PRO C5501」をベースに新たに開発した。商業印刷での小ロット対応出力機として、また企業内印刷での使用をターゲットとしたデジタル印刷システム。

 出力解像度が1200dpiに向上し、細かな文字品質や画像部分のハーフトーンなど、出力データの細かな部分を忠実に再現することが可能になった。またリアルタイム濃度センサーの採用により、特にカラーの連続出力において安定した色再現を実現。毎分60枚(A4ヨコ)の高速出力と合せて、高品位な成果物を高い生産性で出力する。さらに本体機構や部品個々の強度を更に高め、製品としての耐久性の向上を達成。安定した連続稼働状態での高品質出力に寄与する。

 「bizhub PRESS C6000」の操作系は、15インチの大画面モニターで直観的に判りやすいタッチパネル式を採用。この優れた操作性とメタリックブルー基調の質感の高いボディが評価され、2010年度グッドデザイン賞を受賞している。


主な特長

1.出力解像度1200dpiの高解像度と安定した色再現

出力解像度リアル1200dpiの高解像度を実現。またコントローラー側と出力側双方とも、CMYK 各色で1200dpi X 8bitでのデータ処理を実行するので、細字や白抜きなどを含めた文字品質やハーフトーンの再現性が向上している。さらにリアルタイム濃度センサーの採用により、連続出力時においても安定した色再現を実現。

2.高品質出力と高生産性の両立

コニカミノルタのプロダクションプリント市場向けカラー出力機としては初のFMスクリーンを搭載。オフセット印刷同様にモアレやジャギを抑えた、お客の意図した出力成果を実現。また印刷速度は毎分60枚(A4ヨコ)を達成しており、高品位出力を高い生産性で実現している。
定評あるインライン後加工出力も、ハイブリッドデカーラー(RU-509オプション)採用により、除電/除熱効果を高めながら静電気による用紙不揃いなどを抑制し、製本品質の向上に寄与している。

3.高耐久性と安定した連続稼働を実現

本体機構や部品個々の耐久性を設計段階からさらに強化し、システム全体としての耐久性の向上を図っている。またトナー1本あたりの容量は「bizhub PRO C5501」比で約20%アップ。連続稼働時のトナー交換回数の削減により、出力工程での工数とトータルコスト削減に寄与する。

4.操作性の向上や高品位な質感により2010年度グッドデザイン賞を受賞

「bizhub PRESS C6000」では、15インチモニターとGUIを中心とした直観的に判りやすいタッチパネル式の操作系を採用することで、出力操作時のストレス低減を図っている。
さらに「bizhub PRESS C6000」は、この優れた操作性とメタリックブルー基調の質感の高いボディによるソフト・ハード両面に行き届いたデザイン性が評価され、(財)日本産業デザイン振興会が主催する2010年度グッドデザイン賞を受賞している。

GUI: Graphical User Interface ユーザに対する情報の表示に図柄や絵文字などのグラフィック要素を多用し、大半の操作を直観的に判り易く行なうことができるインターフェースのこと

5.プロダクションプリント市場向けの専用包括サポートシステムを提供

コニカミノルタでは、登録客の生産活動中に発生した問題を素早く解決するために、365日受付対応による包括サポートシステムをご提供している。
問題が発生した場合、リモートセンターからインターネットを介して出力システムの遠隔診断と的確なサポートを行い、さらに電話だけの問題解決が困難な場合はサービスステーションからエンジニアが訪問する。





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2010−10−5
リコー
カラープロダクションプリンター「RICOH Pro C901/C901S」を新発売
〜ワークフローソリューション「TotalFlow」を展開〜

RICOH Pro C901S
(オプションを装着したもの)


リコーは、カラープロダクションプリンターの新製品として、「RICOH Pro C901/C901S」を発売する。

 新製品は、従来機「RICOH Pro C900/C900S」(C900:2008年10月発売、C900S:2009年2月発売)の高速性能をそのまま引き継ぎ、さらなる高画質化を実現し、また用紙対応力と操作性を向上している。



製品名 RICOH Pro C901 RICOH Pro C901S
連続プリントスピード*1 カラー 90枚/分 90枚/分
モノクロ 90枚/分 90枚/分
コピー/スキャナー機能 なし あり
標準価格(消費税別) 1,230万円 1,520万円
発売日 2010年10月20日
販売台数 150台/年間
*1 A4横送り時。


 機器の提供に加え、多様化するお客のニーズに応えるために、ワークフローを最適化するソリューション「TotalFlow」を展開する。「TotalFlow」とは、リコーが提供する様々なソリューション製品群*2の総称。印刷データの入稿から、編集/変換、印刷、後処理までのワークフローを統合的に管理し、お客の印刷ビジネスをサポーする。

 *2 具体的な製品は、2011年より順次発売予定。

 新製品「RICOH Pro C901/C901S」と「TotalFlow」は、印刷物の多品種化・小ロット化・短納期化のニーズがますます高まってきている商業印刷市場や企業内印刷市場において、その性能を発揮する。


<新製品 RICOH Pro C901 / C901Sの主な特徴>

1. オイルレスの重合トナーの採用などにより、高画質を安定供給
リコー独自の重合法によるオイルレスの新カラーPxPトナーを新たに採用。ドットやベタ画像の再現性が向上し、高精細な画質を実現。
継ぎ目のないシームレスな中間転写ベルトと2連のクリーニングベルトの搭載により、ベルト表面を最適な状態に維持することができ、安定した高画質出力を実現。
2. 高速プリント/コピー/スキャンにより、高い生産能力を発揮*3
連続のプリント/コピー*3スピードは、フルカラー/モノクロともに毎分90ページ(A4横送り)を実現。用紙厚を問わず(60〜300g/m2)、同速対応し、高い生産性を維持する。
スキャナー*3の読み取り速度も、フルカラー/モノクロともに毎分75ページ*4と高速を実現。
*3 コピー機能とスキャナー機能は、RICOH Pro C901Sのみ対応。
*4 A4横送り、200dpi文字モード。原稿サイズ混載時は除く。
Fiery Remote Scan時は、フルカラー/モノクロ毎分50ページ。
3. 新たな定着機構の開発により、用紙対応力を向上
オイルレストナーの採用に伴い新規の定着機構を開発。定着ベルトの素材変更、定着ローラーの大径化により、用紙対応力を向上。
従来機に比べ、両面時の用紙厚は60〜300g/m2までの対応が可能*5になった。
*5 従来機「RICOH Pro C900/C900S」の両面時の用紙対応力は、60〜220g/m2
4. 優れた操作性と充実機能で、出力業務をサポート
操作パネルには、10.4インチの大型カラーTFT液晶を採用。視認性に優れ、高い操作性を実現。
トナー切れや万一の紙詰まりの際に、光と音でお知らせするオペレーターコールライトを標準装備。マシンから離れた場所からも状態の確認が可能。また、トナー交換などの手順を、操作パネル上にアニメーションで表示。操作に不慣れな方でも簡単に処理することが可能。
お客様がご使用になる用紙銘柄や用紙厚ごとに、印刷条件の設定登録が可能(100件)。操作パネル上で、登録された内容を選択するだけで、最適な印刷結果を得ることが可能。
5. 多彩なオプションにより、業務効率を向上
大容量の給紙ユニットやスタッカーをはじめ、くるみ製本、リング製本、中綴じ製本などに対応する多彩なオプションを用意。業務効率の向上に貢献する。
断裁機能を強化し、従来のくるみ製本時の三方裁断*6に加え、新たに中綴じ製本時の小口断裁*7が可能になった。これにより、品質の高い仕上がりを実現。
*6 オプションの「RICOH くるみ製本機 GB5000」使用時。
*7 オプションの「リコー 2500枚フィニッシャー SR5020」と「リコー トリマー TR5020」使用時。




