2018年3~7月配信機種

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2018-7-13

図面の電子化やコピーの生産性を高めた大判インクジェットMFPソリューション
“imagePROGRAF TX-4000 MFP”など3機種を発売
~キヤノン~
 
imagePROGRAF TX-4000 MFP
 ※オプション装着時


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、“TX-4000 MFP / TX-3000 MFP / TX-2000 MFP”を2018年8月下旬より発売する。


品名 imagePROGRAF TX-4000 MFP imagePROGRAF TX-3000 MFP imagePROGRAF TX-2000 MFP
価格 110万8,000円(税別) 99万8,000円(税別)   89万8,000円(税別)  
発売日
2018年8月下旬
2018年8月下旬   2018年8月下旬  


 おもな特長

 “TX-4000 MFP(B0ノビ対応)/TX-3000 MFP(A0ノビ対応)/TX-2000 MFP(A1ノビ対応)”は、大判スキャナー※1と「imagePROGRAF TX」シリーズ(2018年1月発売)を組み合わせた大判インクジェットMFPソリューション。建設・土木・設計現場におけるCAD図面の電子化やコピー、ポスター用途における拡大コピーなどにおいて、高速スキャンによる高い生産性を実現している。操作性を高め、効率的な大量連続印刷に対応するなど、大判出力における幅広いニーズに対応している。

 15.6型タッチパネルを採用した一体型コントローラーによる優れた操作性

 15.6型タッチパネル方式の一体型コントローラーを搭載し、大きく見やすいアイコン表示で直感的な操作が可能。同梱のスキャン&コピーソフトウエア「SmartWorks MFP version 5」により、大画面プレビューでスキャンデータが確認できる上、その場で手軽にスキャンデータを編集することができる。

 高生産性と高画質を実現

 大判スキャナーは、毎秒6インチ(152.4mm)※2で原稿を高速に読み取ることができ、シングルセンサー技術とデュアルLED光源システム採用によりつなぎ目のない高精細スキャンが可能。5色顔料インク「LUCIA(ルシア) TD」により、インク受容層のない普通紙にも細線や文字を鮮明に再現でき、“TX-4000 MFP / TX-3000 MFP”は、A1横サイズで約19秒※3の高速印刷ができるなど、高画質と高生産性を実現している。

 大判インクジェットプリンターの市場動向

 CAD 図面のカラー化需要の高まりや、建築、土木、製造など個々の現場での分散出力ニーズの増加傾向により、大判インクジェットプリンターによるCAD図面の出力機会が増えている。また、紙図面のデジタル化や手書き修正した図面を関係者間で共有するなど、CAD図面を扱う業者において、図面のデジタル化や承認プロセスの電子化など、日常業務のワークフローにMFPが定着しつつある。大判インクジェットプリンターの2017年の販売台数は世界で約22万3千台、国内で約2万4千台。2018年も前年並みの販売台数が見込まれている。


※1 スキャナーは英Global Scanning社製。
※2
カラーコピー時、RGB / 200dpi。
※3 プロッター用紙、「線画・文字 速い」モード。




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2018-7-11

1.2億画素超高解像度CMOSセンサー“120MXSM”を発売
顧客ニーズを反映し出荷検査基準をより厳格化


 キヤノンは、高精細化しているFPD(フラット・パネル・ディスプレイ)の検査を行うパネルメーカーや、検査用カメラを設計・製造するメーカーのニーズに応え、出荷検査基準をより高めたモノクロ対応の1.2億画素CMOSセンサー“120MXSM”を2018年7月下旬より発売する。

 おもな特長

 4K・8K映像技術の発展によりパネルの高精細化が進む中、パネルの検査で用いる産業用カメラにおいて、高解像で、厳しい出荷検査基準を満たしたセンサーのニーズが高まっている。キヤノンは、FPDの検査を行うパネルメーカーや、検査用カメラを設計・製造するメーカーなどの顧客ニーズを反映し、出荷時の検査基準をさらに高めたAPS-Hサイズ※11.2億画素CMOSセンサー“120MXSM”を量産、発売する。

