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2019-9-5

屋外対応ネットワークカメラのラインアップを拡充
独自開発「親水コーティングII」を採用した新製品9機種を発売
 
キヤノン


VB-R13VE (H2)
 
VB-H761LVE (H2)


 キヤノンは、独自開発の「親水コーティングII」を採用した屋外対応ネットワークカメラの新製品9機種を2019年9月5日より順次発売する。

品名
VB-R13VE (H2) ? VB-R12VE (H2) ? VB-R11VE (H2) ? VB-R10VE (H2)
VB-H761LVE (H2) ? VB-H760VE (H2) ? VB-H751LE (H2) ? VB-M741LE (H2) ? VB-M740E (H2)
価格
59万円~(税別)
18万円~(税別)
 
発売日
2019年10月下旬
2019年9月5日より順次
 


 おもな特長

 新製品9機種は、"VB-R13VE (H2)"など360°旋回型モデル4機種、"VB-H761LVE (H2)"などボックス型モデル5機種で、いずれも独自開発の「親水コーティングII」を採用した屋外対応のネットワークカメラ。一部のボックス型モデルのみで採用していた親水コーティングを360°旋回型モデルで初めて標準採用し、屋外対応ネットワークカメラのラインアップを拡充することで、公共施設 ? 道路・交通機関 ? 工場などの広域監視や災害監視、観光名所や商業施設における迷惑行為の抑制など、多様なニーズに応えていき。
 赤外照明・耐衝撃モデル「VB-H761LVE-H」、「VB-H751LE-H」(2017年6月受注開始)、赤外照明モデル「VB-M741LE-H」(2017年7月発売)のボックス型3機種で採用。

 雨天時や降雨後の高い視認性や防汚性を実現

 水が薄い膜状に広がる「親水性」を持つキヤノン独自のコーティングにより、カメラ前面のレンズ保護窓やドームカバーにかかった雨水が水膜となって流れ落ちるため、雨天時や降雨後の水滴による視認性の低下を抑制できる。また本コーティングにより、雨水が砂やほこりなどの汚れを浮かして、流し落とすことで、汚れの蓄積による視認性の低下を軽減する。

 設置やメンテナンス時の運用性を向上

 独自開発の「親水コーティングII」は、従来の「親水コーティング」に比べ、コーティング膜の強度を高めており、取り扱い時の不注意により親水性が低下する影響を軽減している。レンズ保護窓やドームカバーに指紋が付着した場合でも、柔らかい布でコーティング膜に傷をつけずにふき取ることができるなど、設置やメンテナンス時の運用性を高めている。


※1金額は、USドル換算で1ドルあたり2018年:110.4円、2019年108.3円で計算。製品単価100ドル未満の製品を含む。
※2USドル換算の伸び率。




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2019-8-30

特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載したビジネス向け新製品
インクジェット複合機"G7030 ⁄ GM4030"を発売

G7030


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2019-8-30

キヤノン
 
スマホからの簡単プリントを強化し新しい楽しみ方を提案
家庭用インクジェット複合機"PIXUS TS8330"など5機種を発売

PIXUS TS7330(ネイビー)

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2019-8-29

約3250万画素の解像力と最高約14コマ/秒の高速連写を実現
小型・軽量のミラーレスカメラ"EOS M6 Mark II"を発売
キヤノン

EOS M6 Mark II(ブラック)
*EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM、EVF-DC2装着時


 キヤノンは、EOS Mシリーズの新製品として、小型・軽量を追求しながらも静止画・動画において本格的な撮影を実現するミラーレスカメラ"EOS M6 Mark II"を2019月9月下旬に発売する。


品名
EOS M6 Mark II
価格 オープン価格
発売日
2019年9月下旬


 おもな特長

 "EOS M6 Mark II"は、「EOS M6」(2017年4月発売)の後継機種です。小型・軽量かつ、本格的な撮影を実現し、ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広いニーズに対応する。


 約3250万画素CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 8による高画質

 キヤノンのAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラにおいて最高となる有効画素数約3250万画素※1のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、高画質を実現し、画像の一部を切り出すトリミングによる部分拡大でも高画質な画像を得ることができる。さらに最高ISO25600の常用ISO感度(拡張ISO:51200相当)を実現し、室内や夜景などの暗いシーンでもノイズを抑え、高画質な撮影が可能。

 動体撮影など幅広いシーンに対応する高速AF・高速連写

 キヤノンのレンズ交換式カメラで初搭載となる最高約14コマ/秒の「高速連続撮影+」と最高約30コマ/秒の「RAWバーストモード※2」により、高速連写を実現している。さらに、各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」による高速・高精度AFとの連携により、動く被写体でも快適に撮影することができる。また、被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF※3」が、サーボAF ⁄ 動画サーボAF時においても設定可能。

 高品位なデザインと快適な撮影を実現する操作性

 高品位なデザインと小型・軽量ボディーに、AFとレリーズ動作を切り離して撮影することができる「AFスタートボタン」やフォーカス方式の切り換え操作を行う「フォーカスモードスイッチ」、タッチ操作で簡単に撮影設定ができるチルト式液晶モニターを搭載し、快適な操作性を実現している。さらに、EVFキットに同梱の外付けEVF(電子ビューファインダー)に対応しており、ファインダー撮影も可能。

※1総画素数約3440万画素。
※2RAWバーストモード設定時は、電子シャッターでの撮影で、約1800万画素、約75%×約75%クロップ、14bit RAW(キヤノン独自、12bit AD変換)となる。撮影できる枚数は画像によって変化する。
※3「顔+追尾優先AF」時に機能。ワンショットAF、サーボAF、動画サーボAFで使用可能。初期設定では、カメラに近い方の目を自動選択する。同程度の距離の場合には、画像中央に近い方の瞳が自動選択される。手動で任意の瞳を選択することも可能。




