2015年7月配信機種

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ライン
 
2015-7-31

キヤノン
キヤノン初の超高感度多目的カメラ“ME20F-SH”を発売
最大ゲイン時は最低被写体照度0.0005lux以下(ISO感度400万相当)を実現
 
 ME20F-SH


 キヤノンは、超高感度撮影が可能な多目的カメラの初号機として、 最大ゲイン※1時は最低被写体照度0.0005lux以下※2(ISO感度400万相当)を実現した“ME20F-SH”を2015年12月上旬より発売する。


品名

ME20F-SH

価格

300万円(税別)

発売時期

2015年12月上旬



 おもな特長

 新製品は、2013年にキヤノンが開発したフルHD動画撮影専用の35mmフルサイズCMOSセンサー※3を改良し、搭載した超高感度多目的カメラで、赤外線投光によるモノクロ撮影が一般的な低照度環境下でも、赤外線投光なしでノイズの少ないカラーのフルHD動画の撮影が可能。これにより、肉眼では被写体の識別が困難な暗闇でも、自然災害の監視や野生動物の生態撮影など、防災・防犯から映像制作まで幅広い用途で、これまでは映し出すことが難しかった映像の撮影が可能。

 暗闇でのカラー動画撮影を可能にする超高感度CMOSセンサーを採用

 一辺19µm※4の大きな画素を持ち、画素部および読み出し回路に独自技術を搭載した35mmフルサイズCMOSセンサーにより、最低被写体照度0.0005lux以下(最大ゲイン75dB時、ISO感度400万相当)の超高感度と低ノイズを両立している。これにより、人工照明や月明かりのない暗闇でも、星明かりなどの非常にわずかな光源だけで被写体を認識できるようになる。

 豊富なラインアップを誇るEFレンズにより多彩な映像表現が可能

 キヤノンの一眼レフカメラや映像制作機器CINEMA EOS SYSTEM同様、EFマウントを採用しているため、豊富なラインアップを誇るキヤノンのEFレンズ※5を使用できる。用途や撮影シーンに応じて、効果的な画角や明るさのレンズを選択できるため、多彩な映像表現が可能。

 動画撮影において標準的な各種インターフェースに対応

 外部レコーダーやモニターへの出力を可能にする3G / HD-SDI端子・HDMI端子や、リモコンでの遠隔操作を可能にするリモート端子など、動画撮影において標準的に使用される各種インターフェースに対応しているため、撮影現場での映像確認や人が近づくことが難しい場所での撮影などが可能。


※1 ゲインとは、画素からの出力信号の増幅度を示す。単位はデシベル(dB)。ゲインの設定値を上げるほど暗い場所での撮影が可能。
※2 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)発行の「CCTV機器スペック規定方法」(TTR-4602B)に準拠。(カラー/蓄積なし/F1.2/30P/50IREの条件下で撮影した場合の理論値)

※3
2013年3月4日発表のニュースリリースを参照。
※4 1µm(マイクロメートル)は100万分の1メートル。
※5 動作確認済みのEFレンズの詳細は、2015年12月中にキヤノンの放送・業務用映像機器ホームページに掲載予定。 


 商品紹介ページ



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2015-7-24

キヤノン
薄型・軽量ボディーに高精度な手ブレ補正機能を備えた
光学8倍ズームレンズ搭載“IXY 160”を発売

IXY 160


 キヤノンは、持ち歩きやすいポケットサイズのスリムボディーにレンズシフト式手ブレ補正機構(IS)を備えた光学8倍ズームレンズ搭載のコンパクトデジタルカメラ“IXY 160”を2015年7月31日より発売する。


品名

IXY 160(レッド/シルバー)

価格

オープン価格 

発売

2015年7月31日



 ●おもな特長

 “IXY 160”は、手頃な価格帯とシンプルな操作性で定評のある「IXY 150」(2015年2月発売)の後継機種。光学8倍ズームを継承しながら、細かい手ブレまで高精度に補正するレンズシフト式手ブレ補正機構を搭載しており、多彩なシーンにおいて簡単に美しい写真の撮影が楽しめる。持ち歩きやすいスリムなデザインにコンパクトデジタルカメラならではの高性能ズームを搭載しているIXYシリーズにおいて、価格帯や機能の異なるラインアップをそろえ、ユーザーの多様なニーズに応えている。