 キヤノンの1.2億画素CMOSセンサーは、フルHD(1920×1080画素)の約60倍にあたる解像度を実現している。また、多数の画素から信号を高速で読み出す並列信号処理技術により、最高速度11.3Gbps※2で1秒間に最高約9.4コマのスピードで出力できる高速読み出しが可能。画像のトリミングや電子ズームを行っても、高精細で鮮明な画像を得ることができるだけでなく、高精細画像の連続撮影や、動体撮影にも対応できる。

 キヤノンでは、2010年に1.2億画素CMOSセンサーの開発に成功して以来、顧客ニーズに応じた改良を行い、これまで複数の検査用カメラメーカーなどに採用されています。このたび、さらなる顧客ニーズに対応するため、より高い基準の高精細パネル検査に適用できる品質基準を満たすセンサーを抽出する出荷検査アルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムを導入し、センサーの出荷時の検査基準をこれまでより引き上げたことで、センサーの画素の点欠陥や画素に隣接した傷、非常に狭い範囲の画素群を覆うような傷など、多様な欠陥をさらに高い水準で見つけ出すことが可能となった。これにより、今後は、大型有機ELパネルや8Kパネルなど、次世代の超高精細パネル検査での活用が見込まれている。
 また、1.2億画素CMOSセンサーのラインアップには、カラー対応の「120MXSC」も備えており、検査用途以外にも、超高解像度センサーの強みを生かし、映像制作やデジタルアーカイブ、特殊監視などの用途でも活用することが可能。 キヤノンは今後も顧客ニーズを反映した品質向上のための研究開発を進めるとともに、幅広い分野の産業に向けたCMOSセンサーの量産、販売を進めていく考え。


※1 センサーの撮像画面サイズは約29.2×20.2mm。
※2 Gigabit per secondの略。データ伝送速度の単位の一つで、1秒間に何ギガビットのデータが送れるかを表したもの。




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2018-6-11

国内初 インクジェット印刷対応ICカードを発売
手軽で安価に勤怠管理システムなどに活用可能
キヤノンマーケティングジャパン

 キヤノンマーケティングジャパンは、国内初※1インクジェット印刷対応のICカード“インクジェット対応ICカード FeliCa Lite-S版”を7月上旬より発売する。企業や学校における社員証や学生証などのIDカードの内製化による、作成業務の効率化とコストの削減を支援する。

品名 インクジェット対応ICカード FeliCa Lite-S版
価格 オープン価格
発売日
2018年7月上旬

 おもな特長

 近年、労働時間の適正な管理をするために勤怠管理システムを導入する企業や学校が増えている。また、2017年の個人情報保護法改正により個人情報を取り扱うすべての事業所において安全管理のために必要かつ適切な措置が義務付けられ、個人情報を取り扱う部屋の入退室を記録するシステムの導入が増えている。これらのシステムではICカードの活用が進んでいる一方、従来ICカードの作成は、都度専門業者に依頼したり昇華型熱転写方式プリンターで印刷したりする必要があり、時間やコストがかかっていたため、内製で手軽に作成するニーズが高まっている。

 “インクジェット対応ICカード FeliCa Lite-S版”は、国内初のインクジェット印刷に対応したICカードで、インクジェット方式のカードプリンター「CX-G6400 / CX-G2400」に対応している。「CX-G2400」で印刷した場合、印刷速度はカラー片面分速50枚※2、インクコストは1枚約2円※3を実現している。担当者の新任や異動などにより都度必要となる社員証などを高速かつ安価に内製で作成できるようになる。さらに、印刷時の個人情報がプリンターに残らず、印刷後の手間やコストの削減に貢献する。

 キヤノンMJは、勤怠管理や入退室管理システムの専門SIerと協業し、ICカードを活用した企業や学校における働き方改革を支援する。


※1 デスクトップ型インクジェットプリンターで印刷可能なFeliCa Lite-SタイプのICカードにおいて。2018年5月11日現在。(キヤノンMJ 調べ)
※2 キヤノンカードプリンター CX-G2400において、固定データを印刷する場合。
※3 1枚あたり。キヤノンの標準カードサンプルの印刷時。「インクジェット対応ICカード FeliCa Lite-S版」使用。
 
