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新製品 大判プリンター2015~2016
 
 
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2016-6-17

キヤノン
大判インクジェットプリンター“imagePROGRAF PRO-4000”など4機種を発売
グラフィックアート市場向けに新シリーズ「imagePROGRAF PRO」を展開

imagePROGRAF PRO-4000
※ オプションのロールユニット「RU-41」装着時


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」の新製品として、12色インクモデル“PRO-4000 / PRO-2000”、8色インクモデル“PRO-6000S / PRO-4000S”の計4機種を、2016年6月下旬より発売する。



品名 imagePROGRAF
PRO-4000
imagePROGRAF
PRO-2000 
imagePROGRAF
PRO-6000S 
imagePROGRAF
PRO-4000S
価格 72万8,000円(税別) 37万8,000円(税別)  159万8,000円(税別)  62万8,000円(税別) 
発売日
2016年6月下旬


 おもな特長

 新製品はいずれもインクジェット印刷のコア技術を刷新し、新開発顔料インク「LUCIA(ルシア) PRO」、新開発プリントヘッド、新画像処理エンジン「L-COA(エルコア) PRO」、新開発の高剛性フレームを採用することにより、写真やプルーフ(色校正)、ポスターなどの高画質プリントを実現。さらに、本体サイズの幅を従来機種から約30cm※1削減したことで、限られたスペースでの設置を可能としている。また、併せて発売するロール紙“耐水ポスター合成紙(マット)”を使用することで、色鮮やかで耐候性に優れた屋外掲示用ポスターを作成することが可能。

 新製品の4機種とA2対応の「PRO-1000」(2016年2月発売)を合わせて、60インチ(紙幅1,524mm)からA2まで、多様な用紙サイズに対応するラインアップをそろえた「imagePROGRAF PRO」シリーズを構築することで、グラフィックアート市場の幅広いニーズに応える。


 刷新したコア技術による高画質(PRO-4000 / PRO-2000)

 12色モデルの“PRO-4000(B0ノビ対応) / PRO-2000(A1ノビ対応)”は、新開発顔料インク「LUCIA PRO」を搭載し、優れた発色性を実現するとともに、光沢紙・半光沢紙への印刷時は透明インク「クロマオプティマイザー」を使用することで、黒や暗部の表現力が向上し、高画質プリントを実現。また、プロフェッショナルのニーズを満たす高画質を追求し、キヤノンのイメージング技術の粋を集めた製品群を象徴する「レッドライン」を本体に施したデザインを採用している。

 高画質と高生産性の両立を実現(PRO-6000S / PRO-4000S)

 8色モデルの“PRO-6000S(60インチ対応) / PRO-4000S(B0ノビ対応)”は、プリントヘッドに基本4色を左右対称に配置することで、双方向印刷時に色の重なる順番から生じる色ムラを低減するとともに、印刷スピードを従来機種から約11%※2高速化している。


※1 “PRO-4000 / PRO-4000S”と従来機種「iPF8400」(2012年10月発売)/「iPF8400S」(2014年2月発売)、および“PRO-6000S”と従来機種「iPF9400S」(2012年8月発売)の横幅を比較した場合。“PRO-2000”と従来機種「iPF6400 / iPF6450」(2012年9月発売)の横幅を比較した場合は、約11.7cm削減。
※2
新製品“PRO-6000S / PRO-4000S”の「きれい」モードと従来機種「iPF9400S」(2012年8月発売)/「iPF8400S」(2014年2月発売)の「きれい」モードをA0厚口コート紙で比較した場合。


 大判インクジェットプリンターの市場動向

 高画質写真、プルーフ(色校正)や商業ポスターなど、高画質かつ即時性に優れた大判インクジェットプリンター出力への需要は拡大しつつある。大判インクジェットプリンター市場はこれまで堅調な拡大を続けている。2015年の販売台数は世界で約22万2千台、国内で2万9千台。2016年の販売台数は世界で約22万3千台、国内で約2万9千台が見込まれている。

  A2以上の用紙サイズに対応する大判インクジェットプリンターにおいて。A2廉価モデルを除く。


  商品紹介ページ

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2016-5-10

エプソン
サイン&ディスプレイ業界向け エコソルベントインク搭載
大判インクジェットプリンター3機種新発売
- 新開発「UltraChrome GS3インク/GS3インク with RED」、「PrecisionCoreTFPプリントヘッド」搭載モデル -