 薄型・軽量ボディーに光学8倍ズームレンズと高精細CCDセンサーを搭載

 厚さ約22.1mm、質量約128g※1の薄型・軽量ボディーに、広角28mmから望遠224mm相当※2の光学8倍ズームレンズと有効画素数約2,000万画素の高精細CCDセンサーを搭載している。また、レンズシフト式手ブレ補正機構を備えており、望遠撮影時にも手ブレを抑えた美しい描写を実現している。

 カメラ任せで多彩なシーンでの美しい写真の撮影をサポートするオート機能

 撮影時のシーンを32種類に判別して最適な設定と画像処理を行う全自動撮影機能「こだわりオート」と、撮影状況に応じて特有のブレを分析し6種類の手ブレ補正モードの中から最適な設定がオートで選択される「マルチシーンIS」を搭載している。これらの充実したオート機能により、多彩なシーンにおいて美しい写真の撮影をサポートする。


※1 CIPA準拠、電池・メモリーカードを含む。
※2 35mmフィルム換算。 




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2015-7-24

キヤノンMJ
ビジネス向け高級電卓、くっきりはっきり電卓、
シンプルでスマートな電卓の新コンセプトモデル3シリーズ9機種を発売
 “ビジネス向け高級電卓”シリーズ   “くっきりはっきり電卓”シリーズ




 キヤノンMJは、新たなコンセプトの電卓“ビジネス向け高級電卓”シリーズ、“くっきりはっきり電卓”シリーズ、“シンプルでスマートな電卓”シリーズの計3シリーズ9機種を8月20日に発売する。


品名

価格

発売日 

ビジネス向け高級電卓“KS-1220TU”

7,000円(税別) 

2014年8月20日      

くっきりはっきり電卓“HF-1000T”

5,000円(税別)
くっきりはっきり電卓“LF-80”  4,000円(税別) 
シンプルでスマートな電卓“SI-1200T”  5,000円(税別) 
シンプルでスマートな電卓“SI-120T”  3,000円(税別) 
シンプルでスマートな電卓“SI-12T”  2,000円(税別) 


 ●おもな特長

 今回発売する3つのシリーズは、顧客ニーズに合わせた新しいコンセプトを採用している。
 “ビジネス向け高級電卓KS-1220TU”は、ビジネスでの使いやすさを追求し、角度調整が可能な見やすい大画面、押しやすいキータッチを実現している。また、ブラック、ホワイト、レッド、シルバーの4色のカラーバリエーションで、高いデザイン性のハイパフォーマンスモデル。
 “くっきりはっきり電卓”シリーズは、機能を厳選し、液晶やキーを大型化することで、より快適な使い心地を実現している。卓上型の“HF-1000T”と持ち運びにも便利なミニ卓上サイズの“LF-80”をラインアップ。
 “シンプルでスマートな電卓”シリーズは、ピュアホワイトでフラットな人目を引くスマートなデザインに加え、ギフト用に名入れのスペースを確保した新コンセプトモデル。卓上型の“SI-1200T”、ミニ卓上型“SI-120T”に加え、手帳型の“SI-12T”をラインアップしている。
 従来のラインアップに、今回の3シリーズを加え、幅広いニーズに対応しラインアップを強化している。





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2015-7-24

キヤノンMJ
スライド送りなどPowerPointのワイヤレス操作に対応した
タイマー/バイブレーション機能付きレーザーポインター3機種を発売

PR10-GC



 キヤノンMJは、プレゼンテーションに役立つ、バックライト液晶タイマーなどの機能を搭載したレーザーポインター3機種を8月20日に発売する。


品名

PR10-GC

PR100-RC-BK / WH 

価格

3万5,000円(税別) 

1万8,000円(税別) 

発売日

2014年8月20日



 ●おもな特長

 新製品“PR10-GC”と“PR100-RC”は、プレゼンテーションで使いやすい機能を搭載したレーザーポインター。タイマー機能を備え、視認性の高いバックライト液晶により暗い会議室等でもプレゼンテーションの残り時間の確認を容易に行うことができる。また、振動で残り時間を知らせるバイブレーション機能を搭載しており、液晶画面を見なくてもプレゼンテーションの残り時間を知ることができる。
 人間工学に基づいたプロダクトデザインを採用し、握りやすく長時間でも快適な使用が可能なほか、利用頻度を考慮したボタンサイズや配置により、直感的な操作が可能。PowerPoint、Keynoteに対応し、パソコンから離れた場所でもワイヤレス操作でスライド送り・戻り等の操作が可能。

