デジタル印刷機
2012年~2013年


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2013-10-2

コニカミノルタ
ライトプロダクションプリント分野向けデジタル印刷システムの集大成
「bizhub PRESS C1070 / C1070P / C1060」 新発売
~ 市場で真に求められる項目を徹底検証 ~


 コニカミノルタは、商業印刷分野や企業内印刷分野にむけたデジタル印刷システム 「bizhub PRESS(ビズハブ プレス) C1070 / C1070P / C1060 (以下bizhub PRESS C1070シリーズ)」を2014年2月より発売する。


商品名 標準価格(税別) 搬入設置料金(税別) 発売日
bizhub PRESS C1070 6,950,000円 63,000円 2014年2月
bizhub PRESS C1070P* 6,400,000円 60,000円 2014年2月
bizhub PRESS C1060 5,500,000円 63,000円 2014年2月

*C1070Pはプリント専用モデル



 コニカミノルタは、1999年以降14年にわたり、ライトプロダクションプリント(LPP)分野におけるトップランナーとして全世界で事業展開してきた。その間、多くの印刷生産現場から寄せられる要望事項を蓄積し、デジタル印刷に真に求められる項目を徹底的に検証してきた。これらのお客様が抱える課題を解決し、出力ニーズに幅広く、しかも高水準に対応する製品づくりを目的として、コニカミノルタでは新コンセプト『Harmonics(ハーモニクス)』を設定。このコンセプトに基づき「bizhub PRESS C1070シリーズ」を開発した。

 安定性を徹底的に追及するために数々の最先端テクノロジーを凝縮した「bizhub PRESS C1070シリーズ」は、オフセット印刷と同等の仕上り品質や可変データ出力など、デジタル印刷に求められる様々な要件への対応はもとより、用紙対応力や稼働時の信頼性の向上を、更に一歩高い水準で実現している。

 これまでデジタル印刷では取り扱いが難しかった一つの原稿データに複数のコート紙などの紙種を使用する際の出力安定性が、新たに採用された用紙搬送機構により格段に向上している。例えば名刺や店頭POPなどの厚紙出力、普通紙・コート紙が混在する冊子出力など、お客様が必要とされる多彩な印刷ニーズに柔軟に対応するとともに、ダウンタイム低減による生産性の向上とビジネスチャンス拡大に寄与する。

 また、最上位機種である「bizhub PRESS C8000」や従来機「bizhub PRESS C7000」で、お客様から高い評価を頂いている出力画質を、更に進化させている。用紙の風合いを損なわない高い色再現性と、色調整の精度、細線及びテキストの再現性を格段に向上させるため、新開発の重合法トナー「デジタルトナーHD E(エイチディー イー)」や、さらに進化したコニカミノルタ独自の画像処理技術『S.E.A.D. Ⅳ』を採用している。


主な特長

(1)受注対応領域を大きく拡大する用紙対応力

給紙機構にサクション方式を採用した大容量の給紙ユニット「PF-707」により、厚紙や光沢コート紙など様々な種類の用紙を正確かつ安定的に給紙。また名刺やカードなどに多用される300g/m2までの厚紙に対しても、自動両面印刷が可能。
エアブロー定着分離機構の採用により、特に薄紙印刷時の出力性能を向上させている。さらに「PF-707」と専用の封筒定着ユニット「EF-103」を装着することで、長3~角2サイズまでの封筒印刷に対応。シワや波打ちを抑え安定した大量封筒印刷が可能。

*サクション方式 :ローラーではなくベルトに用紙を吸着させて用紙を送り出す方式。横側面と前側面からエアを吹き込むエアアシスト機能との組合せで、より安定した給紙を実現する。

(2)安定した高画質と期待通りの刷り上がりを実現

新開発の重合法トナー「デジタルトナーHD E」を採用しており、光沢やマット調など用紙表面の特長を活かしながら、ハーフトーンやスキントーンなどの中間調の画像品質を高めている。またコニカミノルタ独自の最新画像処理技術『S.E.A.D.Ⅳ』による緻密なアウトライン処理と高度なスクリーン処理で、色調整の精度、細線及びテキストの再現性が従来機に比べ格段に向上している。
印字や用紙表裏の位置精度を一層高めるために、出力の片寄りを高精度に補正する、新開発の揺動によるレジストレーション補正機構を搭載。さらに中継搬送ユニット「RU-509」では、用紙の特性に合わせた正確な色再現と高い画像安定性のために、色成分の濃度補正については、CMYKに加え、CMYの混色であるRGBまで広げており、より高画質で高精度な刷り上がりを実現する。