高画質モデル『SC-S80650』


 エプソンは、サイン&ディスプレイ業界向け64インチ対応エコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンターの新商品として、「PrecisionCoreTFPプリントヘッド」を2基搭載し、新開発の「UltraChrome GS3インク with RED」を採用した高画質モデル『SC-S80650』をはじめ、ハイスピードモデル『SC-S60650』、スタンダードモデル『SC-S40650』の全3機種を2016年5月24日より発売する。

 エプソンのエコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンターは、2012年5月のサイン&ディスプレイ業界向けプリンター市場への本格参入以来、屋内外装飾、壁紙、ウィンドウディスプレイ、屋外バナー、カーラッピングなど、様々な商業用途で使用され、好評を得ている。

 今回の新商品『SC-S80650』『SC-S60650』『SC-S40650』は、商業用プリンターとして必要な「高画質」「高生産性」「信頼性」をさらに追求し、機能を改善した商品。

 高画質と高生産性の両立を実現

 新開発の「UltraChrome GS3インク/GS3インク with RED」は、「広色域」「明るい色表現」「光沢感」を兼ね備え、さらなる高画質を実現。また、インクの改良により乾燥性が高まったことで、実務で重要となる印刷後の巻き取り時間までの生産性を高め、高速印刷の性能を充分に発揮する。

 「PrecisionCoreTFPプリントヘッド」は、真円のノズルからインクを正確な位置に必要な量だけ打ち出すことで、印刷品質を向上する。また、新たにソフトウェアRIP用の入力プロファイル「Epson Wide CMYK Input Profile」を用意。このプロファイルは、色再現領域を拡大し、鮮やかな色を再現する。
 さらに、「粒状感の低減」「色域の最大化」「バンディングの低減」の3つの効果を発揮する新たな技術の搭載により、安定した高画質を実現する。

 安心のプリント品質と安定稼働を実現

 新たに搭載したメンテナンス作業回数を大幅に削減する「布ワイパー」、プリンター内の空気をきれいに保つ「空気循環システム」、チューブ内のインクの沈殿を減少させる「インクフローレギュレーター」により、高いプリント品質を保つ。

 そして、コンパクトかつフラットな排紙の経路を確保するためフレーム構造を改善、メディア送り用ローラーの大径化、メディアを押えるローラー数の増加により、メディアの斜め給紙やしわ、巻き取りズレを減らし、より正確な紙送りを実現。さらに、メディアの重量や直径などの状況を感知し紙送り量を制御するシステムを進化させ、メディアの安定搬送を可能にする。これらにより、プリント出力サイズの精度を向上し、安定稼働を実現することで信頼性を高める。
 屋外装飾で重要な耐候性は、従来機の「SC-S70650」「SC-S50650」「SC-S30650」と同様のラミネート無しでの最大3年※1を実現。製品保証期間は従来の1年間から2年間に延長。導入後も安心して使用できる。

 ※1:ホワイト、メタリックシルバーインクは除く。



<商品特長>

レッドインク搭載による圧倒的な色再現力と高速印刷を両立する高画質モデル『SC-S80650』

『SC-S80650』に採用した新開発「UltraChrome GS3インク with RED」は、レッドインクを搭載したことで、色域を拡大し、メリハリのある圧倒的な色再現を実現。今回は、9色、10色の組み合わせから、用途や使用状況に応じて自由にインクセットを選択できる3つのモードを用意した。
ホワイトインクは、透過性の高いウィンドウディスプレイ等の透明なメディアに使用する際に、ホワイトインクをカラーの下に使用することで、カラーをより鮮やかに表現する効果があり、メタリックシルバーインクは、アクセサリーなどの金属を表現する際に、金属をよりリアルに表現し、さらにカラーインクを組み合わせることで、ゴールドやブロンズトーンを再現できる。
また、「PrecisionCoreTFPプリントヘッド」を2基搭載しているため、高画質でありながら、高速印刷も実現することができる。

高速印刷による高生産性を実現するハイスピードモデル『SC-S60650』

『SC-S60650』は、『SC-S80650』同様に「PrecisionCoreTFPプリントヘッド」を2基搭載し、高速印刷を実現する、ハイスピードモデル。インクは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック4色の新開発「UltraChrome GS3 インク」を採用し、4色でありながら、高速印刷時でも広色域と鮮やかな色彩表現を可能にする。

優れたコストパフォーマンスを実現するスタンダードモデル『SC-S40650』

『SC-S40650』は、初期導入コストをおさえ、優れたコストパフォーマンスを実現するスタンダードモデル。『SC-S60650』と同様に、インクはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック4色の新開発「UltraChrome GS3インク」を採用することで、4色でありながら、広色域と鮮やかな色彩表現を可能にする。