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2019-8-29


光学ファインダーによる本格的な撮影を実現
高速連写と高画質を両立したデジタル一眼レフカメラ"EOS 90D"を発売

~キヤノン



EOS 90D
*EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM装着時


 キヤノンは、光学ファインダーによる本格的な写真表現を求めるハイアマチュアユーザーのニーズに応えるデジタル一眼レフカメラ"EOS 90D"を2019年9月中旬より発売する。


品名
EOS 90D
価格 オープン価格
発売日
2019年9月中旬


 おもな特長

 "EOS 90D"は、「EOS 80D」(2016年3月発売)の後継機種で、新開発のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、キヤノンのAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のデジタルカメラにおいて最高レベルの画質を実現している。また、高速連写やファインダー撮影時の顔認識、動画撮影などの性能も向上しており、快適な撮影を実現している。

 光学ファインダーでの最高約10コマ/秒の高速連写

 視野率約100%※1の光学ファインダーにより、リアルタイムに被写体の確認ができる。また、動く被写体に対しても優れた捕捉性能を発揮する「オールクロス45点AF※2」に加え、最高約10コマ⁄秒の高速連写を実現し、スポーツや動物など動きの速い被写体を快適に撮影できる。

 約3250万画素CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 8による高画質

 キヤノンのAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて最高となる有効画素数約3250万画素※3のCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、ノイズの少ない高い解像感を実現している。画像の一部を切り出すトリミングによる部分拡大でも高画質な画像を得ることができる。

 動体撮影など幅広いシーンに対応する高速AF

 約22万画素の新測光センサーと映像エンジンDIGIC 8により、ファインダー撮影時に被写体の顔を検知して追尾する「EOS iTR※4 AF」が可能で、顔検知により人物の合焦率が向上するとともに、動きの速い被写体でも高精度に追従する。また、各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載しており、ライブビュー撮影においても、高速・高精度な合焦が可能。加えて、被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF※5」が、ライブビュー撮影時、サーボAF ⁄ 動画サーボAF時においても使用可能。


※1アスペクト比率3:2の場合。
※2装着するレンズやアスペクト比の設定により、測距点数、クロス測距点数、デュアルクロス測距点数が変動。
※3総画素数約3440万画素。
※4intelligent Tracking and Recognition。測距エリア選択モードが「ゾーンAF」、「ラージゾーンAF」、「自動選択AF」時に機能。
※5「顔+追尾優先AF」時に機能。ワンショットAF、サーボAF、動画サーボAFで使用可能。初期設定では、カメラに近い方の目を自動選択する。同程度の距離の場合には、画像中央に近い方の瞳が自動選択される。手動で任意の瞳を選択することも可能。




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2019-8-28

生産現場の自動化を支援する画像処理ソフトウエア"Vision Edition-U"を発売
キヤノンが日本企業で初めてユニバーサルロボット社のUR+認証を取得


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2019-7-16

キヤノンマーケティングジャパン
 
畜産業向けに高濃度臭気の脱臭システムを発売
脱臭力・除菌力・安全性を兼ね備えた次亜塩素酸水溶液を活用

 キヤノンマーケティングジャパンは、高い脱臭力を備えた次亜塩素酸水溶液を活用した脱臭システムを開発した。畜産業における家畜ふん堆肥化処理過程や食品加工過程で発生する高濃度臭気を除去する用途として2019年7月18日より発売する。将来的には次亜塩素酸水溶液が持つ脱臭力、除菌力、安全性を生かし、食品・医療・介護などさまざまな業界へ展開していく。

 
次亜塩素酸水溶液脱臭システム


 おもな特長

 環境省が2019年に発表した悪臭防止法施行状況調査の結果によると、国内において2015年から2017年の間、年間1万件以上の悪臭に係る苦情が発生している。特に畜産業の臭気は畜産地の近隣まで宅地開発が進むことで生活区域との距離が縮まっていること、生活時間帯にも臭気が発生すること、風向きにより想定以上の臭気が生活環境下に漂うことなどから大きな環境問題となっており、その問題が年々拡大し畜産業振興の阻害要因にもなっている。

 キヤノンMJは、このような悪臭問題の改善のため、高い脱臭力を持つ次亜塩素酸水溶液を利用した脱臭システムを開発した。炭酸ガスの使用量を調整しPH(ペーハー)をコントロールすることにより次亜塩素酸水溶液の効果を最大限に生かしているほか、炭酸ガスを混合する次亜塩素酸水溶液を使用することで塩素ガスの発生リスクをなくし高い安全性を実現している。さらに、排水量を可能な限り少なくし、かつ、次亜塩素酸水溶液を使用して段階的にシャワー、噴霧を行うことで臭気を効果的に吸収・分解することが可能。また、次亜塩素酸ナトリウムや炭酸ガスなどの汎用品を利用することで特殊薬液を使う脱臭装置などに比べて安いランニングコストで運用できる。

 キヤノンMJは、次亜塩素酸水溶液脱臭システムを堆肥化コンポ用の脱臭装置として展開していく。今後は次亜塩素酸水溶液が持つ脱臭力、除菌力、安全性を生かし、食品・医療・介護など幅広い業界へ展開を拡大していく。


食品廃棄物や家畜のふん尿を堆肥化する装置。断熱された円筒形の発酵槽にふん尿を投入し、内部の撹拌羽根と通気により堆肥化する。




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2019-5-28

特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載したインクジェットプリンター
"G6030 ⁄ G5030 ⁄ GM2030"を発売しラインアップを拡充
キヤノン
 
G6030


 キヤノンは、特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載したインクジェットプリンターの新製品として、カラー複合機"G6030"、カラープリンター"G5030"、モノクロプリンター"GM2030"を2019年6月6日より発売する。


品名
G6030 ⁄ G5030 ⁄ GM2030
価格 オープン価格
発売日
2019年6月6日


 おもな特長

 キヤノンは、家庭における年賀状や高画質写真、ビジネス用途の文書やチラシ、プロのアート作品など、多様なプリントニーズに応える幅広いインクジェットプリンターのラインアップを展開している。今回、キヤノンの特大容量タンクに「GIGA TANK」と愛称をつけ、新製品3機種を加えることで、大量印刷と低ランニングコストを実現する「GIGA TANK」搭載モデルのラインアップを拡充する。これにより、家庭における子どもの学習教材やレシピ、ビジネス用途の文書など、普通紙で印刷する機会が多いユーザーのプリントニーズに対応する。