(3)高度なカラーマネジメントに対応

進化したコニカミノルタ純正コントローラー「IC-602」は、高度なカラーマネジメントと高生産性を両立している。オプションのAdobe社純正「Adobe® PDF Printing Engine 2.6(APPE2.6)」を搭載することで、可変データとPDFファイルとの関連付けや、PDFファイル上の特殊効果などをプリンタードライバーを介さずに処理することができる。また、EFI社製Fieryコントローラー「IC-308」も選択可能であり、先進のカラーマネジメント機能や多彩な編集機能などにより、お客様の様々な印刷ニーズに応える。

(4)製品ライフサイクルを通して環境負荷低減に寄与

本体の堅牢性を保ちながら部品点数を削減するとともに、従来機「bizhub PRESS C7000」に比べ約18%の本体軽量化に成功。原材料使用量や、製造時・運搬時のエネルギー消費の削減に寄与する。
新開発の重合法トナー「デジタルトナーHD E 」の採用に加え、定着プロセスを最適化することで、厚紙使用時の定着温度を低く抑えるとともに、TEC値*1を従来機比で約30%低下させることができ、消費電力量の削減に寄与している。本体外装や内装カバーには、再生PC/PET樹脂やバイオプラスチックなどの環境対応樹脂を採用し、資源の有効活用と環境負荷低減を両立しています。またエコリーフ環境ラベル*2など各種環境基準に適合している。

 *1

TEC値:国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値
 *2
エコリーフ環境ラベル : bizhub PRESS C1070 / C1060 が適合
(登録番号:bizhub PRESS C1070 : AD-13-205 、bizhub PRESS C1060:AD-13-206)

(5)2013年度グッドデザイン賞を受賞

「bizhub PRESS C1070シリーズ」の操作パネルは、タッチ操作に加えて、細かい専門的な設定も行えるマウス操作を組み合わせ、一覧性と直感的な操作性を両立している。また、限られた空間の印刷現場において最適な機材配置を実現できるよう、本体設計は省スペース化が図られている。
これらの点が評価され、「bizhub PRESS C1070」と「bizhub PRESS C1060」は、2013年度のグッドデザイン賞を受賞した。





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2013-7-30

リコー
デジタル印刷機「RICOH DD 8450P/8450FLP」を新発売
~自動両面印刷時の製版時間を短縮し、生産性を向上~

RICOH DD 8450FLP


 リコーは、デジタル印刷機の新製品として「RICOH DD 8450P/8450FLP」を発売する。

  新製品は、2007年3月に発売した「Satelio DUO8/Satelio DUO8F」の後継機種で、自動両面時*1の印刷速度が毎分240ページという高速性能はそのままに、製版時間を46秒から33秒へと13秒短縮し(前身機比)、製版から印刷までのトータルでの生産性を向上している。また、新たに部品の一部に100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板や、バイオマス資源を原料とする植物由来プラスチックを採用するなど、地球から新たに採取する資源の削減に取り組んでいる。この他にも、オフィスの低コストに貢献する機能や、大切な情報を守るセキュリティ機能も搭載している。
  これらの性能を発揮することで、一般オフィス、官公庁、文教市場などに新製品の導入を進めていく。

 *1 自動両面印刷機能は、A4・B5サイズのみ対応。



製品名 RICOH DD 8450P RICOH DD 8450FLP
標準価格(消費税別) 1,982,000円 2,150,000円
給紙方式(枚数) 1way(1,000枚/A3) 3way(3,000枚/A4)
最大印刷サイズ A3(自動両面印刷時はA4)
プリンター機能 標準
発売日 2013年8月2日
月販台数 200台
※ RICOH DD 8450Pの標準価格には、専用のテーブル TB7010と自動排紙台 タイプD1が含まれる。
※ RICOH DD 8450FLPの標準価格には専用の給紙テーブルPB7000が含まれる。