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2018-5-31

ワークフローをペーパーレス化する
“Mobile Capture(モバイルキャプチャー)ソリューション”を提供開始
キヤノンマーケティングジャパン

“Mobile Capture(モバイルキャプチャー)ソリューション”の概要


 キヤノンマーケティングジャパンは、このほど、タブレット端末のカメラを活用し、業務効率化を支援する“Mobile Capture(モバイルキャプチャー)ソリューション”を6月1日より提供開始する。同ソリューションは日本生命、第一生命、住友生命など大手生命保険会社に採用され、キヤノンMJは、流通業や製造業などの各業種にも展開することで、大手企業を中心に業務プロセスの変革を支援する。



品名 Mobile Captureソリューション
価格 1,000万円(税別)~
提供開始日
2018年6月1日

個別システム開発費込み。尚、お客さまのシステム構成およびシステム開発規模等により価格は変動する
別途保守費用がかかる


 おもな特長

 近年、働き方改革など企業の業務効率化が求められる中、キヤノンMJは膨大な帳票や紙書類を扱う金融機関などを中心に、独自のOCR※1ソリューションをはじめドキュメントソリューションやBPOを提案することで業務プロセスの変革を支援してきた。
 金融機関では、タブレット端末の普及により提案書や申込書のペーパーレス化が進む一方、契約手続き時にお客さまから預かる書類を職員が支社や営業所に持ち帰るなど紙を介在した業務が残っており、手続き開始までのタイムラグや書類の紛失リスクが課題となっている。

 キヤノンMJは金融機関のこうしたニーズに対応するため、6月1日より“Mobile Capture(モバイルキャプチャー)ソリューション”の提供を開始する。同ソリューションはキヤノンMJ独自のアプリケーションで、タブレット端末のカメラで撮影した画像データをキヤノンのカメラ制御や画像エンジンを活用して補正し、視認性の高いOCRデータとして取り込むことが可能。
 タブレット端末の操作に不慣れな職員でも、わかりやすいナビゲーションにより簡単に操作でき、お客さま先ですぐに書類をデータ化できる。お客さまの業務や要望にあわせて業務システムや基幹システムと連携させることも可能で、提案から手続きまでのワークフローを自動化し時間短縮することで、業務の効率化とお客さまのCS向上を実現する。

 同ソリューションは日本生命、第一生命、住友生命に採用され、各社の新契約、保全、支払いなどの様々な生命保険業務で活用することで、業務の効率化が期待できる。また、流通業や製造業など多くの業種でも証明書や申込書などの紙文書を扱う業務が残っており、キヤノンMJは同ソリューションを各業種や業務に展開することで、エントリー業務からBPOまでエンタープライズ向けドキュメントソリューション事業を強化し、2020年までに年間100億円の売上を目指す。


※1 OCR:Optical Character Recognition(光学文字認識)。文字画像をスキャナー等で読み取り、コンピュータが読み取れる文字コードに変換するソフトウェア。紙に記載されている文字から手入力する作業を自動化する事が可能になる。





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2018-4-19

毎分43枚の高速出力と毎分70ページの高速両面スキャンを実現
A4モノクロレーザー複合機“Satera MF521dw”を発売
 キヤノン
 
Satera MF521dw

 キヤノンは、「Satera」シリーズの新製品として、ビジネス向けA4モノクロレーザー複合機“Satera MF521dw”を4月26日より発売する。


品名 Satera MF521dw
価格 オープン価格
発売日
2018年4月26日


 おもな特長

 新製品はコピー、プリント、ファクス、スキャンの4つの機能を備えたA4モノクロレーザー複合機。高速出力/大容量給紙を実現するとともに、視認性に優れた5.0型のカラー液晶タッチパネル、よく使う機能をワンタッチで簡単に実行できるアプリケーションを新たに搭載し、オフィスはもちろん、流通/小売、医療、官公庁などさまざまな特定業務のニーズに対応している。

 毎分43枚の高速出力と毎分70ページ※1の高速両面スキャンを実現

 プリント速度はA4片面で毎分43枚、スキャン速度は、新たに両面同時読み取りADF(自動原稿送り装置)を搭載したことにより、「Satera」シリーズ最速となる毎分70ページ(300dpi)の高速両面スキャンが可能。また、本体のスリープモードからの復帰時間が4秒以下と従来機種「Satera MF511dw」(2016年5月発売)と比べて約50%短縮され、オフィスをはじめ接客窓口など速やかな対応が求められる業務を強力にサポートする。