 特大容量タンク「GIGA TANK」と大量給紙により高生産性を実現

 "G6030 ⁄ G5030"はブラック2本とカラー各色1本ずつ、"GM2030"はブラック2本のインクボトルを本体に同梱している。"G6030 ⁄ G5030"はインクボトル各色1本(別売り)でブラックは約8,300ページ※1、カラーは約7,700ページ※1の大量印刷が可能。インクコストはいずれもA4モノクロ約0.4円※2、"G6030 ⁄ G5030"はA4カラー約0.9円※2と低ランニングコストなため、気兼ねなくプリントできる。新たに最大250枚積載可能な給紙カセットを搭載し、背面給紙と合わせて最大350枚の大量給紙による高い生産性を実現している。

 新開発のブラックインクにより鮮明な印字が可能

 新開発のブラックインクにより、高濃度でくっきりとした視認性の高い印字が可能。 モノクロプリンター"GM2030"は、カラーのインクカートリッジ(別売り)を装着※3することで、カラー印刷にも対応する。


※1エコノミーモード時。標準モード時はブラック約6,000ページ、カラー約7,700ページ。"GM2030"はブラック約8,300ページ(エコノミーモード時)。印字可能枚数は、A4カラー文書ISO ⁄ IEC 24712を使用し、キヤノン独自の測定方法で算出したもの。初めてプリンターを使用する際に充填したインクボトルではなく、2回目以降に充填するインクボトルを使用して算出している。
※2税別。普通紙使用、標準モード時。インクコストは「家庭用インクジェットプリンターの印刷コスト表示に関するガイドライン」〈一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)制定〉に従い記載している。測定環境の詳細は、キヤノンホームページを参照ください。※3カートリッジ装着後は速やかに使い切ることを推奨している。





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2019-5-27

手軽に撮影・プリントを楽しめる
インスタントカメラプリンター"iNSPiC ZV-123 ⁄ CV-123"を発売
キヤノンマーケティングジャパン
ZV-123(マットブラック)
 
CV-123(ホワイト)
 



 


 キヤノンマーケティングジャパンは、内蔵カメラで写真を撮ってすぐにプリントできるインスタントカメラプリンター"iNSPiC ZV-123 ⁄ CV-123"を2019年6月6日より順次発売する。



品名
iNSPiC ZV-123(パールホワイト ⁄ マットブラック)
iNSPiC CV-123(ホワイト)
 
価格 オープン価格
オープン価格
発売日
2019年6月6日
2019年7月


 おもな特長

 インスタントカメラプリンター"iNSPiC ZV-123 ⁄ CV-123"は、内蔵カメラで写真を撮影して、すぐにプリントできるカメラ機能付きプリンター。一般的なスマートフォンと同程度の手のひらサイズで携帯性に優れ、外出先でも手軽に写真プリントを楽しむことができる。

 Zero Ink® Technologyを採用し、紙とインクが一体となった専用のフォトペーパーに簡単にプリント可能。用紙はシール紙なので、好きなものに貼ることができ、切り貼りすることで手帳に写真付きの記録を残したり、メッセージカードやオリジナルグッズなどの創作をしたりすることができる。
 また、撮影した写真をその場でプリントできるため、カメラ非搭載の従来モデル「iNSPiC PV-123」(2018年9月発売)よりインスタント性が向上している。

 上位モデルの"ZV-123"はスマートフォンからのプリントにも対応しているため、スマートフォンで撮影した写真を加工したりコラージュしたりしてプリントすることも可能。撮ってすぐに自分の好きな世界観をプリントして楽しむことができ、デジタルネイティブ世代も写真プリントに親しみやすい製品。


Zero Ink® Technologyは、米国ZINK Holdings LLC社の開発技術。




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2019-5-15

用紙対応力の強化により商業印刷のニーズに応える
カラープロダクションプリンター"imagePRESS C910 "など
4機種
新発売
~キヤノン~

imagePRESS C910
*オプション装着時
 


 キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、"imagePRESS C910 ⁄ C810 ⁄ C660 ⁄ C660CA"の4機種を2019年5月20日より発売する。


品名
imagePRESS C910
imagePRESS C810
 
imagePRESS C660
imagePRESS C660CA
 
価格
900万円(税別)
750万円(税別)
 
520万円(税別)
 
500万円(税別)
 
発売日
2019年5月20日
2019年5月20日
 
2019年5月20日
 
2019年5月20日
 


 おもな特長

 新製品は高速出力を実現するプロダクション市場向けカラープリンター。"imagePRESS C910"は毎分90枚、"C810"は毎分80枚、"C660 ⁄ C660CA※1"は毎分65枚(いずれもA4ヨコ)の生産性を持ち、小さな設置面積ながら、商業印刷市場のプロニーズに対応し、お客様のビジネス拡大を支援する。

 用紙対応力の強化と画質向上により高品位なグラフィックアーツ成果物の印刷が可能

 厚みのある名刺やグリーティングカードなどを出力するために、厚紙の対応坪量を従来の300g/m2から350g/m2まで向上する。店頭POPやポスターなどを出力するために、長尺紙の対応を、従来の762mmから1,300mmに拡大する※2。また、オフセット印刷に迫る高画質を実現するため、高精細なスクリーン線数を用意。これらにより、高画質が求められるグラフィックアーツ成果物の印刷が可能。

 高速出力と作業効率化による生産性向上

 "imagePRESS C910 ⁄ C810"は、従来機種に比べ出力速度が向上※3し、高い生産性を実現。また、フィニッシャー(別売り)に、出力した用紙をそろえるジョガー機能を搭載することで、排紙した用紙を手でそろえ直す必要がなく、断裁や製本、箱詰め時の手間を軽減する。さらに、ソフトウエア「PRISMAprepare」(別売り)により、原稿の面付け、色調整や折り設定などの煩雑な作業を直感的に操作でき、印刷原稿の作成および印刷設定の作業負荷を軽減する。このような高速出力と作業効率化により、短期間での納品を求める印刷業のニーズに応える。

