カシオ計算機は、視認性を高めた表示、操作性に優れたキー、上質感あふれるボディなど、細部に至るまでこだわり抜いた、同社電卓のフラッグシップモデル「S100」を9月30日より発売する。
同社は1965年9月に世界初のメモリー付き電子式卓上計算機(電卓)「001」を発売。以降、1972年に世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」、1983年に厚さわずか0.8mmのクレジットカード型電卓「SL-800」を発売するなど、電卓史に名を刻むモデルを次々と生み出してきた。
今回発売する「S100」は、同社の電卓発売50周年を機に、表示、キー、ボディなど細部に至るまで電卓の本質を追求した、持つ喜びを感じさせるフラッグシップモデル。
表示部には業界初※となる両面反射防止コーティングを施したディスプレイウィンドウを備え、光の映り込みを軽減。加えて、高いコントラストを可能にするFSTN液晶により、優れた視認性を実現している。
また、キーは同じく業界初※となるV字ギアリンク薄型アイソレーションキーを採用。キーを押したときに横にぶれないV字ギアリンク構造により、キーの高さを抑えた薄型デザインと安定感のあるキータッチの両立を可能としている。加えて、キーの間隔を空けて配置するアイソレーションキーにより、より打ちやすくしている。
さらに、素材にはアルミニウム合金を採用。表示部と入力キーが収まるメインボディ部は塊から削り出し、表面には耐食性を高めるアルマイト処理と質感を増すヘアライン仕上げ、ボディ外周には光沢を放つダイヤカット加工、切捨てや四捨五入の設定を行うセレクターには輝きのあるスピン目仕様を施すなど、従来とは一線を画す存在感を持たせている。
※ 2015年9月16日時点、カシオ計算機調べ
機種名
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メーカー希望小売価格
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発売日
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年間生産台数
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S100
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オープン
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9月30日
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5,000台
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