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2010−9−1
富士ゼロックス
プリントコントローラーのモデル追加でカラートランスプロモへ対応強化
「Color 1000 Press / Color 800 Press FreeFlow Print Serverモデル」新発売


 富士ゼロックスは、2010年1月より発売したカラー・オンデマンド・パブリッシング・システム「Color 1000 Press / Color 800 Press(カラー1000プレス / カラー800プレス)」に「FreeFlow Print Serverモデル(フリーフロープリントサーバーモデル)」を追加、2010年9月17日より発売する。

 企業がお客に対して発送する利用明細書や請求書など“必ず見られる”通知物に、取引情報に加え、お客一人ひとりの興味・関心を惹くプロモーション広告や販促情報を印刷し、顧客満足度の向上と購買行動の喚起を図る「トランスプロモ」は、情報が目に留まる確率が向上する効果的なマーケティングコミュニケーション手法。

 特に、利用明細書、請求書などの発行業務が伴う、金融、生損保、証券、通信会社などの各業界においては、お客との関係維持と強化がますます求められており、「トランスプロモ」によるコミュニケーション強化への関心が高まっている。

 その利用明細書や請求書などを出力する基幹システムプリンティングには、お客の個人情報や取引情報が含まれる大量のプリント物を確実に処理する高い信頼性が要求される。また、これまでモノクロ印刷が中心だった「トランスプロモ」では訴求効果を上げるために、写真やビジュアルのカラー化ニーズが高まり、より高画質、高精細なデジタルカラープリンティングが求められている。

 ●カラートランスプロモを支える高い信頼性

 プロダクションプリンターで実績のある「FreeFlow Print Server」は、基幹システムプリンティングに求められるより高度なフェイルセーフ機能を搭載し、高い信頼性を確保。プリンター障害が発生した場合でも、処理待ちジョブを他プリンターへ転送するバックアップ機能や、強力なプリントログ管理機能による稼働履歴の把握で出力ミスを見逃さない。また、不意の停電などの電源障害時でも一定時間プリントサーバーに電源を供給し、サーバーの正常終了が可能な無停電電源装置や、プリンターシステム全体の異常をランプとブザーによりオペレーターに即座に知らせるオペレータコールランプなどのオプションにより、ミッションクリティカルなプリント業務を確実にサポートする。

 ●カラートランスプロモを加速するソフトウエア連携

 お客の嗜好によって異なるテキストやイメージを配置した利用明細書や請求書などのパーソナライズドキュメントの作成・出力を支援するソフトウエア「FreeFlow Variable Information Suite 」と連携を強化。繰り返し利用するイメージデータはキャッシュ機能により、プリントサーバー内に保持することで、同一イメージの処理時間が大幅に短縮。大量のプリント業務の効率化に貢献する。さらに、メインフレームからサーバーまで幅広い基幹システムと柔軟なプリンティング環境の構築を可能とするソフトウエア「OpenGate」にも対応。お客の多様なエンタープライズシステムに応じ、最適な「カラートランスプロモ」出力環境を提供する。

標準価格

本体

商品名 標準価格(税別)
Color 1000 Press( FreeFlow Print Serverモデル ) 45,000,000円注1
Color 800 Press( FreeFlow Print Serverモデル ) 35,000,000円注1
注1
プリンター本体、FreeFlow Print Server本体/ライセンス/メディアのシステム価格。フィニッシングオプションは含まれていない。

オプション

商品名 標準価格(税別)
オペレータコールランプキット 100,000円
オペレータコールランプ標準ケーブル 5,000円
オペレータコールランプ延長ケーブル 28,000円
無停電電源装置(UPS) 300,000円
USB-シリアル変換ケーブル(UPS/オペレータコールランプ接続用) 40,000円

消耗品価格

商品名 標準価格(税別)
トナーカートリッジ(ブラック) 40,000円
トナーカートリッジ(シアン)、(イエロー) 各44,000円
トナーカートリッジ(マゼンタ) 41,000円





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2010−4−8

コニカミノルタビジネステクノロジーズ 
 高画質、高生産性、安定稼働を実現する最上位機種
デジタル印刷システム 「bizhub PRESS C8000」 発売

bizhub PRESS C8000
bizhub PRESS C8000



 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、高画質と安定性、さらに高い用紙対応力を兼ね備えたカラー出力機ラインアップのフラッグシップ機となるデジタル印刷システム「bizhub PRESS(ビズハブ プレス) C8000」を開発、発売する。



商品名 発売予定日 本体標準価格
bizhub PRESS C8000 2010年8月 未定


 商業印刷や企業内印刷などのプロダクションプリント分野では、印刷品質と生産稼働には高い安定性が求められている。特に高出力ボリューム領域で継続的に稼働する出力機材ほど、より一層安定した高画質出力と連続稼動、多様な用紙への対応力が必須となる。

 今回開発し、発売する「bizhub PRESS C8000」は、プロダクションプリント分野の中でも高出力ボリューム領域へ対応した、コニカミノルタのカラーデジタル印刷システムの最上位機。

 コニカミノルタでは「bizhub PRESS C8000」を開発するにあたり、オフセット印刷による出力画質やその安定した生産能力を目指す上で必要項目となる、重合法トナーを始めとする画像関係や、出力機構から筺体構造全体を一から検証してきた。その結果、これまで市場から高い評価を得ていた項目はさらに進化させるとともに、性能達成に必要とされる機構については新たに開発した。