 本体幅を18%削減したコンパクトなフィニッシャーにより設置面積を削減

 本体幅を約18%削減した"ステイプルフィニッシャー·AC1 ⁄ 中綴(と)じフィニッシャー·AC1 "(別売り)は、業界トップクラス※4のコンパクトな設置面積でありながら、最大積載枚数3,500枚(80g/m2基準)を実現している。

※1“imagePRESS C660CA”はデザイン市場向けの製品。CAはCreative Artsの略。※2「手差し給紙ユニット·C1」「手差し補助トレイ·D1」「長尺用トレイ·B1」(いずれも別売り)装着時。※3従来機種「imagePRESS C850/C750」(2016年10月発売)から毎分5枚(A4ヨコ)向上。
※4A3プロダクションプリンター(A4ヨコ、毎分65-80枚クラス)のフィニッシャーにおいて。2019年5月13日現在。キヤノン調べ。




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2019-5-10

クラス最小サイズの"Satera LBP853Ci"などプリンター・複合機15機種を発売 
 一般オフィスや流通・小売や医療・調剤などにおける各種業務の生産性を向上
キヤノン
 
Satera LBP853Ci



  
Satera MF745Cdw

 


 キヤノンは、「Satera」シリーズの新製品として、ビジネス向けA3カラーレーザープリンター"Satera LBP853Ci"など計15機種を2019年5月16日より発売する。

品名
価格
発売日
 
Satera LBP853Ci
318,000円(税別)
2019年5月16日
 
Satera LBP852Ci
218,000円(税別)
2019年5月16日
 
 
Satera LBP851C
 
168,000円(税別)
 
2019年5月16日
 
Satera MF745Cdw ⁄ 743Cdw ⁄ 741Cdw ⁄ 644Cdw ⁄ 642Cdw
 
オープン価格
 
2019年5月16日
 
Satera LBP664C ⁄ 662C ⁄ 661C ⁄ 622C ⁄ 621C
 
オープン価格
 
2019年5月16日
 
Satera LBP162 ⁄ 161
 
オープン価格
 
2019年5月16日
 

 おもな特長

 新製品は、A3カラーレーザープリンター3機種、A4カラーレーザー複合機5機種、A4カラーレーザープリンター5機種、A4モノクロレーザープリンター2機種の合計15機種。簡単ポスター作成ソフトウエア「PosterArtist Lite」や業種に合った機能を提供する「アプリケーションライブラリ※1」と組み合わせることで、一般オフィスに加え、流通・小売、医療・調剤など特定業務のニーズに応え、業務の効率化に貢献する。

 クラス最小サイズ※2の高速A3カラーレーザープリンター"Satera LBP853Ci"

 "Satera LBP853Ci"は、プリント速度がカラー ⁄ モノクロともに、毎分46枚(A4片面)の高速印刷を実現している。本体サイズは、クラス最小となる約556(幅)×608(奥行き)×403(高さ)mmのコンパクト設計を実現し、オフィスの机上など限られたスペースでも設置できる。オプションの給紙カセット(別売り)を装着することにより段数は最大5段、給紙容量は3,320枚となり、調剤業務における薬袋や薬剤情報などさまざまな用紙への大量印刷ニーズに対応している。大判プリンター「imagePROGRAF」シリーズで採用されているソフトウエア「PosterArtist Lite」にも新たに対応し、最大1,200mmまでの長尺ポスターなどを手軽に作成できるほか、オンラインサービス「NETEYE(ネットアイ)」に対応し、本体稼働状況のモニタリングによるトラブル発生時の迅速な復旧サポートや消耗品の自動配送※3など、本体の停止時間削減と管理業務負荷の軽減に貢献する。また、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズ用に提供している法人向けクラウドサービス「uniFLOW Online Express」への対応も予定している※4

 業種に合った機能をワンタッチで実行できるA4カラーレーザー複合機"Satera MF745Cdw"

 "Satera MF745Cdw"は、本体操作部でワンボタンに集約した一連のワークフローをワンタッチで簡単に実行できる「アプリケーションライブラリ」を搭載している。診療所で問診票をスキャンし指定フォルダへ格納したり、あらかじめ作成した観光やサービス業などのパンフレットを本体に登録でき、PCを使わずに印刷や増刷を行えるなど、さまざまな業種で必要な操作をワンタッチで完了でき、業務効率が向上する。

※1"Satera MF745Cdw ⁄ 743Cdw ⁄ 741Cdw ⁄ 644Cdw ⁄ 642Cdw"および"Satera LBP664C"で対応。
※2A3カラーレーザープリンター(A4片面、毎分40枚以上のクラス)において。2019年5月8日現在。キヤノン調べ。
※3別途、契約が必要。「NETEYE」の詳細は、キヤノンのホームページをご覧ください。※4年内にサービス提供予定。利用開始時に別途、設定費用が必要。




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2019-5-9

大口径中望遠単焦点レンズ"RF85mm F1.2 L USM"を発売
焦点距離85mmのキヤノン製交換レンズとして最高レベルの画質を実現
キヤノン
 

 キヤノンは、「EOS Rシステム」の核となる交換レンズ「RFレンズ」の新製品として、大口径中望遠単焦点レンズ"RF85mm F1.2 L USM"を2019年6月下旬より発売する。

品名
RF85mm F1.2 L USM
価格 オープン価格
発売日
2019年6月下旬


 おもな特長

 "RF85mm F1.2 L USM"は、描写性能や操作性、堅牢性などで最高水準の性能を追求した「L(Luxury)レンズ」。焦点距離85mmの単焦点レンズは、被写体に圧迫感を与えず適度な撮影距離を保つことができるため、ポートレート撮影を中心に強いニーズがある。このほど、焦点距離85mmのキヤノン製交換レンズとして最高レベルの画質※1を誇る、開放F値1.2の大口径中望遠単焦点レンズをラインアップに加え、「EOS Rシステム」を強化した。

