2018年11~12月に配信された情報を掲載しております。

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 2018年7~10月配信情報
 

2018-12-25

 
富士ゼロックス
文書管理作業自動化をクラウド上で支援する、
簡単アシスタントサービスを発売

「Smart Work Assistant」業務の効率化と作業品質を担保

 富士ゼロックスは、クラウド上の仮想アシスタントが、オフィスのさまざまな文書や帳票の管理・送付など、日々発生する繰り返し作業を自動処理するクラウド型サービス「Smart Work  Assistant」の提供を25日 開始した。

 Smart Work Assistantは、あらかじめ用意された業務テンプレートをベースに、例えばファイル名付与のルールや、文書の保管場所への振り分けなど、最低限の設定を施すことで、クラウド上のバーチャルの助手(アシスタント)を生成する。各アシスタントには見積書や請求書、契約書などの帳票種別、および帳票ごとに必要な仕分けや格納、共有、送付・通知、台帳作成といった処理が割り当てられており、ユーザーは上記設定後すぐに使用することができる。

 これにより、上記作業が自動処理でき、従来の繰り返し発生する定型作業とそれに要する時間の低減はもとより、作業の抜け漏れを防止し業務品質を担保する。さらに、ビジネスに必要なセキュリティー性能を有する富士ゼロックスのクラウドサービス「Working Folder注1」との連携も可能で、定められたルールに応じて文書管理を自動化する。

 Smart Work Assistantに入力する帳票は、電子文書および紙のいずれも対応可能で、入力はPCのブラウザまたは富士ゼロックスの複合機から行うことができる。PCの場合には、作業対象の文書をアシスタント上にドラッグするだけで、また、紙文書の際には複合機の操作パネル上でアシスタントを選択、その後スキャンすることで、処理が完了する。


(左)Webブラウザ上のアシスタントに文書ドラッグすることにより処理を実行する画面
(右)スキャンすることにより処理を実行する複合機の操作パネルの画面
 


 月額/従量課金制のサービスとして提供するクラウドサービスとして、富士ゼロックスがサービスの維持・管理を行い、お客様は、いつでも場所を問わず利用することができ、作業量に応じた料金負担でサービスを利用できる(一定処理量までは定額、その後従量課金)。また、最大60日間の無料お試しサービスを利用いただくことで、サービスの使用感や特徴を事前に確認できる。


【Smart Work Assistantが提供する機能

商品名 標準価格(税別)
Smart Work Assistant基本サービス
  • 400リクエストまで
月額4,000円
(早期契約割引キャンペーンとして、
2019年6月30日利用分まで月額2,980円)
  • 400リクエストを越えた部分
1リクエスト当り9円
  • 注「リクエスト」とは、依頼する作業の単位で、1リクエストは1つの文書に対する処理を指す。

  • 注1サービスはWorking Folderと同時に申し込むことによって、より多様な利用が可能となる。
  • 注Smart Work Assistantの利用に当たっては、富士ゼロックスダイレクトへの登録が必要。



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    2018-12-14

    高画質フォト出力時の効率的なワークフローを実現
    印刷ソフトウエア"Professional Print & Layout"の無償提供を開始
    キヤノン


     キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO」シリーズにおいて、効率的な印刷ワークフローを実現するPC用ソフトウエア"Professional Print & Layout"の無償提供を開始した。


    提供情報
    Professional Print & Layout
    提供方法
    無償ダウンロード
    公開日
    2018年12月12日
    対応機種
     
    imagePROGRAF PROシリーズ

    おもな特長

     
    "Professional Print & Layout"
    は、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO」シリーズ用の効率的な高画質フォト出力ワークフローを実現するPC用ソフトウエア。従来のプラグインソフト「Print Studio Pro」をPC用ソフトウエアとして独立させ、起動時間や操作性を改善したほか、レイアウト機能の強化や新たなフォトソリューション機能の追加などにより、ハイアマやプロの写真家が思い描く作品作りやフォトラボにおける効率的なフォトプリント制作をサポートする。
    UI刷新とレイアウト機能強化による優れた操作性と効率性

