2022-6-30 |
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キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、教育機関向けソリューション「in Campus シリーズ」の新しいサービスとして、教育現場に特化した統合ID管理ソリューション「in Campus ID」を2022年7月1日より提供開始する。
昨今、社会、経済、生活のオンラインサービスへの依存度が増す一方で,セキュリティ被害やプライバシー侵害が深刻化しつつある。これにより個人や組織の情報を管理するID管理の重要性が今まで以上に高まっている。デジタル化が進む各教育機関も例外ではなく、システムごとに乱立するID/パスワードの統合的な管理が求められている。 キヤノンITSはこのようなニーズに応えるべく、教育現場に特化した統合ID管理ソリューション「in Campus ID」を提供開始し、自社の教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」のラインアップを拡充する。 「in Campus ID」は、学内のIDおよびパスワード情報を各システムにプロビジョニングするサービス。ID管理という概念にとらわれず、学内ネットワーク環境への接続端末の管理機能も備え、教育現場における多様な運用シーンに対応したIDライフサイクル管理へ柔軟に対応する。また、教育現場に必要な搭載機能に特化することでコストパフォーマンスも高めている。 標準機能として、「ID/パスワードの一元管理」「Microsoft 365やGoogle Workspaceアカウント連携」「学生配布用パスワード帳票の発行」などを搭載するとともに、標準カスタマイズサービスとして「IDライフサイクル設定」「画面カスタマイズ」「アカウント一覧表示のカスタマイズ」なども対応できる。教育現場で求められることが多い「ネットワーク接続用の端末登録」や「多要素認証」などの機能については、製品ロードマップに合わせてオプションとして順次機能拡充していく。 キヤノンITSは、これまで培ってきた教育現場での知見と経験を生かすことで日本の教育をITで支えていく。また、教育の質向上に貢献し学びの未来を共創するトータルソリューションパートナーをめざす。 「in Campus ID」の特長 1)学内サービスおよびSaaSのアカウント/パスワードを一元管理 学内認証サーバのアカウント/パスワードの管理、学内DBとの連携、各種SaaSへのプロビジョニングを実行することでアカウント/パスワードの一元管理が可能。 2)パスワード帳票発行 学生に配布するアカウント/パスワード帳票を一括で印刷するためのPDFを作成できる。 3)教育現場を意識したIDライフサイクル管理 教員/職員/学生だけの種別だけではなく、教員(常勤/非常勤ほか)、職員(正規/非正規)、学生(学部生/大学院生/卒業生)、退職/休職/留学/休学/退学/一時利用など教育現場を想定したIDライフサイクル管理を実現する。 4)アカウント管理だけではなく学内ネットワーク認証管理も可能(オプション) 利用者自身で学内ネットワークに接続するデバイスの登録/変更が可能。 |
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