 焦点距離85mmのキヤノン製交換レンズにおいて最高レベルの画質を実現

 EFマウントと同じ内径54mmという大きなマウント径と、ミラーレスカメラならではのショートバックフォーカス※2というRFマウントの特長がもたらすレンズ設計の自由度の高さを生かし、絞り開放時においても画面の中心部から周辺部まで圧倒的な高画質を実現している。また同時に、開放F値1.2の大口径により、大きく美しいボケ味を楽しむことができる。

 キヤノン独自開発の「BRレンズ」を含む光学系により色収差を大幅に抑制

 キヤノン独自開発の「BRレンズ」※3と「UDレンズ」※4の組み合わせにより、大口径レンズに出やすい色にじみを大幅に抑制し、極めて高水準の色収差補正を実現している。また、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」の採用により、逆光によるフレアやゴーストの発生を抑制し、絞り開放時においても画面中心から周辺部まで高解像・高コントラストな描写性能を実現している。

 快適な操作を実現するコントロールリングを搭載

 フォーカスリングに加え、露出補正や絞り数値の設定などを任意に割り当てて使うことができるコントロールリングを搭載している。電子ビューファインダー(EVF)で撮影後のイメージを確認しながら、コントロールリングを操作することで、より直感的で快適な操作が可能。


※12019年5月8日までにキヤノンが発売した、焦点距離85mmのレンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ)用オートフォーカス交換レンズとの比較において、絞り開放時に最高レベルの光学性能(MTF)を実現。
※2無限遠に焦点を合わせたときの、最後部のレンズ面の頂点から撮像面までの光軸上の距離が短いこと。
※3有機光学材料「BR(Blue Spectrum Refractive)光学素子」を凹凸のガラスレンズで挟み合わせたキヤノン独自の複合レンズ。
※4「UD(Ultra Low Dispersion=特殊低分散)ガラス」を用いたキヤノン独自のレンズ。



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2019-4-16

キヤノン
 
AI技術により検査画像の高画質化と検査時間の短縮を両立
光干渉断層計の新ブランド「Xephilio」として"OCT-A1"を発売


 キヤノンは、眼底三次元画像から血管形態を描出する画像処理技術OCT Angiography(アンジオグラフィ)(以下OCTA※1)を搭載した光干渉断層計"OCT-A1"を2019年4月18日より発売する。
 Optical Coherence Tomography Angiographyの略。


 
"OCT-A1"



品名
OCT-A1(医療機器認証番号:231ABBZX00003000)
参考価格
Angiography Model:1,600万円(税別)
発売日
2019年4月18日
 
OCT Angiographyの機能を有さないStandard Modelの参考価格(税別)は1,100万円。

 おもな特長

 干渉断層計は、網膜の断層面を見ることができる眼科機器。新製品"OCT-A1"は、ディープラーニング技術を用いた画像処理技術と高性能GPU(画像処理半導体)により、OCTA画像生成の高速化と高画質化を両立している。新たにブランド名を「Xephilio(ゼフィリオ)」として、眼科系医療機関へ幅広く展開していく。

 先進技術を搭載した眼科機器としてブランドとデザインを一新

 今後ラインアップを拡充し、医療従事者や患者さんに負担の少ない高度な機器を提供し、社会に貢献していく意思を込め、光干渉断層計のブランドを新たに「Xephilio」として展開する。Expertの意味を込めた「X」とギリシア語で友愛を意味する「Philia(フィリア)」を合わせたブランド名、高級感のある黒と白を組み合わせたデザインにより、先進技術を搭載した眼科機器にふさわしいものとした。

 AI技術を用いたノイズ低減処理により短時間で高精細なOCTA画像を生成

 ディープラーニング技術を用いて設計した独自の新画像処理技術「Intelligent denoise」により、眼底の血管形態を描出したOCTA画像からノイズを除去し、血管の細部まで可視化された高精細OCTA画像の生成が可能。ディープラーニング技術に用いた教師データ※1には、繰り返し撮影したOCTA画像を加算平均し高画質化する技術として定評のある「OCTA Averaging」を採用している。「Intelligent denoise」により、わずか1回のスキャンで「OCTA Averaging」に匹敵する高精細なOCTA画像を生成できる。

 高性能GPUにより画像処理時間を高速化

 高性能GPUを用いて画像の演算処理を行うことで、OCTA画像の再構成時間を従来比で約70%※2短縮することが可能。速やかに診断画像を得ることができるため、検査時間の短縮につながる。また、糖尿病網膜症などの血管異常の読影で有効となる複数枚のOCTA画像をつなげるパノラマやOCTA Averagingの処理時間も短縮でき、患者さんや医療従事者の負担を軽減する。

 OCTの用途と市場動向

 眼科市場におけるOCT装置は、黄斑や視神経乳頭など網膜の断層を検査するもので、眼底および眼底断層像を観察・撮影・記録することで疾患の詳細が判断できるようになり、眼科系疾患の診断・治療方針の決定などにおいてなくてはならないものとなっている。OCT市場は、台数ベースで年平均6%程度の成長を続ける見込み。(キヤノン調べ)

  • ※1AIが学習するために人間が与える手本となるデータ。
  • ※2従来機種「OCT-HS100」(2012年9月発売)に、ソフトウエア従来バージョン「Ophthalmic Software Platform RX V4.4」を搭載した場合の撮影終了後からOCTA画像が表示されるまでの実測値との比較において。



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    2019-4-11

    キヤノン
     
    世界最軽量を実現したデジタル一眼レフカメラ"EOS Kiss X10"を発売
    エントリーユーザーでも簡単に撮影を楽しめる基本機能を搭載
    EOS Kiss X10(ホワイト)
    EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM装着時


     キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ"EOS Kiss X10"を2019年4月25日より発売する。