     操作UI(ユーザーインターフェース)を刷新し、大きなプレビュー画面での画像確認や色調整に加え、ロール紙印刷時のレイアウトも確認できるため、さまざまなサイズの写真を効率的に配置して印刷できる。ドラッグ&ドロップによる画像の追加や配置、画像を左クリックして表示されるスロットメニューによる画像サイズの拡大/縮小などをUI上の簡単操作で行うことができるほか、よく使うレイアウトは保存して再選択できるため、定型化したフォトプリント作業の効率化に寄与する。

     レンズ交換式カメラ「EOS」シリーズとの入出力連携ソリューション

     
    "Professional Print & Layout"
    とキヤノンのデジタルカメラ向けRAW※1現像ソフトウエア「Digital Photo Professional」の連携により、「EOS」シリーズで撮影された画像を忠実にプリントで再現する入出力連携ソリューションを強化している。RAWフォーマット画像の持つ広いダイナミックレンジのデータを生かす「HDRプリント」機能に対応し、ハイライト部の階調性や、被写体の色再現性をより忠実に再現する。さらに「展示照明最適化」機能を使用して出力し、明るい照明下で展示することで、印刷物のダイナミックレンジが拡大する。「DPRAWプリント」機能は、「デュアルピクセルRAW※2」データが持つ被写体の奥行情報を利用して、印刷時に起きる鮮鋭性の低下を最適に回復し、質感と奥行感を適切に再現する。


  • ※1JPEG などに色情報などが補完・補正される前の、撮像素子が感知した色情報の生(RAW)の画像データ。
  • ※2撮像素子からのデュアルピクセル情報が付加された特別なRAW画像データ。対応機種は「EOS 5D Mark IV」(2016年9月発売)、「EOS R」(2018年10月発売)。



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    2018-12-5

    キヤノンITソリューションズが、
    法人向けエンドポイントセキュリティ製品
    「ESET Endpoint Protection シリーズ」の最新版を提供開始
    ~ランサムウェア対策などの多層防御機能および セキュリティリスクの可視化機能を強化~

     キヤノンITソリューションズは、国内総販売代理店として取り扱う法人向けエンドポイントセキュリティ製品「ESET Endpoint Protection シリーズ」において、Windows(クライアント/サーバー)用プログラム、および、統合管理ツールの最新版をこのほど提供開始した。

     身代金を要求するランサムウェアや、ソフトウェアの脆弱性を狙ったゼロデイ攻撃など、企業を狙う脅威はますます高度化・巧妙化している。これらの脅威に対抗するため、ESET Endpoint Protection シリーズ(以下EEPシリーズ)では、業界に先駆けて実装されたヒューリスティック技術を中心とする複数のテクノロジーで、マルウェアの実行時だけではなく、実行前後も含めたタイミングで検査をおこなう多層防御機能を提供してきた。

     Windows用プログラムの最新版では、最新のマルウェア動向に対応し、多層防御機能をさらに強化する2つの機能が加わる。「ランサムウェア保護」機能は、実行されているアプリケーションのふるまいを監視してランサムウェアと疑われる不審な動作を検出・ブロックし、PC内のデータを守る。「UEFIスキャナー」機能は、UEFI(※1)に感染してPCを遠隔操作するUEFIルートキットなどを検出し、ブート前のPC環境も保護する。UFFIルートキットは2018年9月に実際の攻撃で使用されていることが確認されている。(※2)

     また、クライアント管理ツールの名称が「ESET Remote Administrator」から「ESET Security Management Center」(以下ESMC)へと変わる。EEPシリーズのほか、今後リリース予定のエンタープライズ向けセキュリティ製品も含めて統合管理し、管理者の運用負荷を軽減する。ユーザーインターフェイスも刷新し、ESMCで管理しているクライアント端末全体の状況がよりグラフィカルに表示される。各端末の検出エンジンのアップデート、マルウェアの検出状況のほか、ハードウェア情報などのより詳細な端末情報も確認でき、自社のセキュリティリスクを可視化することができる。