 大容量給紙やA5 / A6の小サイズ紙に対応

 従来機種と比べ1,060枚増となる最大2,660枚の給紙※2を実現することで、大量出力のニーズに応える。また、サイズ(A4 / A5 / A6など)や種類、色の異なる用紙を各カセットから給紙できる多段給紙により、複数の用紙を扱う医療機関や調剤薬局などでの業務の効率化に貢献する。

 よく使う機能をワンタッチで実行できるアプリケーションを新たに搭載

 よく使う機能を、ホーム画面からボタン一つで実行できるアプリケーションを新たに搭載し、業務の効率化が可能。例えば、使用頻度の高い文書フォーマット※3をあらかじめ登録しておくことで、必要なときに簡単に出力できるほか、決められたフォルダにワンタッチでスキャン送信することが可能。各アプリケーションの設定や画面表示は、用途に応じてカスタマイズすることもできる。


※1 A4、モノクロ時。
※2 「ペーパーフィーダー・PF-C1」(別売り)を3段装着時(64g / m2紙)。
※3 登録できるファイル形式はJPEGもしくはPDFのみ。


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2018-3-29

CINEMA EOS SYSTEMの最上位機種“EOS C700 FF”を発売
新開発のフルサイズセンサー搭載により高画質の映像表現を実現
キヤノン 

EOS C700 FF
※「CN-E35mm T1.5 L F」装着時
 

 キヤノンは、映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMの新製品として、デジタルシネマカメラ最上位機種“EOS C700 FF / EOS C700 FF PL”を2018年7月中旬より発売する。



品名 EOS C700 FF(EFマウント) EOS C700 FF PL(PLマウント) 
価格 オープン価格 
発売日
2018年7月中旬


 おもな特長

 新製品は、「EOS C700」(2016年12月発売)の優れた基本性能やモジュールデザインを継承しつつ、新開発のフルサイズセンサーを搭載したデジタルシネマカメラ。低ノイズ・高感度の高画質な4K映像を撮影でき、ハリウッド映画に代表される映像制作業界をはじめ、映画、ドラマ、テレビCM、ミュージックビデオなど、映像制作現場におけるプロの高いニーズに応える。

 新開発のフルサイズセンサーにより高画質で撮影が可能

 デジタルシネマカメラ用に新開発された38.1×20.1mmのフルサイズセンサーを搭載しており、センサーから得られる豊かな映像情報を活用し、オーバーサンプリング※1による4K / 60P映像の本体内記録が可能。さらなる低ノイズ、15ストップを超える広い階調性、次世代放送規格「ITU-R BT.2020」を上回る色域を備えており、高画質な映像表現を実現している。また、「デュアルピクセルCMOS AF」により、高い合焦精度が求められる撮影時でも、撮影スタイルに合わせて高精度なピント調整をすることができる。

 プロの映像制作ニーズに応える多彩な映像表現を実現

 映画特有の2.39:1 のアスペクト比で映像を撮影できるアナモフィックレンズ※2に対応するほか、70種類以上のEFレンズ・EFシネマレンズとの組み合わせにより、高画質で多彩な描写力を発揮する。スーパー35mmより大型のフルサイズセンサーと、高い光学性能を持つレンズを組み合わせることで、より被写界深度の浅い美しいボケ味を生かした印象的な映像表現を実現する

 快適なワークフローを実現する多彩なビデオフォーマットに対応

 動画データを圧縮し効率的に記録するキヤノン独自のビデオフォーマット「XF-AVC」に加え、汎用性の高い圧縮フォーマット「Apple ProRes」※3に対応している。また、Codex社製のレコーダー「CDX-36150」を装着することで、最大5.9K※4 / 60PのRAW記録が可能。


※1 記録画素よりも大きなデータから、記録映像を生成する手法。
※2 画面の横方向を圧縮して撮影し、特有のボケ味を表現できるレンズ。
※3
Apple Inc.により開発された、動画データの圧縮フォーマット。
※4 5952×3140画素。
 
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2018-3-20

キヤノン
ラミネート加工無しで最長6ヵ月相当の屋外掲示を実現
“耐水ポスター合成紙(マット)糊付き”を発売  

 キヤノンは、ラミネートフィルムで加工をすることなく、最長 6 カ月相当の屋外使用が可能※な “耐水ポスター合成紙(マット)糊付き”を 3 月 15 日より発売する。