 高画質のための主要要素である重合法トナー「デジタルトナーHD」では、自然な光沢感を実現しつつ低温定着性を一層進化させた次世代型「デジタルトナーHD +(プラス)」を採用。また新バージョンの画像処理技術「S.E.A.D. II」と画像濃度補正機能、出力解像度1200dpiのレーザーユニットを新たに開発し、生産性を落とさずに安定した高画質画像出力を実現する。さらに幅広い用紙対応のために、新開発の給紙機構や、出力直後の用紙のカール防止と静電気の除電を行う機構を採用することにより、業界トップクラスとなる350g/m2の厚紙も含めた様々な用紙に対して、高品質を保ちながら高速安定出力が可能となる。


S.E.A.D. II : S.E.A.D.は 「Screen-Enhancing Active Digital Processing」の略称で、以下の3つの技術要素の総称。S.E.A.D.IIはその次世代型を表す。
・画像処理制御における専用ASIC
・独自のテクノロジーによる画像安定化技術
・レーザー露光技術やドットポジションコントロールなどの高度な画像処理技術


主な特長

1.オフセット印刷に迫る高画質・高精細

高画質と環境親和性を両立し、市場で高い評価を得ている重合法トナー「デジタルトナーHD」を進化させ、自然な光沢感を実現しつつ低温定着性をより一層進化させた次世代型の「デジタルトナーHD +(プラス)」を採用。また設置環境の影響を受けにくい新開発アルミダイキャスト製レーザーユニットを採用し、出力解像度1200dpi×1200dpiのデータ処理とプリント出力を実現している。これらの新機構と、コニカミノルタ独自の原稿データ上の細かな文字・線のプリント再現に適した独自の新スクリーン技術との組合せにより、高品位な画像・細かな文字・繊細なラインなどのディテールをオフセット印刷の質感に迫る出力画質で再現することが可能。

2.卓越した画像安定性

生産性を落とさずに短いインターバルで画像安定性を制御する新開発の機構と、出力紙特性に合わせた階調濃度補正機能を搭載。また、コニカミノルタ独自の画像処理技術をさらに進化させた「S.E.A.D. II」により、特にカラー原稿の出力時に、出力枚数に関わらず、均一のカラー濃度で、機材本体の持つ生産性を落とさずに安定した高画質出力を実現している。

3.厚紙350g/m2に対応可能な広範な用紙対応力

オプションの大容量給紙ユニットには、様々な出力用紙を確実に給紙するエアサクションベルト給紙方式を採用し、給紙の信頼性を向上させている。またクラストップとなる350g/m2の厚紙を始め、多彩な紙種へも対応している。加えて、新開発のハイブリッドデカール機構によりペーパーカールの発生を大幅に低減させ、印字直後の出力用紙の波うちや冊子でのばらつきを防ぎ、高い仕上がり精度を実現する。

4.短納期ニーズにも余裕で応える高生産性

毎分80枚(A4ヨコ 64m2)の高生産性を実現。136〜300g/m2までの厚紙でも毎分70枚(A4ヨコ)の印刷速度を確保しており、また300g/m2までの用紙であれば自動両面印刷に対応している。さらにオプションの大容量給紙ユニットは2台まで連結可能で、最大給紙容量10,760枚を達成しており、様々な用紙での大量出力をサポートする。

5.プロフェッショナルの信頼に応える高耐久性

「bizhub PRESS C8000」を開発するにあたり、製品筐体から部品レベルに至るまで再設計を行いました。そして高剛性フレームと剛性の高い各種パーツの採用することで、高い水準での耐久性と堅牢性を達成。またトナーや感光体のユニットなど部品ユニットも耐久性を高めており、システム全体としてのロングライフ化を実現している。

6.多彩な後処理をインラインで実現、高性能・高生産性・高付加価値のフィニッシャー群

市場から高い評価を得ているコニカミノルタのインラインオプションの機能強化を図った。高い生産性を保ったまま、パンチ・折り、平とじ、中とじ、くるみ製本といった最終成果物に合わせたシステムを選択することが可能。これにより、後処理加工のニーズに合わせたシステムソリューションをご提供することができ、付加価値の高い成果物の出力に寄与する。





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2009−12−16

アプリケーションの付加価値向上を実現しプロダクションカラープリンティング市場を
牽引
する
「Color 1000 Press / Color 800 Press」新発売
Color 1000 Press / Color 800 Press
Color 1000 Press / Color 800 Press


 富士ゼロックスは、プロダクションカラープリンティングのハイエンドプロ市場向けに、カラー・オンデマンド・パブリッシング・システム「Color 1000 Press / Color 800 Press(カラー1000プレス / カラー800プレス)」を2010年1月29日から順次発売注1する。

 企業のマーケティング活動や株主をはじめとしたステークホルダーへのIR活動、広くは自治体と地域住民との関係など、あらゆるコミュニケーションシーンで活用されるアプリケーションに付加価値を与え関係性強化に貢献するためには、デジタルプリンティングを活用した新たな価値創造が求められている。バリアブルプリンティングによってカストマイズすることでカタログ、ダイレクトメール、チラシなどの販促物アプリケーション、ラベル・パッケージ、フォトブック、出版・書籍などの付加価値を一層高めることかできる。Color 1000 Press / Color 800 Pressは、バリアブルプリンティングによる付加価値向上とアプリケーションの拡大に求められる高画質、高生産性、安定性・信頼性のさらなる向上を実現している。


【標準価格】

<本体>
商品名 標準価格(税別)
Color 1000 Press
(PX1000 Print Serverモデル)
45,000,000 円
Color 800 Press
(PX1000 Print Serverモデル)
35,000,000 円

<メンテナンス一括サービス料金>
Color 1000 Press
LV価格
メンテナンス一括
サービス料金/月
黒モード 1カウント〜 2.0 円
フルカラーモード 50,001カウント〜 4.5 円
拡張色料金 1カウント〜 2.0 円
ベース保守料金 (フルカラー50,000カウントを含む) 265,000 円

Color 800 Press
LV価格
メンテナンス一括
サービス料金/月
黒モード 1カウント〜 2.0 円
フルカラーモード 30,001カウント〜 5.5 円
ベース保守料金 (フルカラー30,000カウントを含む) 230,000 円