     Windows用プログラムの新バージョンについて
    • プログラム名/バージョン
      • ESET Endpoint Security V7(総合セキュリティ対策ソフト)
      • ESET Endpoint アンチウイルス V7(ウイルス・スパイウェア対策ソフト)
      • ESET File Security for Microsoft Windows Server V7(サーバー向けウイルス・スパイウェア対策ソフト)
    • 主な新機能と強化点
      • ランサムウェア保護(新機能)
        システムの画面をロック、または、ファイルを暗号化し、解除することと引き換えに身代金を要求する「ランサムウェア」から保護する。アプリケーションの動作を監視し、そのふるまいやクラウドを利用したレピュテーションからランサムウェアと判断されるプロセスをブロックする。
      • UEFIスキャナー(新機能)
        「UEFI」に感染するマルウェアから保護し、OSの再起動や再インストールにも影響を受けない秘匿性の高いマルウェアにも対抗する。
      • ボットネット保護(機能強化)
        遠隔からコンピューターを操り大規模感染などを引き起こす「ボット」がコンピューター内に潜んでいる場合に、外部サーバーとの不審な通信を検出して遮断する。これまで「ESET Endpoint Security」にのみ搭載されていたが、最新版では「ESET Endpoint アンチウイルス」および「ESET File Security for Microsoft Windows Server」にも搭載されている。

     クライアント管理用プログラムの新バージョンについて
    • プログラム名/バージョン
      • ESET Security Management Center V7
    • 主な新機能と強化点
      • ユーザーインターフェイスの刷新
        柔軟なWebコンソールで、グラフィカルなダッシュボード画面から、クリックひとつで、セキュリティリスクや検出されたマルウェアなどの詳細情報を確認することができる。
      • 取得情報の拡充
        Windows、Mac、Linuxのクライアント端末から、インストールされているソフトウェアの情報のほか、ハードウェアの情報も収集することができるようになった。インベントリ情報として利用したり、動的グループの作成条件に利用したりできる。



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    2018-11-26

    業務の生産性向上を支援するRPAトレーニングプログラムの
    ラインアップを拡充
    エディフィストラーニング

     


     エディフィストラーニング(代表取締役社長:宮野佳郎)は、2018年8月より提供しているRPAトレーニングプログラム基礎編に加え、2019年1月下旬よりシステム開発経験者向けのRPAトレーニング中級編の提供を開始し、ラインアップを拡充する。

     エディフィストラーニングが提供するRPAトレーニングプログラムでは、日本での導入実績が多い「UiPath」「WinActor」の2製品に関するトレーニングを提供しており、それぞれの製品の特性を活かした基礎的な知識や操作、また自動化のための手順を机上で学ぶだけでなく、実際にパソコンを使用した実践的な演習を組み込んだものとなっている。

     RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略称で、人が行っている業務をソフトウェアロボットに代行させる取り組みのこと。
     現在、オフィスでは、さまざまな PC 雑務が日常的に行われている。

     ● 決められた Web サイトを巡回してデータを集め、それを Excel に加工し、関係者へメールで送るといった作業
     ● アプリケーションにデータを登録し、その出力を別のアプリケーションのデータと照合して確認する作業
     ● メールに添付された請求書の PDF ファイルに記載された金額を、アプリケーションに入力して集計する作業
    などなど……。

     RPA は、こうした PC での作業を正確、高速に、繰り返し、実行することができる。

     RPA は、仮想知的労働者(デジタルレイバー:Digital Labor)とも呼ばれ、人手不足や、働き方改革への対応に悩む企業への即効薬といわれる注目のテクノロジー。
     さらに、こうした動きは、民間企業にとどまらず、政府主導の未来投資会議でも、デジタルガバナント(デジタル行政)実現に、RPAを活用した業務改革があげられている。
     エディフィストラーニングでは、日本での導入実績が多い「UiPath」「WinActor」の製品に関するトレーニングを提供している。





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    2018-11-21

    PFU 
    AIを活用した新世代OCRソフトウェア「DynaEye 10」発売
    ~ 準定型帳票OCR、RPA連動に対応したデータエントリー、サーバ製品を新たに提供 ~

     PFUは、業務用OCR(注1)ソフトウェア「DynaEye EX」を大幅機能強化、AIを活用した新世代OCRソフトウェア「DynaEye 10(テン)」を20日より販売開始した。