 製品ラインアップは、グリーンレーザータイプ1機種、レッドレーザータイプ2機種。グリーンレーザータイプの“PR10-GC”は、視認性の高いグリーンレーザー光を採用し、一般的なレッドレーザー(波長650nm)より比視感度が約8倍高く、明るい室内や高輝度プロジェクターを使用する際や広い会場で遠くの対象物を指す際でも見やすく便利。
 レッドレーザータイプの“PR100-RC”は、一般的なレッドレーザー(波長650nm)よりも約2倍見やすい、波長635nmのレッドレーザーを採用し、従来よりも視認性が向上している。また、本体外装色に白/黒2色のカラーバリエーションを揃えている。

  人の目が光の明るさを感じる度合い




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2015-7-17

キヤノン
小型部品の3次元認識が可能な新モデルをラインアップに追加
3Dマシンビジョンシステム“RV300/RV500”を発売

RV300/RV500


 キヤノンは、3Dマシンビジョンシステムの新製品として、小型部品の3次元認識が可能な“RV300”と“RV500”の2機種を発売する。



発売情報

3Dマシンビジョンシステム RV300/RV500

発売日

2015年7月16日



 ●おもな特長

 “RV300/RV500”は、2014年4月に発売した「RV1100」につづき、3Dマシンビジョン市場に投入する新製品で、小型部品の3次元認識が可能。生産ラインの自動化の需要が高まる中、ラインアップを計3機種に増やし3次元認識できる部品サイズの幅を広げることで、さまざまな業種の生産ラインにおける多様な部品供給のニーズに応える。

 小型部品の3次元認識が可能

 “RV300”では最小約10mm×10mm、“RV500”では最小約20mm×20mmのサイズのバラ積み※1部品を3次元認識できる※2。(「RV1100」では最小約45mm×45mmまで認識可能)より小さな部品が認識できるため、自動車・自動車部品業界に加え、電気機器業界など小型部品を扱うさまざまな業種の生産ラインにおいても、幅広く本製品の導入が可能となる。
  • ※1 部品が不規則に山積みされた状態。
  • ※2 計測の際の条件として、マシンビジョンヘッドからのパターンの面積が、「RV300」では100mm2以上、「RV500」では400mm2以上、「RV1100」では2,025mm2以上必要。

 認識スピードの高速化

 部品を3次元認識してから、ロボットを制御するコントローラーにデータを送信するまでの所要時間は、“RV300/RV500”ともに約1.8秒。小型部品のバラ積みピッキングに求められる高速な認識スピードを実現しており、作業の高効率化を可能にする。

 高い精度の3次元認識

 バラ積み部品の形状や位置情報を、同一の条件下で繰り返し測定した場合、測定結果の誤差が“RV300”は0.1mm以下、“RV500”は0.15mm以下と極めて小さく、精度の高い3次元認識を実現している。

 産業用ロボット向けマシンビジョンの2014年の全世界市場規模は、約27.5億円。中でも3Dマシンビジョンの市場は、生産ラインの自動化をさらに推進する自動車メーカーや自動車部品メーカー、その他さまざまな業種からの要望が強く、急速に拡大しており、今後も大幅な成長が見込まれている。




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2015-7-16

キヤノン
充実したソフトウエア群により多様なソリューションを提供
大判インクジェットプリンター“imagePROGRAF iPF850”など5機種を発売

imagePROGRAF iPF850



 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、大量連続出力に適した“imagePROGRAF iPF850”など計5機種を、2015年7月15日より順次発売する。


形名

価格  発売日 
imagePROGRAF iPF850  134万8,000円  2015年7月15日   
imagePROGRAF iPF840 99万8,000円
imagePROGRAF iPF830  64万8,000円 
imagePROGRAF iPF670  オープン価格   2015年8月中旬  
imagePROGRAF iPF770 School 


 おもな特長

 新製品はいずれも5色インクを採用したモデル。B0対応の“iPF850/iPF840/iPF830”はCAD図面などの連続大量出力に適している。A1ノビ対応の“iPF670”は本体がコンパクトサイズで建設工事現場事務所や小売店などの限られたスペースでも設置可能。また、A0ノビ対応の“iPF770 School”は学校向けイラスト素材集を備えたソフトウエアを搭載しており、教育現場におけるポスター作成を支援する。