<拡張保守料金>
商品名 標準価格(税別)
拡張保守料金/月 PX1000 Print Server 40,000 円

<消耗品価格>
商品名 標準価格(税別)
トナーカートリッジ(ブラック) 40,000 円
トナーカートリッジ(シアン)、(イエロー) 各 44,000 円
トナーカートリッジ(マゼンタ) 41,000 円
トナーカートリッジ(クリア) 66,000 円
各価格に消費税は含まれていません。別途消費税を申し受けます。

【主な特長】

  1. Productivity
    1. 毎分100枚注1の高速プリントと大容量給/排紙システムで高い生産性を実現
      新開発のフルカラータンデムエンジンにより、コート紙/非コート紙を問わず55g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙まで、幅広いレンジで毎分100枚注1の高速プリントを実現。
      注1 Color 1000 Press A4ヨコ出力時。Color 800 Pressは毎分80枚。
      • 大容量給紙/排紙
        フルオプション構成により、最大給紙容量8,400枚注1(4トレイ)と最大排紙容量14,500枚注2まで給紙/排紙システムの拡張が可能。給紙/排紙ともにプリント稼働中の用紙補給や用紙取り出し注3にも対応しており、毎分100枚注4で連続走行するプリントジョブを処理。
        注1 当社J紙。
        注2 当社P紙。
        注3 オプション大容量スタッカー2台連結時。
        注4 Color 800 Pressは毎分80枚。
    2. 一定温度を保つベルトロール定着器
      55g/m2から350g/m2までの幅広いレンジの用紙で、毎分100枚の高速プリントを実現したのが、新開発のベルトロール定着器です。2本の加熱ロールを定着ベルトの内側と外側に配置することで、定着ベルトと加熱ロールの十分なコンタクト面積を確保。定着ベルトはムラなく加熱され、しかも、トナー定着工程では常に一定の温度に制御される。これにより、高速に走行する厚紙においても、優れたトナー定着特性と安定した高画質の実現が可能となった。
    3. 走行用紙のストレスを抑制した用紙パス設計
      新開発のプリントエンジンは、ストレートを基調とした用紙パス設計により走行用紙へのストレスを抑制。これにより、300g/m2を超えるさまざまな用紙の走行安定性を高めた。
  2. Quality
    1. 粒径5.8μmのEA-Ecoトナー注1による高画質
      シャープメルトポリエステルの配合と独自の乳化重合技術から生まれたEA-Ecoトナーの採用により、低温定着と優れた光沢再現性を両立。また、EA-Ecoトナーの粒径はわずか5.8μmと粒が揃っているため、極めて薄いトナー層の形成が可能となり、オフセット印刷に迫る高画質を実現。さらに、オイルレス定着により、付せんの貼りにくさや、文字の書き込みにくさを解消する。
      注1 Emulsion Aggregation-Ecoトナー
    2. 高い転写効率を実現するシームレス中間転写ベルト
      新開発の中間転写ベルトは、ベルト上に継ぎ目のない長尺シームレス構造。これにより、ベルト全周において極めて安定した電気抵抗特性と高い転写効率を実現。小粒径EA-Ecoトナーとの相乗効果により、用紙のプリント面全体において均一な高画質を実現した。
    3. 高精度レジストレーション
      高速で走行する用紙の姿勢を常に同じ走行経路に誘導させる高精度レジストレーション機構とデジタル制御技術「IReCT注1」を搭載。用紙は、サイドガイド、ラインセンサーと可動式レジローラにより、1枚1枚の走行経路をコントロール。さらに、IReCTにより生成された最適なデジタル補正画像を用紙に転写することにより、高い表裏見当精度を実現。
      注1 Image Registration Control Technology
    4. A3フルトンボに対応した最大印字可能領域
      はがきサイズ(100×148mm)から最大330×488mmまでの用紙サイズにプリントが可能。A3フルトンボまでの印字領域を確保できることで、裁ち落としを必要とするカタログやパンフレットなどのデザイン自由度も高まり、さまざまなプリント業務に対応。
  3. Stability
    1. オーバーコート感光体ドラム
      ドラム表面にオーバーコート処理を施したロングライフ設計のオーバーコート感光体ドラムを新開発。耐摩耗性、耐傷性能を飛躍的に強化したことにより、同社比約2倍のロングライフ化を実現し、安定した帯電性能を維持する。
    2. 大径シームレス中間転写ベルト
      高画質を実現するシームレス構造の転写ベルト。ベルト周長を3m弱の大径とすることで、ベルト劣化を抑制。当社比約2倍のロングライフ化を実現し、安定した高画質を維持する。
    3. ベルトロール定着器
      高速走行する用紙へ確実にトナー定着するベルトロール定着器。定着ベルトの表面はフッ素樹脂加工により用紙剥離性能を確保。定着ベルト全周に渡ってベルト変形を抑制したストレスレス設計によりロングライフ化を実現。
    4. 用紙冷却機構
      大型のヒートシンクを搭載した用紙冷却機構を標準装備。これにより、用紙の安定走行の妨げとなる用紙カールや用紙波打ちが抑制され安定した用紙走行が可能。また、プリント後のスタック時に用紙どうしが貼り付くこともないので、後処理工程へのスムーズな移行が可能。また、機内を走行する定着後の用紙が機内の温度を変動させたり、用紙に含まれる水蒸気が機内の湿度を変動させたりすることが少なくなり、画質の安定化に貢献する。
    5. デカーラー
      用紙の安定走行の妨げとなるカールを機械的な機構で補正することで、安定した走行を実現。用紙カールの大きさと向きに応じて、カール補正量の調整が可能となり用紙の汎用性が高まる。
    6. エアーアシスト機構
      本体給紙トレイ、大容量給紙トレイ(オプション)の全トレイにエアアシスト機構を標準装備。密着度の高いコート紙でも安定した送り出しが可能。また、重送が発生した場合でも重送検知装置が検知し、ドキュメントの信頼性を維持する。
    7. インターフェースモジュール(オプション)
      オプションのフィニッシャーD4や大容量スタッカーを接続するためのインターフェースオプション。デカーラー機構が搭載されており、マニュアル操作で、プリントしながら用紙カール補整が可能。
    8. 大容量スタッカー(オプション)
      5,000枚収容可能なオフセット機能を持つスタッカートレイに加え、排紙容量500枚の排出トレイも標準装備し、大量ページの連続プリントに威力を発揮する。
    9. フィニッシャーD4/中とじフィニッシャーD4(オプション)
      スタック、ソート、ステープル、パンチ機能を提供する排紙オプション。インターポーザーを利用した表紙付けも可能。さらに、中とじフィニッシャーD4では、中とじ、二つ折りの製本機能もサポートする。
  4. Controllable
    1. 高画質/高速処理の高性能プリントサーバー
      64ビットアーキテクチャーを採用した自社開発のコントローラーPX1000 Print Server。最新のハードウエアと長年培った画像処理技術により、画質が劣化しない可逆圧縮を採用しながらも高速なイメージ転送を可能とし、毎分100枚の高速出力が可能。さらに、最新のAdobeR CPSI 3019を搭載し、PDF Ver1.7に対応。
    2. バリエーションに富んだ印刷物に対応
      PX1000 Print Serverは、「ビルドジョブ」「用紙挿入」「差込印刷」「面付け」「小冊子印刷」など、多彩なドキュメント加工に対応し、さまざまな印刷物が簡単に作成できる。
    3. JDF連携ワークフローの構築
      印刷業界標準規格であるJDF注1を標準でサポート。印刷業務の統合ワークフローシステムとの連携で、オフセット印刷機とシームレスなハイブリッドワークフローを構築することができる。ワークフローシステムとのジョブのやりとりは、ホットフォルダーやHTTP受信から選べ、自由度の高いシステム構築が可能。
      注1 JDF:Job Difinition Format
    4. バリアブル言語PPMLサポート
      バリアブル印刷データの効率的な印刷環境の構築を可能とする業界標準PPML注1をサポート。PPML対応のバリアブルデータ印刷アプリケーションと連携し、ビジュアルで効果的なダイレクトメールなどの作成が可能。
      注1 PPML:Personalized Print Markup Language
    5. 高精度な印刷環境シミュレーション
      CMYK印刷シミュレーションを可能とするColor Profile Maker Proを搭載。ターゲット印刷機の色味をシミュレーションする事で効率的な色合わせを実現。
    6. 豊富なカラープロファイルに対応
      標準的な色再現基準として広く浸透している8種類のカラープロファイルに対応。お客の好みの基準色で、カラーシミュレーションすることができる。
      • CMYK用プロファイル
        • DIC標準色注1、東洋インキ標準色注1
        • JapanColor2007(コート紙、アート紙)
        • JapanColor2001(コート紙、アート紙、マット紙、上質紙)
        • JapanColor2002(新聞用ジャパンカラーJCN 2002)
        • JapanColor2003(商業オフ輪用ジャパンカラーJCW 2003)
        • 雑誌広告基準カラー(JMPAカラー)
        • SWOP
        • Euro Sheet-fed(コート紙、アート紙、マット紙)
      注1 2010年春対応予定。
    7. ドキュメントを容易にサムネール編集
      サムネール編集機能を使えば、プリント指示したジョブやスプールジョブのサムネールによるページ編集が可能。直観的な操作で、ページ移動やページ削除、さらに表紙や合紙の挿入ができる。複数のアプリケーションで作成されたドキュメントを束ねたり、ページをプレビューしての調整が可能となり、PX1000 Print Serverのみの操作で、冊子作成からプリントまでを効率的に処理する。
    8. ストックライブラリー
      さまざまな用紙への対応力を強化するために、プリント用紙ごとに最適なパラメーターの登録が可能なストックライブラリーを搭載。あらかじめプリセットされたストックデータを利用できるのはもちろん、お好みのストックデータを作成することも可能。ストックに登録できるパラメーターは17項目。きめ細かく設定されたストック情報は簡単に呼び出せ、用紙ごとに最適化された画質を効率的にプリントできる。
  5. Add Value
    1. クリアトナーソリューション
      Color 1000 Pressに、第5現像器とクリアトナーをオプションで提供する。クリアトナーを使えば、ドキュメントのデザイン性向上、チケットなどの偽造抑止などの効果により、より付加価値の高いドキュメントを作成できる。
    2. 多彩なクリアトナー指定
      クリアトナーのプリント指示は、PX 1000 Print Serverから行なう。バリエーションに富んだ5種類のクリアトナー指定により、既存のCMYKドキュメントデータを修正することなく簡単にクリアトナーを付加することができる。