<新製品RICOH DD 8450P/8450FLP の主な特徴>

1.印刷速度と製版時間のトータルで高い生産性を実現
・ 片面印刷時は毎分135枚*1、自動両面印刷時*2は毎分240ページ(毎分120枚)の高速印刷を実現。大量印刷や短納期のニーズにも応える。
・ 自動両面印刷時の製版時間は33秒と、前身機の46秒から13秒の短縮を実現し、製版から印刷までのトータルでの生産性が向上している。
 *1 B4サイズ以下。
 *2 自動両面印刷機能は、A4・B5サイズのみ対応。

2.高画質を実現する「サテリオマスター」
・ 強度を保つ「和紙」とインキが通る孔を開ける「フィルム」の間に、インキを均等に拡散させる高密度の樹脂層をプラスした3層構造のサテリオマスター。和紙の繊維がインキを邪魔しないため、ベタ画像においても少ないインキ量で均一性の高い高画質を実現している。

3.自動両面印刷を支えるリコーの独自開発技術
・ 1本のドラムで表・裏両面分の原稿の製版が可能。片面印刷機のドラムと同じサイズなので、設置スペースも変わらない。
・ 片面印刷が終了した用紙を反転させる機能を持つフリップユニットを採用。クランパーにより用紙の先端をくわえ搬送を安定させることで、高速自動両面印刷を可能に。
・ 用紙へのインキ写りを抑制するビーズローラーを採用。ローラーの表面に埋め込んだ無数のビーズが超微細の凹凸を形成し、インキの付着面を減少させ、通過する用紙へのインキ写りを抑えている。

4.オフィスの低コストに貢献する機構・機能を搭載
・ 両面印刷時、表と裏の計ドラム2本分のマスターが必要な印刷機とは異なり、RICOH DD 8450シリーズなら、ドラム1本分のマスターで自動両面印刷が可能。
・ 2段階の設定ができる省インキモードを搭載。インキ消費量を通常印刷時の最大約25%セーブでき、大量印刷時のランニングコストを低減できる。

5.環境負荷の低減に徹底的に配慮した設計
・ 部品の一部に、100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板を採用。持続可能な社会構築に向け、リコーは地球から新たに採取する資源を極力減らしていく活動を積極的に進めている。
・ バイオマス資源を原料とする植物由来プラスチックを主電源スイッチのクリアカバーに採用。製品のライフサイクルの中で排出されるCO2の削減に貢献する。
・ 包装材の環境負荷削減のために、リユースが可能な「循環型エコ包装」*3を使用している。
 *3 一部ダンボールでのお届けになる場合がある。

6.大切な情報を守るセキュリティ機能を搭載
・ 初期設定でセキュリティモードをオンにすることにより、追加プリントの防止とドラムロック、さらには排版ボックスを引き出せないようにロックすることが可能です。重要情報の漏えい防止に貢献する。




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2013-5-8

 コニカミノルタビジネスソリューションズ
コニカミノルタ デジタル孔版印刷機 新ラインアップ
『CD85DP』 『CD65DP』 『CD55DP』 『CD52DP』 4機種同時発売


CD85DP 本体 +
85DP自動原稿送り装置(オプション)+
85DPキャビネット(オプション)



 コニカミノルタ は、デジタル孔版印刷機の新ラインアップとして、『CD85DP』、『CD65DP』、『CD55DP』、『CD52DP』の4機種を、2013年5月1日より発売する。


商品名 CD85DP CD65DP CD55DP CD52DP
本体標準価格
<税別>
1,635,000円 1,435,000円 1,075,000円 885,000円
搬入設置料 35,000円
発売時期 2013年5月1日



 今回発売する4機種は、これまで販売してきた製品に代わる、コニカミノルタの孔版印刷機『CD』シリーズの新ラインアップの製品。

 『CD85DP』、『CD65DP』、『CD55DP』、『CD52DP』は、4機種とも最高速度毎分150枚(B4サイズ以下)を達成し、また給紙/排紙とも1,500枚(64g/m2紙)の用紙容量を確保することで、高い生産性を実現している。給紙部には「3リング機構」、排紙部には「ジョガー機構」と「バキューム機構」を搭載することで、用紙搬送時の安定性を向上させるとともに、出力時の静穏化と安定した排出用紙揃えを達成している。

 操作パネルは、操作部個々の色使いやボタンの配置から、パネルの高さ・角度に至るまで、使いやすさに配慮した設計になっている。また作業フロー効率化のため、多面印刷や用紙の種類設定など良く使う機能を操作パネル上にショートカットキーとして登録することが可能。
 さらに多様な出力環境に応えるため、パソコンを介さずにUSBメモリー内のデータを直接出力できるダイレクト出力機能(オプション)を搭載している。