商品名  仕様  価格(税別)  発売日 
SC-S80650 64インチ対応
9色/10色搭載 高画質モデル
2,200,000円 2016年5月24日
SC-S60650 64インチ対応
4色搭載 ハイスピードモデル
2,200,000円
SC-S40650 64インチ対応
4色搭載 スタンダードモデル
1,700,000円




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2015-10-29

キヤノン
簡単操作で大判カラーコピーやスキャンが可能
大判インクジェット複合機“imagePROGRAF iPF770 MFP”など2機種を発売 


imagePROGRAF iPF770 MFP


 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、簡単操作でコピーやスキャンが可能な“imagePROGRAF iPF770 MFP” と“imagePROGRAF iPF670 MFP”の2機種を、2015年11月中旬より発売する。


品名 imagePROGRAF iPF770 MFP imagePROGRAF iPF670 MFP
価格 69万8,000円(税別) 59万8,000円(税別) 
発売日
2015年11月中旬


 おもな特長

 A0ノビ対応の“iPF770 MFP”とA1ノビ対応の“iPF670 MFP”はいずれも5色インクを採用し、PCなしで大判カラーコピーやスキャンが可能な大判インクジェット複合機(MFP)。スキャナー※1を小型・軽量化し、プリンターと一体化したことにより、MFPとしての設置性や移動性に優れている。また、スキャナーのパネルを操作するだけで簡単かつ手軽にコピーやスキャンが可能。

 PC不要の簡単操作で大判カラーコピーやポスター作成などが可能

 スキャナーに原稿をセットしてパネルを操作するだけで、PCを使わずに大判カラーコピーやスキャンが可能。建設・土木・設計の現場などでCAD図面や地図のコピーや、手書きで修正した図面のデジタル化が簡単に行える。また、拡大コピーも容易なため、教育現場、金融、流通市場や一般オフィスなどでA4サイズの資料やチラシから大判サイズにコピーして教材、ポスター、掲示物にするなど幅広い用途に活用できる。

 小型・軽量のスキャナーとプリンターを一体化したコンパクト設計

 上位機種の「大判コピーシステムセットM25/M40 MFP」※2(2013年1月発売)に比べ、スキャナーを小型・軽量化しており、容易なセットアップが可能。また、場所を取らないコンパクトな設計により、建設現場事務所、教育現場や小売店の事務所などの限られたスペースでも設置できるほか、移動時の取り扱いが容易。

 大判プリンターの市場動向

 紙図面のデジタル化や手書き修正した図面をコピーし関係者間で共有するなど、CAD図面を扱う業者において図面のスキャンやコピーへの需要は高まりを見せている。特に、建築、土木、製造など個々の現場では大量のCAD図面の電子化や承認プロセスの電子データによる実行など日常業務のワークフローにMFPが定着しつつある。一方、教育現場で教科書や資料集の一部をカラー拡大コピーして授業に使用するほか、金融/流通市場でチラシやカタログなどを大判サイズにコピーして店内にポスターとして掲示するなどの大判プリントへのニーズも確実に広がりを見せている。この傾向を受けて、MFPの市場はさらに裾野が広がり、「低価格・コンパクト・高い操作性」といった需要も顕著に表れ始めている。
 これらを背景に、大判インクジェット複合機の市場はここ数年で拡大している。2014年の販売台数は世界で約2万台、国内で約1,800台。2015年の販売台数は世界で約2万5千台、国内で約2,300台が推定されている。


※1 スキャナーは英Colortrac社製。
※2 別売りの大判プリンターimagePROGRAFが別途必要。






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2015-9-9

エプソン
プルーフ、写真、ポスター用途向け大判プリンターラインアップを一新
新インクテクノロジー「UltraChrome HDXインク」搭載
B0プラス対応モデル『SC-P9050』など全4機種6モデル新発売


『SC-P9050』


 エプソンは、大判インクジェットプリンター「SureColor」の新商品として、新インクテクノロジー「UltraChrome(ウルトラクローム) HDXインク」搭載の10色顔料インクモデル『SC-P9050シリーズ』(B0プラス対応)、『SC-P7050シリーズ』(A1プラス対応)、「UltraChrome HDインク」搭載の8色顔料インクモデル『SC-P8050』(B0プラス対応)、『SC-P6050』(A1プラス対応)を2015年10月中旬より発売する。

 新商品のプリントヘッドは、「PrecisionCoreTFPプリントヘッド」を搭載している。インクは、新インクテクノロジー「UltraChrome HDXインク」および「UltraChrome HDインク」が搭載され、フォトブラックインクの顔料粒子量が従来比約1.5倍に増量したことで、黒濃度が向上。カラー印刷時には、より立体的な表現が可能になり、モノクロ印刷時では暗部の微妙な階調の変化を忠実に再現することができる。

