同製品は、スタンダードクラスの防水アクションカメラ「RICOH WG-M1」(2014年10月発売)の上位機種として開発したもの。アウトドア環境下でも安心して使用できる、水深20mの防水性能と高さ2mからの耐落下衝撃性能、マイナス10℃の耐寒性能に加えて、同社デジタルカメラで初となる4K動画撮影に対応しており、超広角約204°の遠近感が強調された迫力のある映像を、高ビットレートの高画質で記録することができる。また、新機能として録画開始と終了時にカメラ本体が振動して知らせるバイブレーション機能、カメラを縦位置や逆さまで撮影しても正位置で記録することができるカメラ姿勢切替機能注1、7種類から選べるエフェクト動画機能、カメラ内で静止画保存や動画分割ができる動画編集機能など使いやすさを高めている。
さらに、カメラを固定して撮影できる各種アクセサリーと組み合わせることで、アクションカメラとして様々なスポーツシーン、アウトドアシーンでの撮影の自由度を広げ、未体験の映像や撮影を楽しむことができる。
外観は、タフさとスタイリッシュさを兼ね備えながら、自転車やバイクなど、様々な場所に装着した際に使いやすいデザインとしている。カラーは、WGシリーズのテーマであるアウトドアに映えるオレンジと、どんなシーンにもマッチする高品位なシルバーの2色から選べる。
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新製品 RICOH WG-M2
の主な特長 1.超広角204°で4K30pの高画質動画 広大な自然の中で遠近感を強調して迫力のある映像が撮影できる最大約204°のWideと、日常的な撮影で使いやすい約151°のNarrowの2種類から撮影シーンに合わせて画角を選択できる注2。Narrow設定時には、動画撮影時専用の電子式手ぶれ軽減機能(Movie SR)注3も利用でき、ぶれを抑制した動画撮影も可能。記録画素数3840×2160(16:9)ピクセルで30fps(フレーム/秒)の高画質で長時間の撮影注4が可能な4K動画撮影機能を備えており、約100Mbps注5高ビットレートでの記録が可能なので、作品作りにも対応できる高画質な撮影がおこなえる。また、フルHD動画設定では60fpsと高フレームレートで動きの速い被写体をなめらかな映像で撮影できる。さらに、長時間のツーリング等を早送りで再生したいときに便利な30倍速、60倍速、150倍速から選択できる"タイムラプス動画"や、5分、10分、25分ごとにファイルを作成しながら録画する"エンドレス録画"注6、動きの速いアクションをスローモーションのように再生できる"ハイスピード動画"注7にも対応し、幅広い映像表現を手軽に楽しむことができる。カメラ本体には映像・音声出力用のHDMIマイクロ端子(Type D)を備えている。 2.アウトドアに適した優れたタフネス性能 気密性の高いボディ構造を採用し、付属の水中レンズプロテクターを装着するだけで、水深20mで連続2時間の水中撮影が可能な高い防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当に準拠)を実現。さらに、2mからの耐落下衝撃性能注8やホコリに強いIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10℃でも動作が可能な耐寒構造などを備え、過酷なアウトドア環境下での本格的な使用に耐えるタフネスモデルに仕上がっている。専用のハウジングケースなしで、軽量かつコンパクトに撮影を楽しむことができ、ケース内に音声がこもることなくクリアな音を録音できる。 3.使いやすさを向上する新機能 動画ボタンを押すとカメラ本体が振動して動画撮影の開始・終了を知らせるバイブレーション機能を備え確実な録画をサポートしている。さらに、カメラを縦位置に装着しても、横(正)位置画像として記録できるカメラ姿勢切替機能や、カメラ内で動画分割や静止画保存(最大4Kサイズ)が可能な動画編集機能も新たに採用するなど、アクションカメラに求められる使いやすさを向上させている。 4.クリエイティブな作品作りが楽しめる7種類注9のエフェクト動画機能 動画撮影前に加工処理を施し、多彩な映像表現が楽しめるエフェクト動画機能を搭載している。 "鮮やか""ナチュラル" "モノトーン""シェーディング""銀残し""ハードモノクローム""ハイコントラスト"の全7種類から設定することが可能。 5.水中撮影に最適なホワイトバランス 水中で撮影した実写画像データを元に、色再現やコントラストなどの画像処理を最適化している。水中モードに設定すると、自動的に水中ホワイトバランスに切り替わり、水中の透明感を忠実に再現するとともに、光の拡散によるコントラスト低下を効果的に補正し、青被りや緑被りが少ないクリアな画像を実現している。 6.スマートフォンと連携できる無線LAN機能搭載 スマートフォンやタブレットで専用アプリ「Image Sync」を使用することで、ライブビュー表示や、ホワイトバランス、ISO感度、露出補正なども手元から設定可能。また、フルHD(1920×1080)の30fps、HD(1280×720)の30fps設定時のみ、動画記録中の映像をスマートフォンなどでリアルタイムで確認しながら撮影することができる。さらに、本機で撮影した動画や静止画をスマートフォンやタブレットに転送し、保存して再生注10したり、SNSにアップロードし共有して楽しむことができる。 |
注1:撮影モードや設定によって使用が制限される。 注2:撮影画角は、記録サイズや各種設定により異なる。 注3:Movie SR使用時は画角が狭くなる。 注4:1回の録画時間は最長25分、または4GBまで。 注5:4K・S-Fine撮影時。microSDXCメモリーカード UHS-I スピードClass3を使用ください。 注6:撮影時間は記録サイズにより異なる。 注7:画角はWide固定。HD120fpsで記録し、30fpsで再生する。1回の最大録画時間は4分。 注8:MIL-Standard 810F Method 516.5-Shockの測定方法に準じた、同社独自の基準(高さ:2m、落下面:厚さ5cm合板)への落下テストをクリアしている。 注9:撮影動画モードによって選択できる種類が異なる。 注10:Android端末では再生するためにMOVファイルが再生可能な別アプリケーションが必要。 |