 『CD85DP』、『CD65DP』、『CD55DP』、『CD52DP』は、いずれも環境配慮型の設計で、「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合するとともに「エコマーク」を取得している。また消費電力を通常の待機電力の約1/2にする「省エネモード」と、本機の電源をオフにする「オートパワーオフ」を搭載し、使用電力量の削減に寄与している。
 出力工程全体での紙の使用量低減に向けて、ミスプリントや印字不良による用紙廃棄の削減のために、操作パネル上での製版前のプレビュー機能や、1枚目から安定して鮮明なプリントが可能な「ファインスタート機能」を搭載している。
 さらに消耗品であるインクパックは、環境負荷低減に配慮して、使用後の容積が約1/5になる減容設計。



主な特長

1. 最高印刷速度150枚/分(B4サイズ以下)による高い生産性を実現

4機種とも5段階可変(45~130枚/分)の印刷速度に加え、トップスピードモードとして毎分150枚(B4サイズ以下)の高速出力を実現。また給紙/排紙とも1,500枚(64g/m2紙)の用紙容量を確保しているので、A4片面のチラシ1,500枚を出力する際には、用紙補給などのダウンタイム無しに約10分で仕上がる。

2. 安定した給排紙機構により快適な出力フローを提供

給紙ミスや用紙先端のキズを軽減させるため、用紙の厚さや種類に応じて、給紙厚(3段階)やサバキ調整(15段階)、補助サバキ高さ(15段階)をきめ細かく調整することが可能。また給紙部に「3リング機構」を装備することで、3つのリングが用紙の反りを抑えて、薄紙から封筒まで、様々な用紙を安定して搬送する。
さらに用紙排出時の静音化と安定した用紙揃えのために、排出された用紙の衝突と反動の力を利用した「ジョガー機構」を搭載するとともに、排紙トレイ先端のブラシストッパーで用紙先端を保持しながら、ファンで空気の流れをコントロールする「バキューム機構」を採用している。

3. 高い操作性による効率的なプリントワーク

視認性に優れた操作パネルを装備。操作部個々の色使いやボタンの配置から、パネルの高さ・角度に至るまで、使いやすさに配慮した設計になっている。また基本的な操作方法も、液晶パネル上で判りやすくガイダンス表示する。
例えば多面印刷や用紙の種類設定など、良く使う設定や機能を最大5種類まで操作パネル上にショートカットキーとして登録することができるので、出力設定時間の短縮により作業フロー効率化が図れる。

4. USBメモリーからのダイレクト出力

パソコンを介さずにUSBメモリー内のデータを出力できるダイレクト出力機能(オプション)を搭載している。データから直接出力することで、紙原稿を使わずに高画質な出力を実現している。

5. 高い環境親和性を実現

オフィス機器の省エネルギー化を推進する「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合するとともに「エコマーク」を取得している。また一定時間無操作の状態が続くと、消費電力を通常の待機電力の約1/2にする「省エネモード」と、本機の電源をオフにする「オートパワーオフ」機能を搭載し、ライフサイクル全体での使用電力量の削減に寄与している。
出力時の廃棄用紙の削減のために、操作パネル上で製版前に液晶画面に印刷イメージを表示して確認することができるプレビュー機能や、長時間使用していなかった場合やドラム交換後のプリントでも、1枚目から安定して鮮明なプリントが可能な「ファインスタート機能」を搭載している。
さらに消耗品であるインクパックは、環境負荷低減に配慮して、使用後の容積が約1/5になる減容設計になっており、廃棄量の減量化に貢献している。





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2013-2-6

 リコー
生産性と環境性能を向上したデジタル孔版印刷機
「RICOH DD 6650P」を新発売


RICOH DD 6650P
(オプションを装着したもの)



 リコーは、デジタル孔版印刷機の新製品として「RICOH DD 6650P」を発売する。

 新製品は、「Satelio A650V」(2011年3月発売)の後継機種で、毎分135枚の高速印刷を実現している。従来機ではA3印刷時は120枚だったが、新製品では135枚に対応している。製版時間も、19秒から18秒に短縮し、製版から印刷までトータルで生産性を向上している。