 ※セイコーエプソン評価結果に基づく。


 新商品の10色顔料インクモデル『SC-P9050』、『SC-P7050』は、従来機で好評のライトグレーインクを搭載したモデル『SC-P9050G』、『SC-P7050G』に加え、バイオレットインクを搭載したモデル『SC-P9050V』、『SC-P7050V』を新たにラインアップ。

 特にバイオレットインクを搭載したモデルは、従来機と同様のグリーン、オレンジインク搭載によるグリーンからイエローへの色域拡大に加え、バイオレットインクの効果により、青から紫の色域がさらに拡大したことで、特色が求められるパッケージ(包装印刷物)プルーフ用途などの印刷業に適したモデル。



商品名 仕様 価格(税抜) 発売時期
SC-P9050V 10色顔料インク、B0プラス対応、バイオレットインク搭載モデル 698,000円 2015年
10月中旬
SC-P9050G 10色顔料インク、B0プラス対応、ライトグレーインク搭載モデル 698,000円
SC-P7050V 10色顔料インク、A1プラス対応、バイオレットインク搭載モデル 398,000円
SC-P7050G 10色顔料インク、A1プラス対応、ライトグレーインク搭載モデル 398,000円
SC-P8050 8色顔料インク、B0プラス対応 598,000円
SC-P6050 8色顔料インク、A1プラス対応 348,000円

セットモデル

商品名 仕様 価格(税抜) 発売時期
SC-P8ACD 教育機関向け
モデル
『SC-P8050』+「半光沢紙(36インチ)」+「搬入」 オープン
プライス
2015年
10月中旬
SC-P6POP 高画質ポスター作成
モデル
『SC-P6050』+「かんたん!POPプリントStandard Edition3」+「半光沢紙(A1)」 398,000円
SC-P8050H HDDモデル 『SC-P8050』+HDDユニット(320GB) 658,000円
SC-P6050H 『SC-P6050』+HDDユニット(320GB) 408,000円
SC-P9VPSPC ソフトリッパーモデル 『SC-P9050V』+CPSソフトリッパーLite2
インストールPC
898,000円
SC-P9GPSPC 『SC-P9050G』+CPSソフトリッパーLite2
インストールPC
SC-P7VPSPC 『SC-P7050V』+CPSソフトリッパーLite2
インストールPC
598,000円
SC-P7GPSPC 『SC-P7050G』+CPSソフトリッパーLite2
インストールPC
SC-P8PSPC 『SC-P8050』+CPSソフトリッパーLite2
インストールPC
798,000円
SC-P6PSPC 『SC-P6050』+CPSソフトリッパーLite2
インストールPC
548,000円




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2015-7-16

キヤノン
充実したソフトウエア群により多様なソリューションを提供
大判インクジェットプリンター“imagePROGRAF iPF850”など5機種を発売

imagePROGRAF iPF850



 キヤノンは、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品として、大量連続出力に適した“imagePROGRAF iPF850”など計5機種を、2015年7月15日より順次発売する。


形名

価格  発売日 
imagePROGRAF iPF850  134万8,000円  2015年7月15日   
imagePROGRAF iPF840 99万8,000円
imagePROGRAF iPF830  64万8,000円 
imagePROGRAF iPF670  オープン価格   2015年8月中旬  
imagePROGRAF iPF770 School 


 おもな特長

 新製品はいずれも5色インクを採用したモデル。B0対応の“iPF850/iPF840/iPF830”はCAD図面などの連続大量出力に適している。A1ノビ対応の“iPF670”は本体がコンパクトサイズで建設工事現場事務所や小売店などの限られたスペースでも設置可能。また、A0ノビ対応の“iPF770 School”は学校向けイラスト素材集を備えたソフトウエアを搭載しており、教育現場におけるポスター作成を支援する。

 充実したソフトウエア群により多様なソリューションを提供

 CAD出力、ポスター出力、出力管理など用途に適したキヤノン独自のソフトウエアをそれぞれ標準同梱しており、快適な大判出力を強力にサポートする。出力ワークフローを効率化するソフトウエア「Direct Print & Share」を用いることで、PDFやJPEG、TIFF、HP-GL/2など種類の違うファイルでも、それぞれの専用アプリケーションを起動することなく、簡単に一括印刷することができる。