 充実したソフトウエア群により多様なソリューションを提供

 CAD出力、ポスター出力、出力管理など用途に適したキヤノン独自のソフトウエアをそれぞれ標準同梱しており、快適な大判出力を強力にサポートする。出力ワークフローを効率化するソフトウエア「Direct Print & Share」を用いることで、PDFやJPEG、TIFF、HP-GL/2など種類の違うファイルでも、それぞれの専用アプリケーションを起動することなく、簡単に一括印刷することができる。

 「ストップレスインクタンク交換」システムによる高い生産性

 高速出力を実現しているほか、「ストップレスインクタンク交換」システムの採用により、連続印刷中にインクタンクが空になってもサブインクタンクに蓄えられたインクを自動で継続して供給するため、印刷を継続したままインクタンクの交換が可能。加えて、“iPF850”は新開発の大容量スタッカーと2段ロール給紙を標準装備しており、給紙から排紙まで連続大量出力を強力にサポートする。

 CAD図面やポスターを高画質に再現

 発色性に優れたマゼンタインクを採用することにより、CAD図面やGIS(地理情報システム)における赤い線、文字や地図の視認性が向上するなど、高画質を実現している。また、高い色再現性により、鮮やかなポスターや掲示物などの作成が可能。

 ●大判プリンターの市場動向

 CAD図面のカラー化需要の高まりや、建築、土木、製造など個々の現場での分散出力というプリントニーズの増加が、昨今のCAD市場の傾向として挙げられる。この傾向を受けて、大判インクジェットプリンターによるCAD図面の出力機会はますます高まりを見せている。また、業務の効率改善、無駄の排除、即時性などを背景に、従来は外部に委託していたポスターなどの大判出力物を内製化しようとするニーズも確実に広がりを見せている。
 これらを背景に、大判インクジェットプリンター市場はこれまで堅調な拡大を続けている。2014年の販売台数は世界で約22万6千台、国内で約3万1千台。2015年の販売台数は世界で約22万7千台、国内で約3万2千台が見込まれている。

  A2以上の用紙サイズに対応する大判インクジェットプリンターにおいて。17インチ(紙幅432mm)廉価モデルを除く。




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2015-7-13

キヤノンMJ
胸ポケットに入れてどこにでも自由に持ち運べる
小型・軽量の“ミニプロジェクター C-5”を発売

ミニプロジェクター C-5(Deep Blue)


 キヤノンMJは、「ミニプロジェクター」シリーズの新製品として、胸ポケットにすっきり収まりシーンを選ばず自由に持ち運べる、小型・軽量プロジェクター“ミニプロジェクター C-5”を2015年8月上旬より発売する。


品名

ミニプロジェクター C-5(Deep Blue/Silver)

価格

オープン価格 

発売時期

2015年8月上旬



 おもな特長

 キヤノンMJグループは、今年より開始した中期経営計画の成長戦略においてプロジェクター事業の強化・拡大を掲げ、オフィス用途やデジタルサイネージ、プロジェクションマッピングなど多彩な分野で事業展開を加速させている。このほど、新製品“ミニプロジェクター C-5”を市場投入することで、高画質モデルからオフィスモデル、モバイルモデルまで製品ラインアップをより一層充実させ、拡大するマーケットニーズに応える。

 携帯性に優れた小型・軽量ボディー

 幅124mm・奥行き71mm・高さ20mm、重さ169gの小型・軽量ボディーにより、胸ポケットなどに無理なく収まるコンパクトサイズを実現している。携帯性に優れているため外出先でのビジネスシーンにおいてグループミーティングやプレゼンテーションを行う際に適している。また、パーソナルユースとしてはスマートフォンやタブレット端末、パソコンなどとミニHDMIケーブル(MHL対応)1本で接続し、映像・音声を簡単に投影することが可能。

 電源不要のバッテリー駆動を実現

 電源が不要で最長3時間のバッテリー駆動を実現している。また、輝度50lm(ルーメン)のLED光源の採用により約1万時間の長寿命を実現しており、毎日5時間使用しても約5年間メンテナンスを不要にしている。

  • 光源の輝度が約半分になるまでを示している。


 ビジネスプロジェクターの市場動向

 2014年のビジネスプロジェクターの市場規模は、世界市場で約760万台、国内市場で約18万5,000台。2015年においては、世界市場で約760万台、国内市場でも約19万台が見込まれている。今後は接続機器の高解像化にともない、WUXGA(1,920×1,200画素)クラスの高解像度製品や、室内を暗くしなくても鮮明な映像を投写できる高輝度モデルが普及する一方、小型・軽量サイズでいつでもどこでも投影可能なモバイルプロジェクターの成長が期待されている。