 また部品の一部に、100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板やバイオマス資源を原料とする植物由来プラスチックを採用するなど、地球から新たに採取する資源の削減に取り組んでいる。

 新製品は「Satelio A460/460F」(2006年5月発売)の後継機種としても位置づけており、複写・軽印刷業などの印刷専門市場から、一般オフィス、官公庁、文教市場を中心に拡販していく考え。


製品名 RICOH DD 6650P
印刷速度 135枚/分
解像度 600dpi
プリンター機能 標準
標準価格(消費税別) 1,400,000円
発売日 2013年2月20日
月販台数 100台


<新製品 RICOH DD 6650P の主な特徴>

1.ビジネスの現場で有効な高い生産性を実現


・ 毎分135枚の高速印刷を実現。従来機(Satelio A650V)ではA3印刷時は120枚だったが、新製品では135枚に対応。今まで外注していた大量印刷の内製化を図ることができる。
・ また製版時間も、従来機の19秒から18秒に短縮。これにより、製版から印刷までトータルで高い生産性を実現した。

2.環境負荷の低減に配慮した設計

・ 部品の一部に、100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板を採用。持続可能な社会構築に向け、地球から新たに採取する資源を極力減らしていく活動を積極的に進めている。
・ バイオマス資源を原料とする植物由来プラスチックを主電源スイッチのクリアカバーに採用。製品のライフサイクルの中で排出されるCO2の削減に貢献する。
・ このほかにも、「グリーン購入法」および「国際エネルギースタープログラム」への適合、また「RoHS指令」への対応など、各種基準をクリアしている。

3.イメージを一新するスタイリッシュなデザインを実現

・ カラーやフォルムなど従来機からのデザインを一新。グレーを基調とするモノトーンカラーを採用し、操作パネルと自動原稿送り装置は、従来のブルーからダークグレーに変更。オフィス空間で存在感を示しつつも、さまざまな環境にフィットするデザインを実現している。

4.リコーの独自開発技術により、高画質を実現

・ 読み取り/書き込みともに600dpiの高解像度を実現。また、リコー独自の画像処理技術により、小さな文字や細線もハッキリと見やすく再現する。
・ さらに、リコーが独自に開発した、インキを均等に拡散させる3層構造のサテリオマスター(版)の採用により、写真部分のなめらかな再現性やベタ部分の均一性が向上する。

5.印刷品質の信頼性を向上する各種機構を搭載

・ 用紙の先端をつまんでプリントする「ペーパークランプ搬送」の精度を向上。これにより、用紙搬送時のズレを防止する。
・ 「エアー排紙機能」の搭載により安定した排紙が可能。エアーの吹きかけと排紙爪により、ドラムから用紙を分離する際の巻き上がりを抑止し、スムーズに排紙を行う。
・ 一度に複数枚の用紙を給紙した場合にプリントを停止する「重送検知機能」を搭載。白紙検品などの作業を軽減し生産効率が向上する。




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2012-7-25

コニカミノルタビジネステクノロジーズ 
画像安定性とシステム拡張性で多様なニーズに対応する
デジタル印刷システム『bizhub PRESS 1250 /1250P』『bizhub PRESS 1052』
新発売

bizhub PRESS 1250



 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、「bizhub(ビズハブ)PRESS」シリーズのモノクロ新製品として、デジタル印刷システム『bizhub PRESS 1250 / 1250P』 『bizhub PRESS 1052』(以下『bizhub PRESS 1250』シリーズ)の3機種を8月20日より発売する。

 コニカミノルタは、国内外において早くからプロダクションプリント(PP)分野に参入し、お客のニーズに一つひとつ取り組みながら、デジタル印刷出力機器によるライトプロダクション市場を創出してきた。今後もPP分野は、日米欧の主要地域での堅調な伸びに加えて新興国で市場拡大が続くと予測されている。
 コニカミノルタのPP分野向けモノクロ出力機器の台数ベースシェアは、全世界で約3割とトップグループに位置している。コニカミノルタはこのポジションに満足せず、今年5月のキンコーズ・ジャパンの買収など、引き続きPP分野に対し積極的な事業展開を実施し、多様なニーズを捉えた製品やサービスの開発と提供を行い、コニカミノルタの同分野でのプレゼンスの向上を図っていく考え。