    品名
    EOS Kiss X10
    価格 オープン価格
    発売日
    2019年4月25日


     おもな特長

     "EOS Kiss X10"は、小型・軽量ボディーで好評の「EOS Kiss X9」(2017年7月発売)の後継機種。可動式液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて世界最軽量※1となる質量約449g(ブラック/シルバー)の小型ボディーを実現し、子どもの運動会や友人との旅行などに気軽に携行し、エントリーユーザーでも簡単に撮影を楽しむことができる。

     世界最軽量の小型ボディーに充実した基本機能

     一眼レフカメラならではの光学ファインダーをのぞきながら、最高約5.0コマ⁄秒の連写が可能。また、ライブビュー撮影時は各画素が撮像と位相差AFの両機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」により約0.03秒※2の高速AFを実現している。さらにタッチ操作が可能なバリアングル液晶モニターを搭載し、さまざまな場面で撮影を楽しむことができる。

     エントリーモデルでありながら上位機種に迫る高画質を実現

     有効画素数約2410万画素※3のAPS-Cサイズ相当のCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、解像度の高い静止画撮影や4K動画の撮影を実現している。また、レンズの収差などを補正する「デジタルレンズオプティマイザ」をカメラ内に搭載※4し、高画質な撮影が可能。

     「デュアルピクセルCMOS AF」の進化により撮影の自由度が向上

     「デュアルピクセルCMOS AF」が進化し、ライブビュー撮影時の測距エリアが拡大した。対応レンズ装着時、撮像面の約100%(縦)×約88%(横)の測距エリアに対応し、AFエリア任意選択時はピントの位置を最大3,975のポジションから選択することができる。また、サーボAF/動画サーボAF設定時においても被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」※5が作動し、動く人物の表情も快適に撮影可能。


  • ※1「EOS Kiss X10(ブラック/シルバー)」が質量約449gで世界最軽量。「EOS Kiss X10(ホワイト)」は約451g(いずれも質量はバッテリー・カードを含む、CIPAガイドラインに準拠)。2019年4月9日現在(キヤノン調べ)。
  • ※2CIPAガイドラインに準拠して測定したAF時間の結果から算出(撮影条件や使用レンズにより異なる)。内部測定方法。
    [測定条件]測距輝度:EV12(常温・ISO100)、撮影モード:M、「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」使用、焦点距離55mm位置、シャッターボタン操作によるライブビューAF撮影、AF方式:ライブ1点AF(中央)、AF動作:ワンショットAF時。
  • ※3総画素数約2580万画素。
  • ※4カメラ内に一度に登録できるレンズは最大3本。
  • ※5「顔+追尾優先AF」、「瞳AF:する」時に機能。ワンショットAF、サーボAF、動画サーボAFで使用可能。初期設定では、カメラに近い方の目を自動選択します。同程度の距離の場合には、画像中央に近い方の瞳が自動選択されます。手動で任意の瞳を選択することも可能。




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    2019-4-5

    業務用ビデオカメラ"XA55/XA40"を発売
    機動力の高い「XA」シリーズで初めて4K撮影を実現
    キヤノン

    XA55
     


     キヤノンは、業務用4Kビデオカメラの新製品として、1.0型CMOSセンサー搭載で高画質な4K/30P映像を撮影可能な"XA55"、および小型・軽量ながら4K/30P撮影にも対応した"XA40"を4月12日より順次発売する。


    品名
    XA55
    XA40
     
    価格 オープン価格 
    発売日
    2019年6月上旬
    2019年4月12日
     

     おもな特長

     業務用ビデオカメラ「XA」シリーズは、放送局を中心に、取材現場や、ドキュメンタリー、イベントでの撮影など、高い機動力を要求される撮影現場を中心に幅広く使用されている。新製品2機種は、同シリーズのビデオカメラで初めて、4Kでの撮影に対応している。"XA55"は1.0型CMOSセンサーを搭載し、高画質と豊かな映像表現を求めるプロユーザーに、"XA40"は小型・軽量で、機動性と操作性を求めるプロユーザーやハイアマチュアユーザーに適している。

     1.0型CMOSセンサーと4K対応レンズ搭載の高画質モデル"XA55"

     機動力の高い「XA」シリーズで初めて1.0型CMOSセンサー、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 6」を搭載し、4K対応の光学15倍ズームレンズを採用することで、広角約25.5mmから望遠約382.5mm相当※1の全ズーム域で高画質な4K/30P映像の撮影を実現している。また、動画撮影に適した滑らかなAF動作と高い追従性を有する「デュアルピクセルCMOS AF」により、厳しい合焦精度が求められる4K撮影時でも、タッチパネルを用いた直感的な操作で、素早く高精度なピント合わせが可能。

     4K映像を光学20倍ズームで撮影可能な小型・軽量モデル"XA40"

     1⁄2.3型CMOSセンサー、光学20倍ズームレンズ、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 6」を採用し、ビデオカメラ本体の大きさは約109mm(幅)×84mm(高さ)×182mm(奥行き)、本体質量は約730g※2と小型・軽量ながら、広角約29.3mmから望遠約601mm相当※1の全ズーム域で4K/30Pの映像を撮影可能。また、4Kセンサーから得られる情報を有効活用したフルHD記録「Over Sampling HD Processing」によって、フルHD画質についても従来機種「XA30」(2015年12月発売)から解像感の向上を実現している。

    ※135mmフィルム換算。手ブレ補正の「ダイナミックモード」時を除く。
    ※2グリップベルト含む。



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    2019-3-27

    超高感度モノクロCMOSセンサー"35MMFHDXSMA"を発売
    0.0005luxの低照度環境下でモノクロ動画の撮像が可能
    キヤノン

    35MMFHDXSMA

     キヤノンは、35mmフルサイズの超高感度モノクロCMOSセンサー"35MMFHDXSMA" を26日より発売した。


     おもな特長

     "35MMFHDXSMA"は、肉眼では被写体の識別が困難な0.0005lux(ルクス)※1の低照度環境下で、モノクロ動画の撮像が可能な35mmフルサイズの超高感度CMOSセンサー。特殊用途で求められるアスペクト比に対応し、長時間露光時の暗電流ノイズ※2の低減を実現することで、天体観測や自然災害の監視、産業用途など、超高感度撮影の幅広いニーズに対応できる。