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2009−12−2

富士ゼロックス
ラインアップ最高速のモノクロプロダクションシステムで高い生産性を実現
「Nuvera 288 EA Perfecting Production System」新発売
Nuvera 288 EA Perfecting Production System
Nuvera 288 EA Perfecting Production System



 富士ゼロックスは、モノクロプロダクションシステムの最上位モデルとして「Nuvera 288 EA Perfecting Production System(ヌヴェラ 288イーエー パーフェクティング プロダクション システム)」を2009年12月15日より発売する。

 モノクロデジタル印刷物は、企業における報告書、議事録、仕様書、各種レポートやマニュアルが中心で、印刷ページ数が多く、製本処理を必要としている。そのため印刷にあたっては、高い生産性を実現するさらなる高速印刷と製本などの後処理機能の充実、モノクロだからこその高精細な高い印刷品質が求められている。

 新製品は、タンデムエンジンの採用により、同社のカット紙モノクロプロダクションシステムで最高速となる毎分288ページ注1の出力を実現している。

 また、印刷業務のワークフローを効率化する弊社ソフトウエア「FreeFlowデジタル・ワークフロー・コレクション」との連携により、原稿データの面付けやページ付けなど、印刷前工程との柔軟なワークフローが容易に構築できる。さらに、従来のホチキスとめやテープバインド機能を搭載した後処理機に加え、新たにDuplo社のインライン中綴じ製本機「Duplo DBM5001」注2もオプションで用意。使用目的に応じて豊富なモジュール構成から選択が可能。これらのプリプレス(印刷前工程)からポストプレス(印刷後工程)までの工程をシームレスにつなぐことで、印刷ワークフロー全体での生産性を高め、さらなる効率化に貢献する。

 採用しているEAトナー注3は、生成されたトナーの表面が滑らかでかつ粒径が小さく形も均一なため、ムラのない熱定着と極めて薄いトナー層の形成が可能となり、インクを紙に染み込ませるオフセット印刷に迫るマット調の仕上がりで、4,800 dpi 相当×600dpiの高出力解像度とあいまってモノクロ印刷における表現力をさらに高めている。