 「ストップレスインクタンク交換」システムによる高い生産性

 高速出力を実現しているほか、「ストップレスインクタンク交換」システムの採用により、連続印刷中にインクタンクが空になってもサブインクタンクに蓄えられたインクを自動で継続して供給するため、印刷を継続したままインクタンクの交換が可能。加えて、“iPF850”は新開発の大容量スタッカーと2段ロール給紙を標準装備しており、給紙から排紙まで連続大量出力を強力にサポートする。

 CAD図面やポスターを高画質に再現

 発色性に優れたマゼンタインクを採用することにより、CAD図面やGIS(地理情報システム)における赤い線、文字や地図の視認性が向上するなど、高画質を実現している。また、高い色再現性により、鮮やかなポスターや掲示物などの作成が可能。

 ●大判プリンターの市場動向

 CAD図面のカラー化需要の高まりや、建築、土木、製造など個々の現場での分散出力というプリントニーズの増加が、昨今のCAD市場の傾向として挙げられる。この傾向を受けて、大判インクジェットプリンターによるCAD図面の出力機会はますます高まりを見せている。また、業務の効率改善、無駄の排除、即時性などを背景に、従来は外部に委託していたポスターなどの大判出力物を内製化しようとするニーズも確実に広がりを見せている。
 これらを背景に、大判インクジェットプリンター市場はこれまで堅調な拡大を続けている。2014年の販売台数は世界で約22万6千台、国内で約3万1千台。2015年の販売台数は世界で約22万7千台、国内で約3万2千台が見込まれている。

  A2以上の用紙サイズに対応する大判インクジェットプリンターにおいて。17インチ(紙幅432mm)廉価モデルを除く。




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2015-5-8

エプソン
高生産性と高画質印刷を両立する「HQモード」機能を追加
サイン&ディスプレイ業界向け大判インクジェットプリンター「SC-S50650」



 エプソンは、サイン&ディスプレイ業界向けエコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンター「SC-S50650」に、新機能として高生産性と高画質印刷を両立する「HQモード」機能を追加し、2015年5月7日より出荷開始した。

 「SC-S50650」は、2012年12月の発売以来、デュアルヘッドによる高速印刷で、高い生産性を実現するサイン&ディスプレイ業界向けハイスピードモデルとして好評を得ている。

 今回新たに搭載した「HQモード」は、高速印刷時に発生しがちなバンディングを抑え、高画質印刷を実現する機能。同機能が搭載されたことにより、高速印刷でも安定した高画質を可能にし、印刷ワークフローにおける課題解決により、お客様の業務の効率化に大きく貢献する。





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2015-4-9

日本HP
HP Designjetシリーズにスキャン機能を搭載した大判複合機を追加



 日本ヒューレット・パッカードは、B0ノビサイズ(44インチ)に対応するスキャナーを搭載した、テクニカル向け大判複合機の新製品「HP Designjet SD Pro MFP」を発売する。

製品名 希望小売価格(税抜) 販売開始日
HP Designjet SD Pro MFP 1,848,000円 4月9日



 「HP Designjet SD Pro MFP」は、高速かつ正確なスキャン、コピー、プリント機能を搭載するB0ノビサイズ対応の大判複合機。土木、インフラ、建設、GISなど幅広いお客様に対し、図面や航空写真、地図製作をはじめ古い図面のデジタルアーカイブ化など、業務の生産性を高める。また、新製品は、先進的なCISスキャニングテクノロジーを搭載した「HP Designjet SD Pro Scanner」と「HP Designjet T1300PS ePrinter」をセットにした、プリンター、スキャナー、コントローラーを搭載するオールインワンの製品のため、一貫した操作性で直観的な操作が可能。

《「HP Designjet SD Pro MFP」の主なスペック》

用紙サイズ: 最大1,118mm(44インチ)
印刷速度:A1サイズ線画データ(普通紙)使用
    高速:約28秒/枚、標準:約1.3分/枚、高品質:約4.3分/枚
インク: 6色HP Viveraインク(染料:C、M、Y、Pk、G/顔料:Mk)
印刷最高解像度: 2,400×1,200dpi /スキャナー方式: CIS 方式
スキャン速度: カラー 15cm/秒、モノクロ 33 cm/秒
スキャン解像度: 最高9,600dpi
メモリ HDD: 500GB/RAM:2GB
対応ファイルフォーマット:PDF、TIFF、JPEG、DWG
接続インターフェイス: USB2.0 High Speed、1000BASE-T Ethernet
外寸(幅×奥行×高さ): 1,930×766×1,390mm
その他:ダブルロール搭載、グレーインク搭載、
    大判クラウドソリューション「HP Designjet ePrint & Share」 





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