 * 調査会社資料2012年 1-3月期出荷実績に基づきコニカミノルタが算出


 着実に市場が拡大する中で、モノクロのデジタル印刷システムは、生産性や出力画像の安定性、環境親和性を高めながら進化し、商業印刷業はもとより、製品マニュアルや開発資料などの出力ニーズのある企業内印刷や、中央官庁・地方自治体などの官公庁でも導入が進んでいる。

 今回発売する『bizhub PRESS 1250』シリーズは、これまでのモノクロ出力機器同様、PP分野のお客から好評価を得ている高い画像品質と優れた出力安定性、用紙対応力をさらに向上させるとともに、多彩なインライン後処理オプションのラインナップを強化した。昨今ニーズとして顕在化している情報セキュリティに関しても、オフィス分野向け複合機(MFP)と同様の高い水準で対応している。

 また、重合法トナー「デジタルトナーHD」の採用に加え、新開発の再生PC/PETやバイオプラスチックなどの環境対応樹脂の本体部材への使用など、消費電力の低減を含め高い環境親和性を備えている。


標準価格

商品名 プリント速度 (A4ヨコ) 本体標準価格
(税別)
搬入設置料金
(税別)
発売日
bizhub PRESS 1250 モノクロ
毎分:125枚
9,000,000円 85,000円 2012年8月20日
bizhub PRESS 1250P 8,280,000円 85,000円
bizhub PRESS 1052 モノクロ
毎分:105枚
7,200,000円 85,000円


主な特長

1.出力解像度1200dpiと高い画像安定性を実現

先進の書き込み方式による解像度1200dpiと転写性能の向上により、高画質出力を実現。また高いレベルでの画像安定性を追求し、大量出力時における濃度変動要素の影響を抑え、画像品質を維持する独自技術を搭載。原稿状態の違いなどによる濃度変化を抑制し、安定した仕上がりを維持する。
さらに市場で高い評価を受けている環境負荷の低い重合法トナー「デジタルトナーHD」とコニカミノルタ独自の画像処理技術との組合せで、原稿データで多用されている細線や小文字、グラフィカルな白抜き文字や黒ベタ、グラデーションやハーフトーンなどを安定して出力再現する。

2.幅広い用紙対応力

アート紙やコート紙といった平滑度の高い塗工紙や追い刷り紙、さらにエンボス紙へも対応幅を拡大し、さまざまな用紙の使用を実現している。また本体の用紙給送経路を改善し、40g/m2薄紙の対応力を強化した。本体トレイは40~300g/m2、オプションの3段給紙トレイは最大350g/m2の対応坪量を実現し、両面印刷も最大244g/m2の用紙を扱える。
用紙サイズは、本体トレイでは最大324×463mm、オプションの3段給紙トレイ[PF-703]では最大324×483mmまで積載可能で、印字領域も最大314×483mmまで対応できる。

3.出力工程全体での高い生産性

bizhub PRESS 1250/1250Pは毎分125ページ(A4ヨコ)、bizhub PRESS 1052では毎分105ページ(A4ヨコ)の高い生産性を実現。またPP分野で使用頻度の高いA3サイズの出力も毎分70ページの高速出力速度を確保し、短納期の大量オーダーへのすばやい対応を可能にしている。トナーや用紙の補給も本体稼働中に行えることでダウンタイムを軽減し、出力工程全体の生産性を維持できる。
さらに2台のbizhub PRESS 1250シリーズをネットワーク接続して、ひとつの出力ジョブを分割、並行処理するタンデム機能を搭載し、さらに単位時間当たりの生産性を高めることができる。
※ bizhub PRESS 1250/1250Pの場合、bizhub PRESS 1052では毎分61ページ

4.高い拡張性と優れた操作性を実現

多彩な後処理を実現するフィニッシングオプションにより、受注内容や出力規模に応じた出力システムを自由に構成でき、お客の要望に応じた様々な成果物をインラインで出力することができる。また15インチの大画面とタッチパネルを使用した直感的な操作パネルにより、本体の状態を確認しながら様々な後処理を行うことができる。
本体やオプションには、用紙補給やトナー交換といった出力以外の付帯作業の負荷低減を図るために、“誰もが心地よく使える”をコンセプトとしたユニバーサルデザインを採用している。