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2015-7-8


 キヤノンマーケティングジャパンがプロダクション事業を強化
業務用高速連帳プリンター“Océ MonoStream 500”など3機種を発売


Océ MonoStream 500


 キヤノンMJとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(代表取締役社長:峯松憲二、以下キヤノンPPS)は、オセ社(Océ N.V.、本社:オランダ フェンロー市、CEO:Anton Schaaf)製の業務用高速連帳プリンター“Océ MonoStream 500”および“Océ ImageStream 3500 / 2400”、“Océ VarioStream 4650 / 4550 / 4450 / 4400 / 4300 / 4200”の計3機種9モデルを2015年9月中旬より発売する。これにより、データプリントサービス(DPS)市場および商業印刷市場向けの商品ラインアップを拡充し、プロダクション事業を強化する。


品名

Océ MonoStream 500

Océ ImageStream 3500 / 2400  Océ VarioStream 4650 / 4550 /
4450 / 4400 / 4300 / 4200 

価格

8300万円(税別)※1 

オープン価格※1  3110万円~1億4200万円(税別)※1 

発売日

2015年9月中旬


   ※1 各プリンター本体の基本構成による価格。オプションは含まれていいない。


 キヤノンMJグループは、今年より開始した中期経営計画の成長戦略においてプロダクションプリンティング事業の強化・拡大を掲げ、2017年に同事業で連結売上高480億円を目指している。2010年3月にオセをキヤノングループに迎え入れ、技術・商品面での強力な補完関係を築く一方、2012年5月にグループ入りした昭和情報機器を中核に、新会社キヤノンPPSを2014年4月に発足するなど、販売・サポート面で事業体制を強化してきた。
 このほど、データプリントサービス市場と商業印刷市場における多様なニーズに対応するため、国内マーケット向けに特別に開発した1200dpiインクジェット方式の業務用高速連帳プリンター2機種3モデルと、トナー方式の業務用高速連帳プリンター1機種6モデルを市場投入する。


 ●“Océ MonoStream(モノストリーム) 500”の主な特長

 新商品“Océ MonoStream 500”は、請求書やダイレクトメール(DM)などで使用されている上質紙と普通紙、圧着紙、事前印刷用紙に加えコート紙にも印刷することができ、従来型の電子写真方式と同様の運用が可能なインクジェット連帳プリンター。
 従来のデータプリントサービス市場では、あらかじめオフセットで印刷された事前印刷用紙にモノクロで可変データの追い刷りを行っていた。近年はさらなる「多品種・小ロット化」が進み、ランニングコストの安いインクジェットへの期待が高まるとともに、電子写真と同じ運用を要望するニーズが増えつつある。
 こうしたマーケットニーズに対応するため、一日に何度も発生する用紙の掛け替えに便利なオートローディング機構や、損紙レスを実現するバックフィード機構など、数多くのテクノロジーを搭載している。また、1200dpi×1200dpiの高解像度と毎分80メートルの印刷スピードを実現しており、高品質と高生産性を両立しながら既存データ資産を有効活用できるなど、お客さまの運用面と収益性にフォーカスした次世代のインクジェット連帳プリンター。

 ●“Océ ImageStream(イメージストリーム) 3500 / 2400”の主な特長

 書籍や新聞、カタログ、ダイレクトメール(DM)などの商業印刷市場をターゲットに、新商品“Océ ImageStream 3500 / 2400”を市場投入する。商業印刷市場では多種多様なオフセット用紙を使用しており、インクジェットプリンターにおいても高画質や低コストに加えオフセット同様の用紙を使いたいという要求がある。
 新商品“Océ ImageStream 3500 / 2400”は、リアル1200dpi×1200dpiの高解像度を実現しているほか、オフセットコート紙に下地処理を行うことなくフルカラーで印字することが可能。この優れた用紙対応力により、オフセット印刷機の補完マシンとして活用したり、フルバリアブルのダイレクトメールのオンデマンド印刷機として導入したりすることが可能。 “Océ ImageStream 3500”は用紙幅30インチ、“Océ ImageStream 2400”は用紙幅20インチに対応しており、印刷物の面付け用途によりモデルを選択できる。