注1 A4ヨコ両面印刷時
注2 2010年1月4日発売予定
注3 Emulsion Aggregation(乳化重合法)トナー



【主な特長】
  1. 高い生産性
    • 連続プリント速度 両面288ページ/分注1
      紙送りプロセスの高速化技術とデュアルレーザー技術およびタンデムエンジン技術により、両面で毎分288ページの高速連続プリントを実現。しかも、厚紙のように質量の大きな用紙や、コート紙のように表面の平滑度の高い用紙においても、同じプリント速度を実現。この高い生産性により、プリント業務の効率化に貢献する。
      注1 A4ヨコ。同一原稿連続プリント時
    • 最大給紙容量13,280枚
      A4サイズの用紙を大量に給紙可能な「4トレイ給紙モジュール」と、A3ノビサイズの用紙を大量に給紙可能な「2トレイ給紙モジュール」を用意注2。給紙モジュールは合計で2台まで接続可能で、最大13,280枚注3の給紙が可能。また、いずれの構成でも、Load While Run(非稼働トレイへの用紙補給)により、ノンストッププリントを実現している。
      注2 オプション
      注3 A4サイズの場合。
    • 最大出力トレイ容量7,500枚
      「DS3500スタッカー注5」(3,750枚)を2台接続すれば、最大で7,500枚の出力が可能。しかも、Unload While Run(非稼働トレイからの用紙取り出し)が可能で、ノンストッププリントを実現する。DS3500スタッカーの出力トレイは、カートになっており、後処理工程へのスムーズな搬送が可能。また、ベーシックフィニッシャーモジュールには、ステープル機構(1カ所とめ、2カ所とめ)を標準装備注6しているので、出力物の後処理作業の省力化にも貢献する。
      注5 オプション。
      注6 トップトレイを除く
  2. さらなる高画質
    • EAトナー注7 粒径6μm
      トナー生成プロセスに乳化重合(EA)法を採用。生成されたトナーの表面は滑らかで、粒径わずか6マイクロメートル。これによりムラのない熱定着と極めて薄いトナー層の形成が可能となり、オフセット印刷に迫るマット調の仕上がりを実現。さらに、オイルレス定着により、付せんの貼りにくさや、字の書き込みにくさを解消する。
      注7 Emulsion Aggregationトナー
    • 解像度4,800dpi 相当×600dpi
      プリントエンジンの出力解像度は4,800dpi相当×600dpi。この実力に磨きをかけるのが、1,200×1,200dpiのRIP解像度とEAトナー。文字の輪郭や細線はよりシャープに。また、よりくっきりした網点が、写真などの階調表現(濃淡)を原画像に忠実に再現する。
    • スクリーン線数156lpi
      スクリーン線数は新聞並みの85lpiから、最高156lpiまでの5段階のハーフトーンスクリーン線数(156、134、125、106、85)の中から最適なスクリーン線数を選択できるので、プリントするドキュメントの表現力の自由度が広がる。. 
  3. 優れた柔軟性
    • FreeFlowPrintServerコントローラー
      グラフィカルUIの採用により、プリンターやジョブのステータス確認や再プリント指示など、スムーズなプリント業務が可能。また、プリンターの遠隔操作を可能にするRemote Print Serverソフトウエア注8を使えば、机上のPCからコントローラー画面と同様の操作感覚でプリンターの操作が行なえる。
      注8 バンドルソフトウエア:Windows VistaR Home Basic/Home Premium/Ultimate/Business/Enterprise SP1 (32/64 ビット)、WindowsR XP Home/Professional SP2
    • FreeFlow Makeready連携
      FreeFlowデジタル・ワークフロー・コレクションとの親和性の高いシステム構築が可能。たとえば、FreeFlow Makereadyによるプリプレス工程との柔軟なワークフローを実現。もちろん、DocuTechの標準RDO形式ファイルもサポートしているので、従来環境からのスムーズなマイグレーションが可能。

      また、FreeFlow Express to Printとの連携も可能となった。
    • 最適なモジュール選択
      お客のプリント業務内容に応じて、様々な追加オプションモジュールを用意。たとえば、給紙容量を増やしたい場合は給紙モジュールを2連構成に。プリントを中断せずに出力物を取り出したい場合はフィニッシャーモジュールを2連構成に。お客のプリント業務に最適なモジュール構成を選択できる。
  4. 確かな信頼性
    • シャトル・バキューム・フィーダー
      給紙モジュールに求められる用紙の安定したフィードを実現しているのが、シャトル・バキューム・フィーダー。あらかじめエアーさばき機構により用紙のさばき処理をしたのちに、シャトル・バキューム・フィーダーで1枚だけを確実に送り出すことにより、安定した用紙送りを実現。この機構を、すべての給紙トレイに標準装備しているので、オペレーターは用紙毎に使用するトレイを意識することなくプリント業務を遂行することができる。
    • TELERレジストレーション
      TELERレジストレーションは、感光体のトナー画像を用紙へ転写する工程の直前で、用紙へのトナー画像転写位置を、1枚ごとにコントロールする技術。高速に走行している用紙の位置と傾きを検出する高度な検知技術と、感光体のトナー画像位置に合わせて、用紙の位置と傾きを高い精度で自動的に補正する用紙コントロール技術が、±0.65mmの表裏見当を実現する。
    • 重送検知機構
      給紙モジュールには、超音波方式の重送検知機構を標準装備。重送検知センサーは、用紙搬送路を挟んで超音波発信器と超音波受信機を配置。複数枚の用紙が用紙搬送された場合でも、超音波により発生した紙の振動を受信し、用紙と接触することなく自動的に用紙の重送を検知することにより、プリント出力物の中に不具合品が混入するのを未然に防止する。これにより、プリント出力物の確認作業を省力化する。


【標準価格】

<本体>
商品名 標準価格(税別)
Nuvera 288 EA Perfecting Production System
DS3500モデル
37,215,000 円
Nuvera 288 EA Perfecting Production System
BFMモデル
37,715,000 円
Nuvera 288 EA Perfecting Production System
テープバインダーモデル
39,415,000 円
Nuvera 288 EA R10.0システムメディアセット 85,000 円
上記価格には、必須オプションである給紙モジュールを含みます。

<ハードウエアオプション商品>
商品名 標準価格(税別)
4トレイ給紙モジュール 2,400,000 円
19.3インチ対応2トレイ給紙モジュール 2,400,000 円
ベーシックフィニッシャーモジュールプラス 3,900,000 円
ベーシックフィニッシャーモジュールダイレクトコネクト 3,900,000 円
テープバインダー 2,400,000 円
DS3500スタッカー 3,200,000 円


<トータルサービス契約>
お客様に本体を安定した状態でご使用頂くために用意した保守サービス契約です。機械が故障した場合、お客様の要請により技術員が訪問し修理を行ないます。また必要なトナー、ドラム、デベロッパー、フューザーオイルなどの消耗品、および交換部品をお届け致します。(用紙は除きます)。