 “耐水ポスター合成紙(マット)糊付き“は、独自の材料技術により、耐水性と耐光性に優れた ポスター用紙。ポスターを屋外掲示する際、一般的には、ポスター用紙にラミネート加工を施し、 裏面の糊付けや貼るための専門的な施工作業が必要とされることが多い中、同耐水紙は、ラミネート 加工無く屋外掲示が可能。さらに、糊付き面に気泡抜き溝などの工夫を施すことで、専門的な スキルがなくても簡単かつきれいに貼ることができる。

 また、スーパーの特売ポスターや季節ごとに替わるレストランメニュー、映画の告知ポスターなど、屋外掲示用 ポスターを頻繁に貼り替える場合では、手軽に大判インクジェットプリンターでポスターを内製し、容易に貼る ことができる。
 簡単に屋外掲示用の大判ポスターが作成できるため、近年、広がりを見せている工事壁などを利用した ウォールギャラリーや、大型ポスターで街中を装飾する「シティドレッシング」への活用にも期待できる。


※ 屋外耐候性 6 カ月相当評価方法 ISO18930(屋外条件下における画像安定性の試験方法)に準じ、加速度試験および屋外 掲示実験(東京地区、9 月~翌年 2 月)を行い、双方のデータの相関をとり検証したもの。具体的には、JEITA(一般 社団法人電子情報技術産業協会)発行のデジタルカラー写真プリント画質保存評価方法(JEITA CP-3901)を参考にした寿命 判断基準、および ISO18947 に準拠した摩擦試験で基材とインク受容層の密着性が特定レベル以下に低下した時点を リミットポイントとして判断している。実際の気候、屋外の掲示、展示方法によっては上記の保存性が発揮できない場合 がある。表示期間は、キヤノンの加速度試験によりシミュレーションされたものであり、キヤノンが保証するものではない。




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2018-3-7

キヤノン
映像内の動体をシルエット表示するソフトウエアを発売
人物のプライバシーに配慮しながら映像の活用が可能 


シルエット表示した映像  


 キヤノンは、マイルストーンシステムズ社のビデオ管理ソフトウエア「XProtect®」に組み込むアプリケーションとして、映像内の動体をシルエット表示できるソフトウエア“Moving Object Mask for Milestone XProtect Version 1.0”を4月9日に発売する。


品名 Moving Object Mask for Milestone XProtect Version 1.0
価格 オープン価格
発売日
4月9日


 おもな特長

 キヤノンは、ネットワークカメラの映像に付加価値を持たせることで、セキュリティや顧客サービス、マーケティングなどの分野に活用できる「映像解析ソフトウエア」の商品化を進めている。新製品は、個人が特定できないように映像内の動く人物などをシルエット表示するソフトウエア。映像には個人を特定できる情報が含まれることが多いため、シルエット表示によりプライバシーに配慮することで、映像活用のシーンが広がる。

 プライバシーに配慮しながら映像活用が可能

 レストランや会議室など共有スペースのネットワークカメラ映像に映る人物をシルエット表示することで、プライバシーに配慮しながら空席状況や混み具合などをモニタリングできます※1。また、シルエット表示した駅やバス・タクシー乗り場の映像を配信することで、利用者が事前に混雑状況や行列待ちの長さなどを確認できます。これらの情報は、迂回ルートの選択や利用時間帯の検討など行動判断の一助となり、顧客サービスの強化につながる。

 用途に合わせてシルエット表示エリアの指定が可能

 シルエット表示する領域を映像内から複数指定することができる。たとえば、美術館や博物館などでは、立ち入り禁止エリア以外をシルエット表示領域として指定し、来館者のプライバシーに配慮しながら特定エリアのモニタリングができる。また、工場においては作業者のみをシルエット表示することで、プライバシーに配慮しながら生産・物流エリアなどのモニタリングが可能になる。

 人数をカウントする際にもプライバシーへの配慮が可能

 「People Counter for Milestone XProtect Version 1.2」(別売り)と同時に使用することで、映像内を移動する人物をシルエット表示しながら、人数カウントや人の流れを確認することができる※2


※1 映像を配信するためには、別途外部システムの構築が必要。
※2 フルHD(2メガピクセル)のネットワークカメラで撮影した映像において約1,500人までカウントできる。撮影環境や人物の映り具合などにより、カウントできる人数が増減する場合がある。




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