5.安定稼動を可能とする堅牢・高耐久設計

本体には高剛性フレームと箱形2重構造のシャーシを採用し、出力稼動時の振動やねじれを防止し、長時間連続稼働にも応える耐久性を実現している。また、消耗品をロングライフ化することで、交換頻度の低減に貢献し、TCO削減に寄与する。

6.高い環境親和性

PRESS 1250シリーズは、デジタルトナーHDの採用をはじめ随所に環境配慮技術を取り入れ、製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減している。コニカミノルタ独自の最先端のケミカルプロセッシング技術を用いて開発された、「再生PC」と「再生PET」の複合リサイクル素材である「再生PC/PET」を本体内のダクト部品として採用。また植物由来のバイオプラスチックやリサイクルPETを本体内のカバー部品として採用するなど、環境対応樹脂を本体の様々な箇所の部材としてバランス良く使用している。
さらに一定時間使用しない場合に自動で省電力状態に切り替わる節電モードにより、電力消費の低減にも貢献する。





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2012-6-19

コニカミノルタ 
 最高印刷速度130枚/分(A4ヨコ)を実現した
A3デジタル孔版印刷機「CD3403PV/CD3403SV」新発売




 コニカミノルタビジネステクノロジーズは、デジタル孔版印刷機の新製品として、『CD3403PV』と『CD3403SV』を2012年6月20日より発売する。


商品名 CD3403PV CD3403SV
本体標準価格 <税別> 1,080,000円 950,000円
搬入設置料 25,000円
発売時期 2012年6月20日


 今回発売する2機種は、高速・高画質出力によりお客から高い評価を得ている「CD3402PV/CD3402SV」の後継機。

 ネットワークプリント機能を標準搭載した『CD3403PV』と、ベーシックモデルとしてお求めやすい価格に設定した『CD3403SV』は、いずれも従来機を上回る最高出力速度130枚/分(A4ヨコ)により、高い生産性を実現している。また本体操作パネルの視認性を高めるデザインを採用するとともに、[製版]ボタンと[プリント]ボタンを1つにすることで、操作性と作業効率が向上している。さらに印刷版(マスター)は樹脂層を加えた3層構造を採用しており、画像濃度を安定化させる「オート・プレスコントロール機能」と合せて安定した高画質出力を実現している。

 『CD3403PV』、『CD3403SV』はいずれも環境に配慮した設計で、「グリーン購入法」と「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合するとともに、「エコマーク」を取得している。また植物由来プラスチックを本体外装の一部に使用しており、ライフサイクルの中で排出されるCO2の削減に貢献している。さらに消耗品であるインクは、大豆油を原料の一部に使用したものを採用している。



主な特長

(1) 最高印刷速度130枚/分(A4ヨコ)を実現

従来機種より最高印刷スピードが高速化され、出力時の生産性が向上。

(2) 操作性の向上

本体操作パネルに視認性の高いデザインとカラーリングを施し、また製版、プリントボタンを1ボタンにすることで、シンプルで判り易い操作性を実現している。

(3) 高画質出力

印刷版(マスター)を3層構造にすることで、特に写真や背景グラデーション等のハーフトーン画質が向上。また高密度モードに設定すると、書き込み解像度を600dpi(副走査)に拡張し、より高精細な出力ができる。
さらに印刷環境に合せてプレス圧を自動調節する「オート・プレスコントロール機能」を搭載しており、常に安定した画像濃度で出力することが可能。

(4) 高耐刷性とランニングコスト低減を両立

印刷版(マスター)の耐刷枚数は4,000枚と高い耐刷性を達成。また出力時のインク消費量も従来機比で20%低減し、ランニングコストの削減に寄与する。

(5) ネットワークプリント機能標準搭載 (『CD3403PV』のみ)

『CD3403PV』には100BASE‐TX/10BASE-T対応のネットワーク・ボードを標準搭載しているので、高速ネットワークプリンターとして活用可能。

(6) 高い環境親和性を実現

待機中の省電力モードに加え、指定した時間になると電源オフになる省エネルギー機能を搭載。また植物由来プラスチックを外装の一部に使用し、ライフサイクルの中で排出されるCO2の削減に貢献する。
『CD3403PV』、『CD3403SV』とも特定有害物質の使用制限に関するRoHS指令への対応と「グリーン購入法」、「国際エネルギースタープログラム」の基準に適合し、「エコマーク」を取得している。
さらに消耗品であるインクには、原料の一部に大豆油を使用したインクを採用している。