     「DynaEye」シリーズは、1997年の発売以来、金融・自治体をはじめとする多くのお客様にデータエントリーの効率化や本人確認業務で利用されているが、「DynaEye 10」では、準定型帳票(注2)のOCRに対応、OCRノイズ除去機能やAIによるレイアウト学習機能により、認識精度の向上と運用コストの低減等データエントリー業務の効率化を実現する。また、データエントリー製品およびサーバ製品を新規に提供する等、製品ラインナップを大幅に強化し、働き方改革を実現するサービス体系「PFU Enterprise Smart」を支えるソフトウェアプラットフォーム。

     PFUは世界シェアNo.1のイメージスキャナー(注3)による紙文書の電子化からOCR技術によるデータ抽出までOneStopでご提供し、お客様の業務効率化・働き方改革の実現を支援していく方針。

     背景

     近年、国内において働き方改革が推進される中、生産性・品質向上を目的とした業務の自動化にむけて人手による作業を代替するRPA(Robotic Process Automation)の導入が進んでいる。しかし、企業の経理・購買・営業関連の業務には受発 書類、請求書等、紙文書が多く残っており、ERP(注4)等の業務システムへのエントリーはまだまだ人手に頼っている状況で、業務効率化・自動化にむけてOCRの活用ニーズが非常に高まっている。

     PFUは、既に紙文書のデータ抽出を自動化するクラウド型キャプチャーサービス「PFU Smart Capture Service」を提供しているが、「DynaEye 10」は、オンプレミス環境に対応する製品として提供する。

     特長

     1. 共通機能:準定型帳票対応、認識精度の向上を図るOCRノイズ除去機能

     これまで提供していた定型帳票、日本語手書きOCRに加え、準定型帳票のOCRにも対応。記載されている情報が同じでも発行元によりレイアウトが異なる取引書類の情報を明細行も含めて、抽出できる。また、弊社最新の画像処理技術により、取引書類に使われる印影・網掛け・地紋の除去、白抜き文字の反転を行い、認識精度の向上を図っている。(注5)

     2. DynaEye 10 帳票OCR Entry:かんたん導入・確認修正機能を提供

     お客様の現場の方が簡単に使えるデータエントリー製品を新たに提供する。
    1. かんたん導入
      経理・購買・営業部門向けに「請求書、納品書、注文書」の3種のOCR定義のテンプレートを提供。本テンプレートを活用し、簡単かつスピーディに業務をはじめることができる。また、OCR対象帳票を増やす場合も、読み取りたい情報の指定を簡単にできる定義ツールを用意している。

    2. かんたん確認修正
      OCR後の正誤確認を行うための確認修正画面を提供する。確認の進捗状況や注意が必要な項目等の情報が一目でわかり、視線の移動量が少ない画面となっている。また、認識結果によるデータ整合性等のチェックにより、利用者の作業負荷を軽減し、効率的に作業を行うことができる。

    3. AIによるレイアウト学習機能
      読み取り位置を誤った場合、読み取り位置を指定することで、AIにより帳票レイアウトおよび読み取り位置を学習する。2回目以降は学習結果を用い、認識精度が向上する。これにより、新たな帳票レイアウトに対応できる。

     「DynaEye 10 帳票OCR Entry」とRPAを組み合わせて活用することで、書類のデータエントリーにかけていた時間・コストを削減することができる。




     3.DynaEye 10 帳票OCRサーバランタイム:サーバへの処理集約によるコスト削減

     Windowsサーバに対応したライブラリ製品を新たに提供する。クライアント毎にOCRをしていた業務から、サーバによるセンター集約を行うことでコスト削減を図ることができる。ライブラリ形式で提供しており、既存のシステム・アプリケーションへの組込みができる。

    製品体系

    製品名 内容 ライセンス形態(※1)
    スタンドアロンパッケージ(PC版) DynaEye 10
    帳票OCR Entry
    データエントリー向けアプリケーションです。1端末につき、1ライセンス必要。 サブスクリプション
    SDK/
    実行モジュール
    DynaEye 10
    帳票OCR SDK
    業務アプリケーションへ帳票OCR機能の組み込み開発を行う場合の開発環境。1端末につき、1ライセンス必要。 買い取り
    DynaEye 10
    帳票OCR ランタイム
    SDKを利用して開発したアプリケーションのクライアントPC向け実行環境用ライセンス。1端末につき、1ライセンス必要。 買い取り
    サブスクリプション
    DynaEye 10
    帳票OCR サーバランタイム(※2)
    SDKを利用して開発したアプリケーションのサーバ向け実行環境用ライセンス。1プロセッサにつき、1ライセンス必要。 買い取り
    サブスクリプション
    ※1: 「サブスクリプション」は年額使用料、サポートサービス付。「買い取り」は別途サポートパッケージの購入が必要。
    ※2: 「DynaEye 10 帳票OCR サーバランタイム」は2019年1月より出荷予定。