 ●“Océ VarioStream(バリオストリーム) 4000シリーズ”の主な特長

 データプリントサービス市場がアウトソーシング主流でインクジェットに移行していくなか、「VarioStream 7000シリーズ」の後継モデルとして新商品“Océ VarioStream 4000シリーズ”を市場投入する。同ブランドの発売以来36年に渡りお客さまから高い信頼を獲得しており、昨年時点で18年連続欧米地域シェアNo.1※2に輝くなど、「フレキシビリティ」が高く評価されている。印刷物の種類に応じ現像機やトナーの解像度を使い分けたり、必要に応じて機器のグレードアップを図ったりするなど、柔軟にカスタマイズしながら最小限の投資で導入、運用できる。

 キヤノンMJは、今後オセの商品ラインアップを順次国内市場に投入する計画で、業務用高速連帳プリンターの国内市場において3割以上のシェア獲得を目指す。

 ※2 インフォトレンズ社調べ。

 ≪プロダクション印刷機の国内市場動向≫

 プロダクション印刷機の国内市場規模は現在約4000億円で、早ければ約5年、遅くても約10年でデジタル化が急速に進み、ハイエンドからミドルレンジ、ライトレンジを含め約1兆円を超えることが予測されている。マーケットは主に企業内で大量印刷する「高速印刷(CRD)と帳票印刷」、印刷をアウトソース・外注する「データプリントサービス(DPS)と商業印刷」の4つに分類され、「CRD、帳票印刷」と「DPS、商業印刷」の市場規模の割合は半々と見られている。
 高画質化やカラー化、後加工連携、付加価値提案などのデジタル印刷シフトが加速し、なかでもアウトソース・外注分野である「DPS、商業印刷」のマーケット規模は年率102~110%と大きな伸びが見込まれている。(キヤノンMJ調べ)




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2015-7-3

キヤノンMJ
自治体のマイナンバー関連業務を支援する
カード追記プリンター“CX-M1700”を発売

カード追記プリンター“CX-M1700”


 キヤノンMJは、キヤノンファインテック(代表取締役社長:両角和明)製のカード追記プリンターの新製品として、通知カードや個人番号カードなどへの券面印字が可能な“CX-M1700”を2015年9月下旬より発売する。


品名

カード追記プリンター“CX-M1700”

価格

オープン価格 

発売日

2015年9月下旬



 ●おもな特長

 社会保障・税・災害対策に関わる番号制度(以下、マイナンバー制度)の導入により、2015年10月以降に住民票を有するすべての方に「通知カード」が配布され、2016年1月以降に希望者に「個人番号カード」が交付される。各市町村特別区では、引っ越しや氏名変更といったカード記載事項の変更の届け出があった場合に変更内容をカードに記載する必要がある。カードの普及率の高さから裏書き業務の負荷増加が予想され、住民サービス向上の面からも早く正確な追記・裏書処理が求められている。

 新製品“CX-M1700”は、各市町村特別区の裏書きをはじめとする追記業務の課題に応えるべく開発されたカード追記専用プリンター。通知カードと個人番号カードに加え、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カード(以下、住基カード)のサインパネル領域への印字に対応している。

 通知カード(紙)、個人番号カード(プラスチック)両方への券面印字が可能

 紙とプラスチックという素材の異なるメディアにも、特別なアタッチメントを使用することなく印字できる。また、特別永住者証明書、在留カード、住基カードのサインパネル領域への印字も可能。
  • サインパネル領域の印字に限る。通知カード、個人番号カードは対応予定。

 インクジェット方式で情報漏えい防止とシンプルな運用を実現

 インクジェット印刷方式を採用しているため、熱転写方式のように使用済みインクリボンが発生せず個人情報の漏えいを防止する。また、インクリボンを廃棄処理する運用が不要になるため廃棄コストの削減にもつながる。

 設置場所に困らないコンパクト設計

 本体の幅134mm、奥行き296mm、高さ250mmのコンパクト設計で省スペースを実現している。自治体窓口のカウンターなど省スペースが求められる場所でもスマートに設置できる。

 カード追記プリンターの国内市場動向

 従来、自治体におけるカード追記・裏書業務は、手書きかインクリボンを使用した熱転写プリンターによる印字で主に対応されてきた。昨今の個人情報漏えいに対する危機意識の高まりやマイナンバー制度の施行にともない、印字後に使用済みインクリボンが発生しないインクジェット方式プリンターが今後普及することが見込まれている。
 カード追記・裏書業務は自治体の窓口拠点ごとに行われており、市町村特別区数は2015年7月現在で約1,700団体以上あることから、カード追記プリンターの国内市場規模は約6,000台と想定されている。(キヤノンMJ調べ)


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