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2012-2-22

リコー

高い生産性と優れた操作性を実現したデジタル孔版印刷機
「Satelio DD 4450P/4450/4440P」を新発売


Satelio DD 4450P
(オプションを装着したもの)



 リコーは、デジタル孔版印刷機の新製品「Satelio(サテリオ) DD 4450P/4450/4440P」を発売する。

 新製品は、それぞれ「Satelio A411/A411G/B411」(2009年2月発売)の後継機として発売する。従来機と比較して、製版時間、最大印刷速度ともに高速化を実現し、オフィスの生産性向上に貢献する。また、デザインと操作性を一新し、アクセシビリティにも配慮した設計となっている。この他にも、省エネ・低コストに寄与する機能や、情報漏えいを抑止する各種セキュリティ機能を搭載している。

 文教市場での試験問題や連絡文、流通・サービス業でのチラシの大量印刷をはじめ、一般オフィスや官公庁での出力業務においても、その性能を発揮する。


製品名 Satelio DD 4450P Satelio DD 4450 Satelio DD 4440P
標準価格(消費税別) 108万円 95万円 98万円
印刷サイズ A3 A3 B4
製版時間 19秒(A4ヨコ・等倍) 20秒(A4タテ・等倍)
印刷速度 60~130枚/分(5段可変)
プリンター機能 あり なし あり
発売日 2012年2月27日
月販台数 200台 200台 100台


<新製品Satelio DD 4450P/4450/4440Pの主な特徴>

1.ビジネスの現場で有効な高い生産性を実現

・ 毎分の最大連続印刷速度は、従来機の120枚から130枚に高速化し、また製版時間も従来機の20秒から19秒に短縮*1した。これにより、製版から印刷までトータルで高い生産性を実現する。

2.イメージを一新するスタイリッシュなデザインを実現

・ カラーやフォルムなど従来機からのデザインを一新。全体的にはホワイトとグレーを基調とするモノトーンカラーを採用し、操作パネル、排紙部、自動原稿送り装置などは、従来のブルーからダークグレーに変更。オフィス空間で存在感を示しつつも、さまざまな環境にフィットするデザインを実現している。

3.アクセシビリティに配慮し、優れた操作性を実現 ・ 従来まで別々だった製版ボタンとプリントボタンをワンボタン化。これにより、よりシンプルな操作で製版からプリントまでを行うことが可能になった

・ 色覚の個人差を問わず、できるだけ多くの人に使いやすいよう、操作ボタンなどの配色を設定し、視認性と操作性の向上を図っている。
・ 自動原稿送り装置にオプションで補助ハンドルを用意。これを使用すれば、例えば車椅子に座った状態でも自動原稿送り装置の開け閉めが可能。

4.優れた環境性能により、オフィスの省エネ・低コストに貢献

・ 設定した時間になると自動的に電源が切れる電源オフ機能、待機時の消費電力を低く抑える省エネモードなど、省エネに貢献する機能を搭載している。待機時の消費電力は、従来機の約8Wから約7Wに削減している。
・ バイオマス資源を原料にした植物由来プラスチックをマニュアルポケットに採用。バイオマスマーク認定(日本有機資源協会)も取得し、製品のライフサイクルの中で排出されるCO2の削減に貢献する。

5.独自開発の「サテリオマスター」の採用により、高画質を実現

・ リコーが独自に開発した、インキを均等に拡散させる3層構造のサテリオマスター(版)の採用により、写真部分のなめらかな再現性やベタ部分の均一性が向上。
・ 通常の400×400dpi印刷に加え、400×600dpi印刷に対応する高密度モードを搭載。また、リコー独自の画像処理技術により、細線や細字もシャープに再現し、高画質を実現。

6.安心してお使いいただけるセキュリティ機能を搭載

・ 印刷が終わった版を蓄積する排版ボックスにロックをかけるセキュリティモードを搭載。排版の持ち出しを規制することで、機密文書などの情報漏えいを抑止する。
・ プリントスタートキーをロックし、追加プリントを防止するシークレットモードを搭載。このモード時はドラムを抜くこともできず、機器の不正使用を抑止する


*1 Satelio DD 4450P/4450の場合。Satelio DD 4440Pは従来機の21秒から20秒に短縮。