    (注1)OCR(Optical Character Recognition)︓光学式文字認識
    (注2)準定型帳票:レイアウトや見出し表記等は異なるが、氏名や金額等記載項目の規則性が高い帳票のことをいう。
    (注3)日本・北米はKEYPOINT INTELLIGENCE社 (InfoTrends)により集計(2017年実績)、ドキュメントスキャナー集計よりMobile/Microを除く6セグメントの合計マーケットシェア(主に8ppm以上のドキュメントスキャナー全体)。欧州はinfoSource 社(2017年実績)の集計に基づく、西欧地区(トルコとギリシャを含む)におけるシェア。
    (注4)ERP(Enterprise Resource Planning):財務・販売・生産・人事・在庫など、企業の各種基幹業務を統合的・一元的に管理し、経営の効率化を図ること。また、これを実現するためのコンピュータシステムやソフトウェア。
    (注5)全てのノイズを除去できるものではない。




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    2018-11-14

    幅広い業種・業務に柔軟に対応、業務を効率化する
    クラウド型文書管理ソリューションを提供開始
    富士ゼロックス
     



     富士ゼロックスは、さまざまな業務において発生する文書を業務プロセスと関連付けて可視化し、効率的かつ信頼性の高い統合管理へのニーズに応えるクラウド型文書管理ソリューション「
    Smart (スマート)Workstream(ワークストリーム)」の提供を開始した。

     Smart Workstreamは、文書を伴うさまざまな業務手順や承認プロセスを業務ごとにルール化し、電子文書や証跡と連携させて管理することで、決められたプロセスや証跡記録の抜け漏れを防ぎ、組織内の一元的な文書管理と業務プロセスの整流化・効率化を支援する。さらに、文書保管時の多様なアクセス権限の設定や、文書改ざんを防ぎ原本性を証明するタイムスタンプ機能注記1により、組織が必要とするコンプライアンスおよびセキュリティー要件に対応する統合的な文書管理環境を構築する。

     また、同社がこれまで提供してきた「電子帳簿保存法対応ソリューション」や「契約プロセス管理ソリューション」を始め、既に提供実績のある各種業務別ソリューションを、Smart Workstreamで利用可能なテンプレート注記2として提供する。これにより、導入後短時間で利用が可能となる。クラウド上で利用するため、どこからでも文書にアクセスが可能となる上、導入・運用コストを低減しながら、業務の実態や利用形態に合わせて段階的な拡張が可能。

     さらに、富士ゼロックスの複合機と連携することにより、管理者が設定する処理ルールに従い、紙文書の電子化から項目データの抽出、クラウド上の文書管理データベースへの格納までを自動化するデータエントリーサービス注記3を利用できる。

     富士ゼロックスは、Smart Workstreamの提供を通じ、組織の重要な知的財産となる大量の文書利用の効率化とともに、不正なデータ改ざん防止や、重要文書の一元的な管理によるコンプライアンスの強化を支援していく。さらには、今年3月に発表した価値提供戦略「
    Smart (スマート)Work (ワーク)Innovation(イノベーション)」に基づき、AI-OCR(AIを活用した文字認識技術)やRPA(ロボットによる業務自動化)などのテクノロジーと連携させたサービスを提供し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを支援していく考え。


    商品名 標準価格(税別)
    Smart Workstream 基本サービス
    (20ユーザーアカウント、データ保管容量1,000GB)
    月額80,000円
    Smart Workstream 初期導入費用 300,000円
    Smart Workstream データエントリーオプション
    (複合機でスキャンした紙文書の加工処理後、電子データとしてSmart Workstreamに格納)
    月額20,000円
    Smart Workstream タイムスタンプオプション
    (PDFファイルへのタイムスタンプ付与、検証、延長。タイムスタンプ利用料を含む)
    月額100,000円