Nuvera 288 EA Perfecting Production System
トータルサービス契約料金(TSC料金)
HEP
価格
最低プリント料金/月(10万枚までのプリント料金を含みます) 380,000 円
●〜100K)
●〜200K)
●〜400K)
●400K+)
1カウント以上
100,001カウント以上
200,001カウント以上
400,001カウント以上
1カウントにつき 3.8 円
1カウントにつき 2.5 円
1カウントにつき 2.0 円
1カウントにつき 1.5 円
ご請求は、最低プリント料金カウントを超えない場合は最低プリント料金、最低プリント料金を超える場合は、各プリント料金の合計金額になります。
契約有効期限は5年です。契約満了後の延長については、6年目以降8年まで一年毎にトータルサービス料金を10%アップします。詳細については、別途営業員もしくは技術員にお問い合わせください。
上記の価格、関連するサービスなどの料金には、消費税は含まれていせん。別途 消費税を申し受けます。




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2009−7−2

コニカミノルタ
安定した高速連続稼動と高画質出力を兼ね備えた
プロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機
「bizhub PRO 1200 / 1200P」新発売

bizhub PRO 1200 / 1200P
bizhub PRO 1200 / 1200P



 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、プロダクションプリント分野向けに、高耐久性と高画質出力を両立させた高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO(ビズハブ プロ) 1200 / 1200P」を7月23日より発売する。

商品名 本体標準価格(税別) 搬入設置料金(税別) 発売日
bizhub PRO 1200 9,000,000円 85,000円 2009年7月23日
bizhub PRO 1200P 8,280,000円 85,000円

※PRO1200Pはコピー機能/スキャナ機能は省いたプリント専用モデル


 商業印刷や企業内印刷などのプロダクションプリント分野では、高出力ボリュームの領域になるほど、出力機には安定した連続稼動と、テキストやグラフィックが混在する様々なデータに対応した高画質出力が求められている。

 今回発売する「bizhub PRO 1200 / 1200P」は、プロダクションプリント分野の中でも月産出力枚数が50万枚を超える高出力ボリューム領域に対応した最上位機。

 コニカミノルタでは「bizhub PRO 1200 / 1200P」を開発するにあたり、市場からの声として“高出力ボリューム領域になるほど、長期間にわたる安定稼動が必須条件”であることに注目。製品筐体や制御系に至るまで再設計を行い、本体の出力状態を最適に管理・制御することで、安定稼動の基礎となる本体の耐久性能は、従来機(bizhub PRO 1050e)比で約2倍※1に向上させている。またA3片面1時間当り4,200枚の高い生産性と、最大14,000枚※2の給紙ストックにより、印刷済フォームへの可変データの追い刷り出力など、オフセット印刷機との併用にも対応した、効率的なノンストップ出力環境を実現している。

 さらに「bizhub PRO 1200 / 1200P」は、より一層の画質向上のために、出力解像度1200dpiを実現するLEDプリントヘッドや定着ソフトローラー、新スクリーン技術を新規採用。これらの新技術と、コニカミノルタ独自製法の低温定着性に優れ環境負荷を低減した重合法トナー「デジタルトナーHD」との組合せで、原稿データで多用される細線や小文字、白抜き文字やハーフトーンなどの再現性を向上し、様々な紙種へ安定した高画質出力を達成している。


※1当社測定基準による
※2A4(80g/m2) 大容量給紙オプションPF−702+PF-703連結装着時


主な特長

1.耐久性 堅牢性の向上

コニカミノルタでは「bizhub PRO 1200 / 1200P」を開発するにあたり、制御系の見直しと製品筐体から部品レベルに至るまで再設計を行い、また本体の出力稼働中の状態を最適に管理・制御することで、従来機(bizhub PRO 1050e)比で約2倍の耐久性能を達成した。
耐久性と堅牢性の向上により、出力現場で繁忙期を含めた長期間での安定した連続稼動を実現し、出力中の意図しない機材停止に伴うロス時間の発生や廃棄用紙を減らし、出力作業にかかる総コスト・総作業時間の低減に寄与している。

2.紙種対応の拡大

用紙厚による定着制御技術の採用と通紙条件のアルゴリズム変更により、出力用紙はノンカーボン紙など40g/m2の薄紙から350g/m2の厚紙、コート紙やマット紙といった様々な紙種への対応力が向上している。

またオプションの大容量給紙ユニットには、オフセット印刷機で出力した定型フォームへの追い刷り出力時などに効果的なサクション給紙方式を採用し、給紙の信頼性向上に寄与している。

3.高生産性の実現

A3片面1時間当り4,200枚の出力速度と、最大14,000枚の給紙容量により、連続稼動時の高い生産性を確保している。また後処理オプションも連結ユニットにより生産性100%を確保している。
このため紙種変更やデータ上で可変要素を伴う小ロット印刷から、1つのデータでページ数の多くなる中とじ冊子やくるみ製本といった冊子の成果物まで短納期でのインライン出力が可能となり、出力作業工数の低減と作業工程の短縮化が図れる。

4.高画質化の達成

出力解像度1200dpiを実現するLEDプリントヘッドを搭載し、またハーフトーン表現の向上のため新スクリーン技術を採用。さらに中間調や高濃度域の画像安定化のために、CIE色空間設定や定着ソフトローラーを新規採用している。これらの新機構と、市場で高い評価を受けている環境負荷の低い重合法トナー「デジタルトナーHD」やコニカミノルタ独自の画像処理技術との組合せで、原稿データで多用されている細線や小文字、グラフィカルな白抜き文字や黒ベタ、グラデーションやハーフトーンなどを安定して高画質出力再現する。

5.様々なオプションによる拡張性

市場から高い評価を得ているコニカミノルタのインラインオプションの機能強化を図り、仕上がり時の紙揃えの向上や大容量インサーションへの対応を実現している。
また合計10種類、30通りを超える組合せを持つ給紙・排紙オプション群により、お客の出力環境や様々な製本需要など後処理加工のニーズに合わせたシステムソリューションを提供し、付加価値の高い成果物の出力に寄与する。

オプション価格

商品名 標準価格
大容量給紙トレイ PF-702 \750,000
大容量給紙トレイ PF-703 \1,200,000
中継搬送ユニット RU-506 \450,000
PI-PFUキット (PF-703専用) FA-501 \255,000
中とじユニット SD-506 TypeB \2,500,000
大容量排紙スタッカー LS-505 TypeB \1,470,000
折り機ユニット FD-503 \1,350,000
ステイプルフィニッシャー FS-521 TypeB \800,000
くるみ製本機 PB-502 \3,500,000
ヒーターファンユニット HT-505 \300,000
追い刷りキット PP-701 \130,000
LS-505用台車 LC-501 \100,000
リムーバブルHDDキット RH-101 \600,000
インナーケースキット HD-511 \150,000
モノクロODPリモートキット \1,000,000
パトライト \30,000