     0.0005luxの低照度環境下でもモノクロ動画の撮像が可能

     "35MMFHDXSMA"は、モノクロに特化することで広範囲の波長の光を検出できるようになり、超高感度カラーCMOSセンサー「35MMFHDXSCA」(2018年8月発売)と比較して約2倍の感度を実現している。また、一辺19μm(マイクロメートル)の大きな画素による、超高感度を実現しながら、画素が大型化すると増える傾向のあるノイズを低減することで、超高感度と低ノイズを両立している。例えば分子・細胞生物学の研究分野において、微弱な蛍光を発する試料の観察ができるなどの活用方法が期待される。

     特殊用途で求められるアスペクト比に対応

     フルHD(1920×1080画素)よりも広い範囲である2160×1280画素の読み出しが可能であるため、広範囲撮像が求められる天体観測用途に適しているだけでなく、特殊なアスペクト比の高画素画像のニーズがある監視・産業用途にも対応する※3。また、必要な画素部のみ読み出しを行う読み出し位置制御機能※4により、読み出し行数を少なくすることで、フレームレートを高めることが可能となり、夜間の高速道路におけるナンバープレートの識別など、監視用途などにも応用できる。

     長時間露光時の暗電流ノイズの低減を実現

     一般的に天体観測では、長時間露光時に、わずかな明るさの星の観測を困難にする暗電流ノイズの発生を抑えるため、カメラを冷却しながら使用する。同製品は、周辺回路の駆動方式を工夫することで、低温状態においてもなお発生する暗電流ノイズの低減を実現している。これにより、10等星程度のわずかな明るさの星の天体観測などにも活用することが可能。
     
     AIやIoTの進歩に伴い、さまざまな監視・観測現場での画像解析用途として高性能なCMOSセンサーの需要が増加し、さらなる市場拡大が期待されている。高感度センサーは、工場などの産業分野をはじめ、微生物の微弱光観察など生命科学分野や、極力少ない光照射が求められる部位の観察など医療分野における応用も可能。また、監視分野においても、昼夜問わず高感度で撮影された画像は、防犯性の向上につながるとしてニーズが高まっている。


  • ※1星明かり程度の明るさ。
  • ※2光が当たらなくても熱によって生じるノイズ。
  • ※3監視用途では6:4、産業用途では1:1のアスペクト比のニーズがある。
  • ※4垂直方向の切り出しのみ可能。



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    2019-3-27

     
    キヤノン
    可視光域と近赤外線域での撮像が同時に可能
    1.2億画素超高解像度CMOSセンサー"120MXSI"を発売

    120MXSI


     キヤノンは、可視光域と近赤外線域での撮像が同時に可能な超高解像度1.2億画素CMOSセンサー"120MXSI"を発売する。

     波長約800~1000nm。


     おもな特長

     "120MXSI"は、APS-Hサイズ※1の1.2億画素CMOSセンサー。1つのセンサーでカラー画像と近赤外線画像を同時に取得できるため、工場における検査や計測、セキュリティー、農業、医療、ロボティクスなど幅広い分野への応用が可能。

     フルHDの約60倍にあたる1.2億画素の超高解像度を実現

     フルHD(1920×1080画素)の約60倍にあたる1.2億画素の超高解像度を実現し、画像のトリミングや電子ズームを行った場合でも、高精細で鮮明な画像を取得することができる。高精細画像の連続撮影や動体撮影にも対応し、多数の画素から信号を高速で読み出す並列信号処理技術により、最高速度11.3Gbps※2で、1秒間に最高約9.4コマの高速読み出しが可能。

     可視光域と近赤外線域での撮像が同時に可能

     カラーフィルターの一画素を近赤外線域用の画素として割り当てることで、1つのセンサーで、カラー画像と近赤外線画像を同時に取得できる。一般的なカメラの撮影は、カラー画像または近赤外線画像のどちらか一方のみとなり、両画像を同時に取得するには、複数台のカメラなどで大規模なシステムが必要になる中、"120MXSI"を活用すると、カメラの台数を抑え、撮像システムや検査装置の小型化に貢献する。さらに、近赤外線域の光を透過する物質において、光の反射率や吸収率の違いなど、内部の状態を観察できるため、例えば、食品工場の異物混入検査において、カラー画像との併用により検査精度の向上が期待できる。

     近赤外線域での撮像により期待される応用例

     植物は生育状況に応じ異なる強さで近赤外線を反射するため、広域の航空撮影に使用することで、広いエリアの作物の生育状況を可視化でき、収穫時期の判断に活用するなど、農業分野への応用が期待できる。また、近赤外線は生体透過性が高いため、カラー画像で観察しながら、同時に近赤外線画像を用いて蛍光造影法※3による生体内組織の可視化を行うなど、生体・医療分野での応用が可能


    ※1センサーの撮像画面サイズは約29.2×20.2mm。
    ※2Gigabit per secondの略。データ伝送速度の単位の一つで、1秒間に何ギガビットのデータが送れるかを表したもの。
    ※3蛍光造影法とは、近赤外蛍光を発するインドシアニングリーンなどの薬剤を用いることで体内の生体内組織を観察する技法。




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    2019-3-25

    キヤノンマーケティングジャパン

    Sigray社のナノX線CT顕微鏡"TriLambda"を発売

    ナノX線CT顕微鏡"TriLambda"


     キヤノンマーケティングジャパンは、国内独占販売契約を締結しているSigray(シグレイ)社(Sigray, Inc.、本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州コンコード市、CEO ⁄ President ⁄ Founder:Dr. Wenbing Yun)製のナノX線CT顕微鏡"TriLambda(トライラムダ)"を4月1日より発売する。

     発売情報

     ナノX線CT顕微鏡"TriLambda"