  • 注記1タイムスタンプ機能の利用には別途オプションサービスの契約が必要
  • 注記2提供するテンプレート例「技術継承(ものづくり)支援」、「施工図書管理(プラント・工事管理)」、「品質記録管理(製造)」、「契約関連文書管理」、「先使用権対応文書管理(研究報告書管理)」など
  • 注記3データエントリーサービスは別途オプションサービスの契約が必要






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    2018-11-2

    設計・デザインの作業環境と図面のグラフィック表現を大幅に改善する
    最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2019」を発売
     エーアンドエー

     エーアンドエー(代表取締役:横田貴史)は、CAD・BIMツールの最新バージョン「Vectorworks 2019」を2019年1月16日より発売する。エーアンドエーは、本バージョンで作業環境と図面のグラフィック表現の大幅な改善を行い、お客さまの業務効率化を支援する。

     「Vectorworks 2019」は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーション。本バージョンアップに伴い、BIM・建築・インテリア設計、造園設計、舞台照明設計など専門分野の設計業務をさらに効率化する。

     作業環境と図面のグラフィック表現を大幅に改善

     「Vectorworks 2019」は、大規模プロジェクトなどで扱う大容量ファイルを開くときの時間を最大1/3(開発元比)に削減し、加えてシートレイヤの描画性能の向上により、複雑な図面を快適に表示する。また、シンボルやプラグインオブジェクトの2D図形を自由に変更できるため、平面図や立断面図の縮尺に応じて詳細度を3段階で表現できる。

     BIM・建築設計機能の強化

     Vectorworksの専門分野別ラインアップのBIM・建築設計向け「Vectorworks Architect 2019」は、新しいデータタグを搭載し、オブジェクトのパラメータや各種設定値をダイナミックに表示することが可能。また、登り天井や床に段差のある部屋でもスペース形状を設定することで精確な室容積が算出でき、BIM・建築の設計を行う際のモデリングや作図環境の効率化を促進する。



    製品名 価格(税別) 発売日
    Vectorworks 2019 30万5,000円〜 2019年1月16日


     <Vectorworks 2019の主な特長>

     1.作業環境の大幅な改善

    • 大規模プロジェクトなどの大容量ファイルを開くときの時間を最大1/3(開発元比)に短縮
    • Vectorworks Graphic Moduleのシートレイヤ対応による表示レスポンスの向上
    • レイヤやクラスのフィルタリング、検索、表示セット保存機能の搭載

     2.図面のグラフィック表現を改善

    • シンボルやプラグインオブジェクトの2D図形を、図面の種類や詳細度(低・中・高)に応じた表現に変更が可能
    • クリップキューブを設定した状態でシートレイヤ上にビューポートの作成が可能
    • レンダリング設定のあるビューポートや取り込んだ画像データに、イメージエフェクトを適用できる新しいプレゼンテーション機能の搭載

     3.BIM・建築設計機能の拡張

    • オブジェクトの設定値をダイナミックに反映できる新しいデータタグツールの搭載
    • 登り天井や床に段差のある部屋の、スペース形状を正しく設定できる機能
    • 水平断面ビューポート作成機能の分離独立による、より詳細で柔軟な表示設定の搭載
    • 設定への素早いアクセスと、階段と床の接合部分の改善による階段オブジェクトの強化


    スタンドアロン版 
    ・Vectorworks Designer 2019 Vectorworksシリーズのすべての設計支援機能を搭載した最上位製品
    ・Vectorworks Architect 2019 BIM・建築設計支援機能を搭載した建築/内装業界向け製品
    ・Vectorworks Landmark 2019 ランドスケープデザイン機能を搭載した都市計画/造園業界向け製品
    ・Vectorworks Spotlight 2019 舞台照明計画支援機能を搭載したエンタテインメント業界向け製品
    ・Vectorworks Fundamentals 2019 設計製図の基本機能を搭載したVectorworksシリーズの基本製品
     サーバ/クライアント型で大規模なライセンス管理、運用を可能にする「ネットワーク版」も用意




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