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2009−7−2

ニカミノルタ
高信頼性・高画質・高生産性を兼ね備えたプロダクションプリント分野向け
高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO 1051」 新発売

bizhub PRO 1051
bizhub PRO 1051



 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、企業内印刷や商業印刷などのプロダクションプリント分野向けに、高速デジタルモノクロ複合機「 bizhub PRO(ビズハブ プロ) 1051 」を7月23日より発売する。



商品名 本体標準価格(税別) 搬入設置料金(税別) 発売日
bizhub PRO 1051 7,200,000円 85,000円 2009年7月23日


 今後も企業内印刷や商業印刷などでの使用拡大が見込まれるプロダクションプリント分野において、出力機には安定稼動のための高い信頼性、様々な紙種へ対応した高画質出力、さらに単位時間あたりの高い生産性が求められている。

 今回発売する「bizhub PRO 1051」は、2006年12月に発売後、プロダクションプリント分野で高い評価を得た「bizhub PRO 1050e」をさらに機能強化したモデル。

 安定した連続稼動をより一層信頼性高く実現するため、製品筐体の再設計と制御系の見直しと、本体の出力状態を最適に管理・制御することにより、本体の耐久性を従来機(bizhub PRO 1050e)比で約30%向上させた。繁忙期の連続稼動にも安定して効率的な出力環境を実現している。

 企業内印刷や商業印刷で多用される紙種への対応力も拡大させた。これまで難しかったノンカーボン紙などの薄紙(40g/m2)から350g/m2までの厚紙など幅広い紙種対応を実現し、コート紙やマット紙への出力やオフセット印刷物への追い刷りなど、成果物のバリエーションの拡大に貢献する。

 市場から高い評価を得ている画像品質もさらに向上。コニカミノルタ独自製法の低温定着で環境親和性の高い重合法トナー(デジタルトナーHD)と新規採用の1200dpiのプリントヘッド、さらに画像処理技術の組合せで、データ原稿上の小文字や細線、ハーフトーンや黒ベタなども忠実に再現する。

 また新コントローラーの採用によるRIP処理速度の向上と、毎分105枚(A4ヨコ)の出力速度により、高い生産性を確保。10種類30通りを超えるオプションの組合せと合わせ、お客の出力環境や後処理加工のニーズに応じて、中とじ製本やくるみ製本といった冊子状の成果物も、インラインでの高速出力を実現している。

 さらにWeb-to-Printへの対応など、昨今の出力工程で必須となっているネットワーク環境への親和性やセキュリティ対応力も高く、次世代インターネットプロトコルIPv6へも対応している。

 ※同社測定基準による


主な特長

1.高い信頼性を実現

「bizhub PRO 1051」では、製品筐体の再設計と制御系の見直しにより、「bizhub PRO 1050e」より約30%の耐久性向上を達成。また本体の出力稼動状態を常に管理する機構を搭載しており、最適な状態での機材運用が可能となる。
これにより出力の集中する時期でも安定した稼動を実現し、出力にかかる人的な省力化と、物的・時間的なロスの低減を図り、出力に関わる総コストの削減に寄与する。

2.解像度1200dpiの高画質出力

出力解像度1200dpiを実現するプリントヘッドを搭載し、市場で高い評価を受けている環境負荷の低い重合法トナー「デジタルトナーHD」との組合せで、3ポイント程度の小文字や細線の再現性を大幅に向上。また定着ソフトローラーや新スクリーン技術を採用し、グラフィカルな白抜き文字や黒ベタ、グラデーションなどを安定して高画質再現する。

3.拡張された紙種対応力

出力用紙はノンカーボン紙など40g/m2の薄紙から216g/m2まで100%の生産性を確保。また厚紙は350g/m2まで対応し、コート紙やマット紙といった商業印刷で多用される紙種への対応力も向上している。またオプションの大容量給紙ユニットには、オフセット印刷機で出力した定型フォームへの追い刷り出力時などに効果的なサクション給紙方式を採用し、給紙の信頼性向上に寄与している。

4.毎分105枚(A4ヨコ)出力の高生産性

毎分105枚(A4ヨコ)、A3片面1時間当りでは3,600枚の出力速度と、最大14,000枚の給紙容量の組合せにより、連続稼動時の高い生産性を確保している。また内蔵コントローラーを新開発し、RIP速度を向上させることでデータ転送から出力仕上がりまでの総時間の短縮化に寄与している。
高画質化と紙種対応力の向上と合わせて、可変印刷によるオフセット印刷物への追い刷りや、1つのデータでページ数の多くなる中とじ冊子やくるみ製本といった冊子の成果物など、様々な高品位出力が短納期で可能になる。

※A4 (80g/m2) 大容量給紙オプションPF−702+PF-703連結装着時

5.30通り以上の組合せが可能なオプション群による拡張性

市場から高い評価を得ているコニカミノルタのインラインオプションの機能強化を図り、仕上がり整揃性の向上や大容量インサーションへの対応を実現している。
また合計10種類、30通りを超える組合せを持つ給紙・排紙オプション群により、お客の出力環境や様々な製本需要など後処理加工のニーズに合わせたシステムソリューションを提供し、付加価値の高い成果物の出力に寄与する。

6.ネットワーク親和性

次世代インターネットプロトコルIPv6への対応やWeb-to-Printへの対応など、昨今の出力工程で必須となっているネットワーク環境への親和性がより一層向上している。

オプション価格

商品名 標準価格
大容量給紙トレイ PF-702 \750,000
大容量給紙トレイ PF-703 \1,200,000
中継搬送ユニット RU-506 \450,000
PI-PFUキット (PF-703専用) FA-501 \255,000
中とじユニット SD-506 TypeB \2,500,000
大容量排紙スタッカー LS-505 TypeB \1,470,000
折り機ユニット FD-503 \1,350,000
ステイプルフィニッシャー FS-521 TypeB \800,000
くるみ製本機 PB-502 \3,500,000
ヒーターファンユニット HT-505 \300,000
追い刷りキット PP-701 \130,000
LS-505用台車 LC-501 \100,000
リムーバブルHDDキット RH-101 \600,000
インナーケースキット HD-511 \150,000
モノクロODPリモートキット \1,000,000
パトライト \30,000




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