     価格
    3億円 ~3億5千万円(税別)
     発売日
    2019年4月1日
        装置構成や為替レートにより価格は変動する。

     おもな特長

     X線CT顕微鏡(コンピューター断層撮影装置)は、X線源と検出器の間で測定物を回転させながら360度全方向からX線(レントゲン)撮影を行い、コンピューターで断層像に再構成して表示する装置。物体の内部の状態を把握でき、半導体、高機能材料(電池、触媒など)、天然資源、ソフトマテリアルなどの内部構造の解析・検査に利用されている。
     キヤノンMJは、2017年10月にSigray社との間で同社製X線分析装置の国内独占販売契約を締結し、蛍光X線分析装置"AttoMapTM"とX線吸収分光装置"QuantumLeap"の取り扱いを開始した。このほど同社が新たに開発したナノX線CT顕微鏡"TriLambda"を国内市場向けに販売する。

     "TriLambda"は、特許取得済みの高輝度マルチターゲットX線源と放射光施設で培ったX線光学技術を備えたSigray社のナノX線CT顕微鏡。業界最高レベルの40ナノメートルの空間分解能と、マルチX線エネルギー(2.7 ⁄ 5.4 ⁄ 6.4 ⁄ 8.0 ⁄ 9.7keVなど)に対応し、重元素から軽元素まで幅広い材料を高コントラストで可視化が可能。

     キヤノンMJは、2019年~2021年の中期経営計画の成長戦略として産業機器分野の強化・拡大に注力しており、製品力とサービス力を高めることで事業の成長を目指している。今後需要の増加が期待されている半導体、エネルギー、自動車、ライフサイエンス分野の材料研究、非破壊での構造解析や故障解析の分野へのX線分析装置群の拡販を通じて、科学機器分野での事業成長を推し進める。




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    2019-3-7


    キヤノンマーケティングジャパン
    デジタルカメラ開発支援パッケージCamera API Packageを提供開始


     キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン製デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ・一部のコンパクトデジタルカメラを遠隔操作できるソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)とアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)の提供を2019年3月7日より開始する。

     おもな特長

     "Camera API Package"を使用することで、カメラのリモート撮影や画像の取得が可能になるほか、カメラのシャッター速度、絞り数値、ISO感度の変更など各種設定をおこなうことができる※1。また、USB接続や無線通信でカメラを遠隔操作することができ、幅広い分野においてカメラを利用したシステム開発が容易になる。

     Canon EOS Digital SDK(EDSDK)

     キヤノン製デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ・コンパクトデジタルカメラの遠隔操作をUSB接続でパソコンからおこなうためのSDK
    対応OS:Windows⁄Mac

     Camera Control API(CCAPI)

     キヤノン製ミラーレスカメラ・コンパクトデジタルカメラ※2の遠隔操作を無線通信でパソコン・スマートフォン・タブレットからおこなうためのHTTP(HyperText Transfer Protocol)ベースのAPI
    対応OS:OS非依存


  • ※1カメラの機種により機能制限がある場合がある。
  • ※2対象製品は2019年3月時点において




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    2019-1-15

    セキュリティー機能とクラウドサービス連携を大幅に強化
    "imageRUNNER ADVANCE Gen3 3rd Edition"7シリーズ22モデルを発売
    キヤノン


    imageRUNNER ADVANCE C5560F III
    *オプション装着時


     キヤノンはオフィス向け複合機の新製品として、"imageRUNNER ADVANCE Gen3 3rd Edition(イメージランナー・アドバンス・ジェネレーション・スリー・サード・エディション)"7シリーズ22モデルを2019年1月下旬より発売する。


    品名
    imageRUNNER ADVANCE 8500/C7500/6500/C5500/4500/C3500 シリーズ3rd Edition
    imageRUNNER ADVANCE C356F 3rd Edition
    価格
    130万円~(税別)
    67万5千円(税別)
     
    発売日
    2019年1月下旬
    2019年1月下旬
     

     おもな特長

     昨今、IT機器へのサイバー攻撃が多様化し、企業にとっては情報漏えいにつながる大きなリスクとなっている。セキュリティーに対する社会的関心の高まりを受け、先進国を中心に法令整備も進んでおり、さまざまなデータを扱う複合機の対策はこれまで以上に重要になっている。新製品は、業務を効率化する機能とともにセキュリティー機能を大幅に強化したことにより、多様化する脅威に対して多層的な防御を実現し、より安全なオフィス環境の構築に貢献する。

     セキュリティー脅威に対する多層的な防御を実現

     新たに「起動時改ざん検知」と「稼働時改ざん検知※1」機能を搭載し、複合機の起動時と稼働時に、複合機本体の内部プログラムの改ざんを常時検知し、不正プログラムの実行を防ぐ。さらに、大企業を中心に導入が進んでいるIT機器セキュリティー管理システム(SIEM※2)へ複合機の操作履歴などのログ情報を転送する機能を搭載し、脅威が生じた場合、管理者はSIEMから通知を受け取ることが可能。また、2本の有線ネットワーク回線を接続できるようになり※1、例えば、インターネットとイントラネットが共存するネットワーク環境であっても、それぞれのネットワークが複合機内でも分離されているため、より幅広いセキュリティー環境に1台で対応できる※3。これらにより、従来からの個人認証による情報漏えい抑止と併せ、多層的な防御を実現する。

     部門別プリント集計やスキャン設定のテンプレート選択により簡単操作で業務を効率化

     本体標準搭載のクラウドサービス「uniFLOW Online Express」が部門別のプリント集計に対応し※4、社内部門ごとのコスト管理が簡単に行える。また、あらかじめ登録されたスキャン設定のテンプレートを選択するだけで、個人認証と連動してファイル名称を自動生成し、指定のクラウドストレージに保存できるなど、スキャン業務の効率化に貢献する。

  • ※12019年夏よりファームウエアアップデート(無償)で順次対応予定。
  • ※2Security Information and Event Managementの略。IT機器のログを収集、分析し、脅威を検知、通知する仕組み。
  • ※3有線ネットワークを2回線接続する場合、別途アダプターの購入が必要。
  • ※42019年2